バハマはカリブ海に浮かぶ島国です。クルーズ船の寄港地としても知られていて、一年を通じて世界中から多くの旅行者が訪れます。ここではそんなバハマの治安と気をつけたいことについてまとめてみました。バハマを訪れる際に参考にしてください。
北米から多くの人が訪れるバハマ。中南米の中では比較的治安がいい国として知られています。外務省の渡航関連情報でも2017年9月現在、危険情報は出ていません。基本的なことを守れば、安心して旅行をすることができます。
しかし日本と比べると犯罪率は高く、スリやひったくりなど旅行者を狙った軽犯罪も多発しています。リゾート地だからといって、安心しすぎないようにしたいものです。
バハマではスリやひったくり、置き引きなどの軽犯罪がよく起こっています。日本にいるのと同じような気分で街を歩いていると、ターゲットにされることも。特にクルーズターミナルや、ケーブルビーチではパスポートや現金が入ったバックを、後ろからつけて来た男に奪われる事件が多く起こっています。また、置引きも多発しているそうです。
バハマでは無許可のタクシー(白タク)に関するトラブルが多く発生しています。料金をごまかされたり、車内で金品を奪われるケースも。タクシーに乗るときは、認可されているタクシーを利用しましょう。
バハマでは女性に対する嫌がらせも多くあります。特にカジノ、ナイトクラブ、ホテル周辺などで性犯罪が多発。見知らぬ人に声をかけられたら、十分気をつけるようにしましょう。特に、女性が夜に一人歩きをすることのないように。
日本人は「お金持ち」というイメージがあり、犯罪者から狙われやすい傾向にあります。そのため、華美な格好をして目立つことは控えたいものです。ブランド品や高価なものを身につけるのは控え、女性はなるべく肌の露出を控えるようにしましょう。また、カメラや携帯、タブレットなどを街中で出したり、地図やガイドブックを見ながら歩いたりするのも禁物です。
バハマは一つの島ではなく、複数の島により構成されています。その中で、旅行者に人気なのがニュー・プロビデンス島です。この島には首都ナッソーがあり、スリやひったくりなどの軽犯罪が多く発生しています。また、グランド・バハマ島のフリーポートでも軽犯罪が多く起きているそうです。
リゾート地では夜も出かけることがあると思いますが、夜道の一人歩きはできるだけ避けましょう。夜間、外出するときはタクシーを利用するようにしてください。
バハマでの緊急連絡先は以下の通りです。
警察・消防署・救急車 : 911/919
バハマには日本の大使館はありません。ジャマイカ大使館の管轄となっています。連絡先は以下の通りです。
電話: (市外局番0876) 929-3338/9、(国番号1) -876-929-3338/9(国外)
旅に出るとつい気が緩みがちです。バハマは中南米の国々と比べて特に治安が悪いわけではありませんが、身の回りの危険には注意しましょう。貴重品の管理はしっかりとし、トラブルを避けるようにしたいですね。
いろいろな土地の魅力をお伝えできたらと思います。よろしくお願いします!
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