群馬・赤城山麓のおすすめ自然観賞スポット5選！日常を離れて自然を満喫しよう

赤城山登山の定番、大沼の周りを縦走するコースは日帰りでも十分行ける人気の登山コースになっています。山の上からも大沼や小沼を眺めるスポットも。また、夜は車で行ける夜景展望台もあるのですよ。日常を離れ、涼しい山の自然を満喫できるスポットをご紹介します。

赤城山の大沼の隣にある覚満淵。尾瀬の景色にとてもよく似ていて、ミニ尾瀬ともいわれているとか。湿原内へは木道も整備されているので、四季折々の花や湿原特有の植物観察が楽しめます。また、野鳥観察もおすすめ。

「覚満」とは、平安時代の比叡山延暦寺の高僧の名前で、この場所で法会を行ったのが名前の由来なのだそうです。

正式名称は「この」。長七郎山の噴火によってできた周囲1キロほどの静かなたたずまいの小さな湖。隣にある大沼からは車で5分ほどの距離で、静かに過ごしたい方にはおすすめの場所。

自然保護整備が行われている覚満淵やレジャーでにぎわう大沼と違い、ここは手付かずの自然が多く残っています。湖面に映る長七郎山山頂へは1時間ほど。山頂からミズナラの森と小沼が眺められます。

赤城山山頂にある大沼は、実は正式名称が「おの」。ハイキングや登山、夏は涼を求めて訪れる人も多く、春はつつじ、夏は白樺林、秋は紅葉が美しい場所。
夏になるとキャンプ、モーターボートやカヌー、冬になるとワカサギ釣りとレジャーのメッカです。8月に行われる「赤城山夏祭り」では花火も上がりますよ。

大沼からはりだした小鳥ヶ島にある「赤城神社」は女性におすすめのパワースポット。女性の願掛けにご利益があるといわれ、ここでお願いすると美人の女の子を授かる、といわれています。

全長約2キロの市道沿いに樹齢50年ほどのソメイヨシノが春になると一斉に咲き誇る、まさに桜のトンネル！「日本の桜名所100選」にも選ばれていて、芝桜も楽しめます。
4月上旬から中旬の開花時期には週末ともなれば渋滞覚悟で行かなければなりませんが、平日ゆっくり行くのがおすすめ。

この時期に合わせて行われる赤城南面千本桜祭り期間にはライトアップされ、夜桜も楽しめます。

杉林の山道を歩き進めると次第に道がなくなり、そこから川沿いの岩だらけの誘導テープを頼りに人が歩いた後を確認しながら、と何ともサバイバル。
そのため、小さいお子様や体力に自信のない方はあまりおすすめできないのですが、たどり着いた先には落差32mの直瀑！

しかも落下地点のすぐそばまで行けるので、目の前でその迫力を見ることができます。
こちらは冬の画像ですが、真夏の群馬のおすすめスポットです。ここでマイナスイオンを浴びまくってください！

群馬には温泉がいっぱいあるので、登山やレジャーの帰りには汗を流せますね。途中の景色を楽しみながら行ってみてはいかがでしょう。