バリ観光で行くべきスポット15選！～ビーチ・おしゃれカフェ・買い物・夜遊び・星空スポット～

バリは成田空港から直行便で7時間の観光リゾート地。2017年5月にはLCCの就航も始まり、ますますバリ観光が身近になりました。インドネシア共和国に属するバリ島の面積は、東京都のおよそ2.5倍…どんな観光名所があるのでしょうか？バリへ行ったら、是非立ち寄っていただきたい、おすすめの観光スポットを厳選しました。旅行前の参考にしてみてくださいね。

まず最初にご紹介したいバリ観光の名所といえばここ、ヌサドゥア・ビーチ(Nusa Dua Beach)です。ヌサドゥアはバリきってのリゾートエリアで、5つ星ホテルが多く立ち並ぶことで知られています。

ヌサドゥア・ビーチは、ホテル利用客向けのプライベート・ビーチが大半ですが、唯一1ヶ所だけ、全ての人に開放されたビーチがあるんです。人気ショッピングモール「バリコレクション」や、バリの伝統舞踊公演を行っている「ヌサドゥア・シアター」が並ぶ道路を浜へ向かって進むと、そこには誰もが立ち入れる白砂の浜辺が広がっています。

またヌサドゥア・ビーチは、マリンスポーツなどのアクティビティ体験が盛んなスポットなので、興味がある方は検討してみてくださいね。

5ツ星ホテルが立ち並ぶ、ヌサドゥア地区でも特に人気なのが、ヌサドゥア・ビーチホテル(Nusa Dua Beach Hotel & Spa)。1983年に開業した老舗ホテルで、世界各国の多くの著名人が宿泊客として訪れたことでも知られています。敷地内にプールは3つ。水深0.7メートルのキッズプールもあるので、お子さま連れでも安心して利用することができます。

プライベート・ビーチへは、ホテルから歩いて5分ほどで到着。バリの海風に癒されながら、ゆったりと観光ルートを考えるのも良いですね。

人気の「デラックスルーム」は、木のぬくもりが温かいバリニーズスタイルのお部屋です。部屋ごとに、バルコニーまたはテラスがついているのが特徴です。バリ宮廷料理を味わえるレストラン・ラジャズ バリニーズ キュイジーヌ(Raja’s Balinese Restaurant)は宿泊者以外の利用も可能ですので、一流の宮廷料理を味わいたい方に、おすすめ。

店名にもなっている「ラジャス」は王様という意味。王族の食卓を再現しており、優雅な雰囲気の中、お食事をいただけます。バリ観光で王朝文化に触れてみては？

続いてご紹介するのは、バリ観光でビーチを訪れたらぜひ立ち寄っていただきたい、おすすめのスポット、ビーチクラブです。ビーチクラブとは、海岸沿いにかまえられた複合施設で、シャワーやトイレ、レストラン、DJブースなどが備え付けられています。バリには観光客に人気の豪華なビーチクラブが多数点在しているんですよ。

なかでもとりわけ人気なのが、スミニャック地区にあるポテトヘッド・ビーチ・クラブ(Potato Head Beach Club Bali)です。

ポテトヘッド・ビーチ・クラブは2階建て。海をのぞむレストランの前には芝生の上にソファベッドが並べられ、多くの人でにぎわっています。ドリンクを飲みながら日光浴と日焼けを楽しむのも◎。夕暮れ時には、ゆったりとサンセットを眺めたいという人が殺到して、入場制限がかかる日もあるんです。

夜もふけ、月がのぼる頃には、DJが音楽をかけ、バーエリアはパーティ状態！昼と夜で違う顔を持つポテトヘッド・ビーチ・クラブはバリ観光でリゾート気分を満喫したい方には、もってこいのスポットです。

バリ観光に来たらはずせないのが、美味しい食べ物を食べること。バリの年間平均気温は28度。暑い国で食べたいものと言えば、やっぱり氷菓ですよね！バリには地元の人々にも愛されるジェラート屋さんが点在しているんです。特におすすめなのが、バリに複数の店舗をもつ人気店・ジェラート ファクトリー(Gelato Factory)。

バトゥ・ボロン、デンパサール、スミニャックにある3つのお店は、どこも夜遅くまで営業しているので夜遊び帰りにも、持ってこい。特にスミニャックの店舗は24時まで営業しています。

パッションフルーツ、ラズベリー、マンゴー、ドラゴンフルーツなど南国らしいフレーバーが充実しています。勿論、チョコレート、ヘーゼルナッツ、チョコミントなど、定番の味も揃っていますよ。こちらはマフィンをコーンがわりに、盛りだくさんのジェラートが盛られた「マッフル」。フルーツもたっぷりで美味しそう！

パンケーキや、フレッシュジュース、クレープなど、スイーツが充実。甘党さんにはたまらないラインナップが揃っています。

あっさりしたジェラートよりも、濃厚なアイスクリームの方が好きだという方に朗報です。バリには、美味しいアイスクリーム店もありますよ。ご紹介するのは、同じくスミニャック地区にあるお店。2016年12月にオープンしたマッド・ポップス( MAD POPS BALI)は人気のホテル「ウ パーサ スミニャック」のすぐそばにあります。

小ぢんまりとしたお店なので、お出かけの際は、見逃さないように注意が必要です。店内には数席ですがイートインスペースもありますよ。

マッド・ポップスのアイスクリームは、色鮮やか。美味しいだけでなく、SNS映えも必須とあって、女性に大人気です。また季節のフルーツを使ったフレーバーには、食品添加物が一切使われていないのも嬉しいポイント。さらに、二大看板メニューの棒状アイスには、プラスチックではなく、竹を使用しています。

美味しい、SNS映えあり、食品添加物なし、環境への配慮あり…と良いことだらけのマッド・ポップスは、バリ観光で必見のスポットです。

バリ観光では、お買い物も存分に楽しみたい！そんな風に考えている旅行者の方も多いはず。そこでおすすめしたいのが、バリで一番の繁華街・クタ地区にあるディスカバリー・ショッピング・モール(Discovery Shopping Mall)です。専門店、カフェ、スーパー、アパレルブランドなど100以上のお店が集結しています。

観光客向けのお土産品から、地元の人が使う日用品まで幅広く扱っているのが、ディスカバリー・ショッピング・モールの特徴です。

買い物が楽しいディスカバリー・ショッピング・モールですが、買い物以外にも楽しめるポイントがあるんですよ。それは、この夕日！クタビーチに面しており、浜辺へ降りてゆくこともできるので、素晴らしい景色を一望することができますよ。ビーチをのぞむレストランで休憩をとりながら、夕日をみるのもおすすめです。

ディスカバリー・ショッピング・モール で、バリ観光のお土産を買ったり、美味しいものを食べたり、サンセットを見たり、色々な楽しみ方をしてくださいね。

バリ観光で人気の名所、アグン山(Gunung Agung)は、標高3014メートルの活火山。バリ島では標高が一番高く、古くから信仰の対象としてバリの人々に愛されてきました。バリで独自の発展をしてきた、バリ・ヒンドゥー教では、高い場所に神さまがいるとされています。アグンとは「最高」という意味なんですよ。

アグン山のそばには、バリ・ヒンドゥーの寺院も多く、山の中腹にはバリ・ヒンドゥーの総本山の、ブサキ寺院(Pura Besakih)があります。

アグン山の雄大さとともに、バリへの観光客を虜にしてやまないのが、アグン山から見ることができる星空です。特に雨季が終わる4月には、空気が澄んで降る様な星空を満喫することができます。日本では石垣島など数少ないエリアでしか観測することができない南十字星も、バリでは見ることができますよ。

アグン山は、2018年7月に噴火し4,000人以上の地元の方が避難生活を強いられました。現在は、噴煙があがることもないと伝えられていますが、身を守る為に、常に最新情報を意識してお出かけしてくださいね。

バリ観光では、ぜひ夜遊びも楽しみましょう。バリで最も人気の夜遊びエリアといえば、クタ・スミヤック地区。このエリアには、夜通し営業しているレストラン、バー、クラブが集まっています。中でも人気のクラブと言えば、レギャン通りにあるバリ最大規模をほこる、スカイガーデン(Sky Garden)です。

スカイガーデンの料金は、カクテル1杯またはビールが2杯ついて10万ルピア。日本円にして1,000円ほどです。女性は料金無料というお得なイベントを開催していることも多いですよ。

スカイガーデンは4階建て。2階と3階には中フロアとバー、そして4階には中フロアとスカイラウンジがあります。客層は、オーストラリアからの観光客や欧米人、そして日本人など。オーストラリアからバリまでは飛行機で3時間と、大変近いためにナイトクラブなどでも、オーストラリア人観光客の姿が目立ちます。

スカイガーデンが最高潮に盛り上がるのは23時から夜中の3時にかけて。バリの夜を存分に楽しんでください。場所柄、スリや美人局なども多いので警戒心も忘れないで！

さて、ここからはバリ観光でも特に人気が高いエリア・ウブドの名所について、ご紹介して参ります。ウブドはバリ島中部に位置した穏やかな地区で、街の中心部を少し離れれば美しい渓谷や、田園が広がっていることに気づきます。バリ絵画やバリ舞踊など、伝統文化が地区全体で継承されていることでも知られています。

また、古くに建てられた寺院や遺跡が多くあるので、バリの悠久の歴史をたどることができますよ。そのひとつが、ゴア・ガジャ遺跡(Goa Gajah)です。

1923年に発見されたゴア・ガジャ遺跡は、なんとも謎の多い遺跡。ガネーシャ、シヴァ、ヴィシュヌ、ブラフマなど、ヒンドゥー教の神々が洞窟内部に祀られていること、そして11世紀ごろに建てられたものだということは分かっているのですが、どうしてこのウブドの地に建てられたのか、そしてその目的は何だったのか明らかになっていません。

遺跡を見学する際、短いズボンやスカート、露出度の高い服装での入場はNG。入場料は、大人6000ルピア、子供3000ルピアです。

バリ観光でウブドを訪れた人が、必ずと言ってよいほど足を運ぶのが、ウブド王宮(Ubud Royal Palace)。常に観光客でにぎわっているスポットですが、早朝の訪問は人も少なめなので、じっくりと探索することができて、おすすめです。実はこの王宮には、現在でもウブド王族の子孫の方が住まいをかまえ暮らしているんですよ。

王族子孫の暮らすプライベートなエリアは、一般に公開されていませんが、一部はホテルとして開放されているので興味のある方は是非、ウブド王宮に滞在してみてくださいね。

さて、このウブド王宮が建てられたのは16世紀ごろ、400年前のことです。赤いレンガでできた門は、コリ･アグンという様式のもので、彫刻部分はバリを代表するアーティスト、グスティ･ニョマン･レンパッドが手掛けたものです。ウブド王宮への入場料金は無料ですが、夜間に行われる伝統舞踊の公演を観劇の場合は、観賞料金が必要です。

バリ舞踊には、レゴンダンスやバロンダンスなどがあり、曜日ごとに演目やダンスチームが違うので、何度行っても楽しめるかもしれませんね。

ウブド王宮を後にしたら、歩いて20分ほどの場所にある、自然保護区の森・モンキーフォレスト(Monkey Forest Street)を訪ねましょう。園内の敷地は、およそ12.5ヘクタール。700匹もの野生のカニクイザルが生息しています。日本では、オナガザルと呼ばれている種類の猿で、日に3度ほど職員が餌をあげています。

モンキーフォレストの入口には、餌やりのためのバナナを販売している屋台が出ており、こちらでバナナをゲットすれば、一般の観光客も猿に餌やりをすることができます。

人間に慣れているために、大変フレンドリーな猿たちですが、観光客の中には「噛まれた」という人も！切符売り場のそばの注意書きには、猿にアクセサリーなどの貴重品を持っていかれないように注意してくださいとの文言もありました。近くによってきたり、肩にのってきたりして可愛らしい猿たちですが注意も必要です。

モンキーフォレストには、「プラ・ダレム・アグン寺院」など3つのヒンドゥー教寺院があります。マイナスイオンあふれる森の中に点在する石像にも注目してくださいね。バリ観光でも特に人気のスポットです。

バリで人気の観光スポット・ウブドには、伝統文化が地区全体で継承されている、とご紹介しましたが、これには歴史的な背景があるのをご存じですか？1930年に開催されたパリ植民地博覧会でバリの文化がヨーロッパに紹介されると、一躍西洋人の間でバリがブームに！その結果、著名な画家や音楽家がウブドへやってきたのです。

ウブドの人々は、彼らからインスピレーションを受け、現在のバリと西洋の文化が融合したウブドの芸術が生まれました。

そんな融合した文化が、ハノマン通り(Hanoman Street)で売られている雑貨には、色濃く反映されています。この通りの特徴は、外国人経営者のお店が多いこと。ジュエリーショップや、雑貨店、アパレル店などが軒を連ねています。ウィンドーショッピングするだけでも充分に楽しく、漫喫することができますよ。

また、ウブドはヨガのメッカと呼ばれており、世界中からヨギ―(ヨガをする人)が集まります。そのためハノマン通りにはヨガウェアのショップも充実しています。ヨガ好きな方にはおすすめですよ。

バリ観光でウブドの街を散策していたら、お腹がすいてきませんか？おすすめしたい、おしゃれカフェがアグン宮殿のすぐそばにあります。その名も、カフェ・ロータス(Lotus Cafe)。1983年にオープンした老舗カフェで、人気作家・山田詠美さんの小説「カンヴァスの棺」に登場することでも知られています。

カフェ・ロータスを始めたのは、ウブド在住だったインドネシア人・リオさん。オープン当初、西洋料理を出すカフェはウブドでは大変珍しかったそう。

カフェ・ロータスの今のマネージャーは、ライターやホテルマネージャーなどの職歴をもつハンスさん。2000年にお店を引き継ぎました。かつては西洋料理に力を入れていましたが、現在はローカルのインドネシアンフードのラインナップを充実させているそう。ワインやリキュールなど、アルコールもいただきたいですね。

蓮の花が咲き乱れる池の中に建つカフェ・ロータス。池のそばの席に座って、贅沢なひとときを味わってください。

続いてご紹介するバリ観光のおすすめスポットは、ここ、タナロット寺院(Pura Luhur Tanah Lot)です。バリ中西部のタナロット地区に位置するこのお寺はヒンドゥー教寺院で、バリ六大寺院のひとつに数えられています。インド洋にそびえる岩の上に立つタナロット寺院は、まるで、フランスのモン・サン＝ミシェルのよう！

残念ながら、一般客はお寺の中まで入ることはできませんが、お寺が立つ岩場までいき、ふもとの泉でお祈りをささげることが可能です。

陸地から、お寺が立つ岩場までは大体30メートルほど。干潮時刻には歩いて渡ることができます。また、タナロット寺院そばから見る夕日は、絶景！こんな景色に、お目にかかれたら嬉しいですよね。年間を通じて、午後6時から6時30分ごろが日没の時間帯です。心洗われるようなタナロット寺院のサンセットをバリ観光のお土産にしてくださいね。

ちなみにタナは「土地」、ロットは「海」という意味。この地を訪れたジャワの僧侶が、景色の美しさに心を動かされて、お寺を建てたと言われています。

最後にご紹介する、バリ観光のおすすめスポットは、フランジパニ・エステティクス(Frangipani Esthetics)です。バリには数多くエステのお店がありますが、その中でも、群を抜いて日本人観光客に人気のスパです。オーナーが日本人なので、きめ細かいサービスが受けられると口コミ評価も高いんですよ。

また、日本語を話せるスタッフが多く在籍しているのも嬉しいポイントです。さらに、スミニャックやクタへの送迎は往復無料なので、ホテルからスパまで、ドアトゥドアで楽ちんですね。

フランジパニ・エステティクスのおすすめメニューは、VIPルームでの「トロピカル アフタヌンティー トリートメント」。バリニーズマッサージ60分、ストーンマッサージ30分、バスタイム30分など充実の施術が受けられます。アフタヌンティー タイムには、選べるスイーツがついてくる大満足の内容です。

また、カップルの方向けのカップルメニューもあります。大切な恋人と一緒にリラックスタイムを楽しんでくださいね。

バリ観光でおすすめのスポットを15つご紹介して参りました。自然がいっぱいのバリには、ヌサドゥア・ビーチのような美しいビーチが広がっています。観光客でにぎわう浜辺には、音楽や食事が楽しめるビーチ・クラブも充実！遺跡や寺院を周って疲れたら、ジェラートを食べたりエステへ行ったりして、一息つきましょう。バリ観光を想い出深いものにしてくださいね。