江ノ島観光はここに行けば間違いない！おすすめの観光スポット15選

江の島は、主に神社などがある山部分とヨットクラブなどがあるマリーナ部分があります。
山部分は南北に分断されたような形状をしており、その山を分断する境を地元では「山ふたつ」と呼び、さらに東部を「東山」、西部を「西山」と呼んでいます。
山ふたつの説明看板によると、断層に沿って浸食された海食洞が崩落してできたと書かれています。
見た目は、江の島の山がバリッと割れたような谷のような断崖になっています。
東山には江の島大師や江の島サムエルコッキング苑、西山には江島神社奧津宮などがあり、それらを散策するときに山ふたつの展望台から海を眺めてみましょう。

両側が商店になっている狭い路地を通り、商店街を抜けた時に急に開けたところに展望台があります。
展望台は別名「山ふたつ眺め舞台」と言われています。そして山を切り裂いたような断崖と断崖の間に見える相模湾と空を望む絶景に人気が集まり、絶好の撮影スポットとして多くの観光客が訪れます。
崖の下にある廃屋も年月が経った感じがして、海とのコントラストが味わい深いですね。
山ふたつまでは、階段を下がったり上がったりして結構疲れるので、履きやすい靴を履いていくことをおすすめします。だいぶ歩き疲れた頃に海からの風が吹き、青い海を眺めながら目の保養をして、ほっと一息ついてはどうでしょうか。

小田急江ノ島線「片瀬江ノ島駅」で降り、江の島弁天橋を歩いて江の島へ向かうと、徒歩10分で江の島の入口にある江の島アイランドスパに着きます。歩いている最中に見えてくる地中海に面するヨーロッパ風デザイン風の建物が、江の島の緑の背景に映えてとても素敵ですよ。
「カラダの中から健康に、そして美しくなるスパリゾート」をコンセプトに、地下1,500ｍから湧き出る趣向を凝らした魅力溢れる天然温泉と10種類に及ぶスパプールやエステ、江の島で唯一の整体院「癒芽身」、ヨガ＆ウォーキング、トリートメントなどで心身と肌の美しさを実感しましょう。

利用する施設によって料金が違いますので、公式ホームページで自分のお好みのコースを選びましょう。
ワンディスパなら時間制限なしでゆったりと、天然温泉・スパプールを利用することができます。
おすすめは1Fの神秘的な「洞窟エリア」です。洞窟内を探検する気分で、幻想的な空間を楽しみながら滝をくぐって屋外に出ると、目の前に広がる相模湾と富士山の至高の風景に圧倒されます。
十分に温泉、スパプールを楽しん後は、展望レストラン「アイランドグリル」や施設内のカフェで腹ごしらえができます。「江ノ島アイランドスパ」で、都会の喧騒を忘れて、自分自身の自然治癒力向上、心身増強、健康増進を実現しましょう。

江ノ島電鉄の「江ノ島駅」から徒歩で20分の山の上にありますが、江島神社参道の西京漬の店を越えてすぐ細い道を通るので、通り過ぎないように注意してください。
この神社は日露戦争において満州軍総参謀長として勝利に貢献した明治時代の陸軍大将「児玉源太郎」を祀った神社で、大正7年（1918年）に創建されました。主祭神は「児玉源太郎命（こだまげんたろうのみこと）」です。
日露戦争開戦間際の頃に江の島で静養していた児玉のもとを、多くの軍人や政府関係者が面会するのを知った町民が、児玉源太郎大将を大いに徳として尊敬し没後に静養の地に其霊を祀ったところ、大正7年に児玉神社として公認されたものです。

児玉源太郎が台湾総督として台湾の治安改善や近代化を進めたことに感謝して、社殿や鳥居などは台湾から寄進されたヒノキや石材でできています。
児玉神社参道の石碑が置いてある参道に入り、最初に目につく大鳥居を抜けると明治の元勲山形有朋の和歌、謝介石詩、後藤新平などの石碑が並んでいます。
また第13代台湾総督石塚英蔵から寄進された、狛犬が境内にあり神社をお守りしています。
台湾の名工が作ったと伝えられる狛犬をよく見ると、口の中の玉がコロコロ回るのが面白いですよ。
本殿・神楽殿は明治から昭和にかけての著名な建築家伊東忠太が設計した国家級のもので、この神社の社殿も近代神社建築の模範としてされています。

江の島大師は、小田急「片瀬江ノ島駅」から徒歩20分の東山南端の山の中にあります。
鹿児島市の最福寺関東別院（高野山真言宗）として平成5年（1993年）に、最福寺法主の池口恵観により創建されました。本尊は不動明王ですが、室内に安置されている不動明王像は国内最大高さ約6ｍの大きさで、赤不動と呼ばれ崇められています。
外観はちょっとUFOのような形状ですが、入口には2体の赤不動像が建って参拝客をお出迎えしてくれますよ。入口前には、江の島大師がかつての金亀楼別館の旅館「江の島館」跡地に建てられたこともあり、江の島館の主人であった福村漁村の句碑も建っています。

境内に入ると一般のお寺とはイメージが違い洋風なデザインで躊躇しますが、「ご自由に拝観ください」と看板があるので、安心して誰でも自由に参拝することができます。
本堂は薄暗く静かなので心がリラックスできますが、奧に行くと正面に堂々としている赤不動の迫力には身が引き締まる思いがします。割と近い距離で赤不動を見ることができるので、じっくりと拝観してください。比較的観光客や参拝者が少ないので、落ち着いて拝観できるのが良いですね。
江島神社や江の島サムエルコッキング苑の南側なので、お時間がある方には是非立寄ってほしい観光スポットです。