キプロス基本情報 【気候・服装編】~アフロディーテ(ヴィーナス)誕生の地~
19152views南地中海に位置するキプロス共和国。公用語はギリシャ語で、イギリス連邦の加盟国です。本記事では、そんなキプロスに旅行するときに知っておきたい日本との時差や、日本からの飛行時間などの基本情報をお届けします。
四国の半分ほどの大きさのキプロス島。そんな地中海のキプロスと日本とは、いったいどれくらいの時差があるのでしょうか。また、キプロスにはサマータイムはあるのでしょうか。
キプロスと日本との時差は7時間。日本の方が7時間進んでいます。たとえば、日本が夜12時のとき、キプロスはまだ同じ日の午後5時となります。
キプロスはサマータイム制を導入しています。サマータイム期間中は日本との時差が1時間縮まり、6時間になります。先ほどの例でいうと、日本が夜12時のとき、キプロスは同日の午後6時です。
キプロスのサマータイム適用期間は、毎年3月の最終日曜日から、10月の最終日曜日まで。この期間をまたいで旅行するときは、時刻をあわせるのを忘れずに。
キプロス島には、「ラルナカ国際空港」「パフォス国際空港」という2つの国際空港があり、この2つの空港から近隣のヨーロッパ、中東諸国への国際線が発着しています。日本からは、いったいどれくらい時間がかかるのでしょうか。
日本からキプロスまでは、直行便は運航されていません。必ず、ヨーロッパや中東、アジアなどのどこかの都市を経由して行くことになります。
乗継便を利用してキプロスに行く場合、中東系航空会社のカタール航空やエミレーツ航空を利用すると、比較的時間もかからず1度の乗継でキプロスのラルナカ国際空港に到着できます。
所要時間はカタール航空でドーハ経由の場合、最短で16~18時間。エミレーツ航空でドバイ経由でも、大体同じくらいです。その他の航空会社やパフォス国際空港はアクセスが悪く、片道最低でも30時間以上はかかるとみておく必要があります。
鉄道のないキプロス。主要空港であるラルナカ国際空港から中心地までの移動方法は、市内バスやシャトルバス、タクシーなどの選択肢があり、1~2時間に1本の割合で出ているバスが便利。所要時間は約40分です。また、1階ロビーにいくつかのレンタカー会社があります。
キプロスは2004年に欧州連合に加盟して、加盟国間の移動を簡素化するシェンゲン協定にも署名していますが、2016年4月時点ではまた発行していません。よって、乗継便でキプロスに出入国するときは、基本的にキプロスの空港で出入国審査となります。
なお、キプロスは昔は1つの国でしたが、現在は北のトルコ系と南のギリシャ系とに分断されています。現在は紛争状態は緩和されていますが、国際情勢や出入国手続きなどの詳細は外務省のホームページなどで最新の情報を確認しましょう。
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