バンコク・スワンナプーム空港(BKK)完全ガイド!市内へのアクセスと空港での過ごし方まとめ!

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バンコク・スワンナプーム空港からの市内へのアクセス方法をご紹介。早朝でも目的地直行可のタクシーは便利な大型もあるというのは本当?割高でも女子旅や一人旅に安心なリムジンタクシーの詳細やエアポートレイルリンク、S1バスの乗り方もご案内。スワンナプーム空港のレストランやラウンジ、お土産選びで暇つぶしもしましょう!

バンコク・スワンナプーム空港(BKK)の概要

女子旅や一人旅の渡航先として人気の王国タイ。首都のバンコクには、年々利用客が増加中のスワンナプーム国際空港(Suvarnabhumi International Airport)があります。2018年のスワンナプーム空港の利用者数は6,281万人。2006年の開港以来の最高記録を樹立しました。

日本からバンコクへは直航便を利用して、約5時間30分から6時間のフライト。全日空(ANA)や日本航空(JAL)など日系の航空会社のほかに、タイ国際航空も利用可能です。

日本とバンコクの時差はマイナス2時間。サマータイムは導入されていません。王道の観光スポットを巡る3泊4日のモデルコースを巡るのにも、物価が安いバンコクでは、予算は5万円前後で十分!バンコク・スワンナプーム空港から想い出たっぷりの旅行を楽しみましょう。

スワンナプーム空港は、アメリカ人建築家ヘルムート・ヤーンによってデザインされました。彼はシカゴ・オヘア国際空港のユナイテッド・エアラインズ・ターミナルや、東京駅八重洲口の43階建て高層ビル・グラントウキョウを設計した人物として知られています。高い天井が開放的なスワンナプーム空港にはガラスが多く使われており、近代的な空間が演出されています。

曲線が美しいコンコースが、青い光でライトアップされる夜間の様相は幻想的な雰囲気。24時間オープンのスワンナプーム空港へ深夜や早朝に降り立つと、思わずその美しさにハッと息をのんでしまうかもしれませんよ。

バンコク・スワンナプーム空港には、仏教徒が95パーセントを占めるタイならではのモチーフも多く飾られています。空港内に12体置かれている、こちらのオブジェはヤックと呼ばれる鬼神さま。善き人々を悪行や不道徳から守ってくれる門番として知られています。12体のヤックは、それぞれに違う顔の色や表情をしているため、ぜひそれぞれの特徴を探してみてください。

悪事から守ってくれる鬼神さまに見送られて、スワンナプーム空港を後にすれば、旅行の前途はきっと洋々。安全で楽しい旅になりそうです。


現在1つのターミナルと7つのコンコースを要するスワンナプーム空港は、さらなる需要拡大に対応するために第2ターミナルを建設中です。この第2ターミナルの完成のめどは2021年にはたつと言われています。さらに、2019年8月には235以上の専門店がテナントとして入る大型アウトレット「セントラルビレッジ」が、スワンナプーム空港すぐそばにオープンする予定です。

スワンナプーム空港から、セントラルビレッジへは無料のシャトルサービスが運行されるそう。ホテルやキッズ向け施設も併設されるため、スワンナプーム空港の利用や滞在がより、快適になりそうですね。

バンコク・スワンナプーム空港(BKK)から市内へのアクセス方法は?

スワンナプーム空港からバンコク市内へは32キロメートルの道のり。空港から市内へのアクセスには、24時間目的地へ直行できる便利なタクシーや、リムジンタクシー、鉄道(BTS)に乗り換える時に重宝するエアポートレイルリンク、安い運賃で移動できるS1バスなどがあります。それぞれを利用するメリットや運賃、所要時間などについて詳しく見ていきましょう。

スワンナプーム空港から目的地へ直行できるタクシーは早朝に到着のフライトでも便利

最初にご紹介するバンコク・スワンナプーム空港から市内へのアクセス方法は、空港のレーンで24時間待機しているタクシー。利用のメリットは、搭乗機が早朝や深夜に到着した場合でも、待ち時間なしに目的地へ直行できるという点です。バンコクのタクシーはメーター制で、初乗り運賃は1キロメートルまで35THB(122円)。以降10キロメートルまで1キロごとに5.50THB(19円)がかかります。

スワンナプーム空港のタクシー乗り場は、ターミナルビル1階の4番から7番出口をでたところにあります。「Public Taxi」の表示をたどってくださいね。


スワンナプーム空港のタクシーに乗る時に必要なのは、キオスク(Kiosk)と呼ばれる、この自動発券機で配車票を発行するという手順。モニターで「GET TICKET」という表示にタッチして、4人まで乗車可能なセダンタイプまたは、大型で6人まで乗車可能なワゴンタイプをご都合に合わせて選択しましょう。指定されたレーン番号が書かれた配車票が発券されるため、それに従ってください。

乗車時に通常よりも高い料金で交渉をしてくるドライバーもいますが、必ずメーターで走るように念押しすることを忘れずに。この配車票に、タクシードライバーの名前や車体番号も印字されているので、なくさないように気を付けてくださいね。後日、クレームをいれるときや、社内に忘れ物をしたときに役立てましょう。

スワンナプーム空港から市内へのタクシー利用時の値段は以下のとおりです。現地のタクシードライバーは英語が話せないこともあるため、行き先を告げるときには住所が書かれた紙をみせるとスムーズです。

●スワンナプーム空港から市内への運賃と所要時間●

○バンコク中心部へ
運賃 300THBから350THB(1,050円から1,230円)
※空港使用料の50THBと高速道路利用料の25THB(から70THB・目的地による)をふくむ
所要時間 40分(渋滞時には1時間以上を見積るとよい)

○パタヤへ
運賃 1,500THBから(5,300円から)
※長距離なので、値段交渉となるケースもあり
所要時間 90分前後

スワンナプーム空港から市内へ移動する場合、高速道路を使用すると早く目的地へ到着します。そのため、高速を使用するドライバーも多数。高速料金は料金所を通過するたびに発生し、ドライバーからお金を出すようにうながされますが、普通のことなので支払ってOK。また、ドライバーは精算時お釣りをくれないことが多いため、小さい額面のお札で支払うと良いですよ。

バンコク・スワンナプーム空港のAOTリムジンタクシーは料金が高いが先払いで安心

24時間運行しているために、早朝や深夜でも頼りになるタクシー。ところが重宝する一方で、トラブルが多いのも難点です。特に女性だけの乗車で、悪質なドライバーにあたってしまったら…と考えただけでも恐ろしいですよね。そこで、オススメなのが、従来のタクシーよりも少々料金は高いものの、質の良い運転手と快適な乗り心地で目的地までたどり着けるリムジンタクシー。

このリムジンタクシーは、国有企業のタイ空港公社(AOT)が提供しているもので、料金が先払いというポイントでも信頼できます。従来のタクシー同様に、バンコク・スワンナプーム空港から市内へ24時間運行しています。

リムジンタクシーを利用する際は、事前に予約が必要なため、まずはAOTリムジンの予約方法を見ていきましょう。バンコク・スワンナプーム空港には、ターミナルビルの荷物受け取りエリアと、到着エリアに複数、このようなAOTカウンターが設置されています。行き先と名前を告げると、スタッフがオススメの車種を提示してくるので、お財布と相談してください。

大抵は最初に少し高めの車種を案内されることが多いようです。スタッフは英語が話せるため、安い車種を希望しています、とハッキリ希望を伝えても勿論OK。支払いは現金またはクレジット払いが可能です。受付を完了すると、予約確認書を手渡され、乗り場のゲート番号が案内されます。指定されたゲートにいるスタッフに、この予約確認書を渡しましょう。事前に予約を入れておきたいという方にはウェブ予約もオススメです。

スワンナプーム空港から市内へのリムジンタクシー利用時の料金は以下のとおりです。これには、高速道路利用料が含まれています。さらに、どれほどひどい渋滞にあった場合でも料金は先払いした金額以上かかりません。

●スワンナプーム空港から市内への運賃と所要時間●

○スクンビットエリアへ(最安値車種のISUZU MU-X利用の場合)
運賃 1,050THB(3,680円)
所要時間 40分(渋滞時には1時間以上を見積るとよい)

○パタヤへ(最安値車種のISUZU MU-X利用の場合)
運賃 2,700THB(9,470円)
所要時間 90分前後

AOTリムジンタクシーでは、このほかにもBMWやベンツ、トヨタなどの車が用意されています。ご予算やご都合に合わせて利用プランを立ててみてくださいね。帰国便が決まっているのなら、往復予約をするのもオススメです。

エアポートレイルリンクならマッカサン駅でMRTへ乗り換えが可能

車の渋滞が激しいバンコクでは、スワンナプーム空港から、ほぼ時間どおりに市内へアクセエスできるエアポートレイルリンク(Airport Rail Link)が強い味方になってくれます。エアポートレイルリンクは、2010年に開業した高架鉄道でタイ国鉄の子会社により、運営されています。地元の方々の利用も大変多く、平日には7万人、休日には5万人がこの鉄道を利用しています。

特に平日、朝や夕方の通勤通学ラッシュ時の混雑(朝7時30分から9時30分と午後16時から19時ころ)は、かなりのもの。ただし、この時間帯さえ避ければ、安い運賃で市内まで快適にアクセスすることが可能です。マッカサン駅では地下鉄のMRTへ、そしてパヤ・タイ駅ではスカイトレインと呼ばれる鉄道のBTSへ乗り換えも可能なため、沿線を訪ねる予定の方には特にオススメの交通手段です。

バンコク・スワンナプーム空港の、エアポートレイルリンク乗り場は、空港ターミナルの地下1階。「Airport Rail Link」という表示に従い地下へ進むと、このような自動券売機と、チケットオフィスが見えてきます。券売機はタッチパネル式になっており、切符の買い方は行き先駅を選択するだけと、いたって簡単。

ちなみに使用できるお金の種類は1THB、5THB、10THBの3種類の硬貨と、50THB、100THBの紙幣のみです。たまたま、これらの持ち合わせがない!というときにはチケットオフィスでも、切符を買えるため安心してくださいね。

エアポートレイルリンクの切符は、丸い形のトークン。自動改札機に、トークンをタッチするだけと、乗り方もシンプルです。エアポートレイルリンクの駅数は、全部で8駅。かつては快速列車のエアポートエクスプレスも運行していましたが、現在は廃止されており、全てが各駅停車です。始発の空港駅はスワナンプーム駅(Suvarnabhumi)、終点はパヤ・タイ駅(Phaya Thai)で、始発から終点まで乗っていたとしても、ほんの26分の電車の旅です。

車内でインターネット接続がしたいという方は、スワナンプーム空港のインフォメーションカウンターで90分間無料の公共Wi-Fiパスワードを発行してもらうと良いでしょう。ユーザー名などの登録が必要ですが、7日間有効なので、無料Wi-Fiスポットのみで、この旅行を乗り切ろう…と考えている方にはオススメですよ。Wi-Fiは、エアポートレイルリンクの全ての駅で利用可能です。

続いて、エアポートレイルリンクならではの、他の交通機関への乗り換えの良さについてもご案内しましょう。先にご紹介したように、エアポートリンクのマッカサン駅(Makkasan)は、地下鉄MRTブルーラインのペチャブリー駅(Phetchaburi Station)から300メートルほどの場所にあり乗り換ができます。マッカサンは、アーティスティックな若者に人気のアートボックス(Art Box)というナイトマーケットが開かれることでも知られています。

さらにエアポートレイルリンク終点のパヤ・タイ駅は、鉄道BTSスクムウィット線の同名駅パヤ・タイ駅に直結しています。パヤ・タイ駅から5つ目のモーチット駅(Mochit)でも、土日限定の市場「チャトチャックウィークエンドマーケット」が開催されています。衣料品や雑貨など、すてきなバンコク土産を購入できますよ。スワンナプーム空港から市内へのエアポートレイルリンク利用時の料金や、所要時間は以下のとおりです。

●スワンナプーム空港から市内への運賃と所要時間●

エアポートレイルリンク時刻表2019 ※最新版に改定されている場合もあり
○平日 始発05時31分 終電00時05分(1時間に5本から6本運行)
○土日祝日 始発05時30分 終電00時00分(1時間に5本から6本運行)

○スワナンプーム駅からマッカサン駅まで
運賃 35THB(120円)
所要時間 22分

○スワナンプーム駅からパヤ・タイ駅まで
運賃 45THB(160円)
所要時間 26分

スワンナプーム空港からバスに乗るならカオサン通り行きのS1を選んで!

バンコク・スワンナプーム空港から市内へは、バスを使ったアクセス方法もありますが、路線バスの停留所にはタイ語の表記しかなく、ドライバーも英語が話せないこともあるため、かなり上級者向けの交通手段といえます。その中でも、唯一旅行者向けとしてオススメできるのが、2018年から運行を開始したカオサン通り行きの「S1」と呼ばれているバスです。

S1の乗り場はスワンナプーム空港1階の7番ゲートを出たところ。バスの車体はこのようなオレンジ色です。S1は高速道路を走り、西に移動。ラーンルアン通り、民主記念塔、カオサン通りの順に停車し、王宮広場北側のサナームルアンに到着します。

バックパッカーの聖地として世界中で知られている、カオサン通りにはお手軽な宿や、若者に人気のクラブやバーが立ち並んでいます。長期滞在する旅行者も多く、顔見知り程度だったのに、情報交換をする内に、すっかり仲良しになって外国人の友だちができる方も多いようですよ。スワンナプーム空港から市内へのS1バス利用時の料金や、所要時間は以下の通りです。

●スワンナプーム空港から市内への運賃と所要時間●

S1バス時刻表2019 ※最新版に改定されている場合もあり
○始発06時00分 最終便20時00分(30分から1時間に1本運行)

○スワナンプーム空港からカオサン通りまで
運賃 60THB(210円)
所要時間 60分程度

ちなみに、4月27日から5月6日まで10連休となる日本のGW時には、タイ国王の戴冠式が王宮で執り行われ、関連行事も行われるので王宮は5月2日から6日の間、休館日となるそう。パレードのために、カオサン通り近くの道路も規制がかかる可能性があるので、最新情報をチェックしてください。

空港送迎サービスを事前予約

最後にご紹介するバンコク・スワンナプーム空港から市内へのアクセス方法は、空港送迎サービスの事前予約。余多にあるサービス提供会社の中でも、オススメは世界中で14,000種類以上のオプショナルツアーを予約できるVELTRA。日本語対応のスタッフを選択することも可能です。

深夜や早朝に、バンコク市内のホテルへの送迎料金と同じ値段で、ほかの目的地へ送ってくれるというプランもありますよ。人気のプランでは、実際に利用した人の口コミが500件以上も。この口コミを参考にぜひ、空港送迎サービスの事前予約をいれてみてください。

バンコク・スワンナプーム空港(BKK)でのおすすめの過ごし方

さて、ここからはバンコク・スワンナプーム空港でのおすすめの過ごし方をご紹介します。おいしいレストランでの食事に、本場ならではのマッサージ、お土産探しなど、スワンナプーム空港での暇つぶし・時間つぶしのアイディアならおまかせください!まずは軽食を食べたりシャワーを浴びたりと、プライベートな時間を満喫できるスワンナプーム空港のラウンジの情報から見ていきましょう。

スワンナプーム空港で最高のラウンジ体験ならタイ国際航空のブルーリボンクラブへ

バンコク・スワンナプーム空港には、ダイナースクラブ所持で利用できるミラクルラウンジやオマーン・エア ファースト&ビジネスクラスラウンジなど10以上のラウンジがあります。スワンナプーム空港のミラクルラウンジは分煙設備が整っているため、喫煙をされる方にオススメです。また、エールフランスのラウンジにはシャワー室があるので、気分転換するには持ってこい。

数あるスワンナプーム空港のラウンジの中でも、特にオススメは「World’s Best Airline Lounge Spa Facility」という賞を4年連続で獲得したブルーリボンクラブラウンジ(Blue Ribbon Club Lounge)です。「世界一」に選ばれたこちらのラウンジには、シャワー室とマッサージチェアが用意されています。国内線搭乗者向けですが、プライオリティパス所持で利用可能なため、お持ちの方はぜひ入室してみてください。

ブルーリボンクラブラウンジの営業時間は午前4時30分から22時。場所はA3ゲートの真向かいで、最長3時間まで滞在できます。人気のホットミール「ガーリック風味の焼き鳥」もご賞味あれ。

スワンナプーム空港内でマッサージを受けるならExpress SPAへ!

フライトのトランジットの時間つぶしの間に究極の癒やしを体験したい、タイを飛び出す前にリラックスして疲れを吹き飛ばしたいという方は、スワンナプーム空港内のマッサージ店で施術を受けてみては?オススメは、出発フロアと到着フロアの中間・3階にお店をかまえるエクスプレススパ(Express SPA)です。観光客向けとあって、バンコク市内のマッサージ店よりもお値段は少々高めですが、マッサージのバリエーションも豊富で充実しているため満足できること、間違いなし!

フットマッサージは30分650THB(2,280円)、背中・肩メインのマッサージも30分650THB(2,280円)です。現金払いの他、クレジットカード払いも可能です。JTBカードで支払うと10パーセントのディスカウントを受けられますよ。

スワンナプーム空港でホテルをお探しならミラクルトランジットホテルやボクステルへ

スワンナプーム空港には、空港内唯一のトランジットホテル・ミラクルトランジットホテル(Miracle Transit Hotel)があります。お金をかけないベンチでの空港泊も良いですが、最長6時間滞在OKのお部屋を利用して、思う存分ゆったり過ごしてみてはいかが?親切なスタッフが24時間対応のフロントデスクで対応してくれます。ミラクルトランジットホテルの場所は国際線出発ホール・コンコースGのそばです。

バンコク・スワンナプーム空港内のオススメの簡易宿泊施設をもうひとつご紹介。ご案内するボクステル(Boxtel)は、トランジットホテルではありませんが、少し休憩したいときに必要な設備はすべて完備されています。ボクステルの場所はターミナル地下1階の両替所の奥。簡易宿泊施設にありがちな全自動ではなく、きちんとフロントがあり、スタッフが対応してくれるというのが特徴です。

シャワー室こそないものの、近くに共用トイレがあり、個室には清潔なリネンのベッドと、電源プラグが設置されています。モーニングコールの設定も可能なため、予定の時刻に遅れてしまう心配もありません。部屋には最大4時間の滞在がOK。共有スペースには情報雑誌が置かれており、スワッグがつるされたおしゃれな空間が広がっています。利用は日本円にして4,000円ほどと料金もお手頃価格です。

スワンナプーム空港のコンビニでばらまき土産に個包装プチプラお菓子をゲット

出典: www.glico.com

スワンナプーム空港には、到着ロビー2階の3番出口をでた場所に日本でもおなじみのコンビニ(コンビニエンスストア)、セブンイレブンとファミリーマートがあります。さらに地下1階の建物中ほどでは、もう1軒、セブンイレブンが営業しています。少額の商品を買ってバーツをくずしたり、タイでは必須のペットボトル入りの水を購入したりと、なにかと頼りになる存在です。

コンビニは、ばらまき土産を手に入れるのにもピッタリ。バンコク市内のコンビニより、高めの空港価格が設定されていますが、それでも十分にプチプラ価格!オススメは、タイ版プリッツの「トム・ヤム・クン味」と「ラープ味」。ラープはハーブをふんだんに使ったサラダで、もち米といただくタイ料理です。ひと箱たった12THB(42円)。気取らない関係のご近所さんや、お友だちへのお土産におすすめです。

コンビニでゲットできる、ばらまき土産のお菓子をもうひとつご紹介。こちらのナチュラルバナナ(Natural Banana)は、乾燥させたバナナにチョコレートをかけたタイの定番お菓子。バナナはしっとり、チョコレートは甘さ控えめで上品な風味を味わえます。チョコレート味のほかに、いちご味、抹茶味、チョコレートソースなしのプレーン味があります。

個包装になっているため、お勤め先のお土産にもオススメ。1箱10個入りの大は145THB(510円)ほど。1箱3個入りの小は39THB(140円)。お値段もお手頃です。

スワンナプーム空港の職員向けレストラン「マジック・フード・ポイント」に潜入

おなかがすいたら、スワンナプーム空港のとっておきのレストランで食事をしましょう。今回ご案内するのは、空港職員向けのフードコート「マジック・フード・ポイント(Magic Food Point)」。職員向けとありますが、これは職員専用というわけではないため一般の旅行客も入店OK。24時間営業していることに加え、バンコク市内と同じような低価格で本場のローカルフードをいただけるので、マジック・フード・ポイントを利用しない手はありません!

早速潜入してみましょう。マジック・フード・ポイントの場所は、空港ターミナルビル1階の8番出口そば。シェフの帽子が描かれたこの看板が目印ですよ。入口すぐ左手の受付カウンターで、食券を購入しましょう。

食券は100THB分を購入すれば十分におなかがふくれます。マジック・フード・ポイントで食べられるメニューは、バジル香る鶏肉と半熟卵がおいしいガパオライス、もっちりとした食感が楽しめるタイ焼きそばのパッタイ、海老やパクチーの香りが病みつきになるトムヤムクンなど。これはほんの一例で、そのほかにもメニューはたくさん。

さらに、マジック・フード・ポイントの推しポイントは、アルコール販売の制限時間外でも、お酒をオーダーできるというところ。タイではアルコール類の販売は11時から14時、17時から24時までと制限されているのでうれしいですよね。余った食券は受付カウンターに返却すれば、返金してもらえます。1日中オープンしているので少し長めの滞在も可能。ただし、大きめの荷物を持っての入店はNGなので、気を付けて。

スワンナプーム空港で7時間以上の余裕があるなら周辺観光にトランジットツアーへ!

もしも、スワンナプーム空港で7時間以上の待機時間があるのなら、時間を持て余しているよりも思いきって周辺観光にトランジットツアーへ出かけてみましょう。事前の情報収集がオススメ。当日現地で情報収集したい方は、スワンナプーム空港内にある、タイ政府観光局のデスクを訪ねてみて。バンコク市内の地図や観光ツアーの情報などが手に入ります。××時にスワンナプーム空港に戻ってきたい…と希望を伝えて観光にオススメのスポットや計画の相談にのってもらいましょう。

1時間に1本の運行ですが、渋滞がない時間帯ならば、先にご紹介したS1バスに乗って、カオサン通りへ行ってみるのもよいでしょう。最短でも往復に2時間を見積もる必要があるため、時間にだけは気を付けて。カオサン通りにはおしゃれなカフェや、格安でファッション用品が手に入るバンランプー市場(Banglamphu Market)など見どころがたくさん。

カオサン通りにお店をかまえるカフェ、グーヒュージョン・ロッティーアンドティー(Guu Fusion Roti & Tea)は、タピオカ入りのドリンクや、生クリームをたっぷり使ったスイーツに定評のあるお店。ドリンクは持ち帰り用にオーダーして、食べ歩きしながら街をまわるのも楽しいですよ。木のぬくもりたっぷりの落ち着いた店内に癒やされて、ついつい長居してしまいそう!

もし夜間に7時間以上のトランジット時間ができたら、勇気をもってトランジットツアーへ出掛けてみましょう。バンコクの夜のお楽しみといえば、ナイトクラブ巡りや、ニューハーフショー。25年以上愛され続けているカリプソ・キャバレー・バンコク(Calypso Cabaret Bangkok)のパフォーマンスを見て、最高のバンコクの夜を過ごしましょう。

ショーは毎晩20時15分からと21時45分からの2回。ひとつの公演は1時間15分ほどです。ショーが終わりロビーへ出るとパフォーマーたちがずらりと並び、写真撮影に応えてくれます。チケットは当日券の購入または、オンラインからの予約が可能。料金はショーのみで、大人ひとり1,200THB(4,200円)、タイ舞踊と夕食がついたセットは2,000THB(7,015円)です。

カリプソ・キャバレー・バンコクは、2012年にチャオプラヤー川沿いにオープンした、オープンエアモール「アジアティーク・リバーフロント(Asiatique The Riverfront)」にあります。サートーン桟橋(Tha Sathorn)から30本に1本の無料シャトルボートが出ており15分ほどのクルーズでお店に到着します。サートーン桟橋までは、空港からホテルや、目的地まで送迎してくれるVELTRAで予約した車での移動がオススメです。

タイ・バンコクにきたら外すことができない夜遊びスポットも、トランジットツアーで体験してしまいましょう!きっと忘れられない想い出ができますよ。

バンコク・スワンナプーム空港(BKK)から始まる旅行を楽しんで!

バンコク・スワンナプーム空港からの、市内へのアクセス方法と、オススメの空港での過ごし方をご案内しました。スワンナプーム空港には癒やしのマッサージ店あり、ローカルタイフードをお手頃価格でいただけるレストラン「マジック・フード・ポイント」ありで、時間つぶしには困りそうにありません。コンビニもあるため、ばらまき土産にぴったりな個包装のお菓子を購入しましょう。7時間以上の余裕があるなら、ご紹介した市内へのアクセス方法を駆使してぜひ、トランジットツアーへ出掛け、バンコク・スワンナプーム空港から始まる旅行を楽しんでくださいね。

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AoiMakoto

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