四万温泉の人気観光スポットおすすめ11選!アクセスやベストシーズンも解説します!

19,818

views

0

群馬県にある四万温泉320年の歴史をもつ日本最古の温泉地として知られています。あの有名なジブリ映画「千と千尋の神隠し」のモデルとなったホテルから自然あふれるスポットまで、魅力溢れる四万温泉の外さない人気の観光スポットおすすめ15選をご紹介します!

四万温泉の観光を楽しもう

四万温泉は国民保養温泉地として、1954年に酸ヶ湯温泉・日光湯本温泉と共に第一号の指定を受けた温泉で、その名前は四万もの病を癒す霊泉という伝説に由来します。
温泉の起源も二説あり、第一の説は、平安時代の忠臣として名高い征夷大将軍の坂上田村麻呂が、蝦夷(当時の関東や東北地方)征伐の時に、この温泉に入浴したというものです。第二の説は、989年に源頼光の家臣で四天王の一人碓井貞光が、越後から上野へ向かう途中に、この地で野宿して読経をしていたところ、山の神霊の「汝のが読経の誠心に感じて四万の病脳を治する霊泉を授ける」というお告げを受け、この温泉を見つけ「御夢想の湯」と呼び、四万温泉の由来になったというものです。
また四万温泉周辺は、自然豊かな環境に恵まれ、四季折々の風景を楽しむことができ、都会では見ることのできない野鳥や動物と遭遇することもあります。温泉でゆっくりした後は、四万の自然の中を散策して、心身ともにリフレッシュしましょう。

四万温泉までのアクセス

四万温泉へのアクセスは多数ありますが、東京からの高速バスで直通か、新幹線などJRを利用し中之条駅で降車し、四万温泉に行くのが一般的です。
東京(東京駅八重洲通り)から四万温泉までの高速バス「四万温泉号」は、1日1便(冬・春は2便)の運行で利用料金は往復5,100円、片道3,100円で、所要時間は、約3時間30分です。完全予約制なので、インターネットかコンビニで乗車券の購入が必要です。
東京からのJRを利用する場合は、上野駅から中之条駅まで直通の「特急草津号」が1日2便の運行しており、所要時間約2時間20分で、料金は4,250円です。日にちによって臨時増便があるので、事前にHPで確認をおすすめします。
また上野駅から上越・長野新幹線で、高崎駅まで所要時間約45分で料金が4,520円、高崎駅で特急に乗り換え中之条駅まで所要時間約40分、料金1,590円で移動する方法もあります。
中之条駅からは、バスで所要時間約40分、料金は930円で、タクシーだと約25分で四万温泉に着きます。
車を利用する場合は、関越自動車道沼田IC、渋川伊香保ICから中之条経由で四万温泉まで所要時間約65分です。レンタカーを利用するなら、上越線渋川駅でレンタルすると約55分で四万温泉に着きます。

四万温泉観光のベストシーズン

四万温泉は四季を通じて楽しむことのできる観光地ですが、年間を通して涼しいので避暑地として最適と言われています。その中でもおすすめのベストシーズンは、夏から秋にかけての時期ですね。涼しくて過ごしやすい気候の中を、自然探索するのも良いのではないでしょうか。
四万温泉では、7月15日~8月26日まで毎週金曜日に、ちょうちんウォークが行われます。
20時頃から約1時間、温泉街の中をちょうちん片手に散策するイベントで、家族連れやグループなど浴衣を着てのんびりと風流を味わってください。
秋になると四万温泉周辺の緑も色づき始め、10月下旬~11月初旬が紅葉の見頃になります。奧四万湖の四万ブルーと呼ばれる湖面の青さと、山々の赤く染まる紅葉のコントラストは絶景です。

四万温泉観光のポイント

四万温泉は、群馬県吾妻郡の四万川沿いの温泉街で、徒歩で行ける観光スポットも多いですが、周辺の観光も考えるなら、レンタカーで周るほうが効率的でしょう。
レンタカーで周る場合:( )は所要時間で、滞在時間は含んでいません。
(第1日目)「JR渋川駅前」→(車で約55分)→「吾妻渓谷」→(車で約30分)→「道の駅 霊山たけやま」「親都神社の大ケヤキ」→(車で約20分・「中之条町メロディーライン経由」)→「四万の甌穴」→(車で約7分・四万温泉を通り越して、遊歩道入口へ)→(徒歩約30分)→「摩耶の滝」→(徒歩約30分)→「遊歩道入口」→(車で約5分)→「日向見薬師堂」→(車で約25分)→「奥四万湖」を一周して「四万川ダム」→(車で約6分)→「四万温泉」ここまでで、所要時間は3時間30分程です。この辺で一度旅館にチェックインですね。落ち着いたら、徒歩で温泉街を散策するのも良いですね。四万温泉起点→(徒歩約1分)→「積善館」→(徒歩約3分・「落合通り」経由)→「柳屋遊技場」→(徒歩約5分)→「塩之湯飲泉所」→(徒歩約4分)→「四万温泉(第1日目宿泊)」
(第2日目)「四万温泉」→(車で約40分)→「ロックハート城」→(車で約10分)→「県立ぐんま天文台」→(車で約25分)→「JR渋川駅前」
四万温泉周辺の観光スポットは、温泉から徒歩圏内の場所と温泉地から離れた場所に分けられるので、離れた場所を車で周ると一泊二日で周ることができます。

四万温泉の観光スポット1:積善館

ジブリ映画「千と千尋の神隠し」の中に出てくる『油屋』のモデルのひとつとなったと言われているのが、この積善館(せきぜんかん)です。赤い橋や旅館の佇まいなど映画を見たことのある人なら「そっくり!」と声をあげたくなりますよね。また、積善館は日本最古の湯宿建築としても有名で群馬県の重要指定文化財にも登録されています。

もちろんこの積善館は宿泊や湯治もできます。もともと湯治宿だっただけに温泉の種類がとても豊富なんです。中でも国の登録有形文化財に登録されている「元禄の湯」は5つの石造りの浴槽が並び大正ロマン漂う雰囲気。日帰りでの利用も可能なので、“四万の病気を治す”として栄えた四万温泉を訪れた際は是非とも足を運びたい観光スポットです。

積善館を訪れた際は、亭主自らが案内してくれるという館内歴史ツアーへの参加をおすすめします。「千と千尋の神隠し」を彷彿とさせる『浪漫のトンネル』は本館から隣の山荘へと続いているのですが、一歩足を踏み入れるとまるで異世界へと繋がっているような雰囲気さえ醸し出していますよね。

元禄4年に建てられた積善館は創業320年以上の歴史をもちます。歴史ある旅館にも関わらず意外とリーズナブルなお値段で宿泊出来るので、まるで320年前にタイムスリップしたかのような空間で心身ともに癒されることをおすすめします。

積善館
住所:
群馬県吾妻郡中之条町大字四万甲4236
電話番号:
0279-64-2101
営業時間〔チェックイン〕14:
00~18:00
    〔チェックアウト〕10:
00
    〔日帰り入浴〕10:
00~17:00(入場~16:30) 
アクセス:
JR中之条駅より関越交通バス四万温泉行きに乗車し終点で下車、約40分。のち徒歩で約1分。又は、タクシーで約25分。
定休日:
不定休

四万温泉の観光スポット2:四万川ダム

日本とは思えない絶景が見れる!と話題になっているのがこの四万ダムです。なぜ、そこまで注目されているかと言うと、その理由は湖面の青さ!「四万ブルー」と呼ばれ愛されるのも納得の奇麗さです。この青さは、目の当たりにしたら息をのまずにはいられないほどの絶景です。

1999年に完成した四万ダムですが洪水調節や発電のために建設されました。周囲は散歩コースとして整備されていて、1時間くらいかけて散策を楽しめます。
四万ダムがその青さに深みを増すのは冬から春にかけて湖面に光が反射する午前中なのでその時期を狙って観光に出かけてみるのもおすすめです。

四万温泉は街全体が紅葉の名所として知られており、紅葉の見頃は10月の後半から11月の前半です。四万ダムの紅葉もまた格別です。透き通るような「四万ブルー」の青さと紅葉のコントラストがまた絶景ですね。紅葉の赤や橙色に染められ、湖面の色の変化も楽しめます。展望所もあるので紅葉狩りに多くの観光客が訪れる人気スポットになっています。

また新緑の季節もおすすめです。心地いい風を感じながらドライブデートを楽しむのもいいです。運が良ければ猿やカモシカに会えるかもしれません!

四万川ダム
住所:
群馬県吾妻郡中之条町四万4400−28
アクセス:
中之条駅から四万温泉駅(終点)で下車
四万川ダムまでタクシーで約7分。又は、徒歩で約40分。

四万温泉の観光スポット3:奥四万湖

奥四万湖は四万川ダムによってつくられたダム湖です。四万温泉郷の一番奥にあるがこの奥四万湖。その透明度は日本の湖で第3位と言われるほど美しさなんです!この絶景を見るために多くの人々が足を運ぶ理由が分かりますね。

奥四万湖が観光客に人気の理由は、湖で様々なアクティビティが体験出来るところです。人気のアクティビティはカヌーツアーです。1周約4kmの湖はカヌー初心者でも十分周遊出来るくらいの広さがあります。静かな湖面なので4歳以上ならお子様もカヌーを体験することが出来ますよ。青く透き透る大自然の湖の上でゆったり水上散歩を楽しんでみてはいかがでしょうか?

ツアーの途中には中州に上陸してコーヒータイムを楽しむことも出来るそうです。雪解け水のおかげで透明度抜群の4月から5月が観光におすすめの時期です。

奥四万湖ではキャニオニングも楽しめちゃいます!ウエットスーツとライブジャケットに身を包んで挑戦するキャニオニングはスリル満点です。平日でも満員になるほど人気のアクティビティなので早めの予約がおすすめです。専門のガイドが指導してくれるので、初めてでも安心してチャレンジ出来ます。

奥四万
住所:
群馬県吾妻郡中之条町四万
アクセス:
中之条駅から四万温泉駅(終点)で下車
奥四万湖ダムまでタクシーで約7分。又は、徒歩で約40分。

四万温泉の観光スポット4:四万の甌穴

四万の甌穴(おうけつ)もまた有名な観光スポットです。甌穴とは、川の流れによってできた丸い穴のことで、数万年という長い年月をかけ自然が作り出した芸術作品です。四万の甌穴は現在群馬県の天然記念物に認定されています。

四万川の「四万甌穴群」は大小8個のものがあり、大きいものは口径8m、深さ3.2mを超えています。写真で見るよりも実際にその目で確かめた方が迫力がありそうですね。石が流れに巻き込まれただけでこれだけの深さの甌穴が生み出されるなんて自然のパワーの凄さを感じます。

川へ降りる階段も整備されているので、実際に甌穴群のすぐ側まで近づき、間近でその迫力を感じることが出来ます。また夏になると四万の甌穴で川遊びを楽しむ人の姿も見られます。観光で立ち寄った際は冷たい川の水に足をつけてみるだけでも夏の厳しい暑さを忘れさせてくれ、ほっと一息つかせてくれるそんな場所かもしれませんね。

夏が過ぎ、紅葉のシーズンにもまた違った姿を見せてくれる四万の甌穴。色鮮やかな紅葉が水面に映し出される様子も格別です。

四万の甌穴
住所:
群馬県吾妻郡中之条町四万3520
電話番号:
0279-64-2290
アスセス:
JR中之条駅より関越交通バス四万温泉行に乗車し四万甌穴前で下車、約26分。

四万温泉の観光スポット5:摩耶の滝

出典: www.jalan.net

四万温泉には滝が数多くあるのですが、その中でも摩耶の滝は水量が多く迫力満点なことで知られています。落差20mから深い谷底に流れる滝はまさに豪快そのもの。激しい水音にビックリするほどではないでしょうか?

摩耶の滝へは四万温泉の日向見地区から行く事ができ、片道約1.5kmの山道を歩きます。年間を通して水量が多い滝なのでいつの時期に訪れてもマイナスイオンをたっぷり浴びることができますよ。この摩耶の滝は上信越高原国立公園の大自然の中にあるのでたくさんの野鳥が観察出来ることでも有名です。

摩耶の滝は四万温泉のパワースポットとして知られています。「摩耶姫伝説」という伝説が言い伝えられており「縁結び」にご利益があるとされています。この「摩耶姫伝説」とは摩耶姫という美しい娘が、お不動さまのお導きで 立派な若者に出会い幸せになったというもの。

良縁に巡り会えるようこの摩耶の滝に登ってみるのもおすすめなので女子旅にもピッタリです。また摩耶姫が可愛い赤ちゃんを授かったことにも由来し子宝にもご利益があるとされています。摩耶の滝へパワーと癒しを充電しに行ってみてはいかがでしょうか?

摩耶の滝
住所:
群馬県吾妻郡中之条町四万温泉最奥部
アクセス:
中之条駅から上越交通バス四万温泉行に乗車し終点で下車、約40分。

四万温泉の観光スポット6:吾妻渓谷

出典: www.jalan.net

国指定の名勝に指定されている「吾妻渓谷(あがつまけいこく)」も欠かさず行きたい四万温泉の観光名所。吾妻川に架かる雁ガ沢橋から八ツ場大橋まで約3.5km続く美しい渓谷です。火山が噴きだしたことにより作られたというこの渓谷は懸崖や奇石、怪石、滝など様々な表情をみせてくれます。「吾妻峡十勝」と呼ばれる奇岩を眺めながら、ハイキングを楽しむのはいかがでしょうか。川原湯温泉から約1.8kmの道のりは片道40分ほどです。

この美しい渓谷に魅せられた若山牧水や与謝野晶子などの歌人も「吾妻渓谷」を幾度となく訪れたと言われています。

「吾妻渓谷」は群馬県の紅葉スポットとしても有名です。紅葉の時期は渓谷の両岸にカエデ、クヌギなどが鮮やかに色づきます。壮大な滝と紅葉のコラボレーションも最高なので、大自然を感じに出掛けてみるのはいかがでしょうか?

またこの「吾妻渓谷」は八ッ場ダム建設騒動でさらに有名になりました。渓谷の途中に八ッ場ダムが建設されるため1/4はダムに沈むと言われています。こんな美しい景色が水の中に沈んでしまうとは残念ですがダム底に沈む前に目に焼き付けておきましょう。

吾妻渓谷
住所:
群馬県吾妻郡長野原町大字川原湯
アクセス:
JR川原湯温泉駅から徒歩で約5分

四万温泉の観光スポット7:塩之湯飲泉所

出典: www.jalan.net

四万温泉は昔から「飲めば胃腸に効く」と言われています。そのため四万温泉には飲泉が点在しています。その中でも有名なのがこの「塩之湯飲泉所」。商店街の中ほどにあるので、街を散策している途中に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

飲泉の効能としては慢性消化器病、慢性便秘、肥満症、糖尿病などに効果があると言われています。温泉のお湯を飲む経験ってなかなかありませんが癖もなく飲みやすいようなので是非試してみてくださいね。

癖がなく飲みやすい飲泉で無色透明ですが、かすかに塩気があるようです。明治の湯が源泉で泉質はナトリウム・カルシウム塩化物・硫酸塩泉です。しかし思った以上に熱いようなので気をつけて飲んでくださいね。

東屋風の屋根が目印の「塩之湯飲泉所」。つい立ち寄って一口飲みたくなるようなそんな佇まいです。ひょうたん型のつくばいの上下二ヶ所に温泉がでていて風情がありますよね。温泉が流れる音を聞くだけでも心癒されそうです。

塩之湯飲泉所
住所:
群馬県中之条町四万4237ー20
営業時間:
08:30~17:15
アクセス:
JR中之条駅より関越交通バス四万温泉行きに乗車し四万郵便局前で下車、約35分。
料金:
無料

四万温泉の観光スポット8:落合通り

落合通りは昭和レトロな雰囲気がそのまま残る昔懐かしい空間です。昭和の時代からそのまま時が止まってしまったと思うほど。個性的な飲食店や遊技場があり四万温泉の中では一番の賑わいをみせ、観光客も多く足を運びます。

湯巡りの間にそのノスタルジックな街並を散策するだけでもウキウキしてくるのではないでしょうか?ここまで昭和感が残った街並も今では珍しいので、普段みることのない景色に時間が経つのを忘れてしまいそうですね。

温泉旅館に宿泊しているのなら浴衣姿でこの街並を散策するのもおすすめです。昭和にタイムスリップしたような気分になり、今流行りのインスタ映えを狙えるスポットもたくさんありますよ。レトロな街並だからこそフォトジェニックな写真がたくさん収められ、観光のいい記念になるのではないでしょうか。

夕暮れの落合通りもまた風情があって素敵ですね。日頃の喧騒から離れて温泉街のゆったりした気分を味わえるそんな場所ではないでしょうか。また訪れてみたくなりそうですね。

落合通り
住所:
群馬県吾妻郡中之条町四万

四万温泉の観光スポット9:柳屋遊技場

四万温泉に訪れた際に、是非とも足を運んで欲しい観光スポットが、昭和レトロな遊技場「柳屋遊技場」です。50年の歴史があるこの店内にはレトロな音楽が流れていて昔懐かしいスマートボールの音が鳴り響きます。

スマートボールで遊んだことのある世代の方は、子ども時代を思い出しついつい長居してしまうのではないでしょうか。初めて遊ぶという人も安心してください。名物女将のふじこさんが優しく教えてくれます。

温泉街といえば射的が有名ですが、現代の日本でスマートボールの遊技場というのは珍しいのではないでしょうか。この四万温泉でもスマートボールの看板はたくさん並んでいるものの、営業しているのはこの「柳屋遊技場」だけなんです。

「柳屋遊技場」が多くの人から愛されている理由は、店を訪れるとお茶とお菓子を出してくれるところ。人情味溢れるおもてなしは、まるでおばあちゃんや親戚の家を訪れたときのような温かい気持ちにさせてくれますね。

柳屋遊技場
住所:
群馬県吾妻郡中之条町四万4145
営業時間:
10:00~18:00
電話番号:
0279-64-2520
定休日:
木曜(祝日は営業)
料金:
50球500円
アクセス:
JR中之条駅より関越交通バス四万温泉行きに乗車し終点で下車、約40分。のち徒歩で約4分。

四万温泉の観光スポット10:日向見薬師堂

出典: www.jalan.net

「日向見(ひなたみ)薬師堂」は国指定重要文化財で慶長3年に建立され約400年の歴史がありる建物です。“四万の病気を治す”と言われる四万温泉発祥の伝説もあり、パワースポットとしても有名なので訪れてみてはいかがでしょうか。

お堂のすぐ隣には四万温泉地の源泉と言われる「御夢想の湯」が湧き出ています。この「御夢想の湯」なんと無料で入浴できるんです。足湯も利用できるので「日向見薬師堂」のご利益と一緒に堪能してみましょう。

「日向見薬師堂」の堂内には『温泉で病を治す祈願』が込められた薬師如来像が安置されています。また、「日向見薬師堂」の前にある「お籠堂」では重い病に悩まされた村の人やその家族が完治を願い薬師様に泊り込みでお祈りをしたと言われています。

「病気平癒・健康祈願」にご利益があるこの「日向見薬師堂」は大河ドラマ「真田丸」でも有名な真田家の繁栄を願って建てられたお堂でもあります。昔から村の人々に愛されていたのが伝わってきますね。

日向見薬師堂
住所:
群馬県吾妻郡中之条四万4371
アクセス:
JR中之条駅より関越交通バス四万温泉行きに乗車し終点で下車、約40分。のち徒歩で約3分。
料金:
無料

四万温泉の観光スポット11:中之条町メロディーライン (いつも何度でも)

四万温泉に向かう国道353号にメロディーラインがあるのをご存知でしょうか?メロディーラインとは道路に作られた溝の上を一定速度で走行すると、走行音がメロディーになって流れる道路のことです。

中之条町メロディーラインは映画「千と千尋の神隠し」の主題歌『いつも何度でも』が流れるようになっています。四万温泉にある老舗旅館「積善館」が映画に出てくる旅館「油屋」のモデルの一つになったと言われていることからこの曲が採用されたようです。

心地いい風に吹かれながら天気のいい日に窓を開けてこの『いつも何度でも』のメロディーラインを聞きながら走行するのはとっても気持ちがいいです。自然豊かで周りの景色も最高なのでドライブがてら通ってみてはいかがでしょうか?

実は群馬県にはメロディーラインが10箇所もあります。高山村『星に願いを』、みなかみ町『四季の歌』、みどり市『うさぎとかめ』などそれぞれの街でゆかりの曲がメロディーラインに採用されているようです。

中之条町メロディーライン (いつも何度でも)
住所:
吾妻郡中之条町四万(国道353号)
料金:
無料

四万温泉の魅力が伝わったでしょうか?

四万温泉は日本最古の温泉と言われているだけあり、自然豊かな観光スポットや歴史的な場所も多くとっても魅力的な温泉地です。また昭和な雰囲気がそのまま残るスポットもあり、是非足を運んでみたくなりましたね。群馬県のどこに旅行に行こうか悩んだら四万温泉を訪れてみてはいかがでしょうか?

群馬のおすすめ記事はこちら

この記事を読んだあなたにオススメの記事
このエリアの新着記事
この記事のキーワード
今週の人気記事