ブルネイ・ダルサラーム基本情報 【気候・服装編】~女性は服装に注意を~
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石油や天然ガスなどの天然資源に恵まれた世界一セレブな国「ブルネイ」。本記事では、ブルネイの一年間の気候、雨季乾季情報、服装、湿度などについてご紹介します。
赤道に近く熱帯雨林気候に属するブルネイは一年を通して常夏の気候。年間平均気温は26~27度です。
ブルネイの季節は雨季(9~1月)と乾季(2~8月)に分かれ、どちらの季節もスコールが降ります。スコールは日本の梅雨のように一日中降り続けることはなく数時間のみ降るため、気温も下がり過ごしやすくなります。旅行をするなら、雨量の少ない2~4月頃がおすすめです。
気温と湿度の高いブルネイでは、通気性が良くカジュアルな服装が快適に過ごせておすすめです。
ホテル・レストラン・ショッピングモールなどの室内は冷房が効いており、人によっては肌寒く感じるかもしれません。薄手の長袖シャツやカーディガンを用意しましょう。屋外は日本の夏の服装で過ごせます。
日差しが強いため、帽子や日焼け止めクリーム、サングラスなどでしっかりと紫外線や日焼け対策をしましょう。
イスラム教の国であるため、女性は露出の少ない服装を心がけましょう。モスクを訪れる際は、ショートパンツやノースリーブでは見学を断られるケースもあるのでご注意ください。
ラマダン(断食)はイスラムの儀式のひとつ。1か月の間、日の出から日没まで食事やタバコなどを断ち、食べ物のありがたさを学び、精神を養います。
ラマダンが終わるとラマダン明けを祝う「ハリラヤ」が始まります。「ハリラヤ」では王宮が開放され、多くの国民が訪れます。各家庭ではオープンハウスが開かれ、家庭料理が振舞われたりします。何かと出かける機会の多いこの時期に備えて民族衣装(バジュクロン)を新調する人も多くいます。
ラマダン(断食)中は仕立て屋さんに民族衣装をオーダーする現地の人が殺到します。そのため、依頼を断る仕立て屋さんが続出するほど。民族衣装の新調はラマダン前が狙い目だそうです。
ブルネイは日本の夏の服装に加え薄手の長袖があれば快適に過ごせますが、女性はくれぐれもイスラム教の国ということを忘れずに、大胆な露出の服装は控えることをおすすめします。
沖縄でウェブライターとしてストレスフリーな生活を満喫しています。
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