富山駅周辺の人気グルメスポット15選！絶品メニューが揃うお店をご紹介

2015年に北陸新幹線が開通したことで、富山駅の周辺には新しい飲食店が多数開店しました。富山駅構内にもグルメやお土産がそろう「とやマルシェ」が出来て、県内の人気の飲食店の味が手軽に楽しめるようになりました。以前は駅からアクセスしにくかった名店の料理が、駅前で味わえるようになったのはとてもありがたいです。

また、富山は街中を走る市内電車が発達しているので、これを利用すれば市内の人気のグルメスポットに駅から簡単にアクセスすることができます。「マリエとやま」や「CiC」などの駅前のファッションビルにもおいしいお店があるので、そちらも見逃せません。そんな富山駅周辺で人気のグルメスポットを、15か所ご紹介していきます。

富山駅周辺の人気のグルメスポット1店舗目は、「白えび亭」。「富山湾の宝石」と称される白えびを、気軽に味わうことができるお店です。JR富山駅構内のグルメゾーン「きときと市場とやマルシェ」の中にあり、アクセスも抜群。お店はカウンター席とテーブル席を合わせて20席ほどで、食券を購入して注文するスタイルとなっています。休日のランチタイムには行列必至の人気店。独特の海底の形をした富山湾でのみ大量に水揚げされる白えびは、光を受けると船の甲板の上でキラキラと輝き、まさに宝石のよう。富山に来たら外せない名物です。

「白えび亭」では、「富山湾の宝石」と呼ばれる白えび料理を気軽に堪能できます。人気のメニューは、「白えび丼（1,260円）」。白えびの天ぷらがどんと乗った丼と、お吸い物、小皿、そして白えびせんべいがセットになっています。油で揚げた白えびは、サクサクとしていて香ばしく、ほんのりと海老特有の甘みも感じられます。ほかにも、「白えび刺身丼（2,400円）」や「白えび刺身定食（2,400円）」なども人気メニュー。天ぷらで、生でと、新鮮な白えび料理を味わうことができます。白えびのほかにも、「富山湾の神秘」と呼ばれるホタルイカの天丼やたまり漬けもあり、富山の名物をしっかりと堪能できるお店です。

富山駅周辺の人気のグルメスポット、2か所目はラーメン店の「西町大喜　西町本店」。富山のご当地ラーメンと言えば、真っ黒なスープがインパクト大の「富山ブラック」。「東京ラーメンショー」で4年連続売上1位を獲得した「麺屋いろは」などが有名ですが、昭和22年創業のラーメン店「西町大喜（にしちょうたいき）」は「富山ブラック」の先駆けと言えるお店です。「西町大喜」は、「西町本店」のほかに、JR富山駅構内の「とやマルシェ店」、JR富山駅から徒歩5分の「富山駅前店」など、富山駅のすぐ側にも支店がありますが、ここはやはり本店を推したいです。歴史を刻んできた風格を感じられる店内で、正真正銘の富山ブラックを味わえます。

「西町大喜　西町本店」は、JR富山駅から市内電車に5分ほど乗車し、電停の「グランドプラザ前」で下車して徒歩1分のところにあります。「とやマルシェ店」や「富山駅前店」ほどではないですが、十分富山駅からアクセスしやすいスポットです。メニューにあるラーメンは、「中華そば（並）850円」、「中華そば（大）1,280円」、「中華そば（特大）1,700円」のみ。そして多くの人が「並」や「大」という風に、サイズだけを告げて注文します。真っ黒の醤油味の勝ったスープに、太目のネギ、たっぷりの黒胡椒、麺は太目のストレート。肉体労働を行う人のために、白いごはんのおかずとして考えだされたという「富山ブラック」は、頭をガツンと殴られたような衝撃を受けるしょっぱさです。でも、一度食べると中毒のように求めてしまう魅力に溢れた一杯。繰り返しになりますが、ぜひ「西町本店」の雰囲気のある店内で、堪能することをおすすめします。

富山駅周辺の人気のグルメスポット、3か所目は「廻る富山湾　すし玉　富山駅前店」です。金沢の人気寿司店「玉寿司」がプロデュースする、回転寿司のお店。かつては富山県内には「すし玉　掛尾店」しかなく、JR富山駅からはバス等を使ってアクセスするしかなかったのですが、「すし玉　富山ファボーレ店」に次いで、JR富山駅のすぐそばにも「富山駅前店」が出来たのを見たときは、非常にうれしかったです。新鮮な魚介類が水揚げされる富山では、回転寿司のクオリティが桁違いに高いのですが、そんな中でも人気かつおすすめのお店です。

「廻る富山湾　すし玉　富山駅前店」はJR富山駅構内の「とやマルシェ」の中にあり、アクセス抜群。富山湾やお隣の石川県等で水揚げされて直送された、活きのいい魚介類を味わえます。「白えび」「ほたるいか」などの富山湾の名物に加え、地物の「アジ」「イワシ」などの新鮮な握りを堪能できます。単品メニュー以外にも、旬の味覚を7種類握りにした「厳選　かがやきセブン（1,400円）」や、富山湾の味覚を3種類握った「富山湾盛（700円）」などもあるので、何を頼もうか迷ったときにはおすすめ。お寿司ってこんなに美味しかったんだと、実感できるお店です。

富山駅周辺の人気のグルメスポット、4か所目は「まるたかや　富山駅前店」。JR富山駅から新桜町の信号に向かって徒歩5分、「東進衛星予備校　富山駅前校」のそばにあるラーメン店です。昭和27年に屋台からスタートした「まるたかや」は、今では県内に8店舗を構える人気店。ラーメン王国とも呼ばれる富山県で、確実な地位を築いています。「まるたかや」のラーメンは、正統派の中華蕎麦。また、ラーメンのほかに屋台の頃の名残としておでんが味わえるのが同店の特徴です。

「まるたかや　富山駅前店」のおすすめメニューは、チャーシュー3枚と味玉がのった「味玉ラーメン（920円・税込）」。スープのベースは、豚骨と富山の醤油。おいしい富山の水を使って作られるスープは、豚骨醤油のパンチにやさしい甘みを添えています。麺は縮れた中太麺。トッピングとして、自家製の「背脂揚玉」と青森県産のにんにくをすりおろした「特製にんにく」を無料で入れることができ、さらにスープにガツンとした旨みが加わります。かまぼこ、とろろ昆布、あんばやしなどの富山らしい味を詰め込んだおでんもおすすめです。

富山駅周辺の人気のグルメスポット、5か所目は「スターバックスコーヒー　富山環水公園店」。JR富山駅の北口から歩いて10分ほどの、環水公園の中にあるスタバです。「世界一美しいスターバックス」として有名になったスポットで、大きなガラス張りの店内からは、目の前に水と緑に溢れた環水公園の美しい景色が望めます。テラス席もあり、外の空気を感じながら気持ちよくお茶をすることができます。

「スターバックスコーヒー　富山環水公園店」は、青空が広がる日中に訪れるのも良いですが、夕暮れ時の日が沈む頃の時間帯もロマンチック。空が紫やピンクに染まり、水面に映る様は大変美しいです。また、桜の時期は特におすすめ。スタバでテイクアウトして前の芝生に座って、お花見を楽しむ人々でにぎわいます。おいしいコーヒーを片手に、美しい景色を堪能できるおすすめのスポットです。

富山駅周辺の人気のグルメスポット、6か所目は「8番らーめん　富山駅店」。JR富山駅構内の「とやマルシェ　EATS de Meets」にあるラーメン店です。富山の地域に根差したローカルなラーメンチェーン店と言えば、こちらの「8番らーめん」。国道８号線で開店し、現在では北陸地域に100店舗以上を構える一大チェーンです。

北陸新幹線の開通以前から富山駅のすぐそばにお店を構え、開通後には駅構内に多くの飲食店が出店していますが、場所を変えながらも変わらずにある「8番らーめん　富山駅店」。そんな「8番らーめん」と言えば、国産の野菜をたっぷりと使った「野菜らーめん」。味は、醤油、味噌、塩のほか、とんこつやバター風味などから選べます。野菜のだしがたっぷりと出た、小さなお子さんからご年配の方にまで愛される、「8番らーめん」の定番です。上にのった、「8」の字のナルトもキュート。

富山駅周辺の人気のグルメスポット、7か所目は「和風焼肉　富山育ち」。電鉄富山駅・エスタ前駅から歩いて約2分の、アパヴィラホテルの1階にある焼肉店です。JAがプロデュースするお店で、富山県産のおいしいお肉をとてもリーズナブルな価格で食べられることで人気を集めています。お得なランチは、平日の11時半から14時までの提供です。

「和風焼肉　富山育ち」は、「富山のおいしいお肉と野菜の魅力を知って欲しい」と、JA全農富山が2007年に開店したお店。店内は木を多用した和のテイストで、小上がり、カウンター席、テーブル席と席数も豊富。有料ですが、プライベート空間を楽しめる個室も用意されています。富山県と言えば、新鮮な魚介類がおいしいイメージですが、お肉も負けていません。A5ランクの「とやま和牛No.5」や餌に竹酢を使用した「とやまポーク」などの、こだわりのブランドのお肉があり、お店で味わうことができます。おすすめかつ人気なのは、平日のランチ。焼肉ランチは3種類の価格帯がありますが、一番リーズナブルなのは「焼肉Aランチ（1,500円）」。とやま和牛、とやまポーク、野菜盛り、ごはん、汁物、漬物、デザートがついてくるお得なセットです。儲けを度外視したかのような、安くておいしいお肉を味わえるお店です。

富山駅周辺の人気のグルメスポット、8か所目は「麺屋いろは　CiC店」。JR富山駅の南側に位置する駅ビル「CiC（シック）」の中にある、ラーメン店です。またしてもラーメン屋さんのご紹介になりますが、こちらの「麺屋いろは」は、「東京ラーメンショー」で5回も売り上げ一位に輝いた全国的にも有名な富山を代表するお店。2か所目にご紹介した「西町大喜　西町本店」の項でも触れましたが、こちらのお店でも「富山ブラック」ラーメンを味わうことができます。翌日の2時までと夜遅くまで営業しているので、お酒を飲んだ後のシメのラーメンにもおすすめ。

「麺屋いろは　CiC店」の看板メニューは、「富山ブラック醤油らーめん」。真っ黒なスープに使われる醤油は魚醤で、塩分を抑えて旨み成分を多く含んでいるそう。「富山ブラック」なので塩味は効いていますが、「西町大喜」よりも食べやすく、「富山ブラック」ビギナーの人にもおすすめです。ただ塩気があるだけでなく、その中に独特の魚介の風味と旨みが感じられます。また、富山らしい「白エビ塩らーめん」もおすすめ。エビの香ばしい出汁と、磯の香りがマッチした旨みの強い一杯です。

富山駅周辺の人気のグルメスポット、9か所目はお好み焼きの「ぼてやん多奈加」。8か所目にご紹介した「麺屋いろは」と同様、JR富山駅の南側にある駅ビル「CiC」の地下一階にあるお店です。長年JR富山駅前で愛されてきたお店で、2015年６月に現在の駅ビルの中に移転しています。

「ぼてやん多奈加」のお好み焼きは、四角い形が特徴。厚みがしっかりとあり焼き上がりに時間が掛かるので、オーダーしてから20分から30分ほどして提供されます。口に入れると、こちらのお店でしか味わえないようなふんわりとしたふわふわの食感。マヨネーズは自家製で、甘みとコクがしっかりとあり、お好み焼きの美味しさを加速させています。コテで一口サイズに切れ目が入れられているので、食べやすいのもありがたいです。行列ができる人気店で、お店に入ってから提供までに時間が掛かりますが、富山のお寿司や魚介以外の美味しいものを味わいたいという人に、おすすめのお店です。

富山駅周辺の人気のグルメスポット、10か所目は「喫茶チェリオ」。市内電車のグランドプラザ前電停のすぐそばにある、老舗の喫茶店です。お店の内装や使われている食器・グラスなどがいい感じにレトロで、郷愁を誘います。スパゲッティからあんみつやパフェまで、お食事メニュー・デザート・飲み物のメニューも豊富。壁にはサイン色紙も多く飾られていて、古くから人々に愛されてきた名店です。

「喫茶チェリオ」の名物は、「総曲輪焼きスパ（そうがわやきすぱ）（880円）」。焼肉のタレで味付けられたパスタとお肉の、濃厚な味が楽しめます。また、手作りの白玉と栗の甘露煮がのった「白玉あんみつ（710円）」もオススメ。長年富山の総曲輪で愛されてきたお店なので、ある程度の年代の市民の方であればきっと一度は訪れているであろう、富山の老舗の名店です。

富山駅周辺の人気のグルメスポット、11か所目は「ゴーゴーカレー&カフェ　マリエとやまパーク」。JR富山駅のすぐそばのファッションビル「マリエとやま」の6階にある、カレーのお店です。「ゴーゴーカレー」は富山県のお隣の石川県金沢市が発祥で、黄色い内装とゴリラの顔が目印。濃厚でどろっとした金沢カレーを味わうことができます。

「ゴーゴーカレー&カフェ　マリエとやまパーク」では、タッチパネル式の食券機で食券を購入し、オーダーするスタイル。金沢カレーは、どろっとしたルーの上にソースがかかったカツがのっていて、付け合わせがキャベツというのが特徴です。お店の一番人気は「ロースカツカレー」で、カツは揚げたてでサクサク。衣が薄めのサクサクのカツが、粘度のある濃いめのカレーとよくマッチしています。富山らしい、総重量1㎏の「立山カレー」や総重量2.5㎏の「日本アルプスカレー」というメニューもあり、興味をそそられます。

富山駅周辺の人気のグルメスポット、12か所目は「だい人（だいと）」。市内電車の新富町電停のすぐそばにある、居酒屋さんです。あのミシュランガイドの「富山・石川（金沢）2016特別版」に掲載されたこともあり、予約も大変な超人気のお店。地場の新鮮な魚介類とお酒を堪能することができます。県外の人も県内の人をも唸らせるような、うまいものがそろっています。

「だい人」では、富山の新鮮な海の幸を思い切り堪能することができます。富山湾の王様と称されるブリも、「刺身」「ぶり大根」「ぶりカマ焼き」「ぶりしゃぶ」「ぶりカツ」と、さまざまな調理法で味わうことができるので、県外の人だけでなく県内の人の心もぐっと掴んでいるのだと思われます。おいしい海の幸や野菜やお肉を、ひと手間かけてさまざまにおいしくして提供してくれる、素敵なお店です。

富山駅周辺の人気のグルメスポット、13か所目はお薬屋さんが営むカフェ「丹霞堂（たんかんどう）」。JR富山駅から市内電車に乗り、新富町の電停で降りて徒歩2分の場所にあります。富山と言えば、薬売り。こちらのカフェは、富山市にある目薬で有名な「テイカ製薬」がプロデュースしているので、1階が薬局、2階がカフェとなっています。女性のお客さんが多く、野菜をたっぷり使ったランチやデザートが大人気。

「丹霞堂」は、11時から14時までがランチタイム。1日20食限定の「日替わり　雑穀米おむすびヘルシープレート（1,000円）」が人気で、雑穀米のおむすびと小鉢に盛り付けられたお野菜たっぷりのお惣菜が味わえる、体にとても優しいメニューです。ほかにも、鶏もも肉を丸々一枚使った「チキンカツプレート（1,000円）」や、ハンバーグがとーんとのった「ロコモコプレート（1,000円）」など、たっぷりのお野菜と一緒にお肉のボリュームも堪能できるメニューが多く、お腹もいっぱいになれる健康的なランチが楽しめます。スープ、ドリンクもついてこのお値段でこの内容は、とってもリーズナブルです。

富山駅周辺の人気のグルメスポット14か所目は、「SANTOSHI（サントシ）」。JR富山駅南口から徒歩約3分の場所にある、インドカレー店です。富山駅周辺でインドカレーを味わうなら、まずこのお店をおすすめしたいです。お店はテーブル席・小上がり・個室が70席以上あり、広々としています。富山駅のすぐ近くなのにお店の専用駐車場があるので、車での来訪もOK。お店には日本人のスタッフの方はおらず、本格的かつ日本人が食べてもおいしいインドカレーを味わうことができます。

「サントシ」のカレーは30種類以上あり、本格的なインド料理を堪能できる豪華な「マハラジャセット（3,980円）」からお得でリーズナブルな「レディースセット（1,450円）」まで、さまざまなメニューがそろっています。カレーももちろん美味なのですが、こちらのお店でおすすめしたいのは「タンドリーチキン」。ヨーグルトとスパイスで漬け込んだチキンを香ばしく焼いた、絶品メニューです。単品もありますが、タンドリーチキンがつくカレーセットもあるので、初回はそちらをセレクトするのもオススメ。ドリンク、インド料理のおつまみ、デザートメニューも豊富なので、カレーと一緒にお酒を楽しむのもいいですね。

富山駅周辺の人気のグルメスポット、15か所目は「七越 きときと市場 とやマルシェ店」。JR富山駅構内の「とやマルシェ」にある、大判焼やたい焼きを販売するお店です。富山で大判焼のお店と言えば、「七越」をおいてほかにありません。「七越」では、小麦粉で作った生地に餡子を詰めて焼いたお菓子を「大判焼」や「今川焼」と呼ばずに「七越焼」として売り出しており、富山市民の間でもその呼び名がすっかりと浸透しています。ディープな富山を味わいたい人に、ぜひおすすめのスポットです。

「七越 きときと市場 とやマルシェ店」では、ご当地満載の「七越焼」をぜひ味わってほしいです。北海道産のあずきをたっぷり詰め込んだ「七越焼」は、1個120円。黒餡を「あか」、白餡を「しろ」と呼ぶのも、「七越」の特徴です。ほかにも、「カスタード（120円）」、「抹茶クリーム（150円）」、玉子サンドの具材を詰め込んだ「七たま焼き（180円）」などの味のバリエーションがあります。ローカルな富山の味を楽しめるので、お土産にもおすすめです。

ご紹介してきたように、2015年に北陸新幹線が開通したことで駅前の飲食店の様子が様変わりして、富山が誇る名店の味を気軽に楽しめるようになりました。富山では新鮮な魚介類を味わえるお店も定番ですが、「ラーメン王国」と呼ばれるように、駅の周辺にはおいしラーメン店もたくさんあります。「ブラックラーメン」の「西町大喜」や「麺屋いろは」、正統派の中華蕎麦とおでんが楽しめる「まるたかや」、ローカルチェーン店の「8番らーめん」など、それぞれにしっかりした個性のあるお店ばかりです。ぜひ、富山の味を堪能してみてください。

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