イタリア・カプリ島「カルトゥージア」!王妃から愛された伝統の香水
13736views- 住所:
- Viale Axel Munthe, 26 - IT
- 電話番号:
- 0818373668
- アクセス:
- サントステファノ教会より車で14分(4km)
- 価格:
- オードトワレット55ユーロ~
- おすすめの時期:
- 通年
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カプリ島にある世界で一番小さな香水製造所「カルトゥージア」。王妃の歓迎から生まれた歴史ある伝統の香水メーカーです。カプリの花々やレモンフレーバーを使った“カプリらしい”香水が揃うカルトゥージア。その歴史やオススメアイテムをご紹介します。
「カルトゥージア」はカプリ島の中心部に位置する香水店。おしゃれな外観からは想像出来ないほどその歴史は古く、1380年代まで遡ります。
1380年代、アンジュー家のジョヴァンナ王妃がカプリ島を訪問。サンジャコモの修道院は島中の美しい花々を生けて歓迎しました。王妃が帰った後、修道院長はその花器から神秘的な甘い香りが漂っていることに気づきます。その香りの源は、カプリ島に自生する植物 "ガロファノ・シルヴェストレ"が発していることが判明。そして、この水がカプリ島最初の香水になったと言われています。
1940年、古文書の中から香りの水の話を見つけた当時の修道院長は、ローマ法王の許可を得て伝説の香水を再現することに成功。
こうして世界で一番小さな香水製造所 「カルトゥージア」が生まれました。
2002年9月までイタリア国内にすら流通していなかったカルトゥージアの香水。カプリ島の香水製造所まで行かないと手に入らない門外不出の香水でした。
今ではネット販売や空港内のショップなどでも販売されており、以前より容易に入手できるようになりました。
しかし!やっぱり本店は別格。品揃えも充実しています。
本店の店内では香水が手作りされており、その工程を見ることができます。カプリ島の香り高い果実ハーブをはじめとする天然原料を使い、伝統の手法を守り続けています。
誕生の背景や歴史深さも相まって、素敵なデザインのパッケージは品も感じられます。
数ある商品の中からオススメをご紹介します。
カプリの花々と名付けられた香水。シクラメンやガーデニア、オレンジブロッサム、ベルガモットなど7種のカプリの花をミックスした女性らしい香り。
地中海と名付けられた香水。レモンの産地でもあるカプリ島らしいレモンリーフがアクセントの爽やかな香り。
「カルトゥージア」はいかがでしたか?カプリ島を訪れるなら、ぜひお気に入りの香りを探してみてくださいね!
イタリア在住。在住者ならではのディープな情報をお伝えします。
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