九州旅行佐賀観光でおすすめの観光地15選♪絶景スポットからロケ地まで一挙大公開

1845年に約3年の歳月をかけて完成した、御船山楽園。江戸後期から続く15万坪という広大な敷地からなる庭園は、御船山をバックに四季折々の花々を楽しむことができ「九州随一の美しさを誇る庭園」と呼ばれています。

春には20万本のつつじ、染井吉野、大島桜、八戸桜など二千本の桜が絵画のように次々と美しく咲き誇ります。この美しい桜を見るために毎年多くの観光客が足を運ぶ九州の絶景スポットとして有名な名所です。

夜のライトアップも大変な人気で、昼間とはまた違う美しさをみせてくれる庭園です。御船山のゴツゴツした岩肌とライトアップされた桜の可憐さのコントラストがとても幻想的です。息をのむ美しさとはこのことだと思いませんか？

樹齢170年の大藤は、春の時期がみどころです。白や紫のグラデーションが頭上に広がる様は圧巻です。秋は庭園に広がる紅、橙、黄色の重なりが、春とはまた違った素晴らしさ。紅葉のライトアップは日本最大級と言われています。御船山の懐を真っ赤に染めるのは樹齢170年の大モミジの古木。鏡池に映し出される紅葉シーズンのライトアップは圧巻です。まさに一年を通して四季折々の花の美しさを実感できる人気観光スポットです。また、御船山観光ホテルに宿泊すると萩野尾御茶屋「茶屋BAR」も利用出来ます。桜や紅葉のライトアップを眺めながらお酒も飲めるので大人旅にもおすすめのスポットです。

日本で初めて海の中で食事を楽しめる、海中レストランといえば1983年創業の老舗「萬坊」。船と波の音しか聞こえないのどかな場所に「海に浮かぶレストラン」はあります。海上席からは山々と呼子大橋を望めます。風が気持ちいい日に青い海を一望することが出来るロケーションでゆっくり食事を楽しむことが出来るなんて最高ですね。

「海中」にあるレストランへは50mほどの桟橋を渡ります。一歩お店の中に足を踏み入れると真ん中に大きないけすが！多くの魚たちが迎え入れてくれるので、まるで水族館の中にいるような異空間です。泳ぐ魚をみながらまるで海の中にいるような感覚で食事を楽しむことができる珍しいレストランです。お子様も大喜びなこと間違いなしですね。

いかしゅうまい発祥の店としても有名な「萬坊」。人気No.1メニューの『いかコース』。プリップリのいかしゅうまいも堪能できるのでおすすめです。またフロントではお土産としても販売されているので気になる方は購入して帰ってみてはいかがでしょうか。日本で最初の海中レストラン、異空間での食事をぜひ楽しんでみてはいかがですか？

こちらの写真は中世ドイツのツヴィンガー宮殿。1709年から23年もの年月をかけて建設された宮殿なのですが、この宮殿がモデルとなった建物が何と、佐賀にあるんです！

それがこちら。まるで瓜二つ！日本とは思えません。こちらの室内には展示室とレンタルサロンがあり、展示室には400年におよぶ有田焼の歴史の中でも重要な作品の数々が展示されています。一番の見所は1870年代のウィーン万博に実際に展示されたという有田焼の大花瓶。その全長は何と182㎝！！この大迫力の有田焼の大花瓶には世界中の人々が驚いたと言われています。

宮殿の中からもみることができるバロック庭園はヨーロッパ式の古代庭園が忠実に再現されており、四季折々の花々を楽しむことができます。このポーセリンパークは水嶋ヒロ主演の「黒執事」ロケ地として使われて以来、コスプレイヤーの中でも有名となりました。確かに洋風の建物も多く、どこで撮っても日本とは違う絵になりますね。

また、有田焼工房もあり、絵付けや手びねり、ろくろ体験ができます。湯のみやお皿など自分だけのオリジナルの有田焼が作れるので是非体験してみてはいかがでしょうか？夏の間は肉や海鮮が食べ放題のバーベキューも楽しむことができます。手ぶらでバーベキューが出来るのでおすすめです。またグランドゴルフ場もあり、本格的なグランドゴルフもプレイできるので大人も子供も楽しめる場所になっています。

武雄温泉は楼門、新館共に平成17年7月22日に国の重要文化財に指定され、温泉街のシンボルともなっています。1300年もの歴史ある温泉で「肥前国風土記」にも記された古湯です。昔から「美人の湯」と呼ばれ親しまれている武雄温泉は透明で湯ざわりが柔らかいことが特徴で、保湿性に優れた泉質で美肌効果も抜群です。日帰り温泉としても人気の武雄温泉は立ち寄り湯としても利用できる温泉もたくさんあるので様々な湯を堪能し、美肌になりましょう。

歴史上著名な人物をあげると、宮本武蔵やシーボルト、吉田松陰、伊達政宗、伊能忠敬などが入浴したとの記録も残されています。また古くは神功皇后も入浴されたと伝えられているようです。

入口に立つ楼門は、天平式楼門と呼ばれて釘を一本も使用していない建築物なんだとか。塗りの楼門がこの武雄温泉のシンボルです。楼門の奥にあるのは公衆浴場。明治時代に民営化されているため、ノスタルジックな雰囲気が味わえる情緒ある温泉です。貸切風呂もあるので、家族でもゆっくり入ることができますね。また、武雄は温泉とグルメの街とも呼ばれています。ちゃんぽんやご当地バーガーなど美味しい食べ物が溢れています。

武雄神社は佐賀県武雄市武雄町の御船山の麓にある神社で735年に創建された武雄市内で最も古い神社です。武雄神社の主祭神は武内宿禰で、360歳を誇る日本一長寿の神様なんだとか。縁結びスポットとして知られるだけでなく、開運や厄除けなどにも効果があるとされ、地域住民を中心に長く愛され続けています。県内最古と言われる占い「歩射みくじ」もあります。弓で矢を射ち前方にある円の中を通過すると心願成就すると言われています。赤い矢で挑戦すると恋占いのようなので女性に人気です。

写真は「夫婦檜」です。寄り添うように並んだ2つの木。仲良く手を繋いでいるように見えまるで仲睦まじい夫婦のようですね。縁結びの御神木になっています。隣には安産祈願石もあるのでカップルや夫婦で訪れてみたらいいですね。また、武雄神社の境内にある「武雄の大楠」も有名です。樹齢3000年以上で幹の回りは20m、高さは30mと圧巻です。この「武雄の大楠」は全国巨木ランキングで第7位！御神木には天神が祀られていているのですが、その内部は12畳ほどの広さがあります。この「武雄の大楠」はパワースポットとしても有名なので、併せてお参りしてみましょう！

唐津市にある七ツ釜。日本海に面した半島の先端にあり、1925年国の天然記念物に指定されています。玄武岩の柱状節理が発達していることで知られており、その玄武岩が玄界灘の荒々しい波によって浸食されてできた海食洞はまさに自然が作り出した自然美そのものです。その美し過ぎる絶景は展望台や遊覧船から見ることができるので一見の価値ありです。特におすすめは遊覧船でのクルーズです。実際に洞窟内を見学することができるんです！運良く満潮時だった場合にはグラスボートで洞窟奥まで探検することができるので、より間近で自然の迫力と神秘を体験できますよ。

その名のとおり、七つの洞窟が並列しているのが特徴です。透き通った海水、静かな空間が魅力的で、見学しているとその美しさに引き込まれていきますよ。しかし実際似洞窟は七つ以上あると言われています。今も尚、洞窟の内部は波で削られ続けています。

七ツ釜の上部は天然の芝で覆われており、展望台や遊歩道が整備されています。心地よい散策地を歩いてみることもおすすめです。展望台には玄武岩がむき出しになっている所もあるようで、実際に触ってみることもできます。

鹿島市にある祐徳稲荷神社は、日本三大稲荷の一つです。衣食住、生活全般の守護神が祀られているため商売繁昌、家運繁栄、大漁満足、交通安全などの祈願のため年間300万人の観光客が訪れます。実に有名な観光名所であり、江戸時代から庶民の崇敬を受ける歴史深い場所です。九州の神社では太宰府天満宮に次ぐ参拝客数を誇ります。

建物自体は懸造りで総漆塗りです。本殿は綺麗な朱色をしており、まさに豪華絢爛という言葉がぴったりです。華麗な本殿の背後に鎮座しているのは奥の院です。250mもの上り坂を20〜30分かける必要があるのですが「奥の院」こそ行く価値ありです。そこに祀られているのは稲荷大神の神令使（お使い）である「白狐の霊」。祐徳稲荷神社でのお願い確実に稲荷大神へと届けてくれます。それだけでも観光する価値がありますが、それだけではありません。

本殿から眺める景色が最高です。境内には一年中様々な花が咲き誇り、参拝客を迎え入れてくれます。特に、春には桜が一面に咲き誇り、夜は幻想的なライトアップが見られます。日中とは一味もふた味も違った風情を感じることでしょう。秋の境内は美しい紅葉が見頃になります。また、祐徳稲荷神社には日本庭園もあるので境内とはまた違った四季折々の草花が楽しめます。

虹の松原は三保の松原、気比の松原とともに日本三大松原の一つに数えられる景勝地で、特別名勝にも指定されています。佐賀県を訪れた際は是非、虹の松原へも行ってみてください。唐津市にあります。高台にある唐津城からは虹の松原の全貌を見ることができ晴れた日にはその絶景を堪能できますよ。高台から望むと弧状のように松原が続いていることから、空にかかる虹に例えられ「虹の松原」と呼ばれるようになりました。

玄界灘に面した海岸線に沿って、幅約500ｍ、長さ4.5kmにわたる松原が続く姿は圧巻です。クロマツを中心に、樹齢数百年を越える老木から、幼木にいたるまで、約100万本が並んでいるそうです。また、虹の松原には季節ごとに100種類ものキノコが生えていることでも有名です。運が良ければ幻のキノコと呼ばれる「ショウロ」を見ることもできるかも！

松原内を通る国道は、松林の群生が続き、まるで緑のトンネルの様。不思議な雰囲気を感じることができます。虹の松原は、防風・防砂防潮林として保護育成されてきたことから、海の強い季節風の吹きつけによって樹枝は屈曲し、黒松が海と砂に沿って虹のような弧を描いているのです。虹の松原には語り継がれている七不思議もあります。豊臣秀吉に関する七不思議もあるので歴史好きも必見の観光スポットです。

武雄温泉に行ったら、ぜひ立ち寄っていただきたいのが、武雄温泉通りにある観光案内所「まちなか案内所がばい」です。「がばい」とは佐賀県の方言で「とても」とか「非常に」という意味です。佐賀弁の中でも「がばい」という言葉が有名なのは、島田洋七さんの小説「佐賀のがばいばあちゃん」の影響ですよね。この「まちなか案内所がばい」では佐賀の特産品であるレモングラスティーを無料で振る舞ってくれるという嬉しいサービスがあり、観光客から喜ばれています。

賑やかな武雄温泉通りにあるので、ちょっと休憩したいときにもぴったりです。無料でインターネットが出来ちゃうのも嬉しいポイント！お土産コーナーなども併設しているので何かと便利ですよ。案内所だけあって、周辺の観光のエキスパートが親切におすすめスポットを教えてくれるそうです。レンタルサイクルの貸し出しもあるので、周辺を観光するのに使えますね。自転車で観光すると歩きとはまた違った発見が出来そうです。

日本庭園の中に佇む美術館があるのをご存知でしょうか？「陽光美術館」では日中文化の架け橋になることを願い、中国陶磁器が多数展示されています。実は佐賀県は日本磁器の発祥地！歴史や文化について、ゆったりした空間で学ぶことができます。この「陽光美術館」は浮殿のように日本庭園の池中に浮かぶように建設された美術館なので、中からの眺めも最高です。

美術館を楽しんだ後は、日本庭園「慧洲園」も必ず観賞してくださいね。池泉回遊式の日本庭園で、中世を感じさせるダイナミックな石組みや茶畑が印象的です。春はつつじ、夏は水音、秋はもみじ、冬は雪と、四季折々の姿が見られ園内の散策を楽しめます。日本庭園「慧洲園」には、「みふね茶屋」という数寄屋造りの和風の喫茶もあるので少し休憩したいときに美味しいお茶が頂けます。事前に予約しておけばお抹茶体験も出来るので、素晴らしい庭園を眺めながら体験してみてはいかがでしょうか？

家族で佐賀に旅行に行ったら、全員で楽しめる「佐賀県立宇宙科学館≪ゆめぎんが」」を訪ねてみてください。地球や宇宙についての展示はもちろん、プラネタリウムなどもあります。このプラネタリウムは限りなく自然に近い星空を再現しているのが特徴です。またお子様向けのプラネタリウム「はじめてのプラネタリウム」があるのも嬉しいポイント。クイズや歌を歌ったりと静かに鑑賞するいつものプラネタリウムとはまた違う楽しみ方を体験できます。

また、毎週土曜日の夜には天体観望会なども行われているので、タイミングが合えば参加してみてください。季節ごとに違った星座を楽しむことができます。青空天文台では日中に太陽や金星を観察することも可能です。ゆめぎんがで宇宙のロマンを感じ、実際の夜空を観賞するなんて贅沢ですよね！また、ミュージアムショップでは宇宙や科学に関する商品がたくさん。ゆめぎんがサイダーはマスコットキャラクターのウーたんが宇宙遊泳しているようで可愛いですよ。天文や科学に関する多くの本が揃う図書館も併設されています。宇宙好きにはたまらない空間になっていますね。

2006年に日本100名城に選ばれた佐賀城は、周囲が広い堀で囲まれており、周りを多くの樹木で囲まれているため、お城が沈み込んで見えることから「沈み城」とも呼ばれています。春には約500本のソメイヨシノが咲き誇る佐賀城公園。お花見に最適なスポットですね。佐賀市の中心部、佐賀城公園の中にあり、県庁や博物館、美術館、県立図書館までが揃っているため市民の憩いの場として親しまれています。また、佐賀城跡のお堀に沿って遊歩道も整備されているので、良きお散歩コースとしても愛されています。

公園内には佐賀県立佐賀城本丸歴史館があります。藩主が実際に生活し使用していた本丸御殿が、丸ごと博物館に使われており、45mも続く畳敷きの長い廊下や、320畳もある度肝を抜かれる大広間など、和の様式をふんだんに生かした空間で展示を見ることができます。本丸御殿を3D画面で探検できる「バーチャル佐賀城」が体験出来るコーナーやアームストロング砲の複製があるので、その大砲の弾を持ち上げることができるコーナーもあります。歴史好きにもお子様連れも楽しめる施設です。

かつては舞鶴城とも呼ばれた、大変気品あふれる姿の唐津城にも行ってみてください。唐津城は豊臣秀吉の家臣である寺沢志摩守広高により7年の歳月をかけ慶長13年に築城されたと言われています。博多駅から約1時間で唐津市に着きますので、アクセスは良好と言えるでしょう。

小高い丘にそびえたつ唐津城の天守閣からは、唐津湾と有名な「虹ノ松原」を臨むことができます。海に面し築城されたお城なのでその眺めは絶景です。「虹の松原」の他にも、宝くじ億万長者や高額当選者が続出し日本全国から参拝者が訪れると言われている神社「宝当神社」があることでも有名な「高島」を見ることができます。「高島」へは高速船で行かなければいけないので足を運ぶ時間がない方は、唐津城からその姿を拝んでみるのもご利益がありそうですね。また唐津城は桜と藤の名所としても知られています。おすすめの時期は春の桜の時期です。淡いピンクがはかなげな桜と唐津城の姿を、是非、思い出におさめてください。夜はライトアップもされるので、美しい天守閣と姿を堪能してくださいね。

歴史の教科書で目にしたことがある人も多いと思われる吉野ヶ里遺跡も佐賀県にあります。弥生時代の生活を今に伝える貴重な歴史遺産です。弥生時代の遺跡の中でも日本最大なのがこの吉野ケ里遺跡。700年間にも及ぶ弥生時代の移り変わりを知ることができる貴重な遺跡と言えます。

この集落は、周囲からの攻撃に備えた数々の工夫が見られることが特徴です。また、住居や墓など、当時の生活を克明に把握できるものが数多く発掘されました。吉野ケ里歴史公園の総面積は117ヘクタールとかなり広大です。その広大な敷地の中に人々が生活していた「環壕集落ゾーン」やレクリエーションが楽しめる「古代の原ゾーン」、弥生時代の森が再現される「古代の森ゾーン」と各エリアで様々な体験ができます。「古代の原ゾーン」ではバーベキューが楽しめたり、アスレチックや巨大トランポリンなどお子様と一緒に遊べる遊具も目白押し！古代の歴史を感じながらもレクリエーションを体験できるおすすめスポットです。