あわら温泉のおすすめ観光スポット15選！定番から穴場のスポットまで！

こちらは、あわら温泉のあるあわら市の歴史が知りたい人におすすめのスポットです。平成25年７月に「金津本陣ＩＫＯＳＳＡ」という生涯学習センターの２階にオープンしたあわら郷土歴史資料館。無料で利用出来る所もおすすめポイントです。展示物は国の指定重要文化財にも選ばれている「桑野遺跡出土石器・石製品」等、歴史好きにとっては魅力的なお宝があります。またあわら地区の歴史を知ることができる古代製鉄「たたら」や見事な「本陣飾り物」等も必見です。本陣飾りは例年８月ごろに入れ替えがあります。テーマ展や企画展なども開催されている場合もあり◎。あわら温泉文化を育んだ地域の風土を知る事が出来て、より有意義な温泉旅になること間違いなしです。駐車場も完備されているので、レンタカーで訪れるにもとても便利ですよ。

一般展示フロアは、大きく３つのエリアに分かれているのが特徴的。映像でもあわら市の歴史について説明してくれている見どころゾーンでは、予備知識が無い状態で訪れた人にも分かりやすく説明してくれています。時間が無いという人で近くを通る人は、外面展示にも注目です。重要文化財である桑野遺跡出土物をモチーフにしたタペストリー等が展示されていて、雰囲気を味わうことができます。時間外等に少しだけ時間を作って、２階の窓周辺を見てみましょう。
同じ建物の１階には金津図書館があるので、興味がある人はそちらにも足を運んでみると良いですね。あわら市で暮らしている気分になれますよ。あわら温泉の宿場町として栄えた周辺エリアについて詳しくなり、地元に帰った後の旅行のお土産話にも深みができることでしょう。

あわら温泉周辺でアートに触れたいと感じたら、金津創作の森に足を運んでみましょう。こちらでは、展示会やイベント等が年間を通して様々開催されているほか、陶芸やガラス細工等を実際に体験してみることも可能です。１日体験もあるので、観光客でも気軽に創作活動に参加することも！あわら温泉の指定の旅館に宿泊している場合には、料金が割引になるサービスもあるので時間がある人はぜひチャレンジしてみては。金津創作の森に入居している創作家もいるので、一流の技術を身近で体験できる良い機会にもなりますよ。公式ホームページには、企画展の年間スケジュールもアップされています。野外フェスタやフランス車の展示などユニークなイベントも多数あるので、自分があわら温泉滞在時にはどんな行事があるか事前にチェックしておきましょう。

金津創作の森のイベントに参加しているアーティストも全国的に有名な人ばかりです。大宮エリーさんや河口龍夫さんなどの展示会が開催されたこともありました。ピアノのコンサート等が開催される場合もあるそうです。創作作りを体験できるコーナーでおすすめなのが、ガラス作品作り。スタッフが手取り足取り指導してくれるので、自分だけのオリジナルグラスをお土産にする事ができます。本格的な道具や実際に息を吹き込むなどの作業もあるので満足すること間違いなし。美しい敷地内の森を眺めながら、ランチやコース料理が楽しめるレストラン「アンビション」もおすすめです。レストランでは、ショップも併設されていて入居作家作品を購入することも可能です。１日中アートに触れる有意義な時間になることでしょう。

実はあわら温泉のあるあわら市は、石川県がすぐ横にあります。越前加賀県境の館は、全国的にも珍しい県境にあるスポットです。実際に県境がある部分は、思わず写真が撮りたくなるようなデザインのモニュメントが設置されていて◎。周辺地域の観光についての情報も提供しているので、あわら温泉周辺で旅行計画を立てる際に利用してみるのもおすすめです。越前加賀の歴史についても学ぶことができるスポットで、一向一揆や国史跡 である吉崎御坊についても深く知ることが！あわら温泉の後は、県をまたいで石川県へ旅行に行くという北陸周遊の旅を計画している人にとっても有意義な観光スポットと言えるでしょう。無料で利用できるので、観光の合間の一息つける場所として利用してみるのもおすすめです。周辺に住む生き物についてのコーナーもあります。

越前加賀県境の館付近では、国の指定天然記念物である鹿島の森や北潟湖を一望することも。毎年10月には、鹿島の森伝説をモチーフに県境をかけて戦う「鹿島の森伝説 越前・加賀県境綱引き」が開催されることが定番となっています。真剣な綱引きが開催されるので、興味がある人はチェックしておきましょう。駐車場がありますが、非常に少ないのでタクシーを利用するのがおすすめ。親切なスタッフの人から地元の情報などを聞くことができたという口コミもありました。実際にあわら温泉周辺で暮らしている人に、この地域の良いところを聞いてみると良いですね。非常に近いあわら市と加賀市ですが、県境を跨いでの住民レベルでの交流は少ないそうです。この地域の歴史を紐解いてみればその理由も分かるかもしれませんね。

大溝春日神社と呼ばれていた金津神社。町内にあった３神社を合祀した立派な神社で、神日本磐余彦命や武甕槌命、経津主命、天兒屋根命、姫大神が祀られています。由縁は深く、用水の神大溝神社として782年の飛鳥時代にまで遡るというから驚きです。建物自体は鉄筋コンクリートでできているようで、手入れも綺麗にされています。唐破風が付いた母屋造りの立派な拝殿があるので迫力を感じることでしょう。駅から歩いていても一の台輪鳥居や社号標「総社金津神社」と掲げられているので、比較的見つけやすいパワースポットです。参道も木がたくさん生えている中を歩くので、心から浄化された気分になれます。手水舎も立派な物が用意されているので、しっかり手洗いをしてから参拝すると良いですね。石段参道もあるので足元には気を付けましょう。

狛犬や石灯籠の細かい装飾が魅力的という口コミもあったので、訪れた際にはしっかりチェックしておきましょう。石灯篭には龍などの彫り物がされていて、迫力があるものも多いです。写真に収めて飾っておけば、パワーを貰えるかもしれません。狛犬も境内に複数あり、昭和初期に作られた出雲狛犬や明治時代に作られた加賀型狛犬などバリエーションも豊かです。狛犬巡りが趣味という人は、あわら温泉に足を運んだ際には、金津神社には必ず足を運んでおきましょう。拝殿内も比較的新しい雰囲気で、綺麗に整えられている印象を受けます。ご神木も多いのでそちらも要チェックです。境内社も二社祭られていて、ゆっくりとした時間が流れていく金津神社。春には桜のスポットとしても有名なので、花見も兼ねて散策してみてはいかがでしょうか。

地元の人からかわっさんという愛称で親しまれている小さな神社です。河濯とは、穢れを洗い流してくれる神様のこと。起源は、川や水に関連しているのではないかと考えられるそうです。川裾という名前で呼ばれたこともあるのだとか。かつては宿場町として栄えていた金津の湯女達も参拝したのではないかという説が有力だそうです。婦人病などにご利益があると言われているので、何か気になることがある人はあわら温泉を訪れたついでに足を伸ばしてみると良いですね。立派な神社ですが、謂れなどが書かれている木札などがないため通り過ぎてしまう人も多いようです。近くには金津神社もあるので金津神社に参拝するという人は、河濯神社も探してみると良いでしょう。福井県越前市には、河濯山芳春寺という臨済宗大徳寺派の寺もあります。

こちらのご神体は、木彫りの男と女二神が奉納されているそうです。前の方を見て抱き合っている姿は、カップルや夫婦で参拝しても縁起が良さそうですね。小さな祠に手を合わせて、婦人の健康と夫婦円満などをお祈りしてみてはいかがでしょうか。あわら温泉周辺を散策していて、地元が信仰してきた文化に興味があるという人はぜひとも河濯神社も抑えておきたいところです。昔の賑わいを想像しながら、河濯神社周辺を散歩してみるのも粋ですね。それほど長い時間が過ごせるスポットではないですが、芦原温泉駅からも比較的近いところもおすすめポイント。電車の時間まで微妙にスケジュールが空いてしまったという時にも重宝しますよ。古くから温泉街として発展してきたあわら温泉を時間が許す限り散策してみましょう。

昭和天皇が愛した松の露という名物を販売しているスポットです。お店に行くと一粒させてくれることもあるので、近くを通った際には覗いておきたい観光スポットでもあります。松の露とは、松露というキノコをモチーフにして作った茶菓子。浅野耕月堂初代が明治時代である1899年に考案。松露に土が掛かっている様子をコーヒーをかけて再現したことが当時大きな話題になりました。昭和天皇があしや温泉の開花亭に宿泊した際に開花亭として出された松の露を大変気に入り、お代わりされたほか、お土産として購入されたことで一躍ブームになりました。小箱に入った16粒入りが432円とお手頃価格という点もおすすめポイント。お土産として手渡す時に、天皇が愛したお菓子ということで年配の人を中心に喜ばれること間違いなしです。

浅野耕月堂では、松の露以外にも耕月堂ぷりんが大人気。地元で生産された鶏卵の黄身をたっぷり使った商品で、こちらは若い世代を中心に好評です。手作りで作られているので安心できるところも魅力的です。耕月堂ぷりんには、定番の味以外に季節ごとに違う味の限定品も販売されています。耕月堂ぷりんと季節限定ぷりんは、店頭でしか手に入らない幻の味。通販や地方発送なども行っていないそうです。浅野耕月堂を訪れたのなら、松の露と耕月堂ぷりんの両方を手に入れたいところですね。どちらも大事な人への土産にぴったり。お店も外観は非常にモダン。店内も上品な雰囲気がしていて、心が落ち着くことでしょう。お店のお母さんがあしや温泉のことなどを語ってくれるので、観光ガイドには載っていない貴重な話も聞けるかもしれません。

あわら温泉の情報を知りたいと思った人はチェックしておきたいスポットがこちら。おしえる座ぁは福井弁の「おしえるざぁ」とかかっていて、地元住民と観光で訪れた人が触れ合える場として重宝されています。地元の人しか知らないお得な情報をゲットできる場合があるので、あわら温泉についたらひとまずはこちらのスポットをチェックしておくと良いでしょう。あわら湯のまち駅の中にあるので、とても便利。係員の人も親切に対応してくれるので、個人であわら温泉を旅している人やあわら温泉ビギナーにもぴったりです。年末年始以外は毎日営業しているところもおすすめポイント。JR芦原温泉駅を利用しているという人は、姉妹店芦原温泉駅観光センター 「おしえる座ぁ」が１階にあるのでそちらに足を運んでみると良いでしょう。

おしえる座ぁ あわら湯のまち駅店には、あわら温泉を代表するお土産も数多く取り扱っているところもうれしいポイント。あわら温泉を堪能して帰る際に手軽に購入できるので、旅行中はお土産を持ち歩く心配もいりません。おすすめはあわら温泉 蒸っしゅプリン。あわらでは有名なブランドサツマイモ「とみつ金時」が入っていて、1日30個限定の商品です。見かけたら迷わずゲットしておきましょう。優しい食感と上品な甘味が口いっぱいに広がります。自分へのお土産に最適ですね。その他にも、ゆるキャラが好きな人にはマスコットキャラクターである湯巡兄弟のストラップやクリアファイルなども販売されています。旅の初めと終わりに是非とも足を運びたいおしえる座ぁ あわら湯のまち駅店！忘れずにチェックしておきましょう。

東別院として古くからあわら温泉周辺の人に愛されてきた真宗大谷派吉崎別院。御坊跡を訪れるという人は、足を運んでおくと良いでしょう。真宗大谷派とは、親鸞聖人の教えを基にしている浄土真宗の考え方です。京都の東本願寺が、本山とされています。歴史も古く、現在の真宗大谷派吉崎東別院のはじまりは1465年。親鸞聖人の教え広く世間に広めたと言われている８代目蓮如上人が、大谷本願寺を破却されたことをきっかけと言われています。蓮如上人は、滋賀県やあわら温泉のある現在のあわら市の吉崎の地で布教活動を始め北陸や関東、東北でも真宗大谷派の考えが急速に広まっていきます。その後東本願寺が吉崎山上への本堂を建てたいと願いでます。紆余曲折の末1747年に現在の真宗大谷派吉崎東別院にあたる本堂が再建されます。

境内の見所は、鐘楼堂や山門、本堂など。太鼓堂は釘を使わずに建設されているのでその点にも注目してみましょう。本堂には蓮如上人が船の上で書いたと言われる六字名号の掛け軸も保管されています。御文と呼ばれる手紙の形式で教えを広めたと言われている貴重な資料も展示されています。風情と風格のある佇まいで、心を落ち着けたいという考えを持っている人にぴったりです。御坊跡に向う際には、階段の西側に浄土真宗本願寺派の別院、東側に真宗大谷派の別院があるので注意しましょう。吉崎御坊跡地への案内もしてくれるので、訪れる際には事前に電話しておくとスムーズです。さらに例年蓮如上人御影道中という４月17日～23日からかけて蓮如上人のたどった足跡を偲ぶ催しも開催されています。仏教に興味がある人はぜひ。

動物との触れ合いを楽しみたいファミリーにおすすめなのがこちら。カフェと動物との触れ合い、ブルーベリ―の摘み取り体験などをすることができるスポットです。場所も白山連邦を見ることができて、眺めを楽しむことも可能。ブルーベリーは例年７月25日頃から８月下旬まで楽しむことが！自分で収穫したブルーベリーの味は格別。シーズンには、ブルーベリーの販売もされているのでお土産にも◎。手作りにこだわったジャムやクッキーも美味しいと評判です。ふれあいが可能な動物は、ポニーやうさぎ、ヤギ、ヒツジなど子どもでも比較的親しみやすい動物ばかり。100円からエサ槍体験ができる手軽さも好評です。動物たちは冬の時期には、冬ごもりをしているので注意です。３月半ばごろからテラスにて応対してくれるそうです。

ブルーベリーソフトクリームが美味しいと評判なので、気になる人はカフェメニューもチェックしておきましょう。他にも、ハンドメイドのブルーベリージュースやブルーベリーフロートなども展開されています。 ワッフルやホットケーキにも自家製ブルーベリーソースが付いてくるので、ぜひ味わって食べてみて下さい。あわら温泉周辺のグルメをもっと楽しみたいという人には、特産の越のルビーを使った茄子と越のルビーのミート丼や茄子と越のルビーのスパゲティがランチタイムにおすすめ。越のルビーとは、あわら温泉のある福井県が今もうプッシュをしているミディトマトのこと。とても甘いので、トマトの酸味が苦手という人にも一度試してほしい名物です。おむつ替えシートも有るので、子育て世代も気軽に足を運びましょう。

気軽にあわら温泉を楽しみたいと考えているのなら、セントピアあわらがおすすめ。セントピアあわらは、日帰り温泉が楽しめる公共施設！高温浴槽とジェットバス、露天風呂がありかなり本格的です。夜遅くまで営業している点もおすすめポイント。サウナもあるので、日頃の疲れを汗と一緒に洗い流すことも可能。飲泉することができるスポットもパワーが貰えると人気です。あわら市の地元の農家の人が出品している市場もあり、地元の人と触れ合うことも出来ます。時間がある人は、温泉に入る前に温泉卵作りを体験するコーナーに足を運んでみましょう。約40分程度でできあがるので、湯上りに１ついかがですか。生卵が40円で販売されていて、半熟状態の美味しい温泉卵を楽しむことができます。名前や絵を書いた世界に１つだけの温泉卵に、大満足まちがいなし。

大浴場は、「天の湯」と「地の湯」があり、１週間ごとの男女入れ替わり制が採用されています。何度か足を運んで、両方楽しみたいところです。イベントも開催されている場合もあります。芦原芸妓の舞踊などあしや温泉の歴史を感じられる文化イベントを観ることもできますよ！歴代のあしや温泉のポスターも飾られているので、往年のあしや温泉ファンも大満足できるでしょう。毎週土曜日の17時〜22時は、「音泉組」という福井県で活動している音楽家のライブを楽しむこともできて◎。リクエストにも応じてくれる場合があるので、会場一体で音楽を共有することが可能です。予約制ですが、ボディーマッサージの営業も行われています。化粧を落とさなくても体験できるフェイスマッサージも！前日や当日の午前までに予約すると割引サービスが受けられるので、チェックしておきましょう。

風光明媚な景色を楽しみたいのなら、福井県あわら市と石川県加賀市の間にある北潟湖まで足を運んでみませんか。越前加賀海岸国定公園を構成していることでも有名な北潟湖。福井県では３番目に大きな湖で、淡水釣りが楽しめる点が特徴的。釣りが好きという人は、うなぎやコイ、フナ釣りを楽しんでみてはいかがでしょうか。冬には、寒ぶな漁が盛んに行われている様子を見ることもできます。カヌー競技にぴったりな場所としても有名で、カヌーの大会や練習している場面にも遭遇するかもしれません。湖のシンボル的な存在であるアイリスブリッジは非常にフォトジェニック。レンタル自転車も利用することができるので、天気が良い日は湖の周りを一周してみるのも◎。健康的な休日が過ごせますね。手こぎボートなどもあるので、カップルにもおすすめ。

６月頃に、300種20万株の花菖蒲が美しく咲き誇る様子を楽しむことができます。例年６月中頃には「あわら北潟湖畔花菖蒲まつり」も開催され、伝統的な芸能を見学することも！さらにあわら北潟湖畔サイクリングパークで９月ごろ開催されるあわら北潟湖畔観月の夕べでは、あわら北潟湖畔に3,000発もの花火が打ち上げられとても美しい景色を堪能できます！美しい花火とアイリスブリッジの共演が必ず写真に収めておきましょう。アイリスブリッジは、全長170mです。歩行者と自転車のみが通行できる橋なので、車での北潟湖周辺を訪れている人は注意しましょう。他にも珍しい風力発電の風車などもあるので、ユニークな写真を撮りたいという人にもおすすめのスポットです。周辺ものどかな雰囲気が広がるので、ドライブするのにも◎。

あわら温泉の夜を楽しみたいという人におすすめなのが、こちらのスポットです。屋台村 湯けむり横丁は、ノスタルジックが好評な現在９店舗が屋台形式を取って飲食を提供してくれるエリア。お店はそれぞれ９席程度で、それほど大きくないのが特徴。その分お店の人や他のお客さんとの距離が近いという利点があります。初対面の人とも仲良くお酒を酌み交わしたいと考えている人にとっては最高のスポットと言えるでしょう。屋台村 湯けむり横丁は、あわら市に住む若い世代が自分達の力で街を盛り上げていこうと企画をしたのが始まりです。地元の人との交流はもちろんのこと、観光客同士でも交流を深めることが可能。もしかすると、今後の人生に大きく影響するような素敵な出会いも待っているかもしれませんよ。お店は夕方から深夜12時程度まで空いているお店が多いです。

お店の種類も様々なので、屋台村 湯けむり横丁内ではしごしてみるのもおすすめ。提供されているメニューも餃子やホルモン焼、お好み焼き、串揚げ、焼き鳥、手羽先、ラーメンなどお酒と相性の良いものばかり。夜風を感じながら、お腹も心も一杯にしてみてはいかがでしょうか。温泉に宿泊している人で、素泊まりのプランを利用している人が足を運ぶことが多いようです。ほとんどのお店が夕方からの営業ですが、ランチも提供しているフレンチ店「おやじのフレンチ てつ」があるので、時間が無いという人は日中足を運んでみることを検討してみても◎。若狭牛などのメニューが提供されていて、満足できますよ。

藤野厳九郎という人をご存知ですか。藤野厳九郎は、現在の福井県あわら市出身で医者や教育者として活躍した人物。知人の紹介で現在の東北大学医学部にあたる仙台医学専門学校で講師として働いていました。その時期に中華民国を代表する小説家「魯迅」に出会い、交流を深めたと言われています。魯迅の自伝的短編小説「藤野先生」に登場し、世界的な有名人に。そんな藤野厳九郎が住んでいた家を記念館として公開しているのがこちらのスポットです。遺品の展示もあります。書籍や医療器具、 書簡などは藤野厳九郎という人物を知る手がかりとして有効なほか、戦前・戦後の日本の医療や人々の暮らしぶりについても学ぶことが可能です。日中友好に貢献した人物としても讃えられているので、あしや温泉を訪れた際に覗いてみても良いでしょう。

建物自体にも価値が認められ、登録有形文化財にも登録されています。木造二階建の藤野厳九郎記念館は、切妻造妻入が採用されていたり、桟瓦葺が見られるなど昔の日本の住宅事情を観察するスポットとしてもおすすめ。厳しい冬も多かった日本海沿いにある町家の様子を感じることができるでしょう。時間が無いという人でも、藤野厳九郎と魯迅の像が展示されているので写真を撮っておくことをお忘れなく。医学の道を志そうと考えている人にとっても刺激を受けるスポットでもあります。中国からも要人が度々訪れるスポットになっているので、本当の国際交流とはなにかということも考えさせてくれるでしょう。訪れる前に魯迅の「藤野先生」を読んでおくとさらに楽しめます。手に取ったことが無いという人はこれを機会にぜひ。

あわら温泉で日帰り入浴を楽しみたいという人におすすめの観光スポットをご紹介していきます。灰屋は明治17年創業の歴史ある旅館で、平成18年にリニューアルしました。昔ながらの趣を大事にしつつ、トルマリン岩盤浴など最新の流行もいち早く取り入れいて老若男女問わず人気があります。広々とした庭園も有名で、美しい日本庭園を見ながら身も心も癒されてみてはいかがでしょうか。マッサージできるスポットやお土産を購入できるスペースも充実していて◎。もちろん宿泊することも可能で、バリアフリー対応した貸切風呂なども利用することができます。家族旅行やカップル旅行に最適なお宿と言えるでしょう。明治17年の創業当時の雰囲気が残る外観を写真に撮ってみると、タイムスリップした気分になれます。インスタ映えも狙えますよ。

灰屋の温泉の温度は40度前後でちょうど良いと大評判。温泉を飲むことも効果があると言われています。弱食塩泉で効能としては冷え性にも効果ありとのこと。冷え性で悩んでいる人は立ち寄ってみましょう。日帰り入浴する場合には、宿泊者のみしか利用できない日もあるので事前に確認しておきましょう。大浴場から見える庭石や趣を感じる露天風呂など魅力たっぷりの灰屋。灰屋の創業者と縁のある杉田定一の書簡や松平家の女性がお嫁入りに持ってきた琴、２代目女将の婚礼衣装なども展示されていて、時間が余った時に散策してみるのもおすすめ。時に婚礼衣装は喫茶コーナーにほど近い場所にあり、３代目女将も着用したそうです。婚活を頑張っている人は何かご利益があるかもしれません。灰屋を訪れた際にチェックしてみて下さい。

こちらも日帰り入浴ができるあわら温泉でも人気のスポットです。北陸でも最も大きいクラスの庭園露天風呂が楽しめるので、国内外問わず観光客が訪れています。温泉はもちろん、源泉かけ流し！信楽焼の大きな窯で温泉を楽しむことができる陶器風呂や運勢が良くなりそうな八角腰掛風呂などお風呂好きにはたまらないバリエーション豊かなお風呂が楽しめる点がおすすめポイントです。バスタオルのレンタルも行っているので、手ぶらで足を運んでみるというのも良いですね。神経痛、関節痛などに効能があると言われています。入浴のみのプランだけでなく、昼食も付いた贅沢なプランもあるのでチェックしみてみましょう。昼食付きのプランだと、宿泊はできないけれど旅館の雰囲気を味わいたいという時にとても便利です。

清風荘は、日帰りだけでなく宿泊しても◎。バイキングなど料理メニューも充実しているので、大満足間違いなしと言えます。売店も充実していて◎。日帰り温泉であわら温泉を楽しみたいという人には、湯めぐり手形という便利なアイテムを利用すると良いでしょう。ご紹介している清風荘や先ほどご紹介した灰屋など温泉街の19の宿や施設の湯のから３つを選んでお得に温泉を楽しむことができます。半年間有効なので、一度に回り切れなかったという人でも便利です。購入は、あわら湯のまち駅構内のおしえる座ぁや旅館で出来るので、興味がある人は確認しておきましょう。湯めぐりが利用できるかどうかは、毎週月曜日にその週の利用状況が掲載されるので注意が必要です。お得にあわら温泉の魅力が楽しめるので利用している人も多いですよ。

今なお風情が残るあわら温泉周辺。少し足を伸ばせば、今回ご紹介できなかった周辺施設に東尋坊や芝政ワールド、海水浴場などもあります。一年中家族やカップル、女子旅などで楽しむことができますよ。あの歌人与謝野晶子もあわら温泉を愛したと言われています。昔から関西の奥座敷と言われてきたこともあり、関西からのアクセスの良さはもちろんのこと、近年では東京方面からもアクセスも高速バスや飛行機などを利用すれば抜群です。エレガントな雰囲気が感じながら周辺観光を楽しんでみましょう。度々テレビ番組などでも紹介されることもあるあわら温泉なので、旅行計画も立てやすいはずです。あわら温泉では地元の人が情報提供してくれる場も多く用意されているので、地元の人のおすすめを聞いてみるのも良いですね。