ブルネイ・ダルサラーム基本情報 【交通手段編】~東洋のベニス「カンポン・アイール」へは水上タクシーで~

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ブルネイ・ダルサラーム(永遠に平和な国の意)は、その名のように経済的にも豊かで平和な国です。豊富な化石燃料資源によって輸出の過半数がGDPを占め、国民の一人当たりのGDPは世界でも五本の指に入るほど。そんなブルネイを旅行する際のお役立ち情報(交通手段)についてご紹介します。

ブルネイ国際空港から市内へ

ブルネイ国際空港へ到着後市内への交通手段は、路線バス・タクシー、またはレンタカー利用で市内の中心部であるバンダル・スリ・ブガワンへ向かいます。
ブルネイ国際空港からバンダル・スリ・ブガワン(BSB)までは、約8㎞なので車で約10分~15分と近距離でとても便利です。

タクシーを利用

タクシーを利用する場合は、空港の到着フロア前のタクシー乗り場に常に数台のタクシーが待機しています。市内中心部まではB$25(約2000円)に空港チャージがプラスされ、約B$30~40(約2400円~3200円)かかります。※2017年4月現在

路線バスを利用

路線バスを利用する場合は、空港ターミナルから200メートルほど離れた場所にあるバスターミナルへ移動します。バスターミナルへは、空港外にある案内に従い移動しましょう。
市内へ向かうバス番号は、23・24・36・38です。
所要時間:約15分
料金:B$1
※運行時間は、日中であれば20~30分間隔で運行しています。但し、最終便は18時ごろと早く、夕方になるほど本数が少なくなります。

レンタカーを利用

ブルネイでは大手レンタカー会社である、「Budgetレンタカー」「Timesレンタカー」「Hertzレンタカー」「Nipponレンタカー」などが利用できますので、各社のウェブサイトより料金プランなどを比較してみてください。

レンタカー比較サイト

市内での交通手段

ブルネイ滞在中の交通手段は、路線バス・タクシー・水上タクシー・レンタカーが利用できます。

路線バスの利用方法

ブルネイ市内の路線バスは、バンダル・スリ・ブガワン(BSB)市内中心部にあるバスターミナルから6方向19路線が運行しています。運行時間は、午前6:30~午後6:00頃まで15~30分間隔で運行していて、料金は一律B$1の先払い制(切符は乗車後に購入)です。バスによっては、料金箱を設置したワンマンバスもあります。

旅行者に便利なバス番号「No.1」

市内中心部を円を描くように走ることから「サークルライン」と呼ばれるバス番号「No.1」は、20分間隔で右回りと左回りのバスが運行しています。観光客が訪れるニューモスクやダウンタウン、ガトンへのアクセスにも便利な路線です。

タクシーについて

タクシーには、メーター制タクシー・空港タクシー・定額制タクシーと3種類の料金体系があります。市内では、流しタクシーはほとんどいないので利用する場合は、タクシー乗り場やホテルで利用しましょう。
<料金について>
・メーター制:初乗り1㎞でB$3。その後距離に応じてB$0.20ごとに加算。午後9時以降の利用は、夜間初乗り料金B$4.50になります。
・空港タクシー/定額制タクシー:目的地に応じて料金設定されています。

水上タクシーで東洋のベニス(カンポン・アイール)へ

東洋のベニスと謳われる世界最大の水上集落「カンポン・アイール」へは、水上タクシーを利用します。ブルネイ川沿いのボート乗り場で料金交渉をしてから乗船しましょう。
料金相場:カンポン・アイールまでの片道B$1
     チャーターして観光なら1時間B$15程度

最後に

ブルネイでは、現地の人のほぼすべては自動車を所有しているので、交通手段といっても利用する人の多くは観光客です。余程のことがない限りは、混雑していて乗れないといったこともなくスムーズに目的地へ移動できます。

Lindos77

沖縄でウェブライターとしてストレスフリーな生活を満喫しています。

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