南米エルサルバドルへ観光に行こう!豊かな自然とマヤ遺跡の地を訪れる
9485views- 住所:
- Primera Avenida Norte y Cjon Sur de Catedral
- アクセス:
- リベルター公園(Parque Libertad)から徒歩1分(東側正面)
- 電話番号:
- 2447 7215
- 見学時間:
- 月曜日~日曜日8:00~18:00
- 閉鎖日:
- 無休
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サンタ・アナはエルサルバドル観光で注目を浴びているコロニアル風の街。植民地時代に築かれた趣のある街並みは、散歩をするのに最適なエリア。しかも街の周囲には、中米で最高との呼び声が高い風光明媚な自然も広がっています。歴史あり、自然ありと、魅力たっぷりのサンタ・アナを紹介しましょう。
サンタ・アナ大聖堂は街のシンボル的存在。1906年から1913年にかけて建造されました。もともとここに建っていたのは、1576年に完成した教会。でも、19世紀に落雷でファザード部分が崩壊してしまい、その後、現在の大聖堂が新たに築かれました。
中南米にある教会の多くは、派手な装飾のバロック様式。でも、サンタ・アナ大聖堂は、上空へと延びるような装飾が特徴のゴシック様式です。三角形を多用したデザインが、上昇するような印象を与えていますね。
サンタ・アナ大聖堂に行くなら、ぜひ横からの眺めも楽しみましょう。落雷で崩壊を免れた身廊部分が、そのまま利用された構造になっています。コロニアル建築とモダン建築の融合といった感じ。風格あふれるたたずまいは、圧倒的な存在感です。
ファザードと同じように、堂内もどことなくスタイリッシュな趣。バロック建築といえば、高い天井を支える石柱にも注目。この大聖堂では色が塗られて、おしゃれな作りになっています。
リベルター公園はサンタ・アナ観光の中心。緑におおわれた開放感のある公園で、穏やかな空気が流れています。すでに紹介したサンタ・アナ大聖堂は、この公園を取り囲む建造物のひとつ。高い鐘楼がちゃんと見えますね。
ここが公園となる前は、アルマス広場と呼ばれていました。植民地時代に築かれた広場で、スペインの統治機関も広場周辺に置かれていたそう。なんと、かつてはここで異端審問の裁判も行われていたとか。現在は、サンタ・アナの市民が集う憩いの場となっています。
公園の南に面して建つのはサンタ・アナの市庁舎。もともとここに建っていたのは、植民地時代の統治機関。でも、1870年にその機関は火災で焼失。4年後に建造された新たな建物が、この市庁舎です。
サンタ・アナの近郊は、豊かな自然が広がるエリア。とくにコアテペケ湖は、幻想的な湖水の色で有名な観光スポットです。標高745mのところにあるこの湖は、火山の噴火によってできたもの。ユニークな名前は、先住民の言葉で「ヘビの丘」を意味するそうです。
湖の色は場所と時間によって変化します。ターコイズブルーになったり、エメラルドグリーンになったり。どの色でも、湖の光景はその瞬間にしか見ることができないオンリー・ワンの眺めです。
湖では、マリンスポーツも楽しむことができます。人気のアトラクションは水上スキー。高原の爽やかな風を切って走る爽快感を、ぜひ味わってみてください!
湖の周囲には中米を代表する火山がそびえています。アパネカ山脈を形成する山々で、ちょっとしたトレッキングを楽しめるスポットとしても人気。
トレッキングでは、谷間にできたこんな湖も目にすることができるでしょう。コアテペケ湖と同じような水の色。周囲に広がる山肌には、歴史を感じさせる地層もはっきりと見えますね。
いかがでしたか?サンタ・アナは、歴史と自然が同時に満喫できるところ。エルサルバドル国内でも、1、2位の知名度を誇る観光地です。日本ではまだ良く知られていませんが、訪れる価値があるスポットであふれています!
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