- 住所:
- Ngorongoro, タンザニア
- 営業時間:
- 6:00~18:00
- アクセス:
- ナイロビからアルーシャまで飛行機で約4時間。アルーシャから車で約3時間。
- 定休日:
- なし
- 料金:
- 16歳以上 50$、5~15歳 10$、4歳以下 無料
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タンザニアの北部にあるンゴロンゴロ。そこは数百年前の火山活動によりできた大きなカルデラです。周囲は山に囲われ外部と遮断されているため独自の生態系が存在しています。そんな自然の作り出したンゴロンゴロの魅力についてご紹介していきます。
タンザニア北部に位置するンゴロンゴロ。以前はセレンゲティ国立公園の一部でしたが独立。名前の由来は「大きな穴」という意味からきており、その名の通り地図で寄ってみると円状に凹んでいることが確認できます。
ンゴロンゴロとは数百万年前の噴火と地殻変動により巨大なクレーターとなった地区を指します。1979年にユネスコ世界自然遺産に登録され、2010年には世界文化遺産を加えた複合遺産となりました。
クレーター内の面積は8,288 km²。これは兵庫県と同程度の大きさです。
数百万年前に起きた火山噴火の規模がいかに大きなものだったのか想像もつきません。
外輪の山からは写真一枚には収まりきらないほどの豊かに広がる広大な自然が一望できます。
地球の凄さを改めて感じるほどの景色は必見です。
ンゴロンゴロの外輪と中の平野との高低差は600mほどあるため大型の動物はほとんど外部に出ることはありません。そのため独自の生態系が生まれ、天然のサファリパークのようになっています。
ンゴロンゴロには野生動物が2万5千頭も生息しています。
その中でもフラミンゴの群れは動物園で見るものとは全く違いその迫力は圧巻です。
動物同士の自然な触れ合いも野生ならではの光景です。
絶滅危惧種に登録されているクロサイも生息しています。
他にも多数の大型動物が生息しており、アフリカのサバンナに生息する野生動物のほとんどを確認することができます。
ンゴロンゴロには200年前からマサイ族が移住しており、動物の密猟を監視し、保護を行っています。
遊牧を行っているマサイ族ですが、それによる環境の変化を危惧したタンザニア政府によりマサイ族の移住計画が進行しています。
テレビで話題となることが多いマサイ族を見ることができるチャンスは今しかないかもしれません。
いかがでしたか?
地球の活動により生み出された動物の楽園ンゴロンゴロ。圧倒されるような景色、生き生きと暮らす野生動物の姿、動物を守る部族マサイ族など丸い囲いの中に魅力が詰め込まれています。興味のある方は是非ンゴロンゴロに足を運んでみて下さい。
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