北海道・屈斜路湖で釣りを楽しもう!魚と真剣勝負をしませんか

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屈斜路湖は日本最大のカルデラ湖です。キャンプやカヌー・ボートなどのマリンスポーツも人気ですが、この雄大でスケールの大きい湖ではダイナミックな釣りが楽しめます!漁業権のない屈斜路湖はスポーツフィッシングのメッカで、全国から釣り人が訪れます。原生の大自然の中で、魚たちとの真剣勝負をしてみませんか。

日本最大のカルデラ湖、屈斜路湖

屈斜路湖は日本最大のカルデラ湖です。湖の周りは57kmもあり、車で一周するのに約1時間かかります。湖畔は原生林にぐるりと囲まれ、いかにも北海道らしい手つかずの大自然。かと言って人を寄せ付けないわけではなく、皆が遊べるおおらかさが屈斜路湖の魅力のひとつです。

キャンプやカヌー、近場には温泉も

屈斜路湖の東岸では、砂浜を掘ると温泉の出てくる砂湯があります。砂湯や南岸の和琴半島がキャンプ場になっていて、6月下旬から9月上旬までキャンプを楽しむことができます。ふらっと遊びに来てバーベキューをしている人もいますよ。お昼時の湖畔はあちらこちらで美味しそうな匂いが漂っています。

また屈斜路湖ではカヌーやヨットなどのマリンスポーツも人気があります。晴れた日にキラキラした日差しがきらめく中をカヌーが進む様は、本当に気持ちが良さそう。東に2kmほど行けば、「源泉かけ流し100%宣言」をしている川湯温泉街が賑わっています。観光客も地元の人も大人も子どももお年寄りも、思い思い自由に遊べるのがこの辺りの素敵なところ。

スポーツフィッシングのメッカ

一方で、屈斜路湖はスポーツフィッシングのメッカでもあります。漁業権のない屈斜路湖は、入漁料がかからずに釣りを楽しめることもあってか、ダイナミックな釣りを楽しむ釣り人が全国から訪れます。湖のあんなところに人がいます!湖水に半身を浸しフライフィッシングに興じるワイルドな釣り人に驚かされます。

GW前後から初夏までの約2カ月と、秋から湖面が結氷するまでが屈斜路湖の釣りシーズンです。

屈斜路湖で釣れる魚種は

屈斜路湖で生息が確認されている魚種は、アメマス、ニジマス、ヒメマス、サクラマス、ウグイ、エゾウグイ、イトヨ、ワカサギなどです。特にレインボーと呼ばれている虹色に輝くニジマスや、体表に白い斑点が特徴的なアメマスなどのマス類は、大きいもので体長50cm以上、中には70cmを超えるものも見られます!

体長70cm超えが針にかかったときの釣竿のしなり、魚の強い引きは、一度味わったらやめられません。屈斜路湖は釣り人にとって大変魅力的な釣り場なのです。

キャッチ&リリース

ところで、弟子屈町では、屈斜路湖で釣りをする人にいくつかのルールを守ってもらうようお願いしています。例えば、キャッチ&リリースを基本とすること、釣竿は1本だけ使用すること(予備竿は持っていってもOK)などのルールがあります。せっかく釣れた大物を持ち帰りたいでしょうが、ここはぐっと我慢。

魚の産卵を守る

稚魚を釣らない、流入河川では産卵魚を守るために釣りをしないなどのルールもあります。また湖に水が流れ込むインレットや、反対に湖から水が流れ出すアウトレットは、魚が産卵場所として選ぶことも多い場所。湖の未来を守るために、釣り人は自主的にインレットやアウトレットを避けているそうです。

魚が棲めないときもあった

1938年に起きた屈斜路湖地震の影響で、湖水の水質は酸性になりました。1988年までpH4.5~5.0と湖水としては酸性が強く、屈斜路湖には長い間魚がいませんでした。しかし、その後なぜか中性化が進みました。継続的に川湯温泉から酸性の流入水があり、アルカリ源は特定できず、人為的な中和をしていないにも関わらず、屈斜路湖に魚の棲める環境が戻ってきました。

だから、行政も釣り人も屈斜路湖の魚や環境の保護に力が入っているのでしょう。弟子屈町発行の「屈斜路湖フィッシングルール&マナー」が周辺の市町村の様々な店舗に置いてあります。弟子屈町のホームページからもダウンロードできますので、よろしければ読んでみてください。

屈斜路湖でダイナミックな釣りを楽しもう!

屈斜路湖はキャンプやカヌー・ボート、温泉などで賑わう観光スポットですが、釣りも人気です。原生の大自然でダイナミックなスポーツフィッシングを楽しむ釣り人が、地元の人はもちろん全国から訪れます。

屈斜路湖の美しい自然の移ろいの中に身を置いて、魚たちとの真剣勝負をしてみませんか。

屈斜路湖
住所:
北海道川上郡弟子屈町字美留和
アクセス:
川湯温泉駅からバスで40分、女満別空港から車で約1時間、釧路空港から車で約1時間30分

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umi

北海道在住の旅行大好きな30代女子です。
旅行では主に世界遺産や絶景スポット巡りをしています(*^_^*)
もちろん、ご当地グルメもはずせないポイントのひとつ♪
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