城崎温泉の人気観光スポットおすすめ15選！歴史スポットからレジャーまで！

城崎温泉ロープウェイは、温泉寺のある中間駅を経由して、山頂の大師山を7分で結んでいます。中間駅があるロープウェイは全国でも珍しいそうです。山頂からは、城崎温泉街～円山川が一望でき、絶景ポイントとしても知られています。山頂には展望台や吉田兼好の文学碑、温泉寺奥の院、かに塚など見どころがたくさんありますよ！

城崎温泉ロープウェイの乗り場は、薬師公園ポケットパークにあります。薬師公園ポケットパークには足湯があり、また城崎ジェラートカフェchayaのジェラードも有名です！

中間駅の温泉駅には、温泉寺と城崎美術館があります。温泉寺本堂は国の重要文化財に指定されている観光スポット！温泉寺と城崎美術館は共通入場券を買うとお得！どちらも駅から徒歩で行けるので、ロープウェイに乗ったらぜひ訪れてみてください。

大師山の山頂には双眼鏡も備えつけられていて、城崎温泉の街並みを一望できます。晴れた日には遠くまで見渡せるので、城崎温泉に来たらぜひ観光してみてくださいね！ペットもケージやバッグに入れれば、一緒に乗ることができます。

城崎美術館は、城崎温泉ロープウェイの温泉寺駅にあります。城崎温泉郷を見下ろす温泉寺の本堂の北東に位置し、温泉寺に伝わる鎌倉時代を中心とする仏教関係の文化を中心に展示しています。また、円山川流域の遺跡から出土した、縄文時代・弥生時代・古墳時代の埋蔵文化財など充実した展示を楽しめます。

主な所蔵品には、聖徳太子作と伝えられる薬師如来坐像や、藤原時代に作られた六体地蔵尊、温泉寺縁起図などがあります。仏像が好きな人にはおすすめの観光スポット。

城崎美術館は2005年に市町合併された際にリニューアルされました。泉寺所蔵の文化財を大きく一同に展示し、続いて「温泉寺の仏教美術」と「城崎の遺跡」の２つの分野で分かり易く展示されています。崎の太古から現在に至る生活文化を芸術の面から紹介する美術館として、注目を浴びています。

ここから見る風景もすばらしく、温泉寺を訪れた際にはぜひ見学してください。温泉寺と共通の入場券もあり、少しお得になっていますよ！駐車場もあるので、ロープウェイでなくても行くことができます。ゆっくりと回ってみてくださいね。

温泉寺は大師山の中腹にある高野山真言宗の別格本山です。738年、道智上人により創建されたと伝えられています。河辺へ漂着した十一面観音像を本尊としています。眼下にある城崎温泉郷の守護寺として、昔から観光客だけではなく地元の人に親しまれてきました。

城崎温泉は1300年前に道智上人によって開かれた霊湯です。従来より、城崎温泉に入る人はその前に必ず温泉寺に参拝するよう伝えられているそうです。昔から伝わる入浴作法があり、境内に示されています。また作法を書いた手ぬぐいも販売されています。

温泉寺には国の重要文化財がいくつもあります。本堂は但馬では最も古い仏殿で、1387年の建立と伝えられています。和洋、天竺、唐様の折衷様式が特徴で、天竺様式の色彩がとても美しい本殿です。本尊の十一面観音立像は、像高213.5ｃｍで、ヒノキの一本造りです。平安初期に作られたと推定されていて、毎年4月24日の開山忌に拝観することができます。

千手観音立像は平安後期の作品と伝えられています。標高144.7ｃｍで、こちらもヒノキの一本造り。仏面から足下まで全て一本で掘られています。そのほか、宝篋印塔や釈迦十六善神像（絵画）も国の重要文化財となっています。

※画像はイメージです。

ロープウェイ駐車場横にある薬師ポケットパークには足湯処があります。。城崎温泉の源泉を使用していて、疲れを癒すことができます。ドライブ観光や散策の途中にぜひお立ち寄りください。場所によって温度が違うので、お好みの場所を探しながら入るのも楽しいですよ。小さな子どもたちから大人まで、無料で終日利用できるので、気が向いたときに気楽に利用できるのが嬉しいですね。

温泉たまごを作れる場所もあり、家族揃って楽しむこともできますよ！こちらも家族揃って楽しんでください。旅の思い出にぴったりですね！

温泉たまご用の卵は、無農薬のえさで飼育された但馬の地玉子を使っているそうです。。温泉に含まれる塩分によってついた自然な塩味がうまみの秘訣。卵自体の天然の味と、塩味とのバランスが絶妙で、いくつでも食べてしまいそう。そのまま大口で食べても、またスプーンですくって食べてもおいしいですね。特に寒い日には足湯で温まりながら、おいしい温泉たまごを楽しんでください！　

足湯の周囲には石のモニュメントも置いてあり、ロープウェイを待つ間、ゆっくりとくつろぐことができます。

城崎ジェラートカフェchayaは、薬師ポケットパーク内にあります。城崎の名物ジェラートは観光客に大人気！素材にこだわった、天然素材100％のジェラートは、城崎温泉の湯上がりにぴったり。体にもやさしく、ここでしか味わえないオリジナルな味わいを楽しめます。

城崎ジェラートは食感の違う３タイプがあり、フルーツベースのなめらかなジェラート、濃厚なミルクベースのアイスクリーム、そして甘さ控えめサッパリソフトクリーム。どれも一度食べたら忘れられない味です！足湯に来たらぜひ味わってくださいね！

城崎ジェラートカフェchayaでは、黒豆よもぎやマンゴーなどの他に、夏はわさびやユズ、秋には紫芋や焼き芋など、季節ごとに異なったジェラードを楽しめます。そのほかにも、城崎の代表的な食材を使った「カニまん」や「但馬牛まん」など、ここでしか食べられないおやつもたくさん！コーヒーなどのドリンク類も販売しているので、散策の途中に立ち寄るのも楽しいですね！

自分でつくる『ぷるぷる温泉たまご』の卵もここで買うことができます。温たま、半熟、かたゆでなど自分好みに作れるそうなので、作り方を聞いてみてくださいね！

円山川公苑は兵庫県北部唯一の美術、スポーツ、レクリエーション施設です。夏にはプール、冬には屋外スケートリンク、また4月～11月にはインラインスケートコートが設置されるほか、ボート遊びができる池や広々とした芝生エリアがあります。美術館では定期的に展覧会が開かれ、主に国内の有名アーティストの作品を紹介しています。

夏には子供向けのワークショップが行われたり、冬にはスケート教室やクリスマスイベントが行われたりするなど、市民の憩いの場として多くの人に親しまれています。

円山川公苑ではカヌーも人気。初心者用タイプ・中級者用タイプのカヌーがあり、初めての人には指導員が教えてくれるので安心です。2人乗りカヌーもあるので親子で楽しめますよ！また、円山川には自分のカヌーを持ち込んで楽しむこともできます。

スケートリンクには貸靴も用意されています。手袋が必要なので用意してくださいね！インラインスケートは4月～11月の利用となります。また、リードを付けていればペットも公園内に入ることができます。家族揃って城崎温泉に観光にきた際は、自然を楽しみましょう！

1,300年前以上も前から温泉が湧き続ける城崎には７つの外湯があります。そのうちの一つ、「さとの湯」は城崎温泉駅のすぐ隣にある日本最大の駅舎温泉です。駅舎を利用したユニークな温泉で、旅行者にも人気を呼んでいます。ここの入り口には足湯もあり、電車の待ち時間や散策の途中に気楽に利用することができるため観光客にもおすすめです。

建物は3階建てで、1階にフロントとお休み処、2階に大浴場、3階に露天風呂があります。露天風呂からは円山川を一望することができ、時には飛んでいるコウノトリも見えるとか。暗くなってしまうと、この雄大な景色が見られないので、昼間のほうがおすすめです。

ちょっとエキゾチックな雰囲気が漂う「さとの湯」は、ハーブの香りや滝の音に満ちた不思議な空間。サウナ風呂は、ドライ・ミスト・ペンギンの3種類があり、サウナが好きな人もおすすめです。ペンギンサウナは、サウナで温まった体を冷やすのにちょうどいい温度になっていますよ！　

館内にはゆったりとした広さの休憩室があります。ボディソープやシャンプー・リンスも備えつけられているので、手ぶらで利用することができます。駐車場もあるので、家に帰る前に立ち寄るのもおすすめです！

「一の湯」は城崎にある７つの外湯のうちの１つで、観光客にも人気のスポットです。江戸中期に温泉医学の創始者・後藤艮山の高弟・香川修徳が著書の中で当時新湯といったこの湯を、天下一と推薦したことから、名付けられました。横の小庭には近代温泉学の権威、藤浪博士が書いた「海内第一泉」の碑があります。

「一の湯」は城崎温泉街のほぼ真ん中に位置し、桃山様式の歌舞伎座を思わせる建物は風情があります。 この温泉は、開運招福の湯とも言われ人気を呼んでいます。「一の湯」は城崎の外湯の中でいちばん大きく、２階には休憩室も備わっています。

館内には岩をくりぬいたような雰囲気が楽しめる洞窟風呂があります。すぐ隣には新しく足湯もでき、いつも旅行者で賑わっています。洞窟風呂は半露天風呂になっているので、外の冷気も楽しめます。

城崎で2つ以上の外湯を楽しむのなら、外湯めぐりがお得。1日ぐるっと、入り放題の「ゆめぱ」という湯めぐりパスがあり、大人1,200円、子供600円です。外湯が一軒600円なのでお得ですね。この湯めぐりパスを使って城崎の温泉巡りを楽しんでくださいね！夏には浴衣姿で温泉巡りを楽しむ人もたくさんいますよ！

薬師公園ポケットパークには、城崎温泉の元湯と足湯があります。城崎ジェラートカフェChayaの前にあり、周りには足湯やベンチなどがあるので城崎ジェラートカフェChayaのジェラートを食べながら、思い思いに過ごす観光客でいつも賑わっています。

元湯は自然の石の上から湧き出ていて、湯けむりが立ち上っています。特に寒い季節には大量の湯けむりがはっきりと見えますよ！城崎温泉のシンボルともいえるでしょう。隣の足湯を楽しんだり、名物温泉卵を作ったりしてくつろいでください。

城崎温泉は、開湯1300年の歴史を持つ兵庫県随一の名湯地です。石造りの太鼓橋がかかる小さな川と柳並木は城崎温泉の代表的な風景。城崎温泉には7つの外湯があり、順に湯めぐりをするのも楽しみです。この｢外湯めぐり｣は温泉街の旅館に泊まると無料になるしくみなので、いろいろな温泉を楽しんでくださいね！

周辺にはさまざまなタイプの旅館があります。旅館では名物の但馬牛や海の幸を堪能することができます。日帰り温泉もできますが、時には旅館に泊まってゆっくりと過ごすのもおすすめです。

城崎文学館は城崎温泉街の真ん中に建ち、城崎温泉ゆかりの作家に関する展示を行う豊岡市立の文学館です。1996年に開館し、2016年には20周年を迎えました。その年に大幅なリニューアルをし、新しく生まれ変わった文学館。常設展から企画展まで、この地に初めて訪れる観光客でもさまざな楽しみ方ができます。

城崎は、志賀直哉が湯治のために1913年にはじめて訪れました。滞在中の出来事を書いた『城の崎にて』は志賀直哉の代表作として広く知られています。常設展では志賀直哉や白樺派の作家たちについての展示が中心となっています。

城崎文学館では、1年に2度のペースで企画展を開催しています。第1回目の企画展では、小説家 万城目学を紹介する「万城目学と城崎温泉」展を開催し、評判を呼びました。2017年9月からは第2回企画展がスタートし、『城崎へかえる』を出版した湊かなえさんと城崎の関わり、人気作家の素顔などを紹介しています。

城崎文芸館の入り口横には、手・足湯がありますよ！1階にはショップがあり、城崎ゆかりの作家の本やオリジナルの商品を販売しています。地元産ドリンクも販売しているので、ぜひお立ち寄りください！

「城崎マリンワールド」は兵庫県豊岡市の日和山海岸にある水族館です。イルカやアシカショー、トドのダイビング、ペンギンの散歩など楽しいアトラクションがたくさん行われています。360°の映像とブリの大群による「フィッシュダンス」やイルカや磯の生き物とふれあえる体験型施設「ダイブ」もあり、城崎温泉エリアの人気観光スポットとなっています。

メイン水槽は、国内の水族館でもっとも深い水深12ｍの水槽です。日和山海岸の岩場を再現していて、さまざまな魚を見ることができます。ここでは水槽の中にいるダイバーと交信できる時間もあります。

「ダイブ」は、国内では珍しい体験型の水槽です。360度、水槽に囲まれ、まるで海の中にいるような体験をすることができますよ。またドルフィンコーブでは、イルカにさわったり、トレーナー体験をしたり、時には一緒に泳いだりと、イルカと触れ合うこともできます。

城崎マリンワールドでは、アジを釣って楽しむこともできます。釣ったアジはその場で天ぷらにして食べることもできます！そのほかにも、この水族館ではさまざまな体験をすることができ、子供から大人まで楽しく遊べます。

「城崎麦わら細工伝承館」は城崎温泉郷にある博物館。崎の麦わら細工は、約280年前に城崎へ湯治に来た因州の半七という職人が、宿料の足しにするために竹笛やコマなどに色麦わらを貼って売りさばいたのが始まりと言われています。大麦のわらで作られる細工は、上品なツヤとなめらかな手触りが特徴。

「城崎麦わら細工伝承館」には、江戸から昭和、現代までの作品が200点以上展示されています。城崎温泉観光に来たらぜひ、街歩きの途中にお立ち寄りください！

麦わら細工は、明治時代に大きく発展しました。高名な画家が下書きを書き、図案を考えて試作した結果、たいへん芸術性の高い作品が生まれるようになったのだそうです。現在は、現在麦わらを染めて桐箱や色紙、独楽、土鈴などに張って作品を作っています。この技術は、城崎ならではのもので、郷土品として高い評価を得ています。城崎に来たら、お土産にいかがですか？

作品は、壁掛け、色紙、小物入れ、土鈴などかわいいものがたくさん！鮮やかな独楽は、城崎のお土産にぴったりです！

「太田垣士郎資料館」は城崎町にある資料館で、城崎温泉ロープウェイ建設者である太田垣士郎の資料を展示しています。太田垣士は城崎で生まれ、後に関西電力株式会社の初代社長となりました。城崎温泉ロープウェイの建設を発案したのは1962年のことだそうです。

城崎温泉ロープウェイのゴンドラが新しく作られた2000年を機に、太田垣士郎の功績を称えるため資料館が作られました。館内には、太田垣士郎が書き残した書物などが展示されています。城崎町の歴史を知る上で、大切な資料館となり、人気の観光スポットとなっています。

太田垣士郎は関西電力の初代社長となり、その後、世紀の難工事といわれた「黒部ダム」の建設に携わりました。一連の難工事の様子は、石原裕次郎＆三船敏郎主演映画『黒部の太陽』にも描かれ、全国的に知られるようになりました。

関西電力を引退後は、1964年東京オリンピック開催資金調達の総責任者を務めるなど多方面で活躍。「黒部ダム」の完成１年後の1964年に70歳で亡くなりました。

太田垣士郎資料館の前にはその太田垣士郎の等身大の銅像が建てられています。

来日山は兵庫県豊岡市城崎町来日にそびえる山で、標高566m。 山頂からの眺めはすばらしく、眼下に城崎温泉郷、遠くに円山川・日本海・但馬の山々を望むことができます。山頂には一等三角点があり、それを見守るように14体の石仏が並んでいます。

来日山は観光だけではなくハイキングスポットとしても知られています。コースが整備されているので、足に自信のある人はぜひ登ってみてください。特に秋の紅葉シーズンはとても美しく、すばらしい紅葉を見ることができます。

来日山という名の通り、山頂から望む朝日はすばらしいのですが、中でも秋にしか見ることできない雲海は絶景です。

雲海は10月～12月­の早朝に見られます。円山川の上を日本海に向かって豪快に流れる­雲海は、この時期だけのすばらしい風景。ただし毎日のように見ることができるわけではなく、山頂と温度差が7度以上の場合など特別な条件が揃ったときだけに見ることができます。城崎に来たらぜひチャンスを狙って、訪れてみてくださいね！雲海を見るツアーもありますよ！

兵庫県豊岡市にある奇勝「玄武洞公園」は、国指定天然記念物で、山陰海岸ジオパークの代表的な景勝地です。玄武洞公園には「柱状節理」とよばれる玄武岩の石柱が、まるで古代の遺跡のように並んでいます。石柱の断面は6角形で亀甲に似ていることから「玄武洞」と名付けられたそうです。

公園には５つの洞があり、玄武・青龍・白虎・朱雀（南朱雀・北朱雀）と四神の名が付けられています。古くからパワースポットとして知られていて、神々しさを感じさせる場所です。城崎温泉郷からも近いので、観光の足を延ばしてみてください。

玄武洞公園は、約160万年前の火山噴火で流れ出た溶岩が固まってできたと言われています。玄武洞公園は形成される過程で、磁場が逆転しています。つまり、方位磁石を近づけるとNS極が反対になるという不思議なスポットです。

５つの洞の中でいちばん見ごたえがあるのは、「青龍洞」です。高さ33メートル、幅40メートルの絶壁で、見上げると龍がうねるように見えることから「青龍洞」と名付けられたそうです。日のあたり具合で幻想的な光景を見せてくれるスポットで、パワースポットとしても有名です。

城崎温泉とその周辺の観光スポットを紹介しましたがいかがでしたか？　城崎温泉は外湯巡りのほか、博物館・美術館、歴史スポットなどいろいろな観光スポットがありますね。城崎温泉に来たら、この記事を参考にさまざなスポットを訪れて楽しんでください！