台北松山空港(TSA)完全ガイド!市内へのアクセスと空港での過ごし方まとめ!

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台北松山空港は羽田空港発着の直行便のみ就航さらに小規模なので敬遠されがち。ですがラウンジやレストラン、お土産が買えるショップ、コンビニなどの充実施設で桃園空港にも負けない魅力が一杯。何といっても台北松山空港の強みは市内へのアクセスが良い点。台北MRTの一日乗車券や悠遊カードについてもご紹介します。

台北松山空港(TSA)の概要

台北松山空港から始まる台湾観光!オススメは台北への航空券が安い時期の6月

台北松山空港は、台湾の首都・台北市内にある24時間オープンの飛行場。台北ではグルメが集まる夜市を楽しんだり、ショッピングでおしゃれな買い物三昧をしたり、パワースポットを巡って開運の力をいただいたりと、さまざまな遊び方ができます。

じつは台北への航空券が安い時期は6月。台北では6月中旬までが梅雨の時期になりますが、その分航空券も安いので節約派の人にはもってこい!雨にぬれた史跡も風情があり、いつもとは違う色合いをみせてくれます。ゴールデンウィークに海外旅行へ行けなかったという人も、夏休みの混雑前に外国へ遊びに行きたいという人も、ぜひ台北を訪れてみませんか?

台湾国内初の空港として開港した台北松山空港…この読み方が気になりますね。現地の言葉で台北松山空港は「タイペイソンシャンジーチャン」。日本語で「まつやま」と読みたくなりますよね。台北松山空港のある場所はもともと錫口という地名で親しまれていましたが、日本統治下時代に松がたくさん植わっているという理由で松山という日本風の名称がつけられました。

一時的に国内線専用の空港として使用されていた台北松山空港ですが、2010年からは国際線の就航も開始しています。

台北松山空港の直行便は羽田空港発着のみの運行!台湾桃園国際空港とどちらが便利?

台北への旅行を考える時に必須となるのが航空券選び。台北には、これからご紹介する台北松山空港と、台湾桃園国際空港、ふたつの空港があります。どちらを使った方が便利?と悩んでしまいます。

台北松山空港の大きな特徴は都市型の飛行場であること。台北市内にあるので、ホテルや観光スポットへのアクセスが抜群に良いのが台北松山空港を利用する最大のメリットです。台北松山空港からは、ランドマークの台北101や、美麗華百楽園の観覧車、ヨーロッパ風のデザインが豪華な5つ星ホテル・グランドメイフルホテル台北もすぐそば。写真でみると、その近さが覗えますね。

台北松山空港から市内へのアクセスがそんなに良いなら、台湾桃園国際空港と天秤にかけて悩むことないじゃない!きっと、そんな風に思う方も多いはず。ところが、台北松山空港への直行便は羽田空港からのみなので、利用する人は限られてしまいそう。チャイナエアライン、エバー航空、日本航空(JAL)、全日本空輸(ANA)の羽田発の直行便が就航しています。フライト時間は3時間30分。日本と台北の時差はマイナス1時間でサマータイムはありません。

また、台北松山空港は24時間オープンの飛行場ですが、街中にあるために騒音規制の観点から深夜便がありません。

そのため羽田空港が身近な距離にある人は、台北松山空港への航空券がオススメ。そして羽田発着便を利用できない人や、深夜着で格安価格の航空券を販売するLCCに乗りたい人は、台湾桃園国際空港を利用するのが◎。

台北松山空港は、桃園空港に比べると規模の小さな空港ですがお土産探しに便利な免税店や、お腹を満たす美食をいただけるレストラン、一息つけるラウンジなど必要最低限の施設はすべてそろっています。台北松山空港から市内へのアクセスや、空港でのオススメの過ごし方もご紹介します。台北松山空港から始まる台北旅行を120パーセント楽しみましょう!

台北松山空港(TSA)から市内へのアクセス方法は?

台北松山空港の国際線は第1ターミナルに到着!ターミナル間は徒歩で移動が可能

台北松山空港には、国際線が発着する第1ターミナルと、国内線が発着する第2ターミナルがあります。このターミナル同士は隣り合っているので、徒歩での移動が可能です。台北松山空港からは、台湾東部の街・花蓮や台東への国内線に乗り継ぎをすることもできます。さらに、台湾本島の西にうかぶ澎湖諸島(ポンフー)への国内線も就航しています。

台北松山空港での国際線から国内線への乗り継ぎは最低でも90分間を見積もっておきましょう。ターミナル間移動が便利なのも、規模の小さな空港ならではですね。

台北松山空港からMRTで市内へ!台北松山空港のMRT文湖線最寄り駅は空港の目の前

台北松山空港から市内へのアクセスで、運賃を安くすませたい人にオススメなのがMRTと呼ばれる地下鉄を使った交通手段です。こちらは台北松山空港のMRT最寄りの「松山機場駅」。

この「松山機場駅」は松山空港に直結しており、到着ロビーを出た目の前にあるので駅探しに空港内を迷う心配がありません。10番出口または16番出口からでるとスムーズです。現在5路線が台北市内を走っているMRTは、路線ごとに色分けされていて、観光客にも分かりやすいですよ。台北松山空港からでているMRTは、文湖線。路線図では茶色で経路がしめされています。

MRT松山機場駅にはエスカレーターやエレベーター、広い間口の改札が設置されているので 大きなスーツケースを運ぶ旅行者でもストレスフリーに利用することができます。

台北MRTは地下鉄という位置付けですが地下と地上をでたり入ったりするので、こんな風に台北の景色を楽しむことができますよ。台北松山空港から、このMRTに乗って台湾鉄道や台湾高速鉄道の乗り入れがある台北一の主要駅・台北車站駅を目指しましょう。台北松山空港MRT最寄りの「松山機場駅」は始発駅ではないので、逆方面に乗らないように気を付けて。

台湾松山空港から台北駅へはMRT文湖線(動物園方面)に乗り、忠孝復興駅で下車後MRT板南線に乗り換える必要があります。

忠孝復興駅といえば、人気台北スイーツのかき氷を食べられる「路地氷の怪物 台北」があることでも有名。重い荷物がない人はMRT板南線への乗り換えついでに立ち寄ってみるのも◎。さて、台北駅をめざす人は2番ホームの亜東医院・頂埔方面に乗車しましょう。MRT板南線は路線図上では青色で表示されています。台北松山空港から市内へのアクセスでMRTに乗車した時の料金や所要時間は以下の通りです。

●台北松山空港から台北駅(MRT)
料金 片道乗車券での乗車 25元(90円)
   悠遊カードなど交通ICカードでの乗車 20元(70円)
   6歳以下の子どもは無料
所要時間 16分

○文湖線 始発06時00分 終電 24時00分
平日ピーク時は2分から4分間隔で運行・それ以外は4分から7分間隔で運行・23時以降は12分毎
休日は4分から7分間隔で運行・23時以降は12分毎

○板南線 始発06時00分 終電 24時00分
平日ピーク時は6分間隔で運行・それ以外は8分から10分間隔で運行・23時以降は8分から12分毎
休日は8分から9分間隔で運行・23時以降は8分から12分毎
※台北MRTの時刻表は公式ホームページから確認可能

台北MRTの乗り方や一日乗車券・悠遊カードについて

台北MRTを使うときに知っておきたいのがMRTへの乗り方や、たくさんある切符の種類について。台北MRTの車内や改札、駅構内はどこも清潔なので、乗っていて心地が良い!というのも、MRTの駅構内と車内は飲食厳禁。喉が渇いたな…と感じたら「禁止飲食」と書かれた黄色い線の手前ですませておいてくださいね。これに違反すると旅行者といえども罰金を科せられてしまうので注意して。

台北MRTの切符には片道乗車券や一日乗車券、そしてSuicaやICOCAのようなICカードの悠遊カードなどがあります。券売機はタッチパネル式で、日本語にも対応しているのでチケットの買い方も簡単。

券売機の上には必ずMRT全線の路線図があり、行き先までの料金を確認することができます。片道乗車券を買う場合には、目的地までの料金のボタン(20元、35元、50元など)にタッチ、そしてチケット枚数を選びお金を投入します。ちなみに台北MRTの券売機では、紙幣とコインともに使うことができますがクレジットカードでの支払いはできません。

台北MRTの一日乗車券は日本の地下鉄のように紙ではなく、プラスチック製のトークン。トークンはこのような丸い形をしており「metro Taipei」と書かれています。改札口では、トークンの絵が描かれた自動改札機の読み取り部にこれをタッチしましょう。下車駅ではトークンを投入口に返却すればゲートが開きます。

台北滞在中にMRTにたくさん乗る予定があるという人は、24時間MRTが乗り放題になる一日乗車券を購入するのもオススメです。一日乗車券は150元(530円)。台北MRT各駅のインフォメーションカウンターで購入が可能です。一日乗車券について頻繁に聞かれるのが「台北地下鉄の一日券はお得か?」という疑問。

この一日乗車券は使い始めたその日の終電まで有効なので、例えば午後到着のフライトで台北にやってきた…という場合には、何度も乗り降りをしない可能性もあるので、530円分のもとをとることは難しいかもしれません。

そんな時はお得なキャンペーンを開催していないか、台湾観光局のホームページを確認してみて。現在販売されている一日乗車券には、MRTの駅チカのグルメスポットや雑貨店などで使えるクーポンがついてきます。人気のかき氷店アイスモンスターでは全品10パーンセントオフになるクーポンが使えます。提携しているお店の数はなんと100店!キャンペーンの有無も考慮して、一日乗車券の購入を検討してみてくださいね。

台北MRTの切符でもうひとつオススメなのが、必要な分のお金だけをチャージして使える「悠遊カード」というICカード。一日乗車券を買うときのように、券売機の前で小銭を探すという手間がはぶけるのでスイスイと改札口を通ることができて便利ですよ。悠遊カードは現地の言葉でヨウヨウカーと呼ばれ、イージーカードという愛称でも親しまれています。

悠遊カードは台北MRT各駅のインフォメーションカウンターや、コンビニエンスストアで購入することができます。料金は100元(350円)。券売機でのチャージも可能ですが、購入と同時にチャージもできるので、必要分を入金しておきましょう。悠遊カードを使えばMRTの料金が20パーセントオフ、そして1時間以内のMRTから路線バスへの乗り継ぎで8元(30円)の割引が適応されます。

悠遊カードは通常のデザインのものの他にも、キティちゃんデザイン、セーラームーンデザイン、ドラえもんデザインなど様々なタイプが販売されています。有効期限がないので、次回の台北旅行用に日本に持ち帰ってもOK。払い戻しをしたい人はMRT各駅のインフォメーションカウンターで手続きをしましょう。ただし、手数料に20元(70円)がかかりデポジット代金は返却されません。

コンビニエンスストアでの支払いや、自動販売機の支払いにも悠遊カードが使用できるので、ぜひ活用してみてくださいね。

台北松山空港から乗車するタクシーは安全?料金の目安は?

台北松山空港から市内への一番お手軽なアクセス方法がタクシーへの乗車。国によっては治安が悪く白タクも多いので、乗るのをためらってしまうタクシーですが、台北のタクシーはなかなか安全。スーツケースをひいて移動しなくても良い点や、ホテルやテーマパークなどの目的地に直行できるのがタクシーを使うメリットです。さらに市内まで近いので料金も安く、特に2人以上で乗車するなら割安になるのでオススメ。

台北松山空港のタクシー乗り場の場所は第1ターミナルの13番出口をでたところ。メーター制のタクシーがタクシースタンドで客待ちをしています。

台北松山空港から市内へのアクセスでタクシーに乗車した時の料金や所要時間は以下の通りです。台北にチップ文化はありませんが、特別なサービスを受けたと感じた時はおつりをとっておいてもらうとスマートです。

●台北松山空港から市内へ(タクシー)
料金 台北駅まで300元(1,050円)
   中山駅まで300元(1,050円)
夜23時から早朝6時までは70元(250円)の割り増し料金あり
所要時間 20分程度

台北松山空港から台中駅へ向かう262路線バスの所要時間と時刻表は?

路線図が複雑なために、台北ビギナーさんには少し不向きですが、台北松山空港から台中駅など市内へむかう路線バスを利用することも可能です。大都會汽車客運という会社が運行している262路線バスは中和行き。台北松山空港を出発後、MRT文湖線の忠孝復興駅、台北駅の順に停車します。バス乗り場は第1ターミナルの正面出口をでた場所にあります。台北松山空港から市内へのアクセスで路線バスに乗車した時の料金や所要時間は以下の通りです。

●台北松山空港から市内へ(路線バス)
料金 台北駅まで15元(50円)
所要時間 25分程度
平日 始発 05時30分 最終便 21時30分(12分から15分毎に運行)
休日 始発 06時00分 最終便 21時30分(毎時00分と30分に運行)
※時刻表は公式ホームページから確認可能

台北松山空港から桃園国際空港へは1840高速バスが便利!所要時間や時刻表は?

台北松山空港から桃園国際空港に移動したい人は高速バスの利用がオススメです。国光客運が運行している1840高速バスは台北松山空港を出発後、行天宮を経由して桃園国際空港へと向かいます。乗り場の場所は路線バスと同じく第1ターミナルの正面出口をでたところです。

●台北松山空港から桃園国際空港へ(高速バス)
料金 台北駅まで140元(490円)
所要時間 50分程度
始発 05時20分 最終便 22時45分(20分から30分毎に運行)
※時刻表は台北松山空港の公式ホームページから確認可能

台北のレンタサイクルYouBikeで台北松山空港から市内へアクセス!

荷物が少ない人限定の交通手段になってしまいますが、なんと台北松山空港から市内へレンタサイクルでアクセスすることも可能。いま世界の各地で自転車での観光が人気になっていますよね。台北も例外ではありません。台北松山空港の目の前にレンタサイクルの貸し出し場所が設置されているのです。台北のレンタサイクルの名称はヨ―バイク(YouBike)。

台北市内には340以上の場所でレンタルが可能なので、観光にも最適。ヨーバイクの使い方や支払い方法、台北で自転車に乗る時のルールなどについても知っておきましょう。

ヨ―バイクのレンタル場所には、かならずキオスク(KIOSK)という操作端末が設置されています。ヨ―バイクのレンタルにはMRTの乗車にも使える悠遊カードを使う方法とICカードつきのクレジットカードを使う方法があります。ところが、悠遊カードでの利用は台湾の電話番号の所持が必須なので、クレジットカードでの使い方をメインにみていきましょう。

キオスクのタッチパネルは残念ながら日本語非対応。ただ英語表示に変えることはできるので、分かりやすいという人は表示言語を切り変えましょう。まずは「Bike Renting」をタッチし、クレジットカード払いが可能な一回利用の「Single rental」を選択しましょう。利用規約が表示されるので、チェックボックスに了承した旨のチェックを入れ「Agree」を押して先へ進みます。

クレジットカード払い希望なので「Pay by credit card」を選び、カード情報を入力しましょう。するとどの自転車にするかと問われます。ご希望の自転車脇に書かれている番号をチョイスしましょう。90秒以内に選んだ自転車をスタンドから引き抜ぬいてくださいね。

ヨーバイクをレンタルする際には、デポジット代金として200元(700円)が徴収されますが、これは自転車返却時に返金されます。返却はお好きなレンタルステーションのスタンドにカチッと音がするまでさしこめばOK。正常に返却が完了されると、自転車となりの機械が緑色に点灯します。

ここで気になるのがヨーバイクのレンタル料金。クレジットカード支払いの場合、4時間以内なら30分ごとに10元(35円)。4時間利用すると80元(280円)ということになりますね。これはかなりのお手頃料金。事前にYouBikeのアプリをダウンロードしておけば、レンタル場所の検索や利用方法を確認できるのでオススメです。レンタサイクルで市内へ出られるのも都市型空港ならでは!ぜひ台北松山空港から市内へ自転車でアクセスしてみてくださいね。

台北で自転車に乗る時のルールについても数点ご紹介。台北の自転車は右側走行。歩道に白いペンキで描かれた自転車専用レーンがある場合は、その上を走行しましょう。自転車レーンがあるにもかかわらず、歩道を走っていると罰金が科せられることがあるので、要注意。

空港送迎サービスを事前予約

最後にご紹介する台北松山空港から市内へのアクセス方法は、空港送迎サービスの事前予約です。実際に利用した人の口コミを呼んでから色々なプランを検討できるVELTRAが特にオススメ。24時間対応してくれるプランや、日本語ガイドを手配してくれるプランがあるので、台北到着当日には心の余裕をもって空港へ降り立つことができますね。

台北松山空港から個人の家への空港送迎は利用できる?大きな荷物が一人2個以上ある場合はどの車種を選べば良い?などよくある質問へのQ&Aも掲載されていますので、ホームページをみて検討してみてくださいね。

台北松山空港(TSA)でのおすすめの過ごし方

台北松山空港のコインロッカーや荷物預かりサービスについて

さあ、ここからは台北松山空港でのオススメの過ごし方についてご紹介して参ります。冒頭でも少しご案内しましたが、台北松山空港は小さいながらも、かゆい場所に手の届く優秀な空港。必要なお店やサービスがそろっています。その内のひとつがコインロッカー。台北松山空港には3つのコインロッカーが用意されています。

ひとつ目のロッカーの場所は第1ターミナル到着ロビーを出て左手に進んだところ。利用料金は3時間80元(280円)。これを過ぎるとさらに3時間ごとに80元の追加料金が発生します。ふたつ目のロッカーの場所は、第1ターミナル到着ロビーにあるサンドイッチ店・サブウェイのそば。そしてみっつ目のロッカーの場所は第2ターミナルのサービスカウンター隣です。

第1ターミナル到着ロビーのペリカン宅配では、大型荷物の一時預かりサービスも提供しています。荷物サイズの大きさは300センチまで重さは40キロまでOK。料金は3時間ごとに300元(1,050円)、1日毎に720元(2,530円)がかかります。

台北松山空港のエアラインVIPラウンジの評判&口コミは上々です!

台北松山空港には、JALやANAのビジネスクラス以上の搭乗者が利用できるエアラインVIPラウンジ(Airlines VIP Lounge)があります。ラウンジの場所は第1ターミナル1階の出国審査を抜けたところ。

エアラインVIPラウンジ利用者の口コミで多いのが、期待していた以上にお料理がおいしかったので満足!というもの。というのも、こちらのラウンジのお食事は小籠包や黒糖饅頭、魯肉飯、シュウマイに台湾ビールの台湾啤酒など台北を去る前に食べたい台北料理が充実しているのです。しかも小籠包はせいろに入っているという本格的なサーブ。

フライトの出発時間により毎日多少の変動がありますが、基本的な営業時間は午前5時30分から20時30分です。

台北松山空港の春水堂は残念ながら閉店…代わりに品川蘭の牛肉麺がオープンしました

かつて台北松山空港にあったタピオカミルクティーの人気店・春水堂は残念ながら現在では閉店しています。けれどもガッカリすることはありません。代わりにCNNの記者が選ぶ8大牛肉麺の名店としてランクインした品川蘭が第1ターミナルの2階にオープンしました。

品川蘭の牛肉麺は歯ごたえのあるモチモチ平麺に、霜降り肉がこれでもか!とのったスープ後かけスタイル。熱いスープでレアになったお肉が絶品。忠孝店や中山店など複数店舗がありますが、台北滞在中に食べる機会を逃してしまった人はぜひ台北松山空港の品川蘭でアツアツの牛肉麺を味わってみて。営業時間は朝6時から21時です。

台北松山空港でいただける台湾スターバックス限定メニューってどんなもの?

台北松山空港の第1ターミナルにはスターバックスがあります。せっかくだから台湾限定のスターバックスメニューをオーダーしてみるのも楽しそう。台湾のスターバックスでは、お茶系のメニューやジュース、そしてフルーツを使ったスイーツが多いのが特徴です。

爽やかな香りと清々しい風味が感じられる「阿里山烏龍茶」や、まるでフルーツのような味が不思議な「東方美人」は店内で飲めるだけではありません。これらの茶葉は店頭販売もされているので、気に入った人はお土産にしてみて。

台湾産のパイナップルを使ったパイナップルジュースや、パイナップルクロワッサンもオススメのメニューです。台湾の定番土産パイナップルケーキは、台北のみならず台湾全土のスーパーやコンビニ、老舗店などで販売されていますが、その味は様々。食べ比べも楽しいですよね。台北のスターバックスでもオリジナルのパイナップルケーキを買うことができます。こちらもお土産にいかがですか?

フラペチーノ派の方は、仙草という漢方のゼリーとピーナッツシロップがたっぷりの「ピーナッツと仙草ゼリーのフラペチーノ」をオーダーしてみて。ほんのり苦い仙草ゼリーと、つぶつぶのピーナッツが癖になる味わい。台北松山空港のスターバックスの営業時間は5時30分から20時30分です。

台北松山空港のコンビニ・セブンイレブンで買えるオススメのお土産ってなに?

海外旅行でのお土産探しといえば、免税店も良いですが地元の人たちと同じ感覚で買い物ができるスーパーやコンビニエンスストアに立ち寄るのが最近の定番ですよね。台北松山空港には二つのコンビニエンスストアがあるので、お土産探しで時間潰しをするのも良いでしょう。第1ターミナル出発ロビー北側にあるセブンイレブンの営業時間は5時30分から22時。第2ターミナルにある到着ロビー出口にあるセブンイレブンは24時間営業しています。

台北松山空港で人気の定番土産と言えばパイナップルケーキや、お茶など。品ぞろえが豊富なこちらのセブンイレブンでも買うことができますよ。でも、台北のコンビニで購入するお土産のオススメは、こちらの「王子麺」。Princeと書かれたキャップをかぶった男の子の絵が目印です。

1970年代に台湾で大ヒットした王子麺は日本でいえばベビースターラーメン的な存在。子どものおやつとして普及し、誕生から50年近くたった今も台湾の人たちに愛されています。王子麺には調味料が入っており、フライにされた麺にこの調味料をかけてバリッバリッと食べるのが定番の食べ方です。鍋の〆の麺として使用してもOK。

王子麺のお隣の魔法使いのおじいさんが描かかれたパックはライバル社・統一企業の科学麺。セブンイレブンは統一企業の子会社が運営しているので、王子麺が手に入らない可能性も?セブンイレブンで王子麺をゲットしたという情報もありますので、探してみてくださいね。科学麺との食べ比べも楽しんで。

コンビニには、おでんが販売されているので、イートインコーナーでおでんに王子麺を加えて食べてみるのも◎。台北松山空港のセブンイレブンで買う、もうひとつのオススメお土産が台湾の味付け卵・香鐵蛋。読み方はシャンティエダン。真っ黒だけど一体なんの卵なんだろう…気になりますよね。香鐵蛋はピリリと辛い八角をスパイスに醤油で煮込んだウズラの卵の燻製。

グニッとした食感が癖になりそうな香鐵蛋は、王子麺や科学麺のトッピングにもぴったり。ぜひ合わせて買ってみてくださいね。ビールとの相性も抜群なので、お酒好きな方へは単品でお土産にどうぞ。台北松山空港のセブンイレブンでの買い物でうれしいのは、悠遊カードでの支払いが可能なところ。余ったICカードの残額を使いきりたいという方は、ぜひ悠遊カードでお土産を購入して。

台北松山空港は絶景写真撮影スポット!展望デッキから大迫力の航空機を観覧しよう

台北松山空港には、無料で入場できる展望デッキがあります。第1ターミナルの郵便局横にあるエレベーターに乗って3階まであがると、そこには八角形のディスプレイの中に飾られた多くの飛行機模型が。たくさんの飛行機模型に大人も子どももワクワクしてしまいそう。展望デッキ手間には彫刻ベンチが置かれた開放的なスペースが広がっています。ここでちょっと一息つくのも、リラックスできて良いですね。

そしてこちらが360度のパノラマビューを満喫することができる展望デッキ。航空機はもちろんのこと、晴れた日には美麗華百楽園の観覧車や標高1,093メートルの大屯山を写真に収めることも!実はこの大屯山は活火山なんですよ。大迫力のベストショット写真を撮って帰国後にお友だちやご家族に自慢しちゃってくださいね。

展望デッキ併設のカフェガーデンには、パラソルつきの野外席やイートインスペースが設けられているので、絶景を楽しみながら飲食をするのもOK。展望デッキの入口には航空機関連のグッズを扱ったお土産ショップがあります。ちょっとしたリラックスと気晴らしになる展望デッキに足を運んでみてくださいね。

台北松山空港(TSA)から始まる旅行を楽しんで!

台北松山空港からの市内へのアクセスと空港でのオススメの過ごし方をご紹介しました。台北にはご紹介した台北松山空港と台湾桃園国際空港がありますが、どちらにも魅力がいっぱい。特に台北松山空港は小規模ならではの快適さや、市内へのアクセスの良さが目立ちました。お土産探しも美食レストランも、リラックスも台北松山空港にお任せあれ。この場所から、忘れられないような素敵な思い出をたくさん作ってくださいね。

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AoiMakoto

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