ふたりの距離がグッと縮まる♡江ノ島のおすすめデートスポット10選

江ノ島は電車や車でのアクセスがよく、年間を通して多くの観光客が訪れる人気スポット。昔から湘南とともにデートスポットとして人気があり、カップルの姿もたくさん見られます。

江ノ島の弁財天仲見世通りは食べ歩きやお買い物におすすめ。その先にある江島神社は縁結びのパワースポットとしても有名で、カップルで訪れるといいでしょう。また、南京錠をかけて永遠の愛を誓う恋人の丘など、見どころがたくさん。季節限定でイルミネーションも楽しめますよ。

江ノ島へデートに訪れたら、まず最初に行きたいのが江島神社。縁結びのパワースポットとして人気がありますよ。江ノ電江の島や小田急線片瀬江ノ島駅から15分～20分歩くと、江ノ島に渡る江の島弁天橋が見えてきます。橋を渡って仲見世通りをぶらぶらと歩くと、長い階段と赤い鳥居が現れるので、カップルで仲良く階段を上りましょう。

階段を上がったところには、社殿の一つ辺津宮(へつみや)があります。社殿の左側には「銭洗い白龍王」が住む白龍池があり、ここで銭を洗うと財運アップのご利益があるそう。

辺津宮を過ぎたところに「むすびの樹」と呼ばれるご神木があります。根元から2つの幹が伸びていて、縁結びのご利益があるのだとか。ご神木の周りには良縁を祈願したピンク色の絵馬がたくさん。ピンク色のかわいいおみくじもあり、2人の未来を占うのもおすすめ。

辺津宮から少し離れた中津宮には「水みくじ」があり、社殿の脇にある水琴窟に浮かべると文字が現れるという珍しいおみくじ。中津宮には「よくばり美人守り」があり、美容や美肌、微笑などのストラップが売られています。

江ノ島のシンボル「江の島シーキャンドル」。「江の島サムエル・コッキング苑」にある展望灯台で、2003年にリニューアルオープンしました。キャンドルのようなユニークな形をした灯台で、避雷針まで含めると約60mの高さがあります。高台にあり、地上から101mのところに展望台が設置。全面ガラス張りの展望台で、江ノ島を一望できます。天気がよければ富士山や伊豆半島まで見えることも。

屋外展望台もあり、カップルで訪れて開放的な雰囲気を味わうのにぴったり。特に夕暮れから夜にかけては、ロマンチックなムードに包まれます。

江の島シーキャンドルの1階には「TODAI KITCHEN DELI&TEA」というカフェがあり、テラスに座ってゆっくりと過ごすのがおすすめ。湘南・藤沢産にこだわったサンドイッチやサラダなど、美味しいメニューが味わえますよ。

江の島シーキャンドルは、11月から3月までライトアップが行われます。年々会場が拡大され、周辺のエリアもキラキラと宝石のように輝き、とてもロマンチック。クリスタルの蝶が浮かぶトンネルやライトで輝く小道など、カップルで歩くのにぴったりです。

新江ノ島水族館は江ノ島へ渡る江の島弁天橋の手前、片瀬海岸の湘南海岸公園にあります。水族館といえばデートの定番スポットで、新江ノ島水族館でもさまざまな生き物を見ながらカップルで楽しめます。

新江ノ島水族館は自然の地を生かしたユニークなデザインの水族館で、相模湾大水槽や「深海I～JAMSTECとの共同研究～」など他の水族館には見られない生物を観察することができます。相模湾ゾーンでは、江ノ島の特産品として知られるシラスの展示があり、これまであまり知られなかったシラスの成長過程について学べると好評。

新江ノ島水族館の人気スポットは「クラゲファンタジーホール」。クラゲを思わせるような半ドームの空間に大小13の水槽と球型水槽「クラゲプラネット」があり、クラゲがゆらゆらと泳ぐ幻想的な光景が楽しめます。周囲は薄暗くムードも満点。デート気分を盛り上げてくれます。

その他にも、ダイナミックなイルカのショーやスタッフによる解説なども。カワウソやカピバラなどのかわいい動物もたくさん飼育されていて、女の子と一緒に訪れるのにおすすめのスポットです。

「江の島サムエル・コッキング苑」は江ノ島にある植物園。もとは江ノ島に住んでいた貿易商サムエル・コッキング氏が明治15年につくった庭園で、温室や花壇、池などがあり、当時としては大規模な庭園でした。その後、「江の島植物園」を経て2003年に現在の「江の島サムエル・コッキング苑」としてリニューアルオープン。四季折々の植物が楽しめる人気スポットとなっています。

園内には姉妹都市の松本市や中国の昆明市などから贈られたモニュメントなどがあり、カップルで散策をしながら楽しめますよ。

園内にはフォトジェニックなスポットがたくさんあります。緑の中にはアーチ型のかわいいトンネルやおしゃれなベンチ、ヤシの木が並ぶ小道などがあり、カップルで写真を撮って楽しむといいでしょう。また、コッキング氏が作った温室の跡があり、日本では唯一残されている煉瓦造りの温室遺構となっています。地下内部は不定期で一般公開されているので、機会があったら中も見学してみましょう。

「江の島サムエル・コッキング苑」は、11月から3月にかけて園内全体がライトアップされます。ムードたっぷりで、デートにもぴったりです。

江ノ島岩屋は江ノ島の西の端にあるパワースポット。長い年月をかけて波が岩場を浸食して作った洞窟で、古くは弘法大師や日蓮上人が修行を行ったとも伝えられています。約152ｍの第1岩屋と、約56ｍの第2岩屋の2つの洞窟があり、第1岩屋は富士山のふもとの氷穴につながっているとか。また第2岩屋は龍神伝説が伝わっており、常に神秘的な雰囲気がただよいます。

洞窟の中は薄暗く、ところどころに照明があります。入口でロウソクを借り、カップルで手をつないで歩くと、2人の仲も近づくでしょう。

第1岩屋を進んでいくと、途中で二手に分かれます。左手に進むと「日蓮上人の寝姿石」に。浸食によってできた岩が日蓮上人に似ているということで名付けられたそうです。右手に進むと「江島神社の発祥の地」に。552年に欽明天皇の勅命で神様を勧請した場所だそうです。

第2岩屋は第1岩屋から遊歩道を歩いたところにあります。ここには江ノ島で欠かせない龍神伝説発祥の地で、洞窟の奥に龍神の演出も。龍神に願い事をすると叶うと言われているので、2人の未来をお願いしましょう。

江ノ島の「恋人の丘 龍恋の鐘」は、カップルが訪れる人気スポット。上でご紹介した江ノ島岩屋から登ったところにあり、見晴らしのいい場所です。フェンスには無数の南京錠がかけられているので、驚くかもしれません。カップルで鐘を鳴らした後に南京錠に名前を書いてフェンスに付けると、永遠の愛が叶うのだそう。

南京錠は恋人の丘のそばにある売店で売られています。南京錠を買う時にペンを借りて、名前を書くのを忘れないようにしてくださいね。

「恋人の丘 龍恋の鐘」は「天女と五頭龍」の伝説にちなんで作られました。昔、江ノ島に5つの頭がある五頭龍という龍が住んでいて、さまざまな悪さをしていました。ある時、海底から天女が舞い降り、恋をした五頭龍は結婚を申し込むのですが断られてしまいます。そこで五頭龍は悔い改め、その結果、天女と結婚ができたそうです。

天女は江島神社に、龍は西鎌倉の龍口明神社に祀られています。江島神社を参拝したら龍口明神社も参拝すると、恋愛のご利益があるそうですよ。

龍口寺は、延元年（1336～1340）に日蓮の弟子によって創建された寺です。ここには、日蓮の龍口法難という伝説が伝わっています。

龍口寺がある場所は、鎌倉時代は罪人を処刑する場でした。鎌倉時代後期、「立正安国論」を説いた日蓮に対し、その思想に不安を覚えた幕府が日蓮を捕らえ、龍口で斬首しようとしたそうです。その時、江の島の方から大きな光のようなものが飛んできて、役人の目がくらみ処刑は中止となりました。日蓮は結局、佐渡に流刑となり、後に鎌倉へ戻ってきました。

龍口寺には今も日蓮が捕らえられた土牢が残っています。また神奈川建築物100選の一つである五重塔などの見どころがあるので、参拝に訪れるといいでしょう。災難除けや厄除けのご利益があり、最近はパワースポットとしても人気があります。

龍口寺では毎年9月11日～13日に龍口法難会が盛大に行われます。この時、日蓮の龍口法難にちなんだぼたもちがふるまわれます。

稚児ヶ淵は江ノ島の西の端、江ノ島岩屋を出たところに広がっている岩場です。この岩場は1923年（大正12年）関東大震災の時に隆起してできたもので、ごつごつとした荒々しい風景を見ることができます。ところどころに磯だまりがあり、覗くと小さなカニやエビの姿を見ることができ、カップルで探してみるのもおすすめ。

稚児ヶ淵は夕日スポットとしても人気があり、かながわの景勝50選にも選ばれているそう。少し早めに訪れて、刻々と変わる空の色をカップルで楽しむといいでしょう。

稚児ヶ淵には「白菊と自休」の伝説が伝わっています。鎌倉建長寺の自休和尚は江ノ島に百日詣に出かけた際、鎌倉鶴岡相承院で学んでいた稚児の白菊に出会い、思いを寄せます。白菊は苦悩の末、断崖から身を投げ、それを追って自休和尚も身を投げたそうです。その後、この断崖は稚児ヶ淵と呼ばれるようになりました。

稚児ヶ淵と片瀬海岸を結ぶ遊覧船のべんてん丸が運航されているので、帰りは遊覧船を利用するのもおすすめ。所要時間は約6分で、海上から江ノ島の景観が楽しめますよ。

片瀬東浜海水浴場は小田急片瀬江ノ島駅から徒歩2分、江ノ島へ渡る江ノ島弁天橋の手前に広がるビーチです。約560mある遠浅のビーチで、日本の水浴場88選の一つ。ビーチからは富士山を望むことができ、関東で最も人気がある海水浴場です。夏は海の家が作られ、ライフセーバーが常駐するなど安心して楽しむことができますよ。

片瀬東浜海水浴場は遠浅の穏やかなビーチで、海水浴の他、ウィンドサーフィンやヨットなどのマリンスポーツを楽しむことができます。

片瀬東浜海水浴場は夏はたいへん賑わうビーチですが、オフシーズンは静かで混雑していないので、カップルで過ごすのにおすすめ。派手な海の家や呼び込みなどはなく、広々としたビーチにゆったりとシートを広げることができます。2人でお弁当を食べたり語り合ったりすれば、距離がぐっと近くなること間違いなし。

ただし、オフシーズンは海の家がなく、シャワーを浴びることができないので注意してください。また近くのコンビニのお弁当は早くに売り切れてしまうので、飲み物や食べ物は持参するといいでしょう。

最後にご紹介する江ノ島人気デートスポットは弁財天仲見世通り。江ノ島駅から江の島弁天橋を渡り、江の島青銅の鳥居をくぐったところに延びる通り。江島神社に続く参道で、江ノ島観光のメジャースポットです。仲見世通りは緩い坂道になっていて、道の両側にはお土産屋さんがたくさん。食べ歩きも楽しいスポットです。

仲見世通りを入ってすぐのところにあるのが「とびっちょ 江の島弁財天仲見世通り店」。店内では江ノ島名物のしらす丼やしらすを使ったメニューが楽しめます。店頭では珍しいしらすソフトやしらすパン、しらすブラックコロッケなども味わえますよ。

仲見世通りを進んだところにあるのが「井上総本舗」。ここでおすすめなのは女夫饅頭。茶饅頭と白饅頭の2種類があり、カップルで食べるのにぴったり。源義経と静御前の仲睦まじさにちなんだお饅頭だそうです。

さらに進んだところにあるのが「湘南デニムストリート」。こちらは、デニムの聖地と言われている倉敷デニムストリートの姉妹店で、児島産ジーンズがずらりと並んでいます。カップルでお揃いを見つけるのもおすすめですね。店頭では青い色をしたデニムソフトクリームやデニムまんが味わえますよ。

江ノ島のおすすめデートスポットをご紹介しましたが、いかがでしたか。江ノ島では食べ歩きからお買い物、レジャーとさまざまな楽しみ方ができ、カップルでゆっくりと1日を過ごすことができます。1日の終わりに2人で夕日を見ながら語り合うのもいいですね！

※記載内容は公開時点での情報です。お出かけの際は事前確認をお勧めしています。