皆さんはブルガリアにどんなイメージを持っていますか?ヨーグルト、と答える人が多いかもしれません。でもブルガリアには豊かな自然とたくさんの世界遺産があり、フレンドリーな人々も多いんです。ここではブルガリアの言語について見ていきましょう。
ブルガリアの公用語は「ブルガリア語」です。使われている文字は「キリル文字」といいます。
ブルガリアはヨーロッパの中でも英語が通じにくい国だと言われることがあります。首都ソフィアのような大都市や観光地では英語が通じるところも増えていますが、駅員さんや運転手さんでも英語が話せない人は多いようです。
ブルガリアが旧ソ連の衛星国家だった時代の影響で、年配の人の中にはロシア語やドイツ語の教育を受けたことがあり、それらの言語ならわかるという人は多いのだとか。逆に、若い人の中には英語が話せる人が増えているようですので、街の中で困った時はその辺りも考慮しながら声をかけると良いかもしれませんね。
観光地の説明や看板は英語表記されているところもありますが、バスや鉄道の切符や行き先などはキリル文字の表記しかない場合が多いので、必要な部分はキリル文字での表記をあらかじめ調べておいたほうが良さそうです。
「おはよう」は「Добро утро.(ドブロ ウートロ)」と言います。「こんにちは」は「Добър ден.(ドーバル デン)」、「こんばんは」は「Добър вечер.(ドーバル ヴェチェル)」です。「さようなら」の「Довиждане.(ドヴィジダネ)」も覚えておきたいですね。
「ありがとう」は「Благодаря.(ブラゴダリャ)」、「すみません」と呼びかける時は「Извинете.(イズヴィネーテ)」、「トイレはどこですか?」は「Къде е тоалетната?(クデー エ トアレトナタ)」です。
「英語が話せますか?」という意味の「Можете ли да говорите Английски?(モジェテ リ ダ ゴヴォリテ アングリスキ)」は使う場面が多くありそうですね。
「おいしいです」は「вкусно е(フクスノ エ)」と言います。おいしいものを食べた時は現地の言葉で「おいしい」と言ってみたいですね。「メニューを見せてください」は「Покажете ми менюто моля.(ポカジュエテ ミ メニュート モリャ)」です。
ブルガリアの人とコミュニケーションをとる時に覚えておきたいのが、「はい」と「いいえ」の時の首の振り方。ブルガリア語で「はい」は「Да.(ダ)」、「いいえ」は「не. (ネ)」と言いますが、「はい」の時に首を横に振り、「いいえ」は首を縦に振ります。外国人に合わせてその逆で振ってくれる人もいたりするそうですが、それもさらに混乱してしまうので、「ダ」と「ネ」の音で判断したほうが良さそうです。
いかがでしたか?ブルガリア語はなかなか馴染みがないので難しそうに感じるかもしれませんが、少しでも覚えてから旅行に行けばきっと楽しい思い出が増えるはず。ぜひ挑戦してみてくださいね。
北海道在住の旅行大好きな30代女子です。
旅行では主に世界遺産や絶景スポット巡りをしています(*^_^*)
もちろん、ご当地グルメもはずせないポイントのひとつ♪
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