福岡の太宰府天満宮へ初詣に行ってみましょう。学業成就や厄除けの御利益をお持ちの菅原道真公が祀られており三が日には200万人が参拝に訪れます。人気神社とあって混雑ぶりは規格外。そこで太宰府天満宮の初詣の混雑時間や混雑回避の時間帯をご紹介。アクセス方法や表参道、穴場的裏道や厄除けとパワースポット情報も満載!
※新型コロナウイルスの感染状況によっては、各自治体ごとに往来の自粛を要請している場合や、施設によっては休業していることがあります。施設や各自治体のホームページなどで最新情報をご確認ください。
菅原道真の神霊(みたま)をお祀りしている福岡県の太宰府天満宮。全国に12,000社ある天神さまの総本宮として知られる人気の初詣先です。
お正月三が日だけで200万人という膨大な人数のお参り客が訪れる、太宰府天満宮の初詣の混雑状況は具体的にどのような様子なのでしょうか?
学業成就や厄除けのご利益にあずかれるとあって「受験生が合格祈願に訪れた全国の寺社ランキング」で1位となったこともある太宰府天満宮について詳しくご案内いたします!
混雑時間帯と共に混雑回避が出来る時間帯や、交通規制の情報、アクセス方法やパワースポットについてもご紹介しますね。
受験生もそうでない方も、ぜひ太宰府天満宮の初詣参拝の参考にされてみてください。太宰府天満宮の見どころをご案内しているこちらの記事もチェックしてみて。
https://taptrip.jp/6505/
学問・豊穣の神と知られる天神様・菅原道真を祀る天満宮。福岡にある太宰府天満宮は、全国に数多とある天満宮の総本社といわれ、多くの参拝客が訪れます。ご利益満載、多くの願掛けスポットを有する太宰府天満宮をご紹介します。
【太宰府天満宮の初詣】元日で最も混雑する時間帯・三が日で最も混雑する時間帯
さて最初に知っておきたいのが太宰府天満宮の初詣で混雑する時間について。季節や曜日にもよりますが通常、太宰府天満宮が開門しているのは朝06時30から19時まで。
ところがお正月三が日は24時間開門されており早朝や深夜の参拝も可能になります。太宰府天満宮の境内で年越しをし、初詣をしようと考える方も多く、大晦日から元日に変わる時間帯の23時から深夜2時には大変な混雑ぶりとなります。
また、「少し温かい日差しがさしてきてからお参りに出かけましょう…」という方も多いため、元日の午前10時頃も混み合うので人酔いしてしまう方は気を付けて。さらに元日以外にも三が日の以下の時間帯は、大変な混雑ぶりとなります。
<太宰府天満宮の初詣の混雑状況・元日で最も混雑する時間帯>
・大晦日 22時ころ
・大晦日から元日に変わる時間帯の23時から深夜2時
・1月1日 08時ころ
・1月1日 10時から15時ころ
<太宰府天満宮の初詣の混雑状況・三が日で最も混雑する時間帯>
・1月2日 08時ころ
・1月2日 10時から15時ころ
・1月3日 08時ころ
・1月3日 10時から15時ころ
【太宰府天満宮の初詣】元日で混雑が緩和する時間帯・三が日で混雑が緩和する時間帯
それでは逆に混雑が緩和される時間は何時ごろなのでしょうか?太宰府天満宮の初詣で混雑を回避するポイントを見つける時に、やはり注目したいのが24時間開門しているという点。
一番の混雑ピーク時間となる、大晦日から元日に変わる時間帯の23時から深夜2時の参拝客がひけて境内から出て帰路につく頃です!太宰府天満宮の初詣で1月1日に参拝をしたいのなら深夜の04時がオススメです。
また、「もう少し遅い時間に穴場時間はない?」という方には、さらなるピークが訪れる1月1日の早朝8時前にお参りを完了してしまうというのも、ひとつのご提案。
24時間いつでも足を運べるというところに目をつけて、元日や三が日は以下の時間帯も混雑が少なめなのでチェックしてみて。
普段では入ることのできない時間に太宰府天満宮の境内に入れるという特別感も味わえるので、ワクワクもしますね。
<太宰府天満宮の初詣の混雑状況・元日で混雑が緩和する時間帯>
・1月1日 深夜04時頃
・1月1日 早朝05時から08時まで
・1月1日 18時から24時
<太宰府天満宮の初詣の混雑状況・三が日で混雑が緩和する時間帯>
・1月2日 00時から08時まで
・1月2日 09時から10時まで
・1月2日 17時から24時
・1月3日 00時から08時まで
・1月3日 09時から10時まで
・1月3日 17時から24時
太宰府天満宮の初詣は交通規制有で車でのアクセスは避けて大吉!参拝は電車やバスで
太宰府天満宮の初詣の混雑状況と混雑を回避できる時間が分かったところで、どのようにアクセスするかについても考えていきましょう。
まずお伝えしたいのは、太宰府天満宮へは初詣の時期、車でのアクセスは避けた方が良いということ。12月31日から1月3日までは太宰府天満宮近辺エリアに大規模な交通規制がしかれるためです。
そのため初詣の参拝は電車やバスでのお出かけを検討しましょう。太宰府天満宮の初詣時期の交通規制の期間と時間、場所は以下の通りです。
<太宰府天満宮の初詣期間・周辺エリア交通規制の期間と時間・場所>
・12月31日 23時から1月1日18時まで
・1月2日 9時から18時
・1月3日 9時から18時
・五条信号機から大宰府駅前信号機までは一方通行に
・表参道から太宰府天満宮境内入口までは 12月31日22時より交通規制開始
・「連歌屋信号機」から表参道へと続く垂直に続く一本道 12月31日22時より交通規制開始
※太宰府天満宮公式ホームページに記載の情報と併せてご確認することをお勧めします。
太宰府天満宮の初詣~西鉄バスの臨時「直行バス」で西鉄太宰府駅にアクセス~
太宰府天満宮の初詣期間は、一般の車両には交通規制により一方通行など制限がかけられますが、参拝客のために臨時で運行される「西鉄バスの臨時シャトルバス」ならば心配はいりません。
お正月三が日、JR二日市駅の東口から西鉄太宰府駅の間をノンストップで走る臨時バスは15分ごとのダイヤが組まれているので大変便利。
「初詣臨時・迎春」という特別仕様の行き先とともに門松の絵も表示されていますね。普段とは少し違う新年の雰囲気があり楽しいですね。
西鉄バスの臨時シャトルバスは、西鉄太宰府駅のロータリー(太宰府駅前広場)に到着します。通常この間の走行にかかる所要時間は12分程度。
ところが、この臨時バスは交通規制のかからないエリアから走り始めるので、規制エリアまでの渋滞に巻き込まれることは必至!
その日の交通事情により異なりますが、20分前後(またはもう少し)の時間を確保して目安にすることをおススメします。西鉄太宰府駅目の前の表参道を通り、太宰府天満宮の入口までは徒歩5分ほどの道のりです。
2018年12月にリニューアルが完了したばかりの西鉄太宰府駅は、バスが停車するロータリーの屋根部分も新たになり、屋根が設置されました。
初詣の日に残念ながら雨が降ってしまったとしても少し安心ですね。太宰府駅前は大きく開けており整備されているために段差もないので混雑していても歩きやすい造りになっています。
<太宰府天満宮の初詣~西鉄バスの臨時シャトルバス運行時間>
・1月1日から1月3日まで運行
・JR二日市駅発の始発08:00/最終便15:30(15分毎に運行) ※西鉄五条駅では乗車のみ可
・西鉄太宰府駅発の始発09:00/最終便17:30(15分毎に運行) ※西鉄五条駅では降車のみ可
・運行区間 JR二日市駅⇔西鉄五条駅⇔西鉄太宰府駅(太宰府天満宮参道入口)
太宰府天満宮の初詣~ 西鉄太宰府線「太宰府駅」から太宰府天満宮にアクセス~
先にご紹介した臨時バスでのアクセスに登場した終点駅の西鉄太宰府線「太宰府駅」。太宰府駅は太宰府天満宮の初詣の際に利用できる主要最寄り駅なので混雑ぶりや駅の様子について確認しておきましょう。
リニューアルされた太宰府駅は、駅に降りた瞬間から太宰府天満宮への道のりを楽しめるような造りになっています。菅原道真公のシンボルマークである梅の垂れ幕に朱色の柱。
スタイリッシュに生まれ変わった太宰府駅は利用者に好評。しかし、ホームの幅は狭く、混雑時には7人ほどの人が横に並んだ列が改札手前のコンコースまでびっしりと続き、ギュウギュウと押しあうことになるので、転落には注意して。
こちらは改札口を出た駅構外のコンコースの様子。コインロッカーや公衆電話が設置されています。またトイレや車椅子対応のトイレ、授乳室等の設備も整っていますが、これらは改札内にあります。
特に子連れのママさん達に好評の授乳室は一部屋のみの用意ですが、鍵つきで清潔感があり「ベビーカーでも楽々出入りできて重宝する」「おむつ用のゴミ箱やお湯の設備があり嬉しい」と口コミでも特上のお墨付きです。
西鉄太宰府駅ではICカードが使えるので、当日アタフタしないためにも事前に必要分のお金をチャージしておくと混雑時に戸惑うことなく出入りが出来ますよ。太宰府天満宮までの所要時間は歩いて5分ほど。
太宰府天満宮
- 住所:
- 福岡県太宰府市宰府4-7-1
- 電話番号:
- 092-922-8225
- 営業時間:
- 春分の日(3月20日頃)から秋分の日(9月23日頃)の前日まで 06:00~19:00 それ以外の春季 06:30~19:00 それ以外の夏季 06:30~19:30 それ以外の秋季 06:30~19:00 それ以外の冬季 06:30~18:30 金曜日・土曜日 ~20:00 正月三が日 24時間開門
- 定休日:
- なし
- アクセス:
- 西鉄太宰府線「太宰府駅」より徒歩5分
【太宰府天満宮境内図】表参道と裏道を使いわけて混雑回避しながら初詣を楽しもう
西鉄バスの臨時シャトルバスに乗って太宰府天満宮に初詣をする時も、西鉄太宰府線を利用する時にも拠点となる「太宰府駅」。
リニューアル後、初めて参拝をされる方は、どのような所がどのような風に変わったのか、ぜひいろいろな発見をしてくださいね。さて、この太宰府駅から太宰府天満宮までには表参道を行くのが良く知られているルート。
しかし、この表参道以外にも歩ける裏道があります。この2つの道を上手に使いわけて混雑回避しながら初詣を楽しみましょう!
太宰府天満宮へ表参道を通って初詣に行くと所要時間は?
さて、いよいよ太宰府天満宮のおひざ元までやって参りました。まずは太宰府駅の改札を右手に出て道なりに進んだところにある表参道を通った太宰府天満宮の初詣ルートをみていきましょう。
真っすぐ進む一本道なので太宰府天満宮前まで迷う心配はありません。特に、混雑時には既にこちらへ歩いていく多くの参拝客の方たちがいるので後ろをついて行きましょう。
整備された石畳の表参道には「太宰府天満宮ならでは」の名物・梅ヶ枝餅を販売するお土産店や食べ歩きにピッタリのスポットが並びます。
※お正月期間の営業時間は必ず各店舗にご確認ください
たとえ混雑していたとしても必ず見ることができるのが表参道を入ってすぐ、目に入る石造りの大きな鳥居。太宰府天満宮にたどり着くまでには、荘厳な鳥居が3つあります。
そして、2つ目の鳥居をぬけて左手に見えるのが、有名な「スターバックス太宰府天満宮表参道店」。2,000本もの杉を釘ひとつ使わずにデザインした「コンセプトストア」というスタイルのスターバックスです。
スターバックス好きが選ぶ「美しいスタバランキング」にも名の挙がることの多い「スターバックス太宰府天満宮表参道店」の詳細については以下の記事も読んでみてください!
https://taptrip.jp/4394/
福岡県にある「スターバックス太宰府天満宮表参道店」は太宰府天満宮の参道にある、伝統技術の木組みの構造を利用した外観と内装が特徴的な日本国内有数のオシャレなスタバ!学問の神様菅原道真公をまつった太宰府天満宮へお参りしたら、ぜひここでひと休みしてみてくださいね♪日本の伝統技術に刺激を受けること間違いなしです。
3つ目の鳥居をくぐると正面に見えるのが菅原道真公のシンボルのひとつとして知られる「御神牛(ごしんぎゅう)。」でも太宰府に牛がいるのはなぜ?と思いますよね。
諸説ありますが、藤原道真公の亡骸を運び現在の地でとどまったのが牛とされているのが理由のひとつです。太宰府の御神牛を願い事を心に描きながら優しい触り方でなでると御利益があると言われています。
さらに左手を見ると鎌倉時代末期に作られた県内最古の鳥居「中世の大鳥居」があります。通常であれば、参道に入って本殿までは5分。そして太宰府天満宮の見どころである太鼓橋や楼門を通過して本殿にお参りしても所要時間は軽く見積もって15分から20分ほど。
しかし、混雑ピーク時には参道から本殿にたどり着き、参拝を済ませるまでには2時間から3時間の所要時間がかかります。
太宰府天満宮へ裏道を通って混雑回避しながら初詣に行くと所要時間は?
太宰府天満宮の神さまに正面から新年の初詣のごあいさつをしたいという多くの方の想いから、混雑して待ち時間も長くなる表参道からの参拝。
ただし、「正面から…」ということにこだわらないのであれば、穴場的な裏道を通って少し混雑回避するのもひとつの方法です。今まで公式ページに公開されている情報では、入場禁止とされていないので参考にされてみてくださいね。
先にご紹介した表参道を進んでいくと右手に、太宰府名物・梅が枝餅で有名な昭和25年創業の和菓子屋「茶房きくち」が見えてきます。
茶房きくちを背にして、正面に続く道へ入っていきましょう。この脇道は太宰府天満宮幼稚園へと続くのですが、ずっと直進していくと県道35号筑紫野古賀線(ちくしのこがせん)と交わる交差点に「春秋厳大祀」と書かれた石碑の立つ太宰府天満宮境内への入口があります。
この入口に入ってすぐ左手には太宰府天満宮の見どころ・パワースポットのひとつでもある樹齢1,500年以上の「大樟(おおくす)」が鎮座しているので、注目!
表参道を通るルートよりも、大樟を通るルートの方が本殿に近いためで、待ち時間・所要時間ともに、さらに短縮できるでしょう。
当日の入場規制などに従いながら、参拝は混雑を回避できる裏道を利用し、帰り道には参道を通ってグルメやお土産購入を楽しむなどして上手に2つの道を使いわけましょう!
新しい年のスタートの切り方は人それぞれ。テレビの前で家族と団らんしながら新年へのカウントダウンをする人やイベントに参加する人など。
中には太宰府天満宮の初詣に足を運び、年越しを境内の本殿前で迎えたいという方もいらっしゃるのでは?そのためには何時間前ころから行動を開始して初詣に備えなければならないのでしょうか。
太宰府天満宮の初詣で最も混み合うのは、正に年越しの時間帯。大晦日から元日に変わる時間帯の23時から深夜2時です。参拝に2時間から3時間の待ち時間がかかると予想してみましょう。
すると最寄り駅の太宰府駅には21時もしくは20時に到着して参拝を開始すると良いことになりますね。
<太宰府天満宮で年越しを境内で迎えるためには>
・太宰府駅に12月31日21時到着・参拝開始(2時間前)
・太宰府駅に12月31日20時到着・参拝開始(3時間前)
大晦日から元日にかけて太宰府天満宮に初詣参りをされる方には、初日の出を拝めるかもしれないというお楽しみも待っています。
太宰府天満宮の境内では、表参道の3つ目の鳥居をくぐった場所にある御神牛の後方から昇る朝日が見られるでしょう。当日は晴れると良いですね!
太宰府天満宮の初詣に行く時には、すこし注意したいポイントもあるのでご紹介しますね。まずは防寒具について。中世の大鳥居前だけではなく、境内にはいたるところに奉納された御神牛を見ることができます。
こちらは2月のある1頭の御神牛の様子ですが、背中から鼻先まで体中に雪が降り積もっているではありませんか!初詣に雪が降ったり寒波がやってくる可能性も十分にありえますよね。
そこで深夜や、寒い日でもゆったりした気持ちでお参りができるように考えうる限りの温かい格好をしましょう。マフラーにイヤーマフ、ニット帽など完全防備で太宰府天満宮の初詣に挑みましょう!
<あると太宰府天満宮の初詣・寒空や雪の日でも安心!なオススメ必須防寒具>
・手袋
・マフラー
・イヤーマフ
・毛糸の帽子
・ヒートテックの重ね着
・高デニールのタイツ
・温かいドリンク
・ホッカイロ
・マスク など
太宰府天満宮の初詣にお出かけの際に気を付けたいのは寒さ対策だけではありません。もし拝殿までの参道で長い待ち時間がかかってしまったらトイレに行きたくなってしまいますよね。
太宰府天満宮の境内には常設トイレが数カ所に用意されており、公式ホームページでは一般の男女トイレのほかにも車椅子対応トイレの場所やスロープの取り付け場所などが細かく案内されています。
また、お子さん連れのお母さんやご家族にうれしい授乳室もあるので、事前に確認しておくと良いかもしれません。初詣当日は目についた臨時トイレの場所も覚えておくと便利かも!
太宰府天満宮へ初詣にお出かけの際には「疲れにくい履きなれた靴」を履いて参拝されるのが絶対にオススメ!表参道から入場した方が必ず通る朱色の神聖な太鼓橋。
過去・現在・未来を表しているために、3つの太鼓橋があります。本殿にたどり着くまでに今年1年の出来事を振り返る時間にもなり大変ありがたいですが、かなりの段数と勾配。
おしゃれのためにヒールや新しい靴でお出かけしたいところですが、初詣中に足が痛くなってしまうかも。せっかくなら慣れた履き心地の良い靴で思い切り歩きまわりましょう!
皆さんは「厄年」に御祈祷をされたことはありますか?太宰府天満宮の初詣でも厄払いをする方法があります。しかし、そもそも厄年とはなんなのでしょうか?
厄年は心身ともに不調をきたしやすい人生の節目の年をいいます。厄払いをして苦難を遠ざけて、慎ましやかに過ごしましょう。
こちらは太宰府天満宮に御心が祀られている菅原道真公。波乱万丈の生涯を過ごした菅原道真は忠義の人としても知られています。没後に名誉挽回した道真公の厄払いの御利益は、効果てきめんかもしれませんね。
太宰府天満宮の厄払いの御祈祷は本殿にてとり行われます。大晦日とお正月の三が日には楼門内のお守り授与所が24時間、受付場所になっています。
個人でも団体でも事前予約は必要ありませんが、団体の場合は日時が決まり次第、お知らせしておくとスムーズなよう。混雑具合にもよりますが御祈祷は20分から30分ほど。
厄払いをされた方には御神酒と厄晴れひょうたんが授与されます。この厄晴れひょうたんとは、太宰府天満宮に伝わる言い伝えが起源になっているもの。
菅原道真公が愛した梅の木の下で「ひょうたん酒」をいただくと苦難から逃れられるという伝承です。ご帰宅後、厄晴れひょうたんには、お願いごとを書いて入れ神棚などにお祀りしましょう。
<太宰府天満宮の初詣期間の厄払い受付場所・受付時間・初穂料>
・楼門内のお守り授与所にて
・大晦日と三が日は24時間受付
・初穂料5,000円(個人)
・初穂料10,000円から(団体)
太宰府天満宮で人気のパワースポット・天開稲荷社の御利益は運気上昇!
太宰府天満宮には飛梅や夫婦樟など多数のパワースポットが境内に点在していますが、今回は初詣期間にも訪れることができる、おすすめのパワースポットを厳選してご紹介いたしますね。
近頃、特に人気を集めている太宰府天満宮の本殿奥にあるパワースポットです。その名も「天開稲荷社(てんかいいなりしゃ)」。天が開く、という名称を聞いただけでも力強さが伝わってきますよね。
鎌倉時代末期に京都の伏見稲荷大社から神霊を分けたことが天開稲荷社の起源で、九州地方で最古の稲荷神社とも言われています。
※天開稲荷社ゆかりの、京都伏見稲荷大社の初詣に興味がある方は、ぜひ下の記事にも目を通してみてくださいね!
https://taptrip.jp/14810/
伏見稲荷大社の初詣参拝人数は277万人で大変な混雑が予想されますが、混雑する時間と混雑しない時間を知っていれば楽々初詣が可能に!アクセス方法や参拝所要時間の目安と共にパワースポットの情報・御朱印やお守りの授与場所を事前にチェックして伏見稲荷大社の年越し初詣でスムーズにご利益にあずかりましょう。
天開稲荷社の場所は、太宰府天満宮の本殿を奥に進んだところにある「夫婦樟」のさらに奥。甘味処が連なる道をぬけると一番目の朱色の鳥居を発見!
次々に続いていく鳥居に導かれるように進んでいき、階段を上って行くとお社にたどり着きます。こちらにお祀りされているのは宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)。開運と運気上昇の御利益を分けてくださいます。
すこし面白いのが天開稲荷社の参拝の方法。お社の手前に多くの鈴と鈴緒がつけられていますね。その数全部で12本。12と言えば日本人になじみのある数字ですが一体なんでしょう?
そう、実は12本の鈴にはそれぞれ干支が書かれています。その内の1本からご自分の干支の鈴を鳴らし、次に一歩奥に取り付けられた内部中央の大きな鈴を鳴らして参拝してください。このお参り方法は「十二支鈴参り」というそう。
天開稲荷社の奥の院には静寂に包まれた大地の力満ちた隠れスポット・祠も
これだけで終わらないのが天開稲荷社。お参りを終えてお社の左に目をやると「天開水」と書かれた手水舎があるではありませんか!
この天開水は地下100メートルからくみ上げている井戸水で、飲んでもOK!パワーあふれる地からくみ上げられている水とあってスピリチュアル感が増していますね。
さらに天開水の先へ目をやると「奥の院」の看板が。ここから先は太宰府天満宮のさらなる隠れスポット。そこには明かりのともる石の祠がありました。
神さまの存在や大地の力、自然の静寂さなどが感じられる奥の院では、雄大なパワーにあふれ不思議な心持ちになったり、安心感を覚えたり、人それぞれの感覚が味わえるようです。
福岡の人気参拝スポット・太宰府天満宮の初詣情報をご案内しました。太宰府天満宮に祀られている菅原道真公からお借りできるご利益は学業成就や厄除け。
お正月三が日に200万人が参拝する人気神社で、例年大変な混みあいぶりで混雑が予想されますが、混雑する時間帯と混雑を回避できる時間帯を把握していれば大丈夫!
太宰府天満宮の最寄り駅・太宰府駅への臨時バスや表参道、裏道からのアクセスも参考に厄払いやパワースポット巡りもしてみてください。きっとすてきな一年になりますね。