フィンランドで行くべきおすすめ観光スポット15選!大人気ムーミンの故郷!

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北ヨーロッパで大自然が残る国フィンランド!サンタクロースやムーミン、鮮やかな北欧デザインやファッションブランドのマリメッコなど日本でもお馴染みの国ですよね。そんなフィンランドに観光に行くことになったら是非とも足を運んでいただきたい人気のスポットをご紹介!

フィンランドの観光スポット:①サンタクロース村

フィンランド観光でまず訪れたいのが、本物のサンタさんに会うことができるサンタクロース村。
フィンランド北部の地方都市ロヴァニエミから車で10分程度で到着します。
サンタクロース村には見所がたくさん!
サンタさんが仕事をしていて写真撮影することができるサンタクロース・オフィスは必ず押さえておきましょう。
かつて子どもだった人も大満足間違いなしですよ。
さらにサンタクロースからの手紙を世界中の子供に届けているサンタクロース郵便局も要チェック。
サンタさん宛てにプレゼントのリクエストの葉書を出せば、返事が返ってきます。
お土産用にサンタクロース村のスペシャルな消印が付いたポストカードをクリスマスシーズンに配達してもらうことも可能です。
クリスマスアイテムを販売しているお店もあり、一年中クリスマス気分を味わうことができて◎。

フィンランドでは実際にサンタさんが住んでいるのはサンタクロース村から北へ300kmの場所にあるコルヴァトゥントゥリの山中で、お手伝い妖精と共に暮らしています。
サンタクロース村にはお仕事に来ているという感覚でしょうか。
世界中にプレゼントを配っているサンタさんだけあって、日本語でお話ししてくれる場合も!
サンタさんとの写真は有料ですが、記念にぜひ。
サンタさんと触れ合っている動画もビデオデータとして購入可能です。
子どもだけが楽しいわけではなく、大人にもうれしいマリメッコなど地元ブランドを販売しているお店もあるのでぜひ足を運んでみましょう。
その他サンタクロースをモチーフにしたお土産も多数ゲットすることができますよ。
北極圏の境界線にある場所なので冬はかなり寒いですが、雰囲気抜群です。

サンタクロース村(Santa Claus Village)
住所:
Rovaniemi, Finland
営業時間:
10:00~17:00
電話番号:
+358 16 3562096
アクセス:
ロヴァニエミ市内から市バス8番で約35分
営業時間:
[ 6月-8月 ] 09:00 ~18:00
[ 9月-11月 ] 10:
00 ~17:00
[ 12月 ] 09:
00 ~19:00
【時間変更日】
[ 4月30日 ] 10:
00 ~15:00
[ 5月1日 ] 12:
00 ~15:00
[ クリスマス・イヴ ] 09:
00 ~15:00
[ クリスマス ] 12:
00 ~17:00
[ 大晦日 ] 09:
00 ~17:00
[ 1月1日 ] 12:
00 ~17:00
料金:
無料

フィンランドの観光スポット:②ムーミンワールド

ムーミンは日本でもお馴染みのフィンランドを代表するキャラクターの1つですよね。
元々はトーベ・ヤンソンが弟たちと共に手掛けた作品が原作になっていて、ムーミン谷に住むムーミントロールを中心にストーリが展開されていきます。
ムーミンワールドは、そんなムーミンの世界に迷い込んだ気分にさせてくれるテーマパーク。
多くの遊園地とは違い、素朴な自然が残っているのんびりとした場所です。
フィンランド南西にあるナーンタリの海に浮かぶ小さな島が丸ごとテーマパークになっていて◎。
絵本やアニメで見たことがあるような小屋なども再現されていて、ムーミンファンにはたまらない光景がそこに!
ムーミンワールドでは、絵本から飛び出してきたムーミンやその仲間たちがお出迎えしてくれます。
スナフキンやミーはリアルに再現されていて注目です。

ムーミンワールドにある劇場では、ミュージカル上演もされていて◎。
フィンランド語で上映されていますが、雰囲気だけでも十分に楽しめるところは流石ムーミンといったところ。
島すべてが敷地ですが、それほど広くないので半日程度で観光することも可能です。
忠実に再現されたキャラクターのおうちやショッピングを楽しんでいればあっという間に時間が過ぎていきます。
大きな乗り物などはありませんが、優しい時間が流れていますよ。
フィンランドの家庭的な料理が食べられるレストランへもぜひ足を延ばしてみてください。
現地の小さな子どもも多く観光に訪れているので、地元のファミリーの様子を微笑ましく見ることも!
毎年6月上旬から8月下旬、2月半からの1週間しか空いていない貴重なテーマパークなので時期が合えばぜひ。

ムーミンワールド(moominworld)
住所:
Kailo, 21100 Naantali, フィンランド
営業時間:
10:00~18:00
電話番号:
+358 2 5111111
アクセス:
ナーンタリ市内から車で6分程度
営業時間:
時期によっては12:00~18:00の場合あり、ホームページ要確認
定休日:
本年度の営業は終了。2月中旬のオープンについてはホームページを確認
料金:
28ユーロ

フィンランドの観光スポット:③リンナンマキ遊園地

素朴な雰囲気のムーミンワールドも良いけれどやっぱり機械仕掛けのアトラクションに乗りたいのなら、1950年からヘルシンキの街で愛され続けている老舗遊園地のこちらが一押し!
最初に作られたアトラクションはメリーゴーランド。その後1951年には現在も乗ることができる木造のジェットコースターが作られて人々の憩いの場になっています。
今日では総アトラクション数は50を超える大所帯にまで成長。
ファミリーで楽しめるゲームセンター、イベントなどで盛り上がれる屋外ステージもありますよ。
入場は無料のため雰囲気だけ味わいたいという人にもぴったり。
乗りたいなと思う乗り物だけをチケットで購入するも良し、全ての乗り物に乗れるお得な1日券をゲットするも◎。
無料で乗れる乗り物もあるのでお気軽にどうぞ。
ファミリーやカップル旅行にぴったり。

大人が存分に楽しめる絶叫系から身長の低い低年齢の子どもまで満足できるアトラクションがあるので、地元の人もピクニックがてら遊びに来ています。
行列ができているアトラクションもありますが20分程度待てば参加できるものが大半との口コミも。
園内には食事することができるスポットもあります。
アイスクリームや日本では見かけないようなカラフルな飴などもあり楽しい時間を過ごせます。
食べ物は持ち込み自由のようなので、近くのスーパーでサンドイッチなどを購入して食べるとフィンランドっ子になった気分を味わえるでしょう。
夕方17時以降は割引になる制度が導入されている場合もありお得です。
4月から10月の期間のみの営業なのでご注意を。
夏の夜のヘルシンキを楽しみたいなら観光の中で一度覗いてみて損はないスポットです。

リンナンマキ遊園地(Linnanmaki Amusement Park)
住所:
Tivolikuja 1, 00510 Helsinki, フィンランド
電話番号:
+358 10 5722200
アクセス:
バスターミナルKulttuuritaloから徒歩8分
営業時間:
日にちや施設により変わるので、毎日ホームページを確認
定休日:
11~3月
料金:
入場は無料

フィンランドの観光スポット:④ヘルシンキ動物園

島まるごと動物園になっているヘルシンキの名物観光スポットです。
約150種類の動物がいて、愛くるしい姿を見せてくれています。
島特有の珍しい植物にも注目です。
1000種類にもなる植物の生息スポットでもあります。
島にあるヘルシンキ動物園には夏にはフェリーで行くことも!
特別感やワクワク感も感じることができておすすめです。
フィンランドらしいトナカイや山岳地帯で暮らしているアイベックスなどヨーロッパに生息する動物が多いことが特徴的。
展示の仕方にも工夫が施されていて、広いスペースが取られています。
のびのびと生活している動物達を見つけ出さないといけないほどです。
クジャクや一部の動物は放し飼いにされているので、本来の動物の様子を見学することが可能。
歩くことになるので、訪れる際には歩きやすい服装と靴が必須アイテム。

レストランやカフェも充実しているので、小腹を満たしてくれます。
食べ物を狙っているカモメやクジャクには注意が必要。
ただし寒い季節には売店や一部展示がクローズしている場合もあるので、事前に確認してから足を運びましょう。
寒い季節には温室の施設を利用するのがおすすめ。
広大な敷地の動物園のため、比較的他の観光客に邪魔されることなくのんびりと動物の様子を鑑賞することが可能。
地元の人が多く、あまりアジア系の観光客は見かけないようです。
あまり混雑している場所は苦手という人にもぴったり。
日本の動物園との違いにも注目。
まずは動物がどうすれば快適に過ごせるかということを大切にして作られています。
日本ではなかなか見かけないような動物もいて満足できること間違いなし!
動物が暮らしているところにお邪魔させてもらう気分になれることでしょう。

ヘルシンキ動物園 (Helsinki Zoo)
住所:
Mustikkamaanpolku 12, 00270 Helsinki, フィンランド
営業時間:
10:00~20:00
電話番号:
+358 9 3101615
アクセス:
バスターミナルKorkeasaariから徒歩4分
営業時間:
1月から3月 10月から12月10:00 ~16:00
4月、9月  10:
00~18:00
料金:
12ユーロ

フィンランドの観光スポット:⑤スオメンリンナの要塞

1991年にユネスコの世界遺産にも登録されたスオメンリンナの要塞。
6つの島の上に作られた海防要塞です。
スオメンリンナの要塞は、ロシア帝国からの脅威に対抗するためフィンランドがスウェーデン王国の一部であった18世紀ごろに作られました。
フィンランド戦争の真っ最中である1808年には、ロシアに陥落。
その後のフィンランド自体の占領の拠点にもされた歴史があります。
1855年にクリミア半島を中心に勃発したクリミア戦争に巻き込まれた時には、イギリス海軍とフランス海軍に艦砲射撃を受け、損傷してしまった箇所も。
全長は約8km。現在もフィンランド海軍の重要なスポットですが、観光地化していて気軽に訪れることが可能。
ヘルシンキからフェリーで約15分で到着するので、地元の人が気分転換したい時にも利用される人気の観光地になっています。

スオメンリンナの要塞にある砦には多くのトンネルが!
トンネルには照明がなく雰囲気抜群。訪れる際には懐中電灯を持っていくようにしましょう。
昔使われていた大砲も見学することができます。
フェリー乗り場近くには観光案内所もあり、日本語が話せるスタッフや日本語に対応した案内地図も用意されていて◎。
事前知識が全くないという人でも十分満足できる観光スポットです。激しい戦争が行われたスポットであるスオメンリンナは現在は平和そのもの。
居住地区として元駐屯地としていた住宅が貸し出され、現在は800人以上の人が暮らしています。
教会やレストラン、おもちゃ博物館なども近隣にあるので、スオメンリンナの要塞の観光がひと段落したら周辺を観光してみるのも◎。
観光は半日程度あれば十分満喫できるので、ヘルシンキ観光計画に入れてみては。

スオメンリンナの要塞(Fortress of Suomenlinna)
住所:
Suomenlinna C1, Helsinki, Finland
電話番号:
+358 29 5338410
アクセス:
フェリーターミナルSuomenlinna, huoltolから徒歩5分
料金:
無料

フィンランドの観光スポット:⑥テンペリアウキオ教会

フィンランド福音ルター派教会所属の「岩の教会」とも呼ばれる教会です。
スオマライネン兄弟のデザインで建築され、1969年にできあがりました。岩の境界と言われる由縁はそのデザイン。
頑丈な岩石をくり抜いて作られています。
外観はごつごつした印象で一見すると教会とは思えない雰囲気ですが、内部はエレガントな雰囲気。
天井部分には直径24mの銅製のドームが採用されていて、自然の光が祭壇に届く様子は息をのむ美しさ。
雨の日にはそのデザインゆえに、雨水が入ってくるので注意が必要です。
内部も岩がむき出しのままで残っているので音響効果が抜群!
教会にあるパイプオルガンの音色に心が癒されます。
コンサートなども頻繁に行われているので要チェック。
フィンランドではこちらの教会で結婚式を行うことが夢であるという女性も多いそうです。

2階はテラス席のような作りになっているので、教会全体の雰囲気を味わいたい人にぴったり。
さらに天井の上は公園になっているので登ることもできます。外に出て教会の裏にまわると公園に行くことができます。
地元の子どもの遊び場にもなっています。
アジア系の団体客のツアースポットになっていることが多いので、かなり混雑している時間帯も。
すりや置き引きも発生しているようなので、注意が必要です。入口がわかりにくかったという人も少なくないので、余裕をもって出かけることをおすすめします。
教会なので無駄なおしゃべりは控えましょう。
近年の観光客のマナーの悪さがフィンランド国内でも問題になっているようです。
以前は入場は無料でしたが、観光客の増加に伴って大人は3ユーロ必要になりました。
服装はカジュアルで大丈夫です。

テンペリアウキオ教会(Temppeliaukio Church)
住所:
Lutherinkatu 3, 00100 Helsinki, フィンランド
営業時間:
10:00~17:00
電話番号:
+358 9 23406320
アクセス:
CENTRAL STATIONから徒歩12分
営業時間:
イベントや時期により異なる場合が多いので要確認
料金:
3ユーロ

フィンランドの観光スポット:⑦カンピチャペル

ビジネスマンやショッピングを楽しんでいる人が多いヘルシンキのカンピ地区。
賑やかなこのエリアのカンピショッピングセンターのすぐ横のナリンッカ広場には、モミの木でできた巨大な箱小舟が!
こちらはチャペル・オブ・サイレンスとも呼ばれる礼拝堂で、2012年のワールド・デザイン・キャピタルを記念して作られたのだとか。
中に入ると宗教的な飾りは無く、静かに光が差し込んでくる空間が広がります。中には派手なスタンドグラスや大きな窓さえもありません。
ミサなども行われることもないキリスト教徒でなくても心を落ち着かせるために自由に出入りできるスポットです。
木の香りが優しいと大評判。
フィンランド観光で自分探しをしたいと思っている人は、しばしカンピチャペルで瞑想にふけってみるのもおすすめ。

内部には簡素な祭壇に十字架と聖書1冊が用意されているだけ。
自分が動く音さえ気になってしまうような空間がそこにあります。
ヘルシンキでも人気のホテルスカンディック シモンケンタからカンピチャペルの上の部分がどのような作りになっているのか見ることも可能。
オープンしてすぐは人が少ないので、この空間も1人占めすることも可能。
入場は無料。
置かれているろうそくにも値段がないので任意の金額でOK。
誰かに話を聴いてほしいという人は、ヘルシンキ教会区や市福祉課のスタッフがいるので話しかけてみましょう。
日本語のリーフレットもあるので、街歩きに疲れた時に一息つく場所として利用してみても良いのでは?
フラッシュをしなければ写真撮影も可能のようです。
祈りを捧げている人がいる場合には、邪魔にならないようにしましょう。

カンピチャペル(Kamppi Chapel of Silence)
住所:
Simonkatu 7, 00100 Helsinki, フィンランド
営業時間:
07:00~20:00
電話番号:
+358 50 5781136
アクセス:
Simonkatu駅から徒歩1分
営業時間:
土曜日、日曜日10:00〜18:00
料金:
無料

フィンランドの観光スポット:⑧ヘルシンキ大聖堂

フィンランド福音ルター派教会ヘルシンキ教区に所属しているヘルシンキ大聖堂。
ヘルシンキの街のセンター部分に位置しており、真っ白の壁とドームの緑がインパクト抜群。
ネオ・クラシック様式がSNS映えすることでしょう。
街のどこからでも見ることができるので、時間が無い人は遠くからでも見学できます。
ドイツ人建築家のカール・ルートヴィッヒ・エンゲルがデザインを担当しました。
街のランドマークになっているヘルシンキ大聖堂ですが、よく見ると屋根部分には世界最大級の12使徒の真鍮の彫刻が!
観光の際は見逃しの無いようにしましょう。
1852年に建築されてから結婚式や信仰の対象としてヘルシンキ市民から愛されています。
地元の年配の人に道を尋ねるとニコライ教会という名称で呼ばれるかもしれません。
1959年に大聖堂と正式に呼ばれるようになりました。

伝統的な教会に行きたいと思うならぜひ中も見学しておきましょう。中はシンプルな作りですが、信仰の重みを感じる場所。見学は静かに行いましょう。美しい宗教画にも注目です。日曜日には礼拝も行われていて、観光客でも参加することは可能。本場のミサの雰囲気を味わいたいのならマナーに気を付けて参加してみましょう。ミサの最中はヘルシンキ大聖堂へは入ることはできないようなのでご注意を。ヘルシンキ大聖堂へは階段を登る必要があります。歩きやすい靴で足を運ぶ方が無難です。ヘルシンキ大聖堂からは「バルト海の乙女」と呼ばれている街並みを見下ろすことも!時間がある人は、階段を登る価値は十分にあるのでぜひトライしてみましょう。行ってよかったという口コミもあり毎年350,000人もの人が訪れるという人気の観光スポットです。

ヘルシンキ大聖堂(Helsinki Cathedral)
住所:
Unioninkatu 29, 00170 Helsinki, フィンランド
営業時間:
09:00~18:00
電話番号:
+358 9 23406120
アクセス:
路面電車Hallituskatuから徒歩1分
営業時間:
6~8月 09:00〜24:00
料金:
無料

フィンランドの観光スポット:⑨アテネウム美術館

国立の美術館であるアテネウム美術館には2万点以上の作品があり、地元の人や観光客が訪れる人気のスポットになっています。建物自体も重厚感があり、国定文化遺産建築にも指名されています。建築家テオドル・ホイエルによって1888年ごろに作られました。1750年代から1960年代のフィンランド人による作品がメインですが、ロシアやフランスなど様々な国の芸術作品を鑑賞することも可能。日本の歌川国貞や歌川広重、鈴木春信が手掛けた浮世絵なども公開されているので大注目!異国へいった日本の文化にも触れることができますよ。常設展は3階にあり、小さいですが見ごたえのあるテーマ展が開催されている場合も。1階と2階は企画展が行われていることが多いです。順路等があまり厳格に決められていないので、自分の好きなところから見ることができるところも魅力的。

必ず見ておきたいおすすめの作品をご紹介します。
フィンランドを代表する象徴主義アーティストのヒューゴ・シンベリ。
ヒューゴ・シンベリの代表作でフィンランドの国家の絵にも選ばれた「傷ついた天使」は絶対に見ておきましょう。
メランコリックな雰囲気で様々な解釈が唱えられる作品です。
そしてフィンランドでも人気の高い女性画家ヘレン・シャルフベックが手掛けた油絵「快復期」も見逃し厳禁の作品。
パリ万博で銅メダルを獲得するなど当時から評価の高い絵画です。
さらにゴッホやポール・セザンヌの作品も所蔵していますよ。
作品が生まれた時代背景なども一緒に説明してあるので、絵の知識がないという人でも楽しめます。
フラッシュ撮影をしなければ写真撮影も可能です。
観光客用に英語の無料ガイドツアーもあるので英語に自信がある人はぜひ。

アテネウム美術館(Ateneum Art Museum)
住所:
Kaivokatu 2, 00100 Helsinki, フィンランド
営業時間:
10:00~18:00
電話番号:
+358 9-6122-5510
アクセス:
路面電車Mikonkatuから徒歩1分
営業時間:
水曜日、木曜日 10:00~20:00 土曜日、日曜日 10:00~17:00
定休日:
月曜日
料金:
12ユーロ

フィンランドの観光スポット:⑩オールドマーケットホール

1889年に誕生したフィンランドで老舗のマーケットです。
2014年夏にはリニューアルし、よりパワーアップ。
屋内型のマーケットなので天候が悪い日や寒い日などの観光におすすめ。
お店も日用品からお土産、食料品まで幅広く提供されています。
観光客だけでなく、地元の人も足を運んでいるスポットです。
フィンランドの建築家グスタフ・ニューストロムにより手掛けられている建物もクラシカルな雰囲気が漂っていて旅のハイライトにぴったり。
ドアは自動ドアが採用されるなど、良いところは残しつつ、現代的な快適さも共存できているところがおすすめポイント。
お店も綺麗に並んでいて、オシャレな雰囲気。
カフェレストランやイートインスペースもあり小腹がすいた時に訪れると最高ですよ。
日本では取り扱っていないような食品もあります。

室内もゴミなどは落ちておらず衛生面もしっかり管理されています。
有名店も多く行列になっているところも。
おすすめは1日200食以上も提供されるというスープをメインに行っているスオッパケイティオ(Soppakeittiö)。
お代わりのできるパンと絶品のスープの組み合わせは絶品です。
寒い季節にフィンランド観光をしている時の癒しになること間違いなし!
ミシュランの1つ星に輝いたレストランが提供しているカフェ「ストーリー(Story)」なども歩き疲れた時の休憩にぴったり。
さらに1口サイズで食べられる海鮮カクテルやカナッペを提供しているお店も。
フィンランドではお馴染みの食材ザリガニなども販売されているので観光の際に思い切って食べてみませんか。
閉まる時間は早いので、絶対に行きたいという人はなるべく昼前には訪れておきたいところ。

オールドマーケットホール(Old Market Hall)
住所:
Eteläranta, 00130 Helsinki, フィンランド
営業時間:
08:00~18:00
電話番号:
+358 9 31023550
アクセス:
バスターミナルNorra Magasinsgatanから徒歩1分
営業時間:
各施設により営業時間が異なる場合あり、要確認
定休日:
日曜日

フィンランドの観光スポット:⑪ヘルシンキ・トラム

フィンランド観光の足となってくれるトラムも観光客から人気のスポット。
利用客はヘルシンキ地下鉄よりも多いというから驚きです。
13ルートが運航されているので、フィンランドのヘルシンキを訪れた際には利用しておきたいところ。
たくさん乗りたいという人には、コンビニや主要な駅で販売されている乗り放題のデイ・チケットを購入しておくと便利。
1~7日の日を選びチャージするだけ使えて便利。
トラムだけでなく、バスや地下鉄、スオメンリンナの要塞へ行くためのフェリーにも使うことができます。
その都度購入する場合は、トラムの前から乗って運転手から購入するようにしてください。
ゆっくりとしたスピードで進んでいくので、ヘルシンキの街並みをぼんやりと眺めることもできて良いです。
5分から12分間隔程度でやって来るところも魅力的。

1891年からヘルシンキを訪れる人の足として利用されているトラム。
現在もより利便性を高めるためにルートが開発され続けています。
古いガイドブックに頼って旅行していると同じ番号でも違う場所に行ってしまうということも。
しっかりと現地でどこ行きなのか確認してから乗るようにしましょう。
空港やインフォメーションセンターではトラムの詳細な路線図が用意されているので、事前にそちらをゲットしてチェックしておくと良いですね!
降車前には赤い降車ボタンを押す必要がありますが、押し忘れてもどの停留所でも一度停止してくれるので安心です。
止まった後、開閉ボタンをプッシュして出ることも可能なので慌てずに。
乗り場には電光掲示板があり、あとどのくらいでトラムがやって来るか確認することもできます。
ただし目安なので大幅に遅れることもあります、要注意!

ヘルシンキ・トラム(Helsinki Tram System)
住所:
Toinen linja 7 A, Helsinki 00530, Finland
電話番号:
+358 9 31011111
アクセス:
アクセスは各停留所による
営業時間:
おおむね06:00 ~23:00
     曜日や路線により異なるので要確認
料金:
1時間券 3.2ユーロ

フィンランドの観光スポット:⑫オラヴィリンナ城

ドラクエファン注目!
人気ゲーム「ドラゴンクエスト」に出てくる「竜王の城」のモデルとされたお城がフィンランドの東部の街サヴォンリンナにあります。
15世紀にデンマークの騎士エリック・アクセルスソンが作った要塞城です。
モスクワ大国の台頭に危機感を抱き、敵から見つかりにくいホーキゼー湖とピハラヤベイ湖を繋ぐキュロスサルミ海峡の島に建てられました。
サヴォンリンナへはヘルシンキから電車では4時間、飛行機では約1時間で足を運ぶことができます。
夏にはサヴォンリンナ・オペラ・フェスティバルの舞台として利用され、世界中から音楽ファンが詰めかける場所としても有名。
石造りの舞台でオーケストラの演奏によって演じられるオペラは雰囲気抜群!
オペラファンならぜひとも観光の際に足を運んでおきたいイベントの1つです。

中も入ることができるので冒険気分を味わうことも。
城へは橋を渡っていく必要があるので、入城前からわくわく感がたまりません。
部屋がたくさんあり、本当にドラクエの世界に迷い込んだ気分にさせてくれます。
オペラ・フェスティバルに参加する人も事前にオラヴィリンナ城の内部を見学できる時間を設定してから行くとより楽しめること間違いなし。
中庭から見る湖と森の様子はまさにフィンランドの原風景そのもの!
特に夕日が見える時間帯がおすすめ。
英語版のガイドツアーもあるので興味があればぜひ。
オペラ・フェスティバルの時期には周辺のホテルも部屋が取りにくい状況になります。
オペラ・フェスティバルには参加しないという人は、夏の1カ月間のフェスティバルの時期とずらして訪れた方がゆっくりできます。

オラヴィリンナ城(Olavinlinna Castle)
住所:
Savonlinna 57130, Finland
営業時間:
11:00~18:00
電話番号:
+358 29 5336942
アクセス:
Pääskylahti駅から徒歩23分
営業時間:
1月2日~5月31、8月15日~12月18日の平日 10:00 ~16:00
土曜日、日曜日 11:
00~16:00
料金:
9ユーロ

フィンランドの観光スポット:⑬トゥルク城

フィンランド南西部にあるかつて首都があったこともあるトゥルク。
2011年の欧州文化首都に選ばれるなど、今なおフィンランドでは影響力の高い街です。
そんなトゥルクにあるフィンランドで最も古いお城がこちら。
1280年頃にスウェーデン王国の城として作られたと言われています。
しかし、使用用途は時代により大きく異なりトゥルク湾周辺の要塞、軍の重要拠点、刑務所、政府の執務室など時代と共に変化していきました。
現在は歴史博物館として親しまれています。
城には日本から独立戦争時にプレゼントされたという大砲も展示されています。
近くにはバルト海にある国へ向かうクルーズ船があり日本からのツアーでもよく訪れるスポットとして知られています。
子供向けのワークショップなどもあるので、家族旅行での観光にもぴったり。

中の展示は時代ごとでまとめられていて、中世の雰囲気が好きという人ならきっと気に入るはず。インテリアや当時のファッションなどを知る機会にぴったり。
ゆっくり見たい人は余裕をもって2時間程度を予定しておくと良いでしょう。
古いお城がゆえに、階段の上り下りで意外に体力が消耗してしまうとの口コミも。
歩きやすい靴がおすすめです。
中世の衣装を着た係員がいるので、ダンジョンを楽しんでいる気分にもなれるようです。
中庭にはカフェがあり、のんびりと休憩することも可能!
有料で数は少ないですが、ガイドもあるので事前知識が無いけれどもっとお城の歴史について知りたい場合には、ぜひ。

トゥルク城(Turku Castle)
住所:
Linnankatu 80, 20100 Turku, フィンランド
営業時間:
10:00~18:00
電話番号:
+358 2 2620300
アクセス:
TURKU LINNA停留所から徒歩 1分
定休日:
月曜日
料金:
9ユーロ

フィンランドの観光スポット:⑭ポルヴォー旧市街

フィンランド旅行でヘルシンキ中心を観光する予定だけど、もう少し違う都市も観てみたいと考えているならこちら。
ヘルシンキからバスで1時間程度の所にあるフィンランドで2番目に古い街ポルヴォー。
この街には大聖堂や石畳の路地、木でできた倉庫など中世時代にタイムスリップしたような街の様子が現在も残っています。
かつては貿易の重要な場所としても栄え、香辛料などの舶来品などが倉庫に保管されてきました。
現在では倉庫はリノベーションされて、カフェやショップに。中に入ることができるのでかつての姿に思いを馳せつつ、リノベーションされたお店での買い物を楽しみましょう。
まるで絵本の中に迷い込んだような可愛い雰囲気の残る街はSNS映えすること間違いなし!
散策してお気にりの場所の写真を撮って、旅の思い出にすると良いですね。

この街が活気を見せたのは、14世紀の中頃。
当時はスウエーデンの統治下にありました。ロシアとスウエーデンの戦いでこの街で会議が開かれるなど歴史的にも重要な役割を担ってきました。
今でも住居が700軒ほどあり実際に人が住んでいるポルヴォーですが、スウェーデン語を話す人が多いのはそういう歴史からの積み重ねのようです。
ポルヴォー川はフィンランド湾にもつながっていて、夏には蒸気船で他の街へ移動することも可能。
四季ごとに展示会がオープンし庭園の見事な草花が鑑賞できるホルム・ハウスは時間があれば覗いてみてください。
観光には半日程度を予定しておくとよいでしょう。
街全体が可愛い雰囲気です。
家のディスプレィをよく見るとムーミンが飾られているなどチャーミングな部分も。
街の人も親切で温かい気持ちになれそうです。

ポルヴォー旧市街(Porvoo Old Town)
住所:
Jokikatu and Mannerheiminkatu, Porvoo 06100, Finland
電話番号:
+358 20 692250
アクセス:
ヘルシンキからのバスで1時間程度

フィンランドの観光スポット:⑮レヴィスキーリゾート

ウィンタースポーツを楽しみたいというならこちら。
1 年中アウトドアやレジャーが楽しめるフィンランドでも、大規模のスキーリゾートのある街レヴィは観光でも人気の高いスポットです。
上級者用ゲレンデやスノーパーク、230kmもの長さを誇るクロスカントリースキーのコースなど大満足間違いなし。
もちろん初心者向けのコースもあるので、初めてスキーに挑戦してみようと思っている人にも◎。
W杯も行われたことがある由緒正しいスキー場です。
スキーに必要なアイテムもパスポートが必要ですが、簡単にレンタルすることができて安心。
この付近はオーロラが見えることもあるので、オーロラ鑑賞の前後で日中周辺を観光したいという時にもぴったりです。
雪の無い夏には、ゴンドラで頂上へ行って景色を楽しんだり、長い滑り台で下まで降りるスリリングをエンジョイすることも。

毎年11月になると、レヴィの街で男女のアルペンスキーワールドカップが開催されるので周辺のホテルは混雑している場合も。
その時期に滞在を予定しているなら早めの予約がおすすめ。
レヴィスキーリゾートでは、雪質も最高で日本のスキー場ほど混雑しておらずゆっくりとウィンタースポーツを楽しむことができます。
さらに日の入りが早い時期には、昼間からナイトスキーを楽しんでいるような気分を味わうことも!
子どもがゆっくり練習できる場所もあるので、ファミリーでの滞在にもぴったり。
地元の家族旅行でも多く利用されているようです。
フィンランドの国民的スポーツであるスキーを通して、地元の人と交流を図ってみるというのも良いですね。
夏場には高山植物が多く生息している場所でもあるので、図鑑を片手に散策してみるというのもおすすめです。

レヴィスキーリゾート(Levi Ski Resort)
住所:
Hissitie 8, Levi 99130, Finland
営業時間:
09:30~19:00
電話番号:
+358 20 7960200
アクセス:
Kittila空港から車で14分

まとめ

フィンランド人気の観光スポットをご紹介してきましたが、フィンランドに行きたいという気持ちが強くなったのではないでしょうか。
最後にフィンランド旅行で使えるフィンランドのあいさつをご紹介します。
フィンランドでは「こんにちは」は「Moi モイ」というとっても短い単語でカジュアルに表現することができます。
さらに「さよなら」という意味も「Moi moi モイモイ」と言えば良いので覚えておきましょう。
「ありがとう」は「Kiitos キートス」です。
日本人にも比較的発音しやすいと言われているフィンランド語なので旅行をきっかけにいくつか覚えておきましょう。
地元の人と交流する際に現地の言葉を話せると喜ばれるもの。
ぜひ、サンタさんやムーミン達にもフィンランド語で話かけてみてくださいね。
素敵な出会いがフィンランドであなたを待っています。

さとひろろ

鉄道好きの夫と全国を鉄道で飛び回っています。娘と息子を鉄子にするか悩んでいる今日この頃。

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