熊本県・山鹿観光のおすすめ観光スポット15選!温泉情緒を満喫しよう!

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熊本県の山鹿温泉は古くから知られています。温泉情緒を楽しみながら、歴史ある街並みの散策もおすすめです。ここでは山鹿温泉やその周辺の観光スポットを紹介しましょう!

1. さくら湯

出典: yamaga.site

山鹿温泉に来たらまず訪れたいのが「さくら湯」。江戸時代に、肥後細川藩初代藩主・細川忠利公は山鹿の温泉をたいへん気に入り、藩の御茶屋を新築したのが「さくら湯」のはじまりです。明治初期に大改修が行われ、以来、市民温泉として親しまれて来ました。その後、改修や老朽化によってオリジナルの建物は失われてしまったのですが、平成23年に往年の姿に復元されました。

唐破風のある南北の玄関や十字にクロスした独特の屋根の形、貴賓客が使用した「龍の湯」など、江戸時代の建築様式を可能な限りに再現しています。

出典: yamaga.site

温泉は源泉かけ流し。アルカリ性単純温泉で、神経痛、疲労回復、筋肉痛、関節痛、リューマチなどに効用があるとされています。せっけん・シャンプー・リンスなどは用意されていませんが、館内で買うこともできます。浴槽は男湯、女湯それぞれ1つだけで、脱衣場はあまり広くないので協力して利用してください。

毎年秋には「山鹿温泉祭」が開催され、その期間にはカフェもオープン。お座敷でのんびりとくつろぐこともできます。楽しいイベントが多いので、この時期に合せて山鹿温泉を訪れるのもおすすめです。

さくら湯
住所:
熊本県山鹿市山鹿1番地1
営業時間:
06:00~00:00
電話番号:
0968-43-3326
アクセス :
山鹿バスセンターから徒歩

2. 八千代座

「八千代座」は山鹿温泉にある芝居小屋です。明治43年、山鹿の実業家"旦那衆"の尽力によって建てられ、その後、国の重要文化財に指定されています。一歩入口を入れば、江戸時代にタイムスリップ!ドイツ製のレールを使った廻り舞台や桝席・花道など充実した機能を持ち、江戸時代の歌舞伎小屋の様式を今に伝えています。

こけら落しの歌舞伎から活動写真(映画)、大正時代には浪曲(浪花節)など、地元の人たちに親しまれて来ました。坂東玉三郎丈をはじめ多くの歌舞伎役者や俳優・歌手の公演が行われるなど、山鹿温泉の人気スポットとなっています。

現在も市川海老蔵や坂東玉三郎などの公演が行われている「八千代座」。昔の雰囲気をたっぷりと味わいながら、公演もぜひお楽しみください。

また、八千代座見学が行われ、八千代座の案内人が舞台の裏側など、八千代座の見どころを楽しく紹介してくれます。同時に舞台では山鹿灯籠踊りを鑑賞することができます。地元の伝統芸能を鑑賞できる貴重な公演なので、機会があったらぜひ訪れてみてください。料金は無料ですが、席に限りがあります。詳細は直接お問い合わせください。

八千代座
住所:
熊本県山鹿市山鹿1499
営業時間:
09:00~18:00
電話番号:
0968-44-4004
アクセス :
山鹿温泉さくら湯のそば

3. 山鹿灯籠民芸

出典: yamaga.site

古くから山鹿の地に伝わる「山鹿灯籠」を展示しているのが「山鹿灯籠民芸」で、山鹿温泉の人気観光スポットの一つになっています。山鹿灯籠は和紙と少量ののりだけで作られ、その繊細さと美しさから和紙工芸の極致とも称されています。

山鹿灯籠の歴史は古く、室町時代より受け継がれているものです。山鹿の人々が大宮神社へ奉納していたのが始まりで、長い歴史の中で職人たちが美しい作品を作るようになりました。和紙のみを使って作られたとは思えないほど重量感があり、しかも中身がすべて空洞となっていて、その職人技には驚かされます。

出典: yamaga.site

山鹿では灯籠を製作する職人を「灯籠師」とよびますが、別館では制作実演を見ることもできます。また、現役の灯籠職人によるミニ灯籠づくり体験も行っています。

「山鹿灯籠民芸」の建物は大正14年建築の銀行を改装したもの。重厚でひときわ目を引くモダンな造りとなっています。毎年、毎年8月15日から17日にかけて山鹿灯籠祭りが行われます。「奉納灯籠」や「花火大会」「たいまつ行列」など見どころが多く、中でも灯籠を乗せた女性たちが優雅に舞い踊る「千人灯籠踊り」は圧巻です。

山鹿灯籠民芸
住所:
山鹿市九日町1606-2
営業時間:
09:00~18:00
電話番号:
0968-43-1152
アクセス :
山鹿温泉内

4. 金剛乗寺

金剛乗寺は、天長年間(824~834年)に空海によって開かれました。当時は大きな寺院で、西の高野山とも言われました。一時は途絶えましたが後鳥羽天皇の勅願で再建され、宝徳年間(1449~1452)に宥明法印住職によって復興されました。宥明法印住職は1473年に山鹿温泉が枯れてしまった時、薬師寺を建てて祈願し、温泉の復活させた人物です。

本尊は薬師如来。本堂には大日如来、宥明法印像、聖天・不動明王が祀られています。境内には修復された如意輪観音堂があり、見事な仏像を見ることができます。

金剛乗寺の参道にある石門は、めがね橋築造技術を生かした国内でも数少ない構造として有名です。円形の形が"縁"を思わせることから縁結びのパワースポットとしても親しまれています。文化元年(1804年)に石工・甚吉によって造られたもので、市の「特別文化財工芸品」に指定されています。

静かな雰囲気のお寺で、桜の木や梅の木などが植えられています。寺に奉られている「聖天さん」は、縁結び・夫婦円満・お金をつかさどる愛と富貴の神様として、地元の人に慕われています。山鹿温泉を訪れた際には、ぜひお立ち寄りください。

金剛乗寺
住所:
熊本県山鹿市山鹿1592
電話番号:
0968-43-3539
アクセス :
山鹿温泉

5. 薬師寺

文明5年(1478年)3月、それまでこんこんと湧いていた山鹿温泉の湯が突然枯れてしまいました。当時の湯主、左近郷近宗がいろいろと手を打ってみましたが効果がなく、金剛乗寺の住職・宥明法印が薬師堂を建立し祈願したところ、見事に湯が復活したと伝えられています。宥明法は不眠不休で祈祷し、満願を迎えると湯が以前に勝る勢いで湧き出したそうです。

その後、宥明法印が遷化したとき、紙細工の名人・山口兵衛が数百の紙灯籠を作り、霊前に供えたのが山鹿灯籠の起こりとも言われています。

(画像はイメージ)

山鹿では、薬師堂を湯の守り神として今も大切にしています。現在の薬師堂は明治5年の再建で、薬師如来と日光・月光菩薩及び十二神将を安置しています。小さなお堂ですが、門を構え整えられいて、町の人々に大切にされていることがうかがえます。

山鹿温泉を訪れた際には、山鹿温泉に縁の深いこの薬師堂や金剛乗寺もぜひ訪れてみてください。近くには八千代座やさくら湯などの観光スポットもあり、温泉街を散策するのもおすすめです。山鹿温泉の風情を楽しんでくださいね。

薬師寺
住所:
熊本県山鹿市山鹿987-3
電話番号:
0968-43-1579 山鹿市商工観光課
アクセス :
山鹿温泉内

6. 大宮神社

山鹿灯籠まつりの発祥といわれている「景行天皇奉迎伝説」の舞台となったのがこの大宮神社。大宮神社は、景行天皇を主祭神とし、阿蘇十二神を併せ祀る神社です。神域は約1万平方メートルあり、八坂神社をはじめとする境内社や奉納された灯籠を保存する「燈籠殿」、猿田彦石碑群などがあります。

8月15日より17日の未明にかけて奉祝される例祭は、「山鹿灯籠まつり」として全国的に有名です。景行天皇御到着のおり、濃霧のなか里人が松明をもってお迎えしたのが起源と言われ、文禄年間(1592年 – 1596年)に松明を紙製の灯籠に代えて奉献したのがはじまりだそうです。

山鹿灯籠まつりは、民謡「よへほ節」のメロディーにのって、金・銀の和紙作られた金灯籠(かなとうろう)を頭に乗せた女性たちが町を練り歩く「千人灯籠踊り」が有名です。熊本県を代表する年中行事のひとつとして、県外からも多くの人が訪れます。奉納灯籠や奉納灯籠踊りなどが華やかに行われます。

境内社の八坂神社では、「犬子ひょうたん祭」が毎年6月15日に行われます。米の粉で作られた授与品の「犬子ひょうたん」には無病息災の意味があり、これを求めて多くの人が訪れます。

大宮神社
住所:
熊本県山鹿市山鹿196
営業時間:
08:00~16:30
電話番号:
968-44-1257
アクセス :
山鹿温泉内

7. 日輪寺

日輪寺(にちりんじ)は、平安時代に天台宗の寺として開山され、鎌倉時代に曹洞宗に改められました。菊池武時、加藤清正、細川忠利ら歴代の領主より手厚く庇護された名刹として知られています。

長い歴史を持つ寺で、境内には多くの史跡があります。菊池武時の息女了心素覚尼の五輪塔や在銘の梵鐘(1358年作)、石体観音三十三基のほか、臣蔵で知られる赤穂義士のうち細川藩にお預けになった大石内蔵助良雄を始めとする十七士の遺髪を納めた遺髪塔があります。毎年2月4日の義士命日には「義士まつり」が開催され、多くの人が訪れます。

標高142mの裏山に3月下旬から約200本の桜、4月中旬からは3万5千株のツツジが植えられていて、春は桜、初夏にはツツジが咲き誇り、訪れる人の目を楽しませています。この時期にはツツジ祭りが行われ、県外からも多くの人が訪れます。小高い山を覆い尽くすほどのツツジが咲き誇る様子は圧巻!ぜひ訪れてみてくださいね。

日輪寺境内に精進料理を味わえるお食事処『とき処 南無』があり、住職自らが山で採った山菜や胡麻豆腐を使った本格的な精進料理をいただくこともできます。

日輪寺
住所:
山鹿市杉1607
電話番号:
0968-43-5802
アクセス :
九州自動車道菊水ICから県道16号線を山鹿方面へ約20分

8. 鞠智城

鞠智城(きくちじょう)は東アジア情勢が緊迫した7世紀後半(約1300年前)に、大和朝廷(政権)が築いた山城です。663年の「白村江(はくすきのえ)の戦い」で唐・新羅の連合軍に大敗した大和朝廷(政権)が日本列島への侵攻に備え西日本各地に築いた城の一つ。九州を統治していた大宰府などに武器・食糧を補給する支援基地としての役割を果たしていました。

『続日本紀(しょくにほんぎ)』などにも記載がある歴史のある城で、平成16年2月27日に国史跡に指定されました。周囲の長さ3.5km、面積55ヘクタールの規模をもつ大きな城で、貴重な遺構が発掘調査により発見されています。

鞠智城は、日本の他の城には見られない、珍しい4基の八角形の鼓楼があります。特別な施設であったことがうかがわれ、角形という特殊な形であったことから、鼓の音で時を知らせたり、見張りをしたりするための「鼓楼」であったことが推測されています。韓国の二聖(イーソン)山城でも同じようなものがあり、注目されています。

鞠智城跡では、石を規則正しく並べて土台にした、21棟の礎石建物跡が見つかっています。また、防人の住居跡なども見つかっていて、これらは復元され一般に公開されています。

鞠智城
住所:
熊本県山鹿市菊鹿町米原443-1
営業時間:
09:30~17:15
電話番号:
0968-48-3178
アクセス :
バスで「県立装飾古墳館入口」下車

9. 熊本県立装飾古墳館

「熊本県立装飾古墳館」は「装飾古墳」の専門館です。装飾古墳とは全国の古墳時代に豪族たちが造った墓である20万基の古墳のうち、古墳の内部にある石棺や石室にレリーフや彩色で彩られた古墳のことで、全国で660基発見されています。そのうち30%が熊本県から発見され、日本一の数を誇っています。

古墳館は建築家・安藤忠雄氏の作品で、前方後円墳の形をしています。敷地内には熊本県最大級の前方後円墳があり、点対称で向い合うように建てられています。

館内には普段見ることのできない古墳内部を忠実に再現。県内の主要な装飾古墳のうち12基を選び、これらの精密なレプリカを作って展示しています。出土した副葬品などとともに展示されていて、装飾古墳について学ぶことができます。また、オリジナル映像なども上映しています。

屋外には双子塚古墳があります。丘の長さが107mある前方後円墳で、日本有数のものとされています。はにわの動物園、古墳の間をウォーキングして楽しめる園路なども作られています。また、勾玉づくりをはじめとする古代体験教室なども行われています。

熊本県立装飾古墳館
住所:
熊本県山鹿市鹿央町岩原3085
営業時間:
09:30~17:15
電話番号:
0968-36-2151
アクセス :
バス「県立装飾古墳館入口」下車徒歩20分

10.山鹿市立博物館

山鹿市立博物館は昭和53年に開館。県内で2番目に開館した博物館です。筋コンクリート2階建て、延べ面積681平方メートルのコンパクトな博物館で、山鹿市を中心とした菊池川流域の考古資料のほか、歴史資料や民俗資料を展示しています。 全国に唯一の石包丁形鉄器や30数例しかない巴形銅器など貴重な資料も展示されていて、山鹿市に来たらぜひ訪れて欲しい観光スポッとです。

博物館周辺は歴史公園「肥後古代の森」として整備されていて、装飾古墳として有名な史跡チブサン・オブサン古墳まで徒歩15分の「古代への道」が作られています。

山鹿市立博物館には江戸時代後期の民家や全国第二位の用水橋(石橋)である大坪橋が移設復元されて、とても見ごたえのある博物館です。

チブサン古墳は、今から約1500年前の古墳時代後期に造られました。前方後円墳で、内部に割り石を積み上げて作られた石室が作られています。石室の奥に石棺が置かれ、壁には赤、白、黒の三色で、様々な図形が描かれています。保存状態がとてもよく、日本の装飾古墳を代表する古墳の一つとされています。

山鹿市立博物館
住所:
熊本県山鹿市鍋田2085
営業時間:
09:00~17:00
電話番号:
0968-43-1145
アクセス :
熊本駅からバスで70分

11. 山鹿どんぐり村

「山鹿どんぐり村」は山鹿市にある自然に抱かれた温泉の郷。朝10時から翌朝7時までの営業となっていて、夜通し楽しむことができます。地下500mから沸き出す天然温泉で、内風呂、露天風呂とも源泉掛け流し。お風呂は「ふつう」「熱め」の2種類を楽しめます。男湯、女湯ともに大露天風呂のほか、寝湯もあります。タオルも販売されているので、手ぶらで利用することができます。

また、犬専用の温泉設備があり、内湯、シャワー設備とも利用できます。ドライヤーも完備されています。

大型休憩所・食事処『風』には、ゆったり広いお座敷の大広間やテーブル席が備えられています。食事をしたり、寝そべったり、テレビをみたりと思い思いに過ごせるスペース。気の定食やおつまみ、デザートなど充実したメニューが人気。個室(有料)も完備しているので、グループでゆっくりと過ごすこともできます。

マッサージルーム、カラオケルームもあり、お風呂上りに楽しむこともできます。自然に囲まれてゆったりとした時間を楽しんでください!

山鹿どんぐり村
住所:
山鹿市久原3905
営業時間:
10:00~07:30
電話番号:
0968-44-2939
アクセス :
南関インターより車で約30分

12. 江田船山古墳

江田船山古墳は熊本県玉名郡和水町にある前方後円墳です。菊池川中流の左岸台地上に広がる清原(せいばる)古墳群の中心的な前方後円墳で、墳丘の長さはおよそ62メートルあります。5世紀後半から6世紀初めに築造されたと考えられていて、後円部の石棺式石室から豪華な副葬品が発掘されています。

日本最古の本格的記録文書である75文字の銀象嵌銘をもつ大刀が出土し、注目を浴びました。そのほか、甲冑などの武器・武具類、金銅製冠帽や沓、金製の耳飾、玉などの装身具、6面の銅鏡、馬具、陶質土器になどが出土しています。

江田船山古墳は歴史の教科書に掲載されていて、知っている人も多いことでしょう。92件の出土品は、そのすべてが国宝となっていて、日本最古級の文章が刻まれている銀象嵌銘大刀は、当時の地方豪族の権力を示すものとして高く評価されています。

古墳の周囲は公園として整備されていて、お花見やピクニックなど地元の人の憩いの場となっています。江田船山古墳の石室は、自由に見学することができます。また、出土品の多くは、東京国立博物館(平成館)に常設展示されています。

江田船山古墳
住所:
熊本県玉名郡和水町江田
アクセス :
玉名駅からバスで25分(山鹿行き「菊水ロマン館前」で下車。)

13. 豊前街道

「豊前街道」は肥後・熊本(熊本市)を起点として北上し、植木・山鹿から南関を経て豊前・小倉(北九州市)に至る道です。これらの道は参勤交代道として栄え、大名行列の宿場町として栄えるなどその土地固有の産業や文化が育ってきました。古くから湯のまちとして知られていた山鹿は宿場町、文化の中心として栄え、今でも当時の建物が多く残されています。

豊前街道には、八千代座をはじめ山鹿灯籠民芸館、寺社、薬師堂や、昔の商家を利用した飲食店や土産物屋などが並び、散策が楽しめます。

戸時代から山鹿のメインストリートとして栄えてきた豊前街道は、現在も当時の面影がたっぷりと残る場所です。「山鹿羊羹」や、風味豊かな餡がギッシリ詰まった「灯籠もなか」など、山鹿独特の和スイーツを販売する店も多く、食べ歩きも楽しみ。昔ながらの蔵で仕込むお酒や塩麹、伝統製法の工芸品など、素敵なお土産もたくさん見つかるでしょう。

芝居小屋「八千代座」や、タイムスリップ気分を味わえる温泉「さくら湯」など温泉浪漫に包まれた観光スポットを楽しみながら、山鹿温泉を歩いてみてください。

豊前街道
住所:
熊本県山鹿市中央通
電話番号:
0968-43-2952 山鹿温泉観光協会
アクセス :
山鹿温泉

14. 不動岩

山鹿市東部の蒲生山に位置する「不動岩」。標高389メートルの山の中腹から天に向うように突き出している岩で、その高さは約80メートル、根回りは約100メートルあります。日本列島が出来るはるか以前、5億年以上も前の古生代(オルドビス紀)の『変はんれい岩』からできたものだと言われています。

国歌「君が代」の歌詞にある「さざれ石の巌(いわお)」となったものが不動岩です。また奇岩名勝として、熊本25景の一つにも数えられています。

平安時代に山伏たちがこの山中にこもり、不動明王を本尊として祀り修行したことから「不動岩」と呼ばれるようになったそうです。多くの山伏たちがこの岩の周りに坊を建て、修行していたと伝えられています。

不動岩のふもとまでは登山道が整備されていて、車で行くことができます。前不動・中不動・後不動の三つの岩から構成され、中不動と後不動には、遊歩道を使って登ることができるので、ぜひチャレンジしてください。頂上から見る光景は絶景と言われています。

不動岩
住所:
熊本県山鹿市蒲生
電話番号:
0968-43-1579
アクセス :
山鹿市街地から車で20分

15. 岳間渓谷

「岳間渓谷」は、菊池川の支流、岩野川上流にある渓谷です。豪快な水しぶきをあげる金原の滝や、人の背丈ほどの奇石や流水、鳥のさえずりなど、美しい自然に出合スポットとしてインキを浴びています。夏は水遊びのほか、ヤマメ釣りやキャンプ(ロッジあり)など、家族揃って遊ぶことができます。

渓谷付近を散策できる遊歩道やキャンプ場、ロッジもあります。 遊歩道には「渓谷遊歩道」「石楠花遊歩道」「つばき遊歩道」があり、その名の通り美しい花々を楽しむことができます。

キンモクセイ、シャクナゲ、ヤマザクラ、サザンカなど一年を通じて、花々を環礁できます。また、また、マスなどの釣堀もあり、マス料理をいただける食堂もあります。

金原の滝から50メートル進むと、杉木立に囲まれた小高い丘に岳間渓谷キャンプ場があります。ロッジは全棟温水シャワー・トイレ・台所・冷暖房も完備していて、手軽な料金で利用できます。また、「湯の水公園」は岳間渓谷の人気スポットで、県外からもおいしい水を汲みに来る人で賑わいます。水量豊かで、一年を通じて温度が変わらないと言われています。

岳間渓谷
住所:
熊本県山鹿市鹿北町多久
アクセス :
熊本駅からバスで110分

最後に

山鹿温泉は温泉情緒を楽しめる観光地です。歴史ある建物も多く、温泉以外にも観光を楽しめるでしょう!ここで紹介した観光スポットもぜひ訪れてみてくださいね!

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いろいろな土地の魅力をお伝えできたらと思います。よろしくお願いします!

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