息を呑むほどの絶景!ジョージア奥地「復讐の塔」の待つ秘境 "メスティア" への旅
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- Rd to Gelati Monastery, Motsameta
- アクセス:
- クタイシから車で15分
- 料金:
- 無料
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コーカサスの国ジョージア西部の都市クタイシ。10~12世紀にかけてジョージア王国の首都だったクタイシには、ジョージア(グルジア)正教に関連する多くの歴史的な建築物がたくさんあります。今回はそんなクタイシで訪れるべきスポットを3つ、ご紹介します。
まずはクタイシの郊外にあるゲラティ修道院から。この修道院は12世紀、ジョージアでは英雄とされるダヴィド4世の時代に建立されました。当時の首都クタイシから離れた山深いところに造られたゲラティ修道院は、中世ジョージアを代表する建造物の一つとしても知られています。
ゲラティ修道院は、ジョージアの著名な科学者、神学者など知識層が集まる知的アカデミーの中心的存在として機能していました。人里離れたこの修道院に当時の知識人たちが集まって研鑽(けんさん)を積んでいたことを思うと、一種の神々しさのようなものを感じてしまいます。
こちらはゲラティ修道院を創設したダヴィド4世。修道院内には数多くの壁画や装飾が残され、歴史を感じさせます。
続いてはクタイシを見下ろすウキメリオニの丘にあり、シンボル的な存在であるバグラティ大聖堂。その名前はジョージアのほぼ全域を統一したジョージア王国初代の王様バグラティ3世の名に由来しています。建立されたのは10~11世紀の彼の治世下とされており、その後17世紀にはトルコの侵攻によって破壊されてしまいました。20世紀になってから再建が始まり、現在の姿に至っています。
バグラティは今も信仰の対象とされ、訪れるジョージア人が絶えません。筆者が訪れた時にも観光客のみならず、熱心に祈りを捧げる人たちがいました。
眼下には美しいクタイシの町並みが広がり、眺めはバツグン。
最後にご紹介するのは、ツカルツィテラ川沿いの絶壁の上に建つモツァメタ修道院。うねりを見せる川の上という絶景のポイントに建つモツァメタは、ゲラティ修道院と同じく、英雄ダヴィド4世の治世下で造られたものです。
元々この地には8世紀、アラブの侵攻により殺された聖人ダヴィドとコンスタンティンの遺体が埋められていました。その後、11世紀になってダヴィド4世が彼らを偲び、お墓の上に建築したのです。なお、現在残っているのは19世紀に建てられたもの。ちなみに「ツカルツィテラ」とは、現地の言葉で「赤い血」という意味で、アラブ人による虐殺に由来しています。
ここでは聖人の遺骸を見ることもできます。人によっては気味が悪いと感じられるかもしれませんが、ジョージアの人たちにとっては非常に神聖なものなんです。
結婚式が行われていることも…。
クタイシで訪れるべき3つのスポットをご紹介しましたが、いかがでしたか?異国情緒に溢れる古都クタイシは、町を歩いているだけでも楽しいものです。ですがせっかくクタイシに来たからには、ジョージア独特のキリスト教、ジョージア正教と関連の深い、これら3つのスポットを訪れてみては?
2014年7月より、元教師の妻と世界一周の旅を始め、2016年3月に無事、帰国した33歳の元会計士。1年8カ月かけ48カ国を回る中で出会った絶景やオススメのグルメ情報など、旅に関する情報を発信していきます。
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