ルクセンブルク基本情報 【治安・情勢編】穏やかで安全な美しい国

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ルクセンブルクは現在、世界で唯一の立憲君主制の大公国。「北のジブラルタル」と称される城塞都市で激動の歴史を歩んできました。現在はEUの中心地の1つとして機能し、小国ながら1人あたりのGNPが世界一で、裕福で穏やかな国です。そんなルクセンブルクの治安・情勢についてご案内しましょう。

ルクセンブルク大公国(Groussherzogtum Lëtzebuerg)

ルクセンブルクはフランス、ベルギー、ドイツに囲まれた西ヨーロッパの内陸地にあります。面積は日本の神奈川県くらいで、人口は約50万人。現在1人あたりのGNPは世界トップの裕福な国です。歴史的にいろいろな国の支配下に入りながらも、独立国として現在に至っています。街並みそのものや要塞がそっくりそのまま世界遺産として登録されており、特に見どころはノートルダム寺院です。

名産は白ワインとチョコレート。フランスやベルギーに負けず劣らずのグルメ大国で、料理も美味しいと評判です。水道水も世界第3位の安全性と味を誇りますが、硬水なので、人によって好みは分かれるでしょう。

ルクセンブルクの治安・情勢について

歴史的には様々な争いに巻き込まれた土地ですが、現在は独立国として、とても安定しています。陸軍がありますが、外交は落ち着いていて、どこの国とも戦争状態ではありません。

ルクセンブルクは立憲君主制で大公は実質的行政権を持っています。一方で議会も存在し、内閣にも行政権が。現在、その体制で問題はなく、内政も落ち着いた状態です。

日本の外務省によるルクセンブルクの治安についての見解は、「比較的良好」となっています。ただし、麻薬がまん延していたり、近隣諸国の窃盗犯や詐欺グループによる犯罪の危険があったりするので、慎重に行動する必要はあるでしょう。また、置き引きやひったくり、スリの被害も少なからずあるので、それらも警戒してください。

犯罪に巻き込まれない対策として、「1.人通りの少ない路地や人込みへは立入らない。」「2.歩道を通行する際は車道から離れたところを歩き、所持品は車道の反対側に持つ。」「3.外出時にはパスポートや現金などの貴重品は、ボタン付きの内ポケット等に分散する。」などがあげられています。

ルクセンブルク駅の周辺はぼったくりバーがあったり、売春の勧誘や酔っ払いなどがたくさん集まったりしているので、危険地域として注意する必要があると言われています。調子の良い言葉などに安易につられたりしないように気をつけましょう。

ルクセンブルクに限ったことではありませんが、お財布や現金、貴重品などを人前で簡単に見せないようにすることも大切です。お金を持っていると知られると、カモとして付け狙われてしまう危険がありますよ。

ルクセンブルクは古い街並みが残されてはいますが、先進国として清潔で衛生状態のよい国。ですから、風土病や感染症の危険は低いです。

最後に

穏やかで美しいヨーロッパの小国ルクセンブルク。静かで落ち着いているので、比較的安心して過ごせますが、日本にいる時と同じか、それよりもう少し注意深い警戒心は必要でしょう。裕福な国を狙って入り込む犯罪集団がいるので、ぼやっとしているとカモにされる危険性がありますよ。

umi

北海道在住の旅行大好きな30代女子です。
旅行では主に世界遺産や絶景スポット巡りをしています(*^_^*)
もちろん、ご当地グルメもはずせないポイントのひとつ♪
その中でもわたしのおススメなトコをアップしていきます☆

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