忘れられない体験!グアマテラの溶岩が流れるパカヤ火山でマシュマロを焼こう!
13947views- 住所:
- 3, Tikal, Guatemala
- 営業時間:
- 6:00~17:00
- アクセス:
- 東京からロサンゼルスまで飛行機で約10時間30分、ロサンゼルスからグアテマラシティまで約4時間40分、そこからフローレスまでバスで約8時間、さらにバスで1時間でティカルへ
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ジャングルの中に約3000の建物群を持つ、マヤ文明最古にして最大の遺跡ティカル。特にどっしりと建ち並ぶピラミッド型の神殿の壮大さには思わず目を奪われます。滅びて久しい古代文明都市の魅力を余すところなくご紹介しましょう。
17世紀末、グアテマラ北部のジャングルでスペイン人宣教師の一行が道に迷い、あてもなくさまよっていたところ、突然目の前に信じられない光景が広がりました。それが、ピラミッドのような形をした多数の神殿を持つ、ティカルの都市遺跡だったのです。
ティカルは、マヤ文明の最古にして最大の遺跡です。この地はマヤの文化圏のほぼ中央に位置しており、紀元前6世紀ごろからマヤ族が住み始めました。うっそうとしげる密林の中に忽然と、しかし溶け込むようにたたずむ都市の痕跡は、今でも訪れる人が思わず息を呑むほどの威容を誇っています。
海抜250メートルほどの大地に、約16平方キロにわたって神殿や住居跡などが3000ほど残されています。17世紀に発見はされたものの、本格的な調査が入ったのは19世紀になってから。
都市の中心部であったグランプラサ(大広場)。左側にそびえたつのは1号神殿、通称大ジャガー神殿です。立派なジャガーの石像が発見されたことからこのように呼ばれます。高さは約51メートルで、広場に立つ観光客と比べるとその巨大さが際立ちますね。さらにこの、目もくらむような急勾配!約70度もあるのだそうです。上から見下ろすと、まるで垂直のように感じることでしょう。
下部分に王の墓を備えている1号神殿は、神に仕える神官だけがのぼることを許されていたそうです。たしかに、常人であればこの急勾配に恐れをなして、のぼることもできないのではないでしょうか…。
グランプラサをはさんで、1号神殿と向かい合うように建っているのが2号神殿です。高さは約38メートル。屋根の飾りに仮面が彫られていることから「仮面の神殿」とも呼ばれています。こちらも1号神殿ほどではないものの、かなり急な階段ですね。
グランプラサの四方を取り囲むようにあるのは、階段状の基壇の上に築かれたアクロポリスと呼ばれる建築群です。特にグランプラサ北にあるノース・アクロポリスには100を超える建造物があり、行政や宗教の中心だったと考えられています。
ノース・アクロポリスは3~6世紀に増築や拡張が行われたようですが、神殿は7世紀の建造と言われています。3世紀前後はテオティワカンの王に実効支配された時代であり、そこから脱した7世紀ごろからティカル独特の形状をした神殿が建てられたということなのだとか。
ステラと呼ばれる石碑がいくつも並んでいます。これらにはティカルの王がテオティワカンの王に害されたということなども書かれているのだそう。
神殿は王墓を兼ねていたとも言われ、このようにいかにも墓のありそうな空間があいている神殿も多く見られます。しかし2号神殿をはじめ墓を持たないものもあり、謎は多く残されたまま。
ティカルは9世紀の初めごろまではマヤ文明の中心都市でしたが、以後衰退していき、10世紀には遺棄されてしまいます。原因は土地の荒廃や外敵の侵入など多数の仮説があるものの、はっきりとはわかっていません。その後マヤ文明自体も、16世紀にスペインからの侵略で滅亡することとなります。
マヤ文明の威容を今に伝えるティカルの都市遺跡は、1979年に「ティカル国立公園」として世界遺産に登録されています。密林の奥深くに眠るマヤの歴史に触れに訪れてみては?
北海道在住の旅行大好きな30代女子です。
旅行では主に世界遺産や絶景スポット巡りをしています(*^_^*)
もちろん、ご当地グルメもはずせないポイントのひとつ♪
その中でもわたしのおススメなトコをアップしていきます☆
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