- 住所:
- 長崎県長崎市伊王島町617
- 電話番号:
- 095-898-2213
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長崎湾の入口に位置する伊王島。昔から海の玄関口となっていて、明治時代には海外との貿易が開始、そして大正時代に入ると漁業の町として知られるようになりました。今回は、そんな外国の文化が残りながら漁業の町として知られる伊王島のおすすめ観光スポットと宿について紹介したいと思います。
日本の古代書物の中にも度々紹介されている伊王島。遣唐使時代から海外との交流が盛んだったと言われており、明治時代にはキリスト教の普及に伴い、日本一クリスチャンの人口が多かったとか。また、昭和時代には炭鉱が発見され、漁業だけでなく炭鉱の町として、たくさんの人達が伊王島へやってきました。現在は閉山してしまったものの、漁業の町として県外から多くの人達が訪れます。
ヨーロッパからのキリスト教の普及に伴い、1931年に建設された教会です。実はそれ以前にもマルマン神父の設計によって建てられた教会があったものの、台風による崩壊してしまったため、この教会が建てられたそうです。現在は国登録有形文化財になっていて、美しいステンドグラスとゴシック建築を見学できます。
1866年にアメリカ、イギリス、オランダ、フランスの4ヶ国と結ばれた江戸条約によって、全国8か所に設置された灯台の1つで、1871年に建てられました。第二次世界大戦中の原爆によって、建物の一部の形が変わってしまったものの、平成15年に修理がされました。2012年の高倉健さん主演の「あなたへ」という映画の撮影場所にもなったとか。
灯台に隣接したところに記念館があります。元々、灯台をデザインしたリチャード・ブラントンが宿舎として設計し、後に地元の大工さんによって建てられたものです。明治に建てられたものとしては非常に保存状態がよく、昭和63年には記念館としてオープン。灯台の文化や歴史などが展示されています。
毎年7月中旬から8月下旬にかけてオープンする海水浴場です。340メートルほどの広い砂浜が広がり、ロッカールーム、ジャワールームやトイレなどもあります。また、期間限定で軽食やレンタルグッズなどの売店も利用できます。子ども向けのプールを併設しているので、小さいお子さんがいるファミリーにも人気があります。
以前は「長崎温泉やすらぎ伊王島」という名前で、いくつかの施設を新しく増やして2018年にリニューアルオープンしました。現在は、4つの宿泊施設、レストラン、BBQ施設、キッズランドなどが入った大型リゾート施設になっています。4つの宿泊施設はホテルとロッジがあり、目的と予算に合わせて選べるようになっています。
また、レストランは長崎の旬の魚を楽しめる和食エリアと、リニューアルオープンに伴い新しくオープンしたBBQエリアがあります。そして、夜になると、光と映像がコラボレーションしたナイトアドベンチャーを楽しめます。日本では初上陸と言われ、伊王島をテーマにしたストーリーが盛り込まれているそうです。
もちろん、長崎ならではの天然温泉もあります。お湯は地下1180メートルから湧き出していて、目の前には雄大な海が広がっています。入浴後は、リラクゼーションスパも利用できます。よもぎ蒸し、タイ式ハーブテント、アロマセラピーなど色々あるので、自分にピッタリのスパを選べます。心も身体も解き放たれた気分になれるのでは?
日帰り専用で利用できる温泉施設です。ここでは、長さ18メートルの展望露天風呂があるほか、露天風呂や大浴場も利用できます。どのお風呂も開放感があり、外の景色を見ながらゆっくりと入浴できます。また、プライベートの空間をエンジョイしたい方には家族風呂の利用もできます。家族風呂には内湯、露天風呂、プライベートサウナ、休憩エリアがすべて完備されています。
利用料金は、大人1人800円、子ども1人500円で、週末はプラス200円になります。また、家族風呂の方は60分と90分コースから選べ、平日はそれぞれ2990円と3990円、週末はプラス1000円になります。神経痛や筋肉痛に効果があるといわれているので、こういった持病を抱えている方はぜひ利用してみませんか?ちなみに、リニューアル後はi+Land nagasakiの一部になっています。
いかがでしたか?今回は長崎の伊王島のおすすめ観光スポットと宿泊施設を紹介してみました。伊王島は2005年に長崎市に編入されたため、現在は伊王島村から伊王島町になっていますが、開発が進められているため、以前より行きやすくなりました。みなさんも、長崎を訪れ際には、ぜひ伊王島エリアの観光地や宿泊施設に立ち寄ってみませんか?
在住歴16年目を迎えたアメリカ在住ライター。今まで訪れた国は25カ国以上。まだまだ行きたい国が沢山!趣味はもちろん旅行!外国語や海外の文化や歴史を学ぶことが好きです!よろしくお願いします。
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