日本一大きなカルデラ屈斜路湖は巨大生物が潜んでいる!?
あの有名な阿蘇カルデラよりも大きいという北海道の屈斜路カルデラ。カルデラ湖としても最大規模を誇る屈斜路湖は、きれいな水なのに魚がほとんどおらず、代わりに恐竜のような巨大生物が生息している…!?その謎に迫っていきます。
日本一大きなカルデラ湖、屈斜路湖

日本一透き通った水を持つ摩周湖、特別天然記念物のマリモを生んだ阿寒湖。北の大地北海道で、それら二つの有名な湖のそばにもう一つ、屈斜路湖(くっしゃろこ)という奇妙な名前を持つ湖があります。名前の由来はアイヌ語の「クッチャロ(沼の水が流れ出る口)」。

日本最大のカルデラである屈斜路カルデラの衛星写真。これを見ると、まるで屈斜路湖は半月のよう。もしかして、向かって右半分も湖だったのでは…?そうです、屈斜路湖はできあがった当時は円形だったのが、噴火によって半分を失い、今の形となったのです。
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カルデラ湖の特徴である立派な外輪山が、ぐるりと取り囲んでいます。カルデラ湖としては日本最大の面積で、すべての湖の中でも日本で第6位の大きさを持ち、冬にはこれが全面結氷するのだそう。

全面結氷すると、日本でも最大規模の「御神渡り(おみわたり)」という現象が見られることもあります!
御神渡りとは、厳しい寒さで氷が収縮して裂けたところへ水が入り込み、盛り上がって氷堤のようなものができる現象のことで、昼夜の激しい温度差によって起こります。

水が綺麗で澄みわたっているのは魚がほとんど棲んでいないから、というのも屈斜路湖に流れ込む河川は強酸性の温泉水を含んでいるものが多く、屈斜路湖自体の酸性度も相当高くなっているのです。この水では、生き物はほとんど生きていくことができません。

湖中央に浮かぶ中島も、日本最大規模の湖中島です。この中島ができあがった過程には、「アイヌの巨人が巨大な魚を捕まえて山に縛り付けると魚が暴れて山が崩れた。そこからできたのが中島」という伝説が残されています。いかにも北海道らしい壮大な伝説ですね。
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壮大といえば…屈斜路湖には、昭和50年代に巨大生物生存の噂が立ったこともありました。その名もクッシー!
ネス湖のネッシーにならってつけられたものです。このクッシー像(?)を見る限り、フタバスズキリュウを彷彿とさせる姿ですね。
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「湖で大きな影を見た!」「激しい波紋が発生していた!」という目撃が相次いだことから生まれたクッシー伝説。なんともロマンがあるものの、前述したとおり屈斜路湖は非常に強酸性の水質を持ちます。残念ながらクッシーのような巨大生物が生息している可能性は限りなく低いのです…。

カルデラだということは、この辺は火山地帯。当然、湖畔には温泉が並びます!和琴温泉やコタン温泉、また湖畔からは少し離れますが川湯温泉という北海道有数の温泉地もあります。広い湖面に巨大生物のロマンを感じつつ、旅の疲れをゆっくり癒してみてはいかがでしょう。
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冬は400~500羽の白鳥が羽を休めに来るという屈斜路湖。四季折々の美しさのある豊かな自然を感じに、ぜひ屈斜路湖を訪れてみてください。

屈斜路湖
- 住所:
- 北海道川上郡弟子屈町屈斜路湖
- アクセス:
- 弟子屈町(阿寒バス弟子屈営業所)から 和琴半島まで路線バスで約35分
