スリナム

Suriname

【多種多様な文化が共存した南米最少国家 スリナム】

南米大陸北東部に位置するスリナムは、日本との時差-12時間。アムステルダム、ソウルなどで乗り換え、約25時間前後の総フライト時間を経て入国する。かつてオランダ東インド会社が進出した影響で、オランダ人だけでなく、インド系、ジャワ系、スリナム・クレオールなど様々な民族が居住してきた。首都パラマリボでは、キリスト教系のセントジョージ大聖堂などとともに、イスラムモスク、ヒンドゥ教寺院が混在していることに注目すると良い。旧市街地でもあるパラマリボ市街地歴史地区は、ユネスコ世界遺産の文化遺産として登録されており、白を基調としたコロニアル様式の木造建築物が整然と立ち並ぶ中、大統領官邸、財務省、改革派の教会塔、ズィーランディア要塞などの史跡が残る。自然遺産として登録された中央スリナム自然保護地区は、ありのままの自然が色濃く残る熱帯雨林地帯に位置し、現在でも調査未完了のエリアが多い。分かっているだけでも6000種以上の植物、400種以上の動物が生息している。

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