倉敷の人気名物10選！いち押しのグルメやお土産をご紹介

古き良き日本の情緒を残した倉敷には、100年を超える歴史の中で伝承されたお菓子「むらすずめ」や、童話桃太郎の話に登場した「きびだんご」、岡山県の老舗お菓子店が手掛ける「ビスケット」など、地元や観光客に人気の名物がいっぱい。これから倉敷を訪れる方は、人気の名物お土産の中からぴったりな名物を購入してみましょう。

御菓子処「橘香堂」は、明治10年に創業した100年を超える老舗の和菓子店。いくつもの時代をまたいでもなお多くの方達に支持され続けている橘香堂は、熟練した職人さん達が手作業で一つずつ和菓子を作っています。製造されるすべての和菓子は、常に試行錯誤を繰り返して毎年味が進化。今の時代に合わせた味の和菓子はどれも絶品です。味の進化や向上し続ける前向きな姿勢の「橘香堂」は、倉敷のお土産にぴったりなお土産店といえるでしょう。

老舗の和菓子店「橘香堂」の和菓子の中でも特に人気の商品は「むらすずめ」です。この和菓子は、半円形の薄いクレープのような見た目をしていて、中には食べやすいサイズの小豆餡が詰められているのが特徴。お値段は1個140円と安いこともあり、お土産用に買う前に1つ味わってみるのがおすすめです。他にも、4個入りと8個入り、16個入りと24個入りの大容量パッケージも用意されているので、職場へのお土産としてもぴったりといえるでしょう。賞味期限も14日間と長いので、これから会う予定の方へのお土産にプレゼントしてみてください。

倉敷市駅の近くには、瀬戸内の食文化をたくさんの方に広めるために、「瀬戸内庵」がお店を構えています。このお店は、店内で販売されているすべての商品の試食が可能となっているのが最大の魅力です。店頭に置かれている商品の中には魚介をふんだんに使ったお出汁にドレッシングなど、瀬戸内の食文化に通ずる名物グルメがたくさん販売されています。また、ほとんどの名物グルメは化学調味料や保存料が使われていないことから、健康に気を使う方におすすめのお土産店といえるでしょう。

瀬戸内庵のおすすめ商品は「牡蠣せんべい」です。この商品は、瀬戸内で水揚げされた牡蠣を丸ごと1個使い、せんべいの生地と合わせて焼き上げられています。また、牡蠣せんべいは1つ1つ手作りで焼き上げられ、歯で噛んだ時のパリパリ食感は、せんべい好きにはたまらない仕上がりに。せんべいには牡蠣の旨味と香りがしっかりと詰め込まれ、贅沢なせんべいとなっています。「牡蠣せんべい」は、5枚入り972円で販売されていますので、普段から牡蠣をよく食べる方へのお土産に購入してみるのはいかがでしょうか。

倉敷駅から徒歩10分ほどの場所には、160年以上の歴史を誇る「廣榮堂」がお店を構えています。地元の生産農家さんが手がける材料を使うことをコンセプトにしているこちらのお店は、店内に多くの商品が陳列されていて、焼き菓子にお団子に羊羹など、ラインナップも豊富となっています。その豊富なラインナップから、世代を問わず多くの方におすすめです。長きに渡り安心できるお菓子を作り続けている「廣榮堂」は、倉敷では無くてはならないお土産店となっています。

「廣榮堂」の有名なお菓子は、桃太郎のお話にも登場する「きびだんご」です。きびだんごは、国産のもち米と砂糖、きびと水飴を合わせて作られ、シンプルな材料でありながら素朴な味わいが人気となっています。お値段は10個入りで432円。他にも15個650円や大きいものでは30個1300円など、全部で4種類のパッケージを用意。渡す相手に応じてきびだんごの個数を選べるのは最大の魅力と言えるでしょう。また、30個入りのパッケージにだけキャラクターシールが付いていますので、お子様のいるご家庭へのお土産に「きびだんご」を購入してみるのはいかがでしょうか。

1944年に創業した梶谷食品が手がける「カフェビスキュイ」は、SNSにも映える今風のお洒落なカフェ。地元の老舗お菓子メーカーが出店しているこのカフェは、店内で焼きあがったビスケットを食べることもできます。そのため、お土産に購入する前にご自身で味見をすることができるのは、うれしいポイントです。店内には、ビスケットだけではなく「ジャム」やお店独自の「特製クリーム」なども陳列され、ビスケットとジャムなどが1箱に梱包された商品は、お土産におすすめとなっています。

お洒落なカフェビスキュイの人気商品は、「シガーフライ」です。この商品は棒状のビスケットとなっていて、小麦粉を練り上げることで作られています。シガーフライは、高温で一気に焼き上げることでサクサクの食感に。昔懐かしい味わいと合わさることで、1度食べたらとまらない病みつきのお菓子となっています。シガーフライは、袋入りと瓶入りの2種類が販売され、お値段も300円と安いこともあってお土産にぴったりです。味の種類も、バタークラッカーやミルクビスケットなど、バリエーションも豊富に揃っているため、お土産にお一つ購入してみてください。

藤戸町で100年以上の歴史を誇る「藤戸饅頭本舗」は、昔懐かしい日本家屋のお土産屋さん。駅から少し離れた場所にあるこのお店は、趣溢れる佇まいと温もりに包まれた優しい雰囲気の内装が特徴で、いつもたくさんの方達で賑わっています。そのため、店頭の商品がなくなり次第お店が閉まってしまいますので、お土産を購入する際には早めの来店が必要です。「藤戸饅頭本舗」が販売するお菓子は「藤戸饅頭」のみとなっていて、無添加や保存料を使わないこだわりから、和菓子が好きな方へのお土産におすすめといえるでしょう。

「藤戸饅頭」は、甘酒と小麦を使って生地が作られ、生地の中にはたっぷりとこし餡が詰め込まれています。お饅頭の味わいは、先代から変わらぬ味を継承。「藤戸饅頭」は、根強いファンに支持されている大人気の倉敷名物となっています。お饅頭は、竹の皮で包み込んだ商品と紙箱入りの2種類が用意されているので、お好きなパッケージを選ぶことができるでしょう。お値段は、竹の皮で包まれた藤戸饅頭が5個入り400円、箱入りは10個860円と、お買い求めしやすい料金設定となっています。

駅から離れた場所に位置する「良寛庵ひらい」は、大正元年に創業した和菓子の名店。倉敷で長い歴史を持っているこのお店は、先祖代々からこだわりや技術を継承し続け、現在お店に立つ職人さん達にも創業当時から変わらぬたしかな技術やこだわりが受け継がれています。良寛庵ひらいの店内には、平らな形のお饅頭「あんてまり」と看板商品の「良寛てまり」、どら焼きの「くらしきのまどか」や沖縄の黒糖を使用した「こげまん」など、創業当時から受け継がれた美味しい和菓子が陳列。

その中でも、良寛和尚が子供達と遊んでいた手毬が由来の「良寛てまり」が大人気です。良寛てまりは、地元産のお米だけを使って生地を作り、皮の柔らかさと甘すぎない中身の餡が絶妙な和菓子となっています。また、全国菓子大博覧会などで大臣栄誉賞や大賞を受賞したこともあり、倉敷のお土産に和菓子を購入しようとお考えの方にはとくにおすすめの商品です。良寛てまりは、1個216円から販売され、最大で30個入りのパッケージも用意されているので、ご自宅や職場へのお土産に購入してみてください。

倉敷市児島にある「甘月堂」は、住宅街の一角にあるこじんまりとした和菓子店。可愛い苺の看板が目印のこのお店は、昭和63年から名物の「フルーツ大福」を作り始めました。そして、店内には大福以外にも「焼き菓子」や「ゼリー」も陳列。たくさんの和菓子が店頭に用意されていることもあって、世代問わず多くの方におすすめです。そんな「甘月堂」は、小さなお子様も喜ぶお菓子屋さんとなっています。名物お菓子の「フルーツ大福」は、常に20種類のバリエーションを用意。

お店イチオシは、「いちご生クリーム」と「ブルーベリー」と「バナナ」の3種類です。この3種類のフルーツ大福は、フルーツと生クリーム、フルーツと餡との相性が抜群の仕上がりとなっていることから、イチオシ商品としてたくさんの方に人気があります。お値段も1個205円と安く、お土産を購入する前にご自身で味わってみるのもいいでしょう。また、季節ごとに限定味の大福も作られ、今の時期には「かき白あん」と「桃太郎ぶどう」と「おいも赤あん」が販売されていますので、お土産を購入する際にチェックしてみてください。

倉敷市駅に隣接している天満屋の地下1階には、地元の銘菓や名物グルメを取り扱っているお土産処があります。多くの商品が並ぶお土産街には、地元の名産品の「桃」を使ったお菓子や、地元の食材を使って作られた「ドレッシング」、お洒落なガラス容器に詰められた「日本酒」など、さまざまな商品が陳列。天満屋のお土産処は、倉敷市を訪れた方のお土産探しには困らないスポットと言えるでしょう。そんな数多くの商品が揃うお店の中でもとくにおすすめの名物は、「ままかり酢漬け」です。

ままかりの酢漬けは、岡山県の方言でご飯のことを「まま」と呼び、この酢漬けを食べる際に自分の家のご飯だけでは足りずに、隣の家にご飯を借りるほど病みつきになることから「ままかり」と名付けられるようになりました。そして、この商品は生姜と唐辛子が甘酢に漬け込まれていることもあり、食欲をそそります。お値段は、100グラム648円と安いこともあって倉敷のお土産にとても買いやすいでしょう。酢漬けが好きな方へのお土産に「ままかり酢漬け」を購入してみてください。

倉敷駅から徒歩2分の場所に位置する「ぶっかけ亭本舗 ふるいち仲店」は、倉敷のソウルフードを手がけるうどん屋さん。岡山県を中心にチェーン展開しているこのお店は、うどん天下一決定戦で二大会連続で優勝するほどの美味しさを誇り、店内ではイートインだけではなくうどんの販売も行われています。創業も地元で70年以上と長きに渡って続いていることから、地元では名物グルメとして有名です。そんな人気の「倉敷うどん ぶっかけ」は、麺を作る上で素材にこだわり抜かれています。

麺をつくる際に必要な水は、ミネラルが豊富に含まれているものだけを使用し、そのこだわりからもちもち食感と喉ごしがうまれています。そして、もちもち食感のうどんを活かすためにダシにもこだわり抜き、利尻昆布に鰹節、さらには大分県の乾燥椎茸などを使って、うどんにベストなダシをセットにして販売。6人前2100円と決して高くない料金設定となっていることもあって、ご家族へのお土産にぴったりです。また、プレゼント用の大容量セットも3800円で販売されているため、渡す相手に応じた「倉敷うどん」を購入してみましょう。

倉敷川から1本通りを挟んだ住宅街の一角にある「冨來屋本舗」は、古い旅館を改装して作られた郷土料理を販売しているお店。江戸の街を再現したような真っ白な建物が特徴のこのお店は、店内にたくさんの客席が設けられ、食事処としてお店を営んでいます。冨來屋本舗は、ランチなどで立ち寄って食事をするのもいいですが、お店の名物グルメ「たかきびめん」を購入するためだけにお店を訪れることも可能です。そのため、倉敷市駅を利用する観光客などの姿もよく見受けられ、お土産店としてもおすすめとなっています。

冨來屋本舗の名物グルメ「たかきびめん」は地元岡山県産のたかきびが麺に練りこまれていて、麺の特徴はつるつるとした喉ごしと歯応え抜群のコシがある仕上がりとなっています。また、気候によって変わる水分量などは常に材料の調整などを行って作られているため、毎日練り込んで製造。そのこだわりからいつ食べても同じ味わいとなっています。使われているダシも利尻昆布とカツオ、煮干しにお酒などを合わせて、おそばに良く合う仕上がりです。他では味わうことができない倉敷ならではの「たかきびめん」をお土産に選んでみるのはいかがでしょうか。

倉敷が誇る名物グルメや銘菓を選び抜いて10品ご紹介していきました。今回選び抜いた商品の中には、先祖代々から受け継がれた和菓子、地元の老舗お菓子店が手がける焼き菓子、手作業で練り上げて打たれたうどんやそばなど、倉敷ならではの名物をお土産に購入することができるでしょう。これから初めて倉敷を旅行する方は、選び抜いた倉敷だからこその名物グルメや銘菓をお土産に購入してみてください。なお、記載内容は公開時点での情報です。お出かけの際は事前確認をお勧めしています。