【いくつもの歴史の節目を乗り越えた内陸国は工業国へ スロバキア】
中世の面影を色濃く残す首都のブラチスラバの街並みをじっくりと楽しむのもいいが、ユネスコ世界遺産に登録されている観光スポットにも行ってみたい。文化遺産には、伝統的建築様式の住宅が現存するヴルコリニェツ、かつて重要な鉱山都市であったバンスカー・シュチャヴツァ、スピシュスキー城、中世の文化財が残存するバルデヨフがある。ハンガリーと共有の自然遺産のアグテレク・カルストとスロバキア・カルストの洞窟群、ウクライナと共有の自然遺産のカルパティア山脈のブナ原生林なども注目すべきスポット。日本との時差は7時間。直行便がないので、周辺国から飛行機か鉄道での入国となるが、鉄道でのアクセスがおすすめ。飛行機だけだと約13時間。鉄道と組み合わせると約15時間。
スロバキアには、隣国ハンガリーから続くカルスト群はヨーロッパ最大規模を誇り世界遺産に登録されているほど!見渡す限りの洞窟や鍾乳洞、氷穴など自然が作り出した美しすぎる神秘の絶景に出会うことができます。日本ではあまり知られていないこれらの洞窟。ぜひその魅力を味わってみてください。
スロバキアは中央ヨーロッパに位置する美しい国です。国土のほとんどが山の中にあり、四季の風景を楽しむことができます。ここではそんなスロバキアの気候と、訪れる際の服装について紹介しましょう。
スロバキア共和国は東ヨーロッパの小国。国土面積は日本の約7分の1ですが、7つものユネスコ世界遺産を擁しています。地方の小さな町に王朝時代の面影が数多く残る国、スロバキアの世界遺産めぐりは中世へのタイムスリップです。
世界遺産に登録されているスロバキアのレヴォチャ地区。小さなこの町にバスで向かっていると突如見えてくるのがジブリの名作「天空の城ラピュタ」のモデルとなったと言われているスピシュ城です。ヨーロッパの多くの城と異なるのはスピシュ城が廃墟だという点。今回は朽ちゆく美しい城と共に周辺のレヴォチャ地区についてもご紹介します。
スピシュ城はスロバキア東部に位置し、丘にそびえ立つ中欧最大級の古城です。世界遺産に登録されているこの城は、その外観からスタジオジブリの「天空の城ラピュタ」のモデルになったとも言われています。そんなスピシュ城の魅力についてご紹介していきます。