川崎で人気の暇つぶしスポット15選！暇な時におすすめの場所を厳選してご紹介

東京と横浜に挟まれている川崎は、都心にも近く、工業都市として知られている街。実は、川崎にはちょっとした空き時間に利用しやすい施設がたくさんあるのをご存知でしょうか？オシャレな大型のショッピングモールや大人も子どももゆっくり楽しめる大型公園の他、メーカーが実施する工場見学など、バラエティも豊富。そのほかにも、川崎市が運営する文化施設には、プラネタリウムを楽しめる科学館や有名芸術家の美術館までさまざま。無料で利用可能な施設も多いので、暇つぶしのスポットとしてはおすすめです。ここでは、川崎でぜひ利用してほしい暇つぶしスポットを15施設厳選してご紹介します。

最初にご紹介するのは、生田緑地の中にある「かわさき宙と緑の科学館」です。小田急線の向ヶ丘遊園駅から徒歩15分のアクセス。科学館ということで、屋内で天候に左右されず時間を過ごせるスポット。入館料無料というのもうれしいポイントです。館内は、自然体験ゾーンと天文体験ゾーンの2つに分けられており、自然体験ゾーンでは川崎の大地の成り立ちや多摩川に生息する生き物について学ぶことができます。一方、天文体験ゾーンでは、太陽系の成り立ちや、宇宙についての解説があり、実際に隕石の展示もあるので、手に触れて学ぶことができます。

また、かわさき宙と緑の科学館には、プラネタリウムも用意されています（一般料金1名400円）。200席あり、全席自由席ということで、ゆったり楽しめます。解説員の方の説明を生で聞きながら、世界最高クラスの映像技術で美しい星空を眺めることができるなんて最高ですね。子ども向けの時間と、一般向けの時間が分けられているので、事前にチェックしておくと良いですよ。生田緑地は周辺の樹木のおかげで都市部ながら光がさえぎられていることもあり、天体観測をするには好条件なことから観測スペースも設けられています。天体観測会なども行われているのであわせてチェックしてみてはいかがでしょうか。

続いてご紹介するのは、同じく生田緑地の自然に囲まれた「川崎市岡本太郎美術館」です。こちらもアクセスは、小田急線の向ヶ丘遊園駅から徒歩17分。美術館の外にはシンボルタワーにあたる「母の塔」を中心とした公園スペースが広がり、コーヒー片手に外でのんびりすることもできます。美術館ということで屋内施設になるので、もちろん天候や季節に左右されず館内での美術鑑賞をゆっくり楽しめます。館内は、常設展と企画展から成り立っていますが、企画展が実施されない時期の入館料は大人1人500円から。企画展開催時は内容によって、料金が変動しますので事前の確認が必要です。

今回は常設展の様子を少しご紹介しましょう。岡本太郎というと、大阪万博の「太陽の塔」をイメージされる方も多いのではないでしょうか。常設展に入るとまず目に入るのが、こちらの「太陽の塔」の顔のレリーフです。そこから迷路のような空間が続き、岡本太郎や彼の両親のヒストリーを辿ることができます。途中には岡本太郎の作品が登場。体感型展示空間をコンセプトとしていることもあり、作品を間近で感じながら楽しむことができます。ミュージアムショップやカフェテリアも併設されているので、長時間の滞在にもおすすめです。岡本太郎の世界観がカフェテリア全体にも表現されていて面白いですよ。

続いてご紹介するのは、「かわさき宙と緑の科学館」や「川崎市岡本太郎美術館」も位置する「生田緑地」です。東京ドーム38個分もの大きな敷地を誇るこちらの公園は、市民の憩いの場となっており、入園料などはもちろん不要。屋外ではありますが、公園内の施設を訪れずとも、天気の良い日はゆっくり時間を過ごすスポットとしておすすめです。お子様連れでお越しの方におすすめの場所は、中央広場。天然芝の広い空間が広がっており、子どもが走り回るのにもぴったりのスペースです。スペースがとっても広いので、ひとりの時間をゆっくり過ごしたい！という方も寝転がってぼーっと過ごすなんてこともできてしまいます。こちらでは、ヨガなどのイベントも企画されているので、事前にチェックして利用してみるのもおすすめですよ。

敷地内には、湿地帯などもあり、夏にはゲンジボタルが見られることも。季節と時間があえばぜひ訪れたいですね。春は桜、夏は菖蒲、秋は樹々の紅葉、冬はメタセコイアに積もった雪など、季節ごとに様相を変え、どの季節に来ても楽しむことができます。1人での利用から、デート、ファミリーでの利用まで幅広く時間つぶしのスポットとして使える生田緑地はおすすめですよ。

続いてご紹介するのは、「東芝未来科学館」です。東芝といえば、日本を代表する電機メーカーの1つです。そんな東芝の社史と科学技術を学べる場として、2014年にオープンしたのが、こちらの東芝未来科学館です。JR川崎駅より徒歩すぐの場所に位置し、ラゾーナ川崎プラザからも近く、展示も屋内で少人数での利用の場合は予約不要かつ無料ということもあり、川崎駅周辺でちょっとした時間を過ごすにはおすすめのスポットです。「人と科学の触れ合い」をコンセプトにした施設内の常設コーナーはウェルカム、フューチャー、ヒストリー、サイエンスと4つのゾーンに分けられます。

入館するとまず目に入ってくるのがウェルカムゾーン。大きなスクリーンがあり、自分の動きに合わせて動くキャラクターが出迎えてくれます。フューチャーゾーンでは、科学技術が今後どのように活かされていくかを学ぶことができるようになっており、省エネのための工夫や、発電方法などが解説されています。ヒストリーゾーンでは、東芝の歴史を学ぶことができ、今私達の生活になくてはならない冷蔵庫や洗濯機などの家電製品の歴史も見ることができます。最後のサイエンスゾーンには、静電気発生装置が設置されるなど、科学を実際に体験しながら学ぶことができるエリアになっています。科学に興味がある人はもちろん、子どもたちにとっても楽しく科学を学べる施設です。

続いてご紹介するのは、川崎の顔とも言える大型商業施設の「ラゾーナ川崎プラザ」です。JR川崎駅から直結というアクセスの良さで、待ち合わせまでの空き時間に利用するにも便利な施設。「ルーファ広場」と呼ばれる人工芝の広場を取り囲む形でファッション、家電量販店、レストラン、カフェ、フードコート、映画館など300施設を超える店舗が入っており、カップルからファミリー、はたまた1人での空き時間を過ごすにもぴったり。もちろん店舗は屋内なので、雨の日でも問題なし。こちらの「ルーファ広場」では週末などもさまざまなイベントが行われ、訪れる人を楽しませてくれます。

ファッションもファストファッションから高級ブランドまで幅広く取りそろえられ、どの性別年代層の方が来ても大満足の内容。グルメもフードコートなど手軽に楽しめるものから、しっかり食事をとりたい方向けのものまで、ほぼ全てそろえられているので、お好みにあわせて選ぶことも可能です。映画館は、臨場感を味わえるIMAXデジタルシアターなので、先進上映システムで映画を楽しむこともできますよ。

続いてご紹介するのは、無料で癒しの動物たちを楽しめる「夢見ヶ崎動物公園」です。無料の駐車場もありますが台数が少ないので、公共交通機関を利用しての訪問がおすすめ。屋外の動物園になるので、天気の良い日に訪れたいですね。川崎市が運営する動物園で入園料も無料ということもあり、家族連れのお客さんも多いです。園内はさまざまな動物たちがいますが、小型動物が基本ですので、小さくて可愛らしい動物たちに癒されること間違いなし。

樹々に囲まれた園内には、レッサーパンダ舎、シマウマ舎、リクガメ舎、サル舎、フラミンゴ舎などさまざまな動物たちが。子どもたちにも人気のレッサーパンダや、ピンク色が美しくSNS映えもしそうなフラミンゴはぜひ見たいですね。こちらの動物園は、小高い丘の頂上にあるということもあり、見晴らしも抜群の絶景スポット。動物園の西側には遊具や大きめのベンチも設置されており、動物園を楽しんだ後はゆっくり腰掛けて四季折々の眺めを楽しむことも可能です。

続いてご紹介するのは、暇つぶしというよりは時間があればぜひ立ち寄りたい「かわさきルフロン献血ルーム」です。ヨドバシカメラやマルイなどの商業施設も入っている、ルフロンの中にあり、川崎駅からのアクセスも抜群。神奈川県内でも最大規模の献血施設で、天候にかかわらず屋内で、社会貢献を兼ねて時間を過ごすことができます。｢安全･安心･快適、家族で楽しめるリラックス空間｣をコンセプトとしていることもあり、待合スペースもゆったりとしたソファが並べられており、雑誌や本などを読みながら献血前後の待ち時間を過ごすことができます。

受付を済ませると健康状態に関する質問への回答、そののち医師による問診、血液の事前判定が行われ、採血、休憩、献血手帳もしくはカードの受け取りという流れになります。混雑状況にもよりますが、1時間半程度。待ち時間に利用できる無料のドリンクベンダーも設置されており、炭酸系からコーンスープまであり、飲み物の種類もとても豊富。何度でも利用することができます。献血終了後には、アイスクリームやふりかけ、お茶のセットなどから選べる献血記念品も。お時間のある方にはぜひ利用してほしいスポットです。

続いてご紹介するのは、厄除け大師としても知られる川崎大師平間寺のすぐ側に位置する「大師公園」です。アクセスも川崎大師駅から徒歩10分ということもあり、公共交通機関での利用も便利ですが、駐車場も60台ほどあります。天気のいい日には、屋外でのびのびと過ごす子どもたちだけでなく、ジョギングをする人や、ピクニックを楽しんでいる方も。公園ということでもちろん無料。隙間時間や、何をしようか決めていない日にのんびりと過ごすにはピッタリのスポットですね。

公園内は芝生エリア、わんぱく広場、テニスコートエリア、野球場エリア、プールエリアがあります。芝生広場は青々とした芝生が広がっているので、天気の良い日はごろんと寝転んで時間を過ごすのも良さそうです。小さいお子様連れの方はローラー滑り台やターザンロープなど楽しめる遊具もたくさん。事前予約が必要なテニスコートや野球場の他に、7月～8月はプールも開放されるので、こちらもぜひ利用したいですね。

続いてご紹介するのは、大師公園の中にある中国庭園「瀋秀園」です。「瀋秀園」の名前の由来は、中国にある瀋陽市の秀でた素晴らしい景色を集めた庭園、からきているとのこと。その瀋陽市と川崎市の友好都市連携5周年を記念して昭和62年につくられたのがこちらの庭園。4,000平米を超える大きな敷地内には、秀湖とされる池を中心に中国らしい色調の楼閣が立ち並びます。庭園内で使用されている瓦や獅子像などは瀋陽市から寄贈されたものです。

庭園の中には滝もつくられており、知春亭（ちしゅんてい）という建物からは滝を正面から眺めることができます。池の周辺に立ち並ぶのは、夏には蓮の花を楽しめる藕香榭（ぐうこうしゃ）や回廊。こちらの回廊は、最近ではコスプレイヤーの撮影場所にもなっているようで、SNSを検索してみるとさまざまなコスプレイヤーが写真をUPしています。訪れてみると、そんな写真撮影の様子も楽しめるかも。

続いてご紹介するのは、味の素の「ほんだし」、「味の素」、「Cook Do」などの定番商品を工場見学をしながら学べる「味の素株式会社川崎工場」です。工場なので、雨の日でも問題なし。料金も無料ということで、大変人気の工場見学です。見学内容は全部で4種類に分けられます。予約不要で味の素の歴史を学べる「うま味体験館見学コース」と予約が必要なコース「ほんだしコース」「味の素コース」「Cook Do」コースの全4種類。隙間時間に寄ろうと考えている方はうま味体験館見学コースでも十分な内容。

予約不要な「うま味体験館見学コース」では、味の素の歴史について展示品を見ながら学ぶことができます。ガイドさんがついてくれるわけではないので、ご希望の方は無料音声ガイドも借りることができますよ。最後は、アジパンダショップで味の素グループの商品や味パンダグッズの購入も可能です。事前に訪問が決まっていれば、ぜひ予約が必要な味の素の代表商品を学ぶコースの見学も予約してみてください。帰りにはお土産ももらえますよ。

続いてご紹介するのは、ラゾーナ川崎プラザと並ぶ大型商業施設で、イタリアを思わせるような雰囲気の建物が立ち並ぶ「ラチッタデッラ」です。JR川崎駅から徒歩5分。こちらもちょっとした空き時間を過ごすにはピッタリ。イタリア古都の小さな街をイメージした施設内は、オープンモールになっており、階段や、外灯、サインもアンティークな雰囲気が出ているため、まるでイタリアに来たかのような雰囲気を楽しめます。どこを切り取ってもSNS映えする写真が撮れてしまうから不思議。

ファッション、レストラン、カフェ、映画館、ウェディング施設などの専門店が入っており、カップルからファミリー、はたまた１人でのんびり過ごすにもおすすめ。こちらの映画館は、首都圏最大級。映画を見終わった後に半券をもってラチッタデッラ内の施設をめぐると割引サービスなども。グルメもおシャレで映えるメニューがたくさん取りそろえられているので、選ぶのが迷ってしまうほど。クリスマスは美しくイルミネーションが彩られるなど、季節ごとにさまざまなイベントもあるので、こちらも楽しみに訪れたいですね。

続いてご紹介するのは、工場夜景でも評判の「川崎マリエン」です。東京湾に浮かぶ東扇島に位置するこちらの施設は川崎港と川崎市民の交流の場としてつくられたもので、屋内施設と屋外施設に分けられます。屋内には、マリエンシアター、ホオジロザメの剥製やオリジナルグッズの販売などが。マリエンシアターでは無料で川崎港のあれこれについて学ぶことができます。屋外には、テニスコート、ビーチバレー、バーベキュー場、貸自転車などがそろえられており、天気の良い日にはぜひ利用したいですね。

屋外アクティビティの場合は基本有料ですが、貸自転車は無料で楽しめるのがうれしいポイント。9：00～16：00まで利用が可能で、大人用も20台、子ども用も9台そろえられているほか、周辺には2km程度のサイクリングコースも。ちょっとした空き時間に無料で楽しめるアクティビティとしてはおすすめです。川崎マリエンといえばやはり工場夜景は一度見ておきたいところ。川崎マリエンにはタワー棟10Fに展望室があり、21：00まで無料で利用が可能なので、360°の大パノラマで美しい夜景を楽しむことができますよ。

続いてご紹介するのは、東海道五十三次の1つにも数えられる川崎宿の歴史を紹介する「東海道かわさき宿交流館」です。アクセスはJR川崎駅から徒歩約10分。もともと宿場町として栄えた川崎ですが、その後工業地帯として発展していく過程がとてもわかりやすく紹介された施設です。屋内施設ですので、天候に関わらず楽しめますし、無料というところもおすすめのポイント。川崎の歴史を分かりやすく学べるので、この後周辺を街歩きするのも楽しくなりそうです。

1階では簡単に江戸時代に栄えた川崎宿とはどのようなものだったのか映像を通して解説を見ることができます。また、1階には飲食を伴って休憩出来るスペースもあるので、ちょっとした軽食を取ることも可能です。2階では、当時の街並みを再現した装置を見ながら、現在の川崎と江戸時代の川崎を比べながら街歩きにつながる情報を紹介しています。3階では、川崎ゆかりの人物を紹介しています。展示室にはボランティアのガイドさんもいて案内もしてくれます。歴史好きにはおすすめのスポットです。

続いてご紹介するのは、「川崎銀柳街」です。アクセスはJR川崎駅から徒歩約5分。ちょっとした待ち時間にぶらりと散歩するにはぴったりの距離です。こちらの商店街、開閉式のアーケードになっていて、雨の日でも濡れずに街ブラできるのがうれしいポイント。昔ながらの商店が立ち並ぶのにあわせて、近年は全国展開のチェーン店も入るなど、若者から年配の方まで利用できるスポットに。

約250mの商店街の中には、50店舗もの施設が入っており、カラオケ店やマンガ喫茶、ハンバーガーショップ、人気の唐揚げ店、コンビニエンスストアから、喫茶店、銀行、パチンコまで種類もさまざま。カラオケ店やマンガ喫茶などを利用すれば、暇つぶしにはぴったりですね。店舗数も豊富なので、何か探したいものがあればひと通りそろってしまうような商店街です。

最後にご紹介するのは、鉄道関係がお好きな方向けの時間つぶしスポット「バスと電車の博物館」です。東急創立60周年を記念してつくられた施設で、東急電鉄の昔の電車やバスの車両を見学できるほか、シミュレーターで運転の体験ができたり、プラレールで遊べたりなど、子どもから大人まで満足できる博物館。東急宮崎台駅から直結ということで、雨に濡れずに時間を潰せるほか、博物館を目的に来てもたっぷり楽しめます。入館料も大人1人200円、子ども1人100円とお手頃です。

館内はいくつかのコーナーに分けられています。館内に入ると、まずは3Fのパノラマワールドへ。ジオラマ・シミュレーターでは、模型電車を実際に運転することが可能なほか、パノラマシアターでは、音と映像に合わせて模型電車が走る様子を楽しめます。1Fのシミュレーターワールドでは、本格的な運転シミュレーターがあり、運転を体験することも可能です（別料金要）。博物館めぐりで少し疲れた時は、休憩コーナーへ。実際に使われていた路面電車の中で休憩が可能です。他にも観光バスの座席も置いている休憩コーナーもあるからびっくりです。最後は、ミュージアムショップで東急の電車グッズをチェックしてみてくださいね。

川崎でおすすめの暇つぶしスポット15選いかがでしたか？川崎を代表するオシャレな大型商業施設から、プラネタリウムを楽しめる科学館や著名芸術家の作品を楽しめる美術館、電車やバスの博物館といった文化施設、お子様連れでも楽しめる広々公園、民間企業が運営する工場ツアーなどさまざまでした。無料で利用可能な施設も多く、暇つぶしのスポットとしても使いやすいですね。川崎で暇つぶしスポットを探される皆さんの参考にしてもらえるとうれしいです！皆さんの時間を有効に活用できる施設が見つかりますように。