イスタンブールのアジアサイド・旧市街・新市街!絶対行くべきおすすめ観光スポット徹底ガイド!

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トルコの中心地、イスタンブールはヨーロッパ・サイドとアジア・サイドに分かれています。ヨーロッパサイドには旧市街・新市街があり、観光名所の多いヨーロッパ・サイドに人気が傾きがちですが、アジア・サイドにも魅力がいっぱい!今回は様々な逸話が残る美しい建築物とともに、地域別にイスタンブールのおすすめ観光スポットを紹介していきます!

アジア・サイド~ウスキュダル周辺~

トルコの中心地、イスタンブールはヨーロッパ・サイドとアジア・サイドに分かれています。観光名所の多いヨーロッパ・サイドに人気が傾きがちですが、アジア・サイドにも魅力がいっぱい!
まずは、様々な逸話が残る美しい建築物とともに、アジア・サイドについてご紹介していきましょう♪

ベイレルベイ宮殿(Beylerbeyi Palace)

トルコ北西部の都市イスタンブールにある宮殿。1860年代、オスマン帝国のスルタン・アブドゥル・アジズがアルメニアの建築家サルキス・バルヤンに設計を命じた宮殿で、バロック様式を取り入れた夏の離宮として建てられました。オスマン帝国と関係が深い各国国家元首などが滞在したことで有名です。

ベイレルベイ宮殿 (Beylerbeyi Palace)
住所:
Beylerbeyi, Beylerbeyi Sarayı, 34676 İstanbul/Üsküdar/İstanbul, トルコ
アクセス:
第一大橋またはウスキュダル(Uskudar)からバスに乗り、Beylerbey Sarayi下車、所要時間15分。
休業日:
月、木曜日
電話番号:
+90 216 321 9320
料金:
20TL(0~6歳無料)

クズ塔 (Kız Kulesi)

ボスフォラス海峡の小島に立つ塔。クズ・クレは「乙女の塔」という意味で、かつては要塞、税関の監視塔、灯台、検疫所など、様々に利用されていました。現在は展望台とレストランになっていて、対岸のサラジャックから渡し船に乗って上陸することができます。

この塔にはある言い伝えが残っています。ある王女が、18歳になったとき蛇にかまれて死ぬであろうと予言をされました。娘を溺愛していた王様は海の真ん中にクズ塔を改築し、彼女をここに住まわせました。しかし運命を変えることは出来ず、18歳になった王女はぶどうの籠に潜んでいた蛇に噛み付かれ、死んでしまったといいます。王様は娘のために鉄の棺を作らせてアヤソフィアの門の上に備えたそうです。

クズ塔 (Kız Kulesi)
住所:
Üsküdar Salacak Mevkii, 34668 Üsküdar/İstanbul, トルコ
アクセス:
カバタス(Kabatas)とウスキュダル(Üsküdar)からボートにて移動
営業時間:
9:30~19:00(渡し船は9:00~18:45、土・日曜は9:30~)
休業日:
なし(レストランは日曜休業)
電話番号:
+90 216 342 4747
料金:
15トルコリラ(渡し船往復、塔の入場のみ)、0~6歳無料、7歳~学生6TL、65歳以上10TL

ミフリマ・スルタン・ジャミイ (Mihrimah Sultan Camii/Mihrimah Sultan Mosque)

このモスクは中央ドームを支える巨大アーチ4つがステンドグラスになっていて、161もの窓から光が差し込む美しい作りになっています。建築家であったシナンの手によって、彼の叶わない想い人であった王女ミフリマ・スルタンのために建てられたものです。日の出と日没の位置を正確に計算して建築位置が決められており、年に1度、ミフリマフ・スルタン王女の誕生日には、美しい景色を見ることが出来ます。

ミフリマ・スルタン・ジャミイ (Mihrimah Sultan Camii)
住所:
Karagümrük Mh.、34091 Fatih/İstanbul、トルコ
アクセス:
ウルバトゥル(Ulbatli)駅から徒歩10分
休業日:
なし
料金:
無料

アナドル・ヒサール (Anadolu Hisarı)

アナドル・ヒサールは、1390年代、スルタン・ベヤズィット1世の命により建築された城塞です。息子であるスルタン・メフィット2世は1452年にこれを拡張し、もう一つの城塞であるルメリ・ヒサールと共に、海峡封鎖の為に利用したと言われます。イスタンブール征服後はその役割を失い、現在は塔が1つと城壁だけが残され、公園になっています。

アナドル・ヒサール (Anadolu Hisarı)
住所:
Yahya Kemel Cad No.42 Rumelihisari Sariyer, Istanbul
アクセス:
タクシム(Taksim)広場から車で1時間
休業日:
水曜日
電話番号:
+90 212 263 5305
料金:
:5TL(12歳以下無料)

バーダット通り (Bağdat Caddesi/Bağdat Avenue)

カドゥキョイから南へ10km以上続く大通りです。17世紀、イラクのバクダードを征服したムラト4世の軍がこの通りを通ったことにちなんで、この名前が付けられました。現在はルイ・ヴィトンをはじめとする高級ブランドショップや、おしゃれなカフェが並ぶストリートに変身しています。

バーダット通り (Bağdat Caddesi)
住所:
Bagdat Cad Kadıkoy, Istanbul
アクセス:
トラムErenköyより徒歩20分
休業日:
なし
料金:
無料

カナート・ロカンタス (Kanaat Lokantasi)

ウスキュダルにある、創業70年以上の老舗の大衆食堂。各種ドリンクや30種のスイーツのほか、100種以上の料理など、メニューの豊富さで有名です。カウンターのショーケースを見ながら、メニューを選ぶことができます。とりわけイシュケンベスープが美味しいと評判で、このスープを目当てに来る人も少なくありません。モツ料理を食べることができるお店としても有名で、米と羊のモツを油で包んだクズ・ジエーリ・サルマが人気のメニューです。

カナート・ロカンタス (Kanaat Lokantasi)
住所:
Sultantepe Mah. Selman-i Pak Cad. No:9, Kuzguncuk Uskudar Istanbul
営業時間:
06:30~23:00
アクセス:
ウスキュダル(Üsküdar)フェリー乗り場より徒歩5分
電話番号:
+90 216 553 3791

旧市街(歴史地区)

旧市街は、イスタンブールの中でも多くの観光施設が集中している地区。その中にはユネスコ世界遺産に指定されている「イスタンブール歴史地区」も含まれています。古くから残る街並みが美しい、観光にはうってつけのエリアです。旧市街はトラムも整備されていて移動も楽ですが、歴史ある景観を守るためにあまり手が入れられておらず、道はあまり整備されてはいないので、歩きやすい靴で行くことをおすすめします。観光名所がぎゅっと詰まった賑やかな街を散策してみましょう♪

キュチュック・アヤソフィア・ジャーミイ (Küçük Ayasofya Camii)

キュチュックはトルコ語で「小さな」という意味を持ちます。知名度の高いアヤソフィアと同様、もともとはキリスト教の教会として建設された建物を、のちにイスラム教のジャーミィへと転用したもの。572年に作られた、実に1000年以上もの歴史を持つ建物です。

キュチュック・アヤソフィア・ジャーミイ (Küçük Ayasofya Camii)
住所:
Küçük Ayasofya Mh.、34122 Fatih/İstanbul、トルコ
電話番号:
+90 212 227 4480
アクセス:
トラムKumkapı駅より徒歩19分
営業時間:
お祈りの時間は入場禁止
料金:
無料

ソコルル・メフメト・パシャ・ジャーミィ (Sokullu Mehmet Paşa Camii)

こちらも歴史のあるモスクのひとつ。静かな場所にひっそりと建つこのモスクは1572年に建設されたもの。壁面や、ペンデンティブと呼ばれるアーチ上方の曲面三角形が、イズニック産の美しいタイルで飾られています。

ソコルル・メフメト・パシャ・ジャーミィ (Sokullu Mehmet Paşa Camii)
住所:
Küçük Ayasofya Mh.、34122 Fatih/İstanbul、トルコ
アクセス:
トラムKumkapı駅より徒歩21分
営業時間:
お祈りの時間は入場禁止
電話番号:
+90 212 524 6410
料金:
無料

考古学博物館 (Arkeoloji Müzesi)

イスタンブールの国立考古学博物館は、トプカプ宮殿の第一庭園のちょうど内側にあり、トルコの歴史的遺産が数多く展示されている施設。展示品の中には、あの名高いアレクサンダー大王の石棺、アテナ神殿の正面もあり、シュメール、バビロニア、アッシリア、ハッティ、ヒッタイト文明の遺物が展示されています。

考古学博物館 (Arkeoloji Müzesi)
住所:
Cankurtaran Mh 34122 Istanbul
営業時間:
09:
00~17:00
アクセス:
トラムCankurtaranより徒歩12分
営業時間:
09:
00~17:00(チケット販売は16:00まで)
休業日:
なし
電話番号:
+90 212 520 7740
料金:
15TL

古代オリエント博物館 -Eski Şark Eserleri Müzesi-

オスマントルコ時代、かつてトルコは自国の領土に加え、エジプト、アラビア半島一帯、シリア地方などを治めていました。ここ古代オリエント博物館では、その頃を代表する古代エジプト、メソポタミア、ヒッタイトなどのアナトリアの遺跡が展示されています。ヒッタイトのハットゥシリ3世とエジプトのラムセス2世が紀元前1259年に交わした、世界最古の講和条約と言われる「カディシュの条約」の粘土板が有名です。

古代オリエント博物館 (Eski Şark Eserleri Müzesi)
住所:
Cankurtaran Mh., 34122 İstanbul, トルコ
営業時間:
09:
00~17:00
アクセス:
トラムGülhane駅より徒歩13分
営業時間:
09:
00~17:00(チケット販売は16:00まで)
休業日:
なし
電話番号:
+90 212 520 7740
料金:
15TL

タイル博物館(陶器の館) (Çinili Köşk)

タイル博物館として使われているこの建物は、コンスタンティノープルを陥落したスルタン・メフメット2世により1472年に建てられたもの。オスマン朝初期の最も古い非宗教建築で、もともとはスポーツ観戦のための建物であったと言われています。現在はセルジューク朝、オスマン朝などの時代の陶器やタイルが展示されており、多様な様式や文様のものを観覧することのできる静かなスポットです。

タイル博物館(陶器の館) (Çinili Köşk)
住所:
Osman Hamdibey Yokuşu、Fatih/Istanbul - Europe、トルコ
営業時間:
09:
00~17:00
アクセス:
トラムGülhane駅より徒歩6分
営業時間:
09:
00~17:00(チケット販売は16:00まで)
休業日:
なし
電話番号:
+90 212 520 7740
料金:
15TL(12歳以下は無料)

ヒポドゥローム (Hippodrome)

ビザンチン帝国に建造された古代競馬場跡。かつては戦馬車競技が行われた競馬場で、また数千人が処刑された処刑場でもあります。現在競馬場はなく、かつてのトラックは今の街路になっており、「テオドシウス1世のオベリスク」「切石積みのオベリスク」「蛇の柱」という3本の記念碑だけが残っています。

ヒポドゥローム (Hippodrome)
住所:
Binbirdirek、34122 İstanbul、トルコ
アクセス:
トラムÇemberlitaş駅より徒歩7分
休業日:
なし
料金:
無料

トルコ・イスラム美術博物館 (Türk ve İslâm Eserleri Müzesi)

トルコ・イスラム美術博物館は、イスラム教が発祥してからのあらゆる時代と分野の関連資料と美術工芸品を所蔵していて、その数は4万点にものぼります。なかでも古い時代のカーペットのコレクションは非常に貴重で、世界的にも有名です。美術館の本館は大宰相イブラヒム・パシャの邸宅を改装したもので、現存するオスマン帝国の建築としても貴重です。 近年、民俗展示部門が増設され、伝統工芸に携わる人々の仕事風景、農村の生活習慣などが模型やマネキンを用いて再現、展示されています。

トルコ・イスラム美術博物館 (Türk ve İslâm Eserleri Müzesi)
住所:
Sultanahmet Mh., Meydanı Sok. No:
46, 34122 İstanbul, トルコ
営業時間:
09:
00~17:00
アクセス:
トラムCankurtaran駅より徒歩13分
営業時間:
09:
00~17:00(チケット販売は16:30まで)
休業日:
月曜日
電話番号:
+90 212 518 1805
料金:
10TL

モザイク博物館 (Mozaik Müzesi)

ビザンツ帝国の大宮殿にあったモザイクを復元して展示している博物館。色鮮やかなタイルを使ったものが多く、キリスト教に関するモザイクをはじめ、人々の生活、狩猟、動物、神話などを題材にしているものもあり、かつての生活や死生観を推し量ることができます。

モザイク博物館 (Mozaik Müzesi)
住所:
Arasta Carsısı, Sultanahmet Mahallesi Fatih Istanbul
営業時間:
9:
30~17:00
アクセス:
トラムSultanahmet駅から徒歩5分
休業日:
月曜日
電話番号:
0212 518 1205
料金:
8TL(12歳以下は無料)

新市街

イスタンブールは金角湾を挟んで新市街と旧市街に分かれています。
イスタンブールと言えば旧市街に出かける方も多いですが、新市街にも散策にぴったりなスポットがあり、観光におすすめです。今回はイスタンブールが見渡せるガラタ塔や、ノーベル文学賞小説が元となっている無垢の博物館などを紹介します。

タクシム広場(Taksim Meydani)

イスタンブール新市街の玄関口とも言われている「タクシム広場(Taksim Meydani)」。共和国記念碑を中心に円形の広場が広がっています。新市街の中心地にあり、観光客に人気のスポットです。

タクシム広場(Taksim Meydani)
住所:
Gumussuyu Mh., 34050, Istanbul, Turkey
アクセス:
地下鉄タクシム(Taksim)駅から徒歩約1分

ガラタ塔(Galata Kulesi)

イスタンブール新市街でひときわ目立つトンガリ屋根の「ガラタ塔(Galata Kulesi)」。高さ66.9mの塔からはイスタンブールを一望することが出来ます。

ガラタ塔(Galata Kulesi)
住所:
Bereketzade Mahallesi, Galata Kulesi, Beyoglu, Istanbul, Turkey
アクセス:
タキシム広場から徒歩約20分、テュネル(Tunel)駅から徒歩約5分
営業時間:
9:
00~20:00
定休日:
なし
電話番号:
(0212)293 8180
料金:
25TL

軍事博物館(Askeri Muze)

オスマン・トルコ軍の武器や戦闘機、本物そっくりな軍隊の人形などが展示されている「軍事博物館(Askeri Muze)」。
軍楽隊の生演奏も行なわれ、目で見て楽しむだけでなく、耳で聴いて楽しめる博物館となっています。

軍事博物館(Askeri Muze)
住所:
Askeri Muze ve Kultur Sitesi Komutanligi Valikonagi Cad Harbiye Sisli, Istanbul
アクセス:
タクシム広場から車で約5分、地下鉄オスマンベイ(Osmanbey)駅より徒歩約5分
営業時間:
9:
00~17:00
定休日:
月・火曜日
電話番号:
(0212)233 2720
料金:
大人5TL、子供1.7TL、65歳以上無料

無垢の博物館(Masumiyet Muzesi)

トルコのノーベル文学賞作家であるオルハン・パムク氏が小説名と同じ名前をつけて設立した「無垢の博物館(Masumiyet Muzesi)」。館内には小説にまつわる様々な物が展示してあり、小説の世界を味わうことができます。

無垢の博物館(Masumiyet Muzesi)
住所:
Cukurcuma Caddesi, Dalgic Cikmazi, 2, Beyoglu, Istanbul 34425, Turkey
アクセス:
タキシム広場から徒歩約20分
営業時間:
10:
00~18:00(木曜日は21:00まで)
定休日:
月曜日
電話番号:
90 212 252 9738
料金:
25TL
キリトビ

二十代。ヨーロッパ在住でしたが、現在は主に日本国内を旅行しています。

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