- アクセス:
- 日本から中東やヨーロッパ諸国を経由し、空路でタンザニア(Tanzania)の首都ダルエスサラーム(Dar es Salaam)へ。ストーンタウンへはそこから国内線かフェリーを利用して向かう。空路での所要時間は約30分。フェリーでの所要時間は便により異なる。
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アフリカの東海岸インド洋に浮かぶ珊瑚礁の島ザンジバル。この島にはかつて東西貿易の要として栄えたストーンタウンという街があります。白亜の建築が並ぶこの街にはさまざまな文化を融合させた独自のもので、世界遺産にも登録されているんです。今回は異国情緒あふれる街の魅力をたっぷりとご紹介します。
空と海が織りなす青い景色の中に、陽の光を浴びて輝く白壁の建物。
異国情緒あふれる独特の建築様式。
海上貿易の拠点として栄えたザンジバル島のストーンタウンは、アラブとヨーロッパの文化が融合し花開いた街です。
その歴史的景観は世界遺産にも登録されています。
ザンジバルはタンザニアの首都ダルエスサラームから、インド洋上約50kmの沖合に浮かぶ島で、ストーンタウンとはその旧市街を指します。
ザンジバルはエメラルドグリーンの海と珊瑚礁が広がる美しい島。
あの特徴的な白壁には、この珊瑚礁がふんだんに使われているんですよ。
この地域周辺に吹く季節風を利用し、この島では古くから貿易が盛んに行われていました。
またザンジバルはその長い歴史の中で、大航海時代にはポルトガル、その後オマーン帝国、そしてイギリスと、さまざまな国の支配を受けてきました。
常にあらゆる人や物、価値観の影響を受け続けてきたこの島では、ほかとは異なる独自の文化が形成されていったのです。
ストーンタウンは迷路のように入り組んでいるので、迷わずにまっすぐ目的地を目指す!という回り方はあまり現実的ではないかもしれません。
徒歩で十分見て回れる規模なので、街並みを楽しみながらゆっくりと探索してみましょう。
世界遺産でありながら、今なお人々が暮らすストーンタウン。
街歩きをすると、そこかしこで地元の人々の生活シーンに出会えることでしょう。
散策の際には住宅のドアに注目してみてください。美しい装飾が目を引くはずです。
「ザンジバルドア」と呼ばれるこの壮麗なドアは、その家の富と権力を示していると言われており、ザンジバルの人々が家を建てる際に、ドアは特に重要視されるそうです。
ストーンタウンの見どころのひとつが、このアングリカン大聖堂です。
ザンジバルは奴隷貿易で栄えた歴史を持っています。
そしてこの教会は、かつて奴隷市場として使われていた跡地に建てられているのです。
敷地内には奴隷の像も置かれています。
過ちを再び繰り返さぬように、過去に起こった悲劇を私たちに示し続けているかのようです。
ベンジャミン・ムカパ・ロードをまっすぐ南へ歩くと見えてくるドーム型の屋根の建物は、ピースメモリアルミュージアムです。
ザンジバルの歴史を知ることができる小さな博物館ですが、その可愛らしい外観を楽しむためだけでもちょっと足を伸ばして立ち寄る価値があります。
驚嘆の家は、1883年に建てられたスルタンの宮殿です。
東アフリカでは初めて電気照明を用い、水道も完備した近代的な建物であったためこのような名前で呼ばれるようになったと言われており、今ではストーンタウンのランドマークとなっています。
ザンジバルの海沿いに位置するこの公園は、ストーンタウンの中でも特に人気の観光スポット。
美しい景色を楽しむことができるのはもちろんなのですが……
お楽しみは、なんといっても日が落ちてから始まる屋台です!
たくさんの食べ物屋さんが並び、観光客だけでなく地元の人も姿も多く見ることができます。
せっかくこの地を訪れたのなら、ぜひこの街ならではの味を楽しんでみてください。
いかがでしたか?
ストーンタウンは決して過去の遺物などではなく、今も実際に人々が暮らす生きた街であることがおわかりいただけたでしょうか。
あなたもこの街を訪れて、ザンジバルの文化を全身で感じてみてはいかがでしょうか。
北海道在住の旅行大好きな30代女子です。
旅行では主に世界遺産や絶景スポット巡りをしています(*^_^*)
もちろん、ご当地グルメもはずせないポイントのひとつ♪
その中でもわたしのおススメなトコをアップしていきます☆
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