能登半島の伝統工芸、シックでモダンな珠洲焼体験が話題に

能登半島の先端、石川県珠洲市は中世日本において日本海側に広まった焼き物「珠洲焼」の産地として知られています。平安時代から室町時代にかけての約400年間で広く流通していましたが、その後忽然と姿を消してしまいました。昭和に入って再びよみがえり、そのシックでモダンな佇まいに現在人気が急上昇中!そんな珠洲焼の作品づくり体験が手軽にできるところがあるということで、今回はこちらの魅力に迫ります。

珠洲焼の歴史

出典:bunanomori.com

重厚感のある灰黒色の器たち。日本らしい趣のある出で立ちで惚れ惚れしてしまいます。1200度以上の高温で焼く珠洲焼は釉薬を使用しないため、ザラッとしたマットな質感が特徴の陶器です。これらの製造技術は、古墳時代から平安時代にかけて広まった須恵器の技法を受け継いで作られています。

出典:bunanomori.com

今から400年前に忽然とその姿を消してしまった珠洲焼ですが、1976年に珠洲焼の破片や窯跡が発見されたことから珠洲市が見事に復興させ、今では石川県の指定伝統工芸品にも指定されるまでに至りました。

手ぶらで気軽に珠洲焼体験♪

出典:goldsmile.exblog.jp

珠洲市陶芸センターでは珠洲焼体験を楽しむことが出来ます。料金は粘土代、焼成代を含めて3,000円とリーズナブルで、約2時間という体験時間は気軽にトライできて良いですね。道具などもすべて陶芸センターさんのほうで用意してくれるので、手ぶらで参加できるのも魅力。旅の思い出にピッタリのアクティビティです。

出典:goldsmile.exblog.jp

陶芸なんて初めてだけどできるかな?と不安な方も心配ご無用!材料は初心者でも扱いやすくなっている信楽土を使い、指導員の先生がお手本を見せてくれます。

出典:goldsmile.exblog.jp

そのあとに自分たちで思い思いのかたちに作ってみます。ロクロをまわしながら土を足していきます。分からなかったりうまくいかなかったりしたときは、先生が丁寧に手伝ってくれるので安心です。

出典:blog.goo.ne.jp

あとは成形した作品を窯で焼いてもらって出来上がりです。焼き上がりには少なくとも1カ月ほどかかります。仕上がりの連絡が来たらご自宅に送られてきます。どんな風に仕上がってくるのか、手元に届くまで楽しみで待ち遠しいですね♪

出典:www.matsuya.com

金沢駅のコンコースに注目!

出典:www.flickr.com

ところ変わってこちら金沢駅です。2015年3月に北陸新幹線の開業に合わせて金沢駅が大幅にリニューアルされたのは記憶に新しいかと思います。駅舎入口にはこんなにも美しく立派な鼓門が!駅舎も隅々まで石川県の代表的な伝統工芸品が展示されていて、まるで美術館に来たような気分になります。

出典:4travel.jp

こちらの金沢駅コンコースには木製の門形柱があり、その1本1本に石川県の伝統工芸品が飾られており、その中に珠洲焼も含まれているのです。画像の左から順番に九谷焼・珠洲焼・九谷焼・輪島塗となっています。

珠洲市陶芸センター

住所:
〒927-1204 石川県珠洲市蛸島町ミ部1番地1
営業時間:
9:00~17:00
アクセス:
木ノ浦線「鉢ヶ崎」徒歩2分/珠洲特急「珠洲鉢ヶ崎」徒歩5分
電話番号:
0768-82-3221
料金:
3,000円(粘土代、焼成代込み)但し、珠洲市内の児童・生徒は1,500円
定休日:
月曜日、祝日の翌日、年末年始
申し込み方法:
事前に要電話確認

出典:www.hankyu-hanshin-dept.co.jp

いかがでしたか?一度は途切れてしまった伝統も珠洲市の復興によって見事に復活を遂げ、また伝統を紡いでいけることは嬉しいことですね。シックでモダンな器に美味しいお料理をのせたり、素敵なお花を飾ってみたり。素敵に演出してくれる珠洲焼を、ぜひ手作り体験してみてはいかがでしょうか?

この記事を読んだあなたにオススメの記事

yuddy

国内外問わず旅行によく行きます。
旅、音楽、写真、グルメ、インテリアを好み
湘南エリアでゆるく生活中。