【宮崎】神秘的な力が宿る「高千穂峡」は自然がつくった絶景スポット

大昔の阿蘇山の火山活動で五ヶ瀬川へ流出した溶岩が急激に冷え固まり、長い年月をかけて浸食されてできた渓谷が高千穂峡です。高さ50～100mの柱状節理の断崖が、東西7kmにわたって続くダイナミックな光景は見事！国の名勝・天然記念物に指定されています。

渓谷沿いには約1kmの遊歩道が整備され、絶景ポイントが点在。歩きやすい遊歩道を散策しながら、気軽に渓谷の美しさを堪能できますよ。伝説が残る不思議なスポットも必見です。

落差17mの真名井の滝は必見！天孫降臨の際に、アメノムラクモミコトが天高原から水種を移したと伝えられています。遊歩道の先にある展望台から眺めることもできますが、貸ボートで滝壺まで近づいてみましょう。滝の水しぶきにあたると心が清められるようです。

真名井の滝までは手漕ぎボートで5分ほど。大迫力の滝と柱状節理の断崖を堪能しましょう。夏季の日没後には滝がライトアップされ、より一層幻想的な雰囲気に包まれます。遊歩道にも竹燈籠が設置されるので、神秘的な散策を楽しんでください。

遊歩道から見ることができる、石・網・コンクリートの3つのアーチ橋。1カ所に3本の橋が架かるのは珍しく、絶好の撮影ポイントです。

おのころ池の奥に浮かぶ小さな島「おのころ島」は、「国生み神話」に登場する島。イザナミ、イザナギが最初に創造した島と伝えられています。

悪さばかりする鬼八が、重さ200tの石を投げたと伝わっています。鬼八はミケイリノミコトが退治して治めたという伝説が残っています。

7つの穴がつながってできた七ツヶ池。青々とした茂みの下にある池には、龍神が住んでいたと伝えられ、その水は七色に変化していたといわれています。

樹齢約1300年のケヤキの根元から水が湧き出ており、御神水として信仰されています。真名井の滝の水源にもなっています。

心癒される絶景スポット「高千穂峡」をご紹介しました。国生み、天孫降臨など数多くの神話や伝説が残る地は、神秘的な力が宿るパワースポット。ぜひ訪れてみてください。