富山駅周辺のおすすめランチスポット１０選！名物の海鮮グルメから和食の名店までご紹介

北陸三県の一番東側にある富山。そのメインの駅富山駅には、北陸新幹線をはじめ、あいの風とやま鉄道、富山地方鉄道、富山軌道線、富山ライトレールと数多くある鉄道のターミナル駅です。そしてエキナカとその周辺には数多くの飲食店がしのぎを削っており、富山湾で取れる海の幸あるいは山の幸をはじめ数多くのいろいろな業態のお店があります。そしてランチもお得に味わえる店ばかり。今回はその中でも、富山を中心としたお店ばかりを厳選しました。お得においしく富山・地元の味をお昼から楽しめる店を、ひとつずつ紹介していきます。

白えび亭は富山駅構内にある、とやマルシェ内「きときと市場」にあります。1Fにあり駅前広場から南口にある新幹線乗り場の隣へ。その出入り口からの通路を右手に向かうとすぐ右手に見えるレストランです。駅構内にあるので、オープンな外観で、小さな暖簾が目印。「白えび亭」と大きく書かれているので迷うことはありません。ここではお持ち帰りとイートインの両方ができます。カジュアルで入りやすい内装には、カウンター席とテーブル席から選べます。気を使ったぬくもりある雰囲気。美味しい匂いに満ちています。

富山産の厳選した白エビにこだわった白エビ亭。希少な白エビ90匹を使用した「白えび刺身丼」はぜひ味わってください。その味わいは鮮度の高さを証明する臭みがほとんどありません。その味わいは口に含めば、歯ごたえを通じて感じるプリプリ感、その後に口の中に広がる上品な甘さが最高です。さらにオリジナルの真昆布刺身醤油。これをかけることで味にしまりがありさらにうまみが増します。甘えびらほかのエビと比べて20～30倍もあるという高い栄養価も侮れません。またアルコールもありますので、富山駅で時間があればぜひ美味しい白エビ丼を頂きましょう。

ぼてやん多奈加富山駅前店は富山駅の南側、南口のロータリーから道路を挟んだところ正面にある、 CIC（シック）ビルの地下1階にあります。このビルには富山エクセルホテル東急が入居しているので、それを目印にすれば迷いません。地下にある店の入り口付近になり、赤い二重丸を象ったようなロゴと間接照明を使った看板がひときわ目を引きます。茶色を基調とした自動ドアから中に入ると、長細い店内。一列に並んだカウンター席とその前にある鉄板が見えます。またテーブル席もあるので、グループで来店しても楽しい食事ができます。

ぼてやん多奈加のランチにはお得なメニューがあります。11時から14時までのお好み焼きランチは平日限定10食で1000円。イカ玉と豚玉から選べます。またおにぎり、味噌汁、サラダがついています。さらにミックスお好み焼きにアレンジも可能。その場合は1180円です。そのほか焼きそばランチがあります。こちらもイカと豚から選んでください。そしてお好み焼き同様に、おにぎり、味噌汁、サラダがついて1000円です。ミックス焼きそばは1180円。もし平日の昼に近くに来ればぜひ注文しましょう。ちなみにランチ以外にも終日利用可能な定食メニューがあります。1280円でランチのメニューに加えて目玉焼きと漬物が付きます。

日本橋俵屋は富山駅の北側、北口ロータリーから一本道路を挟んだ正面にある、アーバンプレイスの14Fにあります。富山市芸術文化ホール(オーバード・ホール）も入っているビルなので、それを目印にしましょう。エレベータで14Fに上がり、店の前に来ると、コンクリートでできたビルとは思えない和の雰囲気が広がります。赤い傘や椅子、そして瓦屋根がありその上に「日本橋俵屋」の看板に老舗の雰囲気が醸し出されます。暖簾をくぐり中に入ると旅館のような空間。畳敷きの廊下を挟むように個人用と団体用の個室があります。そして窓から見える富山の街並みが見下ろせる絶景は圧巻です。

日本橋俵屋は、高級会席料理のお店です。しかしお昼にはお得な昼会席があります。そして驚くのはそのメニュー数の多さ。11時30分から14時30分の献立は15種類です。この中でもイチオシが、「藤」と呼ばれるものです。これは湯葉と黒毛和牛がメインのミニ会席。内容は、煮物八寸、お造り、A5ランクステーキが50グラムのボリュームです。続いて寄せ豆腐、焼き物、揚げ物、茶椀蒸し、ごはん、汁物、香の物と合計11品で4500円。さらにこの藤を上回るハイグレードな昼会席が最近加わりました。内容はA5ランク牛の部位「ランプ」を使ったビーフシチューがメインの「鈴蘭」5000円。その上にも6000円の「山吹」、7000円の「剣」と豪華ランチが目白押しです。

廻る富山湾すし玉富山駅店は富山駅構内にある、とやマルシェ内「きときと市場」にあります。1Fにあり南口の出入り口からの通路を右手に向かうと食堂街が並んでおり、その4軒目。入り口には白い暖簾がかかっており「すし玉」と書かれた大きな看板が立っています。店内はわずかばかりのテーブル席と、メインのカウンター席で構成しています。そして真ん中に寿司職人が待機。定期的に握られた寿司がカウンターの目の前にあるレーンに置かれ、目の前に来たら自由に取り出せます。

廻る富山湾すし玉富山駅店は回転すし店ですが、こだわりが違います。シャリへに対しては富山県産コシヒカリのみを使い、さらに60年の老舗から取り寄せたシャリ酢で合わせます。また塩についてもにがり分を徹底的に抑制。海水から作られたミネラル分を置く含んでいます。そのほか甘ダレ、醤油、味噌と言った調味料にもこだわりました。最も自信があるのがネタの魚です。富山・石川の港から毎日のように買い付けた鮮度の魚ばかりを集めています。ちなみにすし玉は、富山に3軒、金沢に1軒展開している店。その中でも富山駅店限定の7種盛り「厳選・かがやきセブン」があります。ぜひいただきましょう。

越中料理五万石本店は富山駅の南側にあります。駅の南口すぐの道路、富山軌道線も走る最初の大通り沿いに東に進み、桜町1丁目交差点で右（南側）に向かいます。そのあと次に左方向に出ている道のほうに進んでください。そのまま道なりに、交差点を過ぎた先に店があります。外観は焦げ茶色を基調にしたビルで4F建てです。1Fに8席のカウンターがあり、2F以上は個室と大広間、座敷で構成。個室は4名用、7名用、20名用があります。最大40名まで利用できる大広間は3Fに2部屋、4Fには20名まで利用できる座敷があり、宴会利用もバッチリです。

富山駅近くにある料亭・五万石には気軽に利用できる昼の献立があります。最もカジュアルなのが、平日のみ提供している定食メニュー。刺身・天ぷら定食1800円、ステーキ定食2000円で料亭の雰囲気を味わいながらお昼が味わえます。また土日祝日も提供している御膳も侮れません。最もリーズナブルな、一汁三菜御膳は2000円、刺身・天ぷら御膳が3300円です。そしてステーキ御膳は3500円で提供。お昼の最高峰は季節の会席です。これは料理五品に、デザートが付いたお得なもので5500円です。富山駅でリッチなお昼を味わいたいときに、またとない店と言えるでしょう。

和風焼肉富山育ちでも美味しいランチがいただけます。場所は富山駅の南側。駅の南口から最初の大通りを東、桜町1丁目交差点で右（南側）に進んでください。次に左方向に出ている交差点に面した、アバヴィラビルの1Fに店があります。和風の入り口で、暖簾と半月の形をした電飾看板が目印です。店内は割烹店のようなカウンター席と、半個室のテーブル席で構成。カウンター席からはキッチンの様子が窓のように見えます。また各カウンターごとにコンロがありそこで肉が焼けます。

店名の「富山育ち」とは、富山和牛の事です。JA全農富山の直営店だけにリーズナブルにおいしい肉がいただけます。お得なランチは全部で8種類。焼肉Aランチは、並盛の和牛をはじめ、とやまポーク盛、野菜盛サラダ、汁物、ごはん、つけものそしてデザートです。これで1500円。焼肉Bランチは、メインの肉が富山和牛の上盛になって2500円です。さらに特選焼肉ランチは3500円しますが、メインの牛肉が上タン塩焼きと、とやま和牛の特上ロースが対が豪華版。このほかにも数量限定のローストビーフ丼ランチが1200円で食べられます。

八兆屋駅の蔵 富山駅店は富山駅構内にある、クラルテ（Clarte）にあります。新幹線の富山駅から富山電鉄の線路を挟んだ隣にある建物。この施設の2Fに店があります。店の前に来ると「富山の味覚」と書いた大きなポスターが目を引くでしょう。底にはイカやカニなどの写真が貼っています。また電飾の置き看板。屋号の書いている看板は、和の風情が感じられる石にはめ込まれています。内部は気軽に座れるカウンターがキッチン前と店の中ほどに設置。さらに半個室の雰囲気あるテーブル席があります。

八兆屋駅の蔵 富山駅店は、昼に季節のそば膳を出しています。これは舞茸天と肉蕎麦、そして生海苔の麦とろご飯がセットになりました。舞茸と肉蕎麦の相性は驚くほど見事な味わいです。加えて生海苔を麦とろと一緒に頂くとこれも絶品で900円です。次におすすめしたいのがおでんの膳。おでんが主体となったランチにはごはん、味噌汁、漬物がついて800円です。さらにリッチなのが、牛ステーキ膳。これはロースとヒレの2種類の部位が味わえます。その上ロースには100グラム、150グラム、200グラムから選べるので、小食な人も大食漢も安心です。

岡万はのランチもおすすめ。場所はJRに隣接した富山地方鉄道の電鉄富山駅が入っているマリエとやま。そのビルの6Fに店があります。白を基調としたフロア内に違和感なく白系の色を使った外観。屋号のローマ字表記「Okaman」をカッコよく象ったロゴが目印です。中に入ると白を基調としながら、和の雰囲気を醸し出していて、茶色が良いアクセントです。席はテーブルと座敷、カウンターで構成。全部で68席です。カウンターとテーブルには白い背もたれ付きの椅子なので、ゆったりくつろげます。さらに貸し切りが可能。団体で利用するのにも最適です。

岡万にはランチメニューは存在しません。しかしリーズナブルに味わえる名物の釜めしがいつでも食べられます。釜めしは7種類用意されており、780円から980円で堪能可能。内容は、ベジタリアンも安心の「山菜」、小さな魚体の食感がたまらない「じゃこ」、鶏の味がご飯にもしみ込んだ「とり」があります。富山港で水揚げされた魚介類メニューも用意されており、「かに」「えび」「牡蠣」があります。さらにキノコがいろいろ入った釜めしは豪華な逸品。ぜひ試してみましょう。また逸品メニューも揃っています。特に富山湾で水揚げされるゲンゲ（幻魚）は必見です。

まいもんやは富山駅の北側、北口ロータリーから一本道路を挟んだ正面にある、アーバンプレイス内のオーバード・ホールの2階にあります。外観は白を基調としたコンクリートのビルの中に、温かみのある暖色系の入り口。茶色い扉の上に「まいもんや」と明記しています。と遭を開けて中に入るとところどころに観葉植物が置かれた雑然とした空間。基本は入り口同様の暖色系で統一されており、茶色のテーブルが並んでいます。特筆すべきは椅子の存在です。これは籐でできています。店全体が温かみのある雰囲気。思わず長居してしまうでしょう。

まいもんやは、創作料理のお店です。本日のランチがリーズナブルな料金で提供されており、料金は800円。ソフトドリンクがついています。その日のメインサラダ、そのほか小鉢がついています。そのほか週替わりのパスタランチ。こちらも800円で提供しています。内容はメインのパスタのほか、ミニサラダ、トーストそれにソフトドリンクがついています。さらに全時間帯に味わえるアラカルトメニューは圧巻。軽めのメニュー、パスタ、単品、創作料理、丼ぶりとカテゴリー分けされており、それぞれに数種類のメニューがあります。このうち軽食とパスタにはプラス料金でセットメニューにすることも可能。お好みでいろいろアレンジしましょう。

蕎麦居酒屋けやき亭は富山駅の北側、北口ロータリーから一本道路を挟んだ正面にある、アーバンプレイスの2階にあります。外観は木目などを使った暖色系を基調にした入り口。そこには白い暖簾がかけられており、そのえに「けやき亭」と明記しています。また入り口の左側にはわかりやすくメニューが置いています。さらに左側にはソフトクリームのディスプレイが設置。敷居が低く見えて入りやすいです。店内は広くテーブルといす席のほか、掘りごたつ式の座敷があります。

蕎麦居酒屋けやき亭は、お昼の献立を数多くそろえています。お得なのはセットメニュー。「かき揚げそばと昆布飯」1200円、「ミニ海鮮丼と蕎麦」1300円、「しろえび天丼とミニそば」1500円などがあります。また平日の午後2時までの現て3位メニューは絢爛豪華。限定の海鮮丼の1000円をはじめ、日替わりと丼ランチが900円で味わえます。このほかそばとうどんは冷たいものと温かいものを用意しています。この中でイチオシなのが氷見牛の肉そば・うどん。能登半島の東側の付け根にある氷見の山間部で飼育された氷見牛は、富山の隠れ名産です。せっかく富山に来たのならぜひ味わって見ましょう。

富山駅周辺には、基本的には海鮮系のお店が多いですが、肉を出す店や創作料理の店などもあって多彩です。また本格的な料亭でリーズナブルに味わえるランチ、あるいは通し営業をしているので、時間帯を気にせずにゆったり味わえるお店など多種多様です。新幹線などで富山を発つときに駅弁を買って車内で味わうのお昼も楽しいですが、最後に富山の味を堪能できる駅前ランチグルメはさらにおすすめです。旅行、出張のついでにぜひ立ち寄ってみましょう。