和歌山のお土産おすすめ15選!お菓子や、行列のできるほど人気の品も!
274938views- 住所:
- 和歌山県日高郡日高町大字比井673
- 営業時間:
- 要確認(予約制)
- 電話番号:
- 0738-64-2975
- 定休日:
- 要確認
- アクセス:
- 御坊駅から車で15分
和歌山県の名物を紹介します。本州の紀伊半島の西側にある和歌山は、美味しい名物が多く、海の幸、山の幸が豊富にあります。伝統的な食べ物から比較的新しく開発されたグルメまでおすすめの名物を18アイテム厳選。わかりやすいランキング形式で案内します。
本州紀伊半島の西側にある和歌山県は、海の幸としての紀伊水道や太平洋から採れる魚介類の数々。そして山の幸としてのみかんや梅といった実りある果物類。このような食べ物に関する名物が多くあります。古くから伝わる郷土料理や比較的新しいながらも地元人に愛されているご当地グルメなども。本当にいろんな名物がある和歌山のおすすめを18アイテム厳選し、ひとつずつ解説していきます。
和歌山のグルメで外せないのはクエです。これはスズキ目のハタ科に属する海水魚のひとつで、和歌山県の沿岸の沖合に生息しています。大きいものでは体長1メートルにもなる大型の魚。年中取れる魚ですが、冬場が旬といわれ、クエを鍋にして食べると他の魚の鍋は食べられないほどおいしいといわれています。皮の中には皮下脂肪が豊富に含まれており、身味は淡白で美味。その見た目のグロテスクさとのギャップに驚くばかりです。また、超高級食材でもあり、天然ものであればキロ当たり万単位で取引され、一般の市場などでは手に入らないことも。それでも和歌山にはクエ鍋を出しているお店が数多くあるので、特に冬場にはいただきたい逸品です。
クエ鍋を出す店は、和歌山に数多くありますが、イチオシなのが和歌山の日高町にある岬旅館。ここは観光名所の日の岬にある旅館で、この海域は和歌山の中でもクエの本場としてその名が知られています。クエのコースは鍋コースのほかにフルコースも用意されており、宿泊ブランと日帰り食事のみのプランから選択。また夏が旬であるハモ料理のコースもあります。また、近くにある白鬚神社の秋祭りはクエ祭りと呼ばれ、クエを神輿に見立ててぶつかり合うという奇祭が見られます。この祭りは和歌山県の無形文化財に指定。この祭りのタイミングで、クエ鍋を食べに行くのも良いでしょう。
めはり寿司も和歌山の名物としては、外せない食べ物。これは三重県にまたがる熊野地域の郷土料理です。元々はこの地域の農作業・山仕事で昼食などの弁当として用いられたもの。かつては麦飯で大きなおにぎりを作り、それを高菜で包んだ食べ物です。一食分のごはんをこぼれないように高菜を使いました。その後現在のように酢飯で作られるようになり、現在でも家庭で作られることがあります。名前の由来は、大きいために目を見開く表情、おにぎりを高菜で目張りした、あるいは目を見張るほどおいしくて大きいという説があります。酢飯だけが基本ですが、おにぎりに具を入れたり、醤油味を加えたりするタイプもあります。
めはり寿司はかつて新宮駅の駅弁として売られていた時期がありましたが、現在は撤退しています。代りに紀伊勝浦駅や和歌山駅で販売。本場新宮では、総本家めはりやで、昔ながらのめはりすしが食べられます。こちらでは、めはり定食が用意され、内容はめはりすし4個に、豚汁付のAセット、わかめ味噌汁付のBセット、めはりすし3個に生ビールが付いたCセットも。このほかにも、串カツ膳、おでん膳なども食べられるようになっており、めはり、串カツ、おでん、山芋造りがセットになったお試しセットもあります。また通常のめはり寿司のほか、めはり天むす、肉巻きおにぎりも用意しています。
南高梅(なんこううめ)は、和歌山を代表する名物のひとつ。和歌山県は梅の生産量日本一を誇り、国産梅に限れば全国6割ものシェアをまかなっています。現在では最高級品に数えられるこの梅は、江戸時代初期から栽培されるようになりました。当時この地域(みなべ町や田辺市)は、作物が育たない土地でした。その時に偶然山に自生していた梅を見た、時の領主であった安藤直次が、民衆に年貢を減らすという条件つきで梅を育てるように指導。8代将軍吉宗の時代には、将軍が絶賛するほどの梅の名産地となりました。戦後に南高梅という名前が付けられます。これは、元々明治時代に名づけられていた高田の梅の調査をし、最高級と判断した南部高校の教諭にちなんだものです。
南高梅の特徴は、果肉が柔らかくて厚いという点。その代り種が小さめです。梅酒にも利用される事が多いです。そして最も使われるのが梅干しで、業界最高級品。中国産の倍の価格で取引されます。その理由として果肉が柔らかいために、機械化が難しいため、生産量に限りがあるからで、贈答品としての用途が多いです。南高梅を販売しているところでおすすめのお店は紀州梅苑。梅干しを自宅で作れる塩漬け梅は、梅酢に使った梅で、これを干せば梅干しに早変わり。完熟梅のシーズンが終わっても梅干し作りにチャレンジできます。もちろん完成した梅干しも複数の種類を販売。このほか梅酒や梅ジャム用に冷凍した完熟梅もあります。
和歌山ラーメンは、県の北部和歌山市を中心に食べられるご当地グルメ。大衆食堂や専門店が市内を中心に数多くあります。歴史は戦前からと古く、そのため地元ではラーメンというより中華そばや中華と呼ぶことが多いです。戦前は屋台の店が多く昭和の末頃まではローカルな食べ物でした。平成に入った90年代の後半になると、東京に進出した店が「和歌山ラーメン」の名前を初めて登場させます。全国のメディアに登場するようになり、その存在がクローズアップされました。その結果日本の他の地域のラーメンもその存在が知られるきっかけに。やがて大手の即席麺メーカーがカップラーメンを販売するようになり、和歌山の名物グルメでは重要な地位を占めています。
和歌山ラーメンの一般的なスタイルですが、麺はストレート系の細麺が多く、具はチャーシュー、メンマ、青ネギ、蒲鉾などが入ります。スープは豚骨ベースの醤油味と醤油ベースの豚骨味などの系統があります。また、早寿司と呼ばれている、発酵が進んでいないサバ寿司を、ラーメンと一緒に食べる風習があるため、基本的に一人前の量が少なめ。また茹で卵やどて焼き、おでんといったあまり他のラーメン店にはないサイドメニューがあるのも特徴です。和歌山市内を中心に名店がありますが、イチオシは、中華そば専門店井出商店です。ここはメディアの露出も多く、県外の来客も多いのが特徴。和歌山ラーメンの代表格のようなお店です。
和歌山の名物として、欠かせないのがマグロ。肉食の大型魚で赤身の部分や脂ののったトロの部分などは、寿司の代表的なネタとして人気が高いです。この食材は、黒潮に乗って和歌山近海で水揚げされます。マグロの本場は紀伊勝浦で、はえ縄漁船で捕獲される天然マグロには「紀州勝浦産生まぐろ」というブランド名が付きます。マグロにもいろんな種類があり、最高級品とされるのが、大型のクロマグロ(本マグロ)。そのほかには、目が大きいのが特徴の「めばちまぐろ」、皮が黄色いことから名づけられた「キハダマグロ」、胸ビレが長い「びんながまぐろ」といった種類があります。
日本各地に有名なマグロの水揚げ港はありますが、生鮮マグロの水揚げ高は日本一の実績を誇る紀伊勝浦。そんな勝浦の街には、おいしくてかつ、コスパの素晴らしいマグロをランチタイムで出している店がいくつもあるので、ぜひ立ち寄りたいところ。イチオシは「竹原」という店で、紀伊勝浦の駅からも近いマグロ料理専門店。こちらで提供されるマグロの切り身がとにかく分厚く、食べ応えが十分。そしてお馴染みの身だけではなく、マグロの内臓を料理で出しています。例えばゼラチン質がプルプルした尾ヒレは最高に美味。とれたての場所だからか、内臓料理特有の癖や臭いもないので、勝浦に来たらぜひ味わってみましょう。
湯浅醤油は、和歌山県の湯浅町にある名物。諸説ありますが醤油の発祥の地のひとつとされています。その由来は750年ほど前にさかのぼります。鎌倉時代に中国の宋から径山寺(金山寺)味噌の製法を持ち帰った禅僧・覚心が、和歌山県の由良町にある興国寺に戻ってから地元の人にこの味噌の作り方を伝授します。その中で仕込みの方法を間違えてしまい、結果的に溜まり醤油の原型ができたといわれます。その際に湯浅の水が良かったということもあり、湯浅が醤油の名産地となりました。さらに湯浅の醤油は商品として出荷したのも初めてという記録が残っています。
室町から安土桃山時代には商品としての醤油が製造され、漁船で大坂(大阪)に出荷しました。江戸時代には90件以上もの醤油屋が湯浅の地にあったそうです。明治以降は大手メーカーの躍進により、多くの店が廃業しましたが、その中でも昔ながらのたまり醤油を作っている場所が、まだまだ湯浅には残っています。そのうちのひとつ角長は、天保12年創業の老舗。創業当初に使われていた醤油造りの道具が醤油資料館として残っているので、ぜひ見ておきたいところ。そして醤油蔵は創業当初の物を使用。実は蔵の中には蔵酵母が宿っており、その酵母により至高の醤油を醸し出しています。
和歌山県はみかんの産地として有名。そのなかでも有田市を中心とした地域で生産されている有田みかんは、県を代表するみかんブランドです。和歌山では古くから栽培しており、その起源は紀州藩の委託を受けた伊藤孫右衛門による栽培でした。そんな有田という地域にはさらに細かくみかんのブランドがあります。有田市の新堂地区で生産、出荷しているみかんは、新堂みかん。湯浅町町田地区で生産、出荷しているものは田村みかんという名前が付いています。これらのブランドみかんは有田みかんの中でも最高レベルとされ、生産量が限られていますから、高級フルーツ店や百貨店の贈答用などに利用されることが多いです。
有田みかんは箱買いを奨励しています。そのほうがリーズナブルにみかんが味わえるからですが、実は収穫後もみかんが呼吸しているとされ、保存を間違えると腐ってしまう可能性も。みかんに傷がついていたり、箱が湿っていたりするとどうしても腐敗の原因になりますから、箱からみかんを取出して丈夫なみかんだけを乾燥させた箱に戻すなどすれば、保存ができます。またミカンの産地らしく、有田裂きという手法を提案。これはヘタのない部分を皮ごと2つから4つくらいまで引き裂いてしまい、その後へタの部分から取り出して、薄皮ごと2・3個単位で食べてしまいます。これが最も効率よくそしておいしくみかんを食べる方法です。
金山寺(径山寺)味噌は、静岡や千葉でも生産されていますが、和歌山が本場。県の特産品として和歌山県推薦優良土産品に指定されています。最も有力な説は鎌倉時代に宋から製法を持ち帰って、地元の人たちに伝えたというものですが、別の説では遣唐使で渡った空海が持ち帰ったともいわれています。紀州から全国に広まるきっかけは、8代将軍吉宗の時代。この味噌のことを知っていた吉宗が、紀州藩より味噌を献上させたことがきっかけといわれます。この味噌は一般的な味噌よりも熟成期間が短いことが特徴。大豆などの原型が残された状態なので、調味料ではなく、酒の肴やご飯の友として食べられます。
原料となるものは、大豆をはじめ米、麦、野菜などから。最初に大豆を火で炙って引き割り、塩と麦麹を合わせます。その後に塩押しを済ませた野菜を刻み、シソや山椒なども加えて、密閉して熟成。熟成期間は長くても3カ月ほどで、短いものなら1週間という場合もあります。そんな金山時味噌は、和歌山では複数のメーカーが製造販売しています。例えば御坊で文化5年創業の天田屋では、伝統の製造方法・手作りにこだわった紀州金山時味噌を製造販売。保存料や防腐剤などは一切使用せず、国産の原材料を吟味していますので、安心安全の逸品です。和歌山のお土産には、またとない存在といえるでしょう。
2019年から再開された商業捕鯨ですが、和歌山の太地町は鯨の町として有名です。縄文時代から日本では行われていた捕鯨ですが、太地町が古式捕鯨発祥の地。沿岸捕鯨が中心で、調査捕鯨の時代でも太地町では、細々と小型捕鯨を行っていました。また町の中もくじらに関する施設がいくつも存在。そして鯨料理が食べられる店も太地町には数多くあります。低カロリー、低脂肪なクジラ肉は、刺身で食べたり、ハリハリと呼ばれる鍋にしたり色々な食べ方がありますが、そのなかでも竜田揚げはぜひ食べておきたい一品。くじら肉の定番料理としてレシピなども公開されています。
いくつかある中で、イチオシなのが、道の駅たいじ。ここでは鯨料理が気軽に食べられます。鯨の竜田揚げ定食は、鯨カツ定食、鯨焼肉定食と鯨づくしがそろっています。また一番のおすすめは鯨スタミナ丼。鯨を食べながら旅先でスタミナをつけられます。鯨の定食はいずれも980円なので、あとは好みで選んでください。この他にもおすすめはたくさんあり、例えば鯨料理と並んでイチオシとなっているのがマグロ丼。またうどんやラーメンなどもあり、こちらは500円と非常にリーズナブルとなっています。そしてカレーもあるのですが、このカレーはルーを海に見立て、ご飯を鯨の形にしていますので、フォトジェニックにも素晴らしいといえます。
特定の魚の種類ではなく、さまざまな魚の稚魚。まだ体に色素が無く、白い色をした魚をシラスと呼びます。イカナゴ、イワシ、ニシン、ウナギなどが含まれており、ひとつの食べ物として全国で食べられます。その中でも和歌山のシラスは、秋と春が旬とされ、紀伊水道や新宮の沖合で、数多く採れます。その採れたてをすぐに釜茹でにすることで、鮮度を閉じ込め劣化を最小限に抑えました。非常に短時間で加工しますから、食感はぷりぷりとしており、ふんわりやわらかい口当たり。温かいご飯との相性は最強で、これを料理として提供しているシラス丼はぜひ味わっておきたい逸品です。
和歌山でシラス丼を出しているお店は、北部から中部にかけての場所が多く、その中でも紀三井寺、和歌の浦といった名所の近くにある、和歌浦漁港おっとっと広場のシラス丼がイチオシ。海のすぐ近くにある漁港でリーズナブルに食べられます。わかしらす丼が500円で、生シラスの天ぷら入りのおっとっと丼も同じく500円で侮れません。またごはん無しの単品の天ぷらは120円なので、これだけサクッと食べたりマグロ丼などの他のメニューのサイドに注文したりすることも可能。このほかにも地魚丼などもあっておすすめです。ただしこの店は土・日・祝日のみの営業なので、曜日には注意しましょう。
和歌山名物で、デザート・スィーツ系で一番のおすすめが、わかやまポンチ。これは和歌山ならではといえる存在。実は和歌山はいろんな種類の果物の生産量がトップクラスとなっており、そのイメージをPRするために開発されたものです。県食品流通課が果物と梅を使ったフルーツポンチを提案。2009年には全国わかやまポンチ協会を発足させました。このポンチには一定の定義を設けています。ひとつめは、和歌山県産の果物を最低ひとつは使用する。ふたつめは、和歌山県産の梅の甘露煮もしくはシロップ漬けを使うこと。そしてもうひとつ、和歌山県産品が入っていることを、県の内外に住んでいる消費者に示すという点です。
県内各地にわかやまポンチを販売しているお店がありますが、その中でぜひおすすめしたいのは、南紀白浜アドベンチャーワールドで販売している、オリジナルのわかやまポンチ。これは、アドベンチャーワールドで飼育されているパンダの白玉団子が、可愛いポイントとなっています。ベースには和歌山県産の青梅の甘露煮を使用。フルーツは和歌山県産のはっさく、温州みかんをはじめ、いちごなどいろんなフルーツが入っています。アドベンチャーワールドのグルメはパンダをモチーフにしたものが多く、いろんなものにパンダが象られていますので、それらとセットに味わいたいところ。和歌山の果物や梅もパンダの力でよりかわいく見えてしまいます。
県の半分近くが海に面している和歌山県は、クエ、マグロなど海鮮の名物が数多くあります。鯖(さば)のなれ寿司もそんな海鮮名物のひとつ。こちらは有田・日高地方で800年以上もの歴史がある伝統的な郷土料理です。主に秋祭りなどの地域ごとの行事用の食事として鯖のなれ寿司が作られ、その伝統を現代まで守り抜きました。このなれすしの作り方は、あらかじめすし飯を作っておき、その上に鯖をのせます。それをあせ(ダンチク)の葉で巻きます。これは、香りづけのためです。それからすし桶に積めて蓋をして上から重石をのせておきます。4日ほどそのままにすると完成です。
この鯖のなれ寿司には、ふたつのタイプがあります。一般的なのは「早なれ寿司」と呼ばれるもので、これはあまり風味もなく、初めて食べる人も抵抗がありません。そしてこの早なれ寿司は、中華そば(和歌山ラーメン)とセットに食べるのが地元流。それに対して発酵が進んだものを「本なれ寿司」と呼びます。これは独特の風味が出ており、チーズのような香りがしています。また表面にはカビが生えているものもあり、このタイプが最もおいしいとされます。初めての人は取っ付きにくいですが、食べなれると今度は病み付きになるほどのおいしさ。和歌山市内にある弥助寿司で、この本格的な鯖のなれ寿司が食べられます。
和歌山の最北部、大阪府と県境を接している加太の目の前には友が島があり、大阪湾と紀伊水道の境目となっている場所。この海域は真鯛の産卵場となっており、越冬する場所でもありますから、鯛が採れる場所として有名。春の頃には太平洋から瀬戸内方面に向かってピンク色をした鯛、秋になると今度は瀬戸内から太平洋に向かい、その時は栄養たっぷりに紅葉色をしています。さらに、越冬期にもこの場所に集結しますので、真鯛の好漁場としても全国トップクラス。加太地区ではこの鯛の体へのダメージを最小限で抑えられる、一本釣りと呼ばれる伝統的な方法で確保しますので、状態が良くブランドの高い素材として好評です。
そして加太の真鯛は流通においてもいたってシンプル。漁港で水揚げされた魚は直接販売しています。つまり卸市場などを通さないので、素早く最終消費者の手に。傷の無い状態で釣り上げた鯛は漁港到着後に生簀で活込み(イケゴミ)させることで、ストレスを軽減させ、おいしさを落とさないような工夫を行っています。加太港すぐ近くにある活魚料理 いなさでは、この新鮮で状態の良い地魚の真鯛を使った、ちらしずしを用意。1800円で季節関係なく通年いただくことができます。真ん中に乗った真鯛は非常に肉厚で、食べ応えばっちり。その周囲には季節ごとの旬の魚介類をちらしており、最初から最後までおいしくいただけます。
平安時代の始まりごろに中国の唐から戻り、真言密教を持ち帰った空海。彼は和歌山の高野山に宗教都市を作り上げました。そこで修業する仏教の僧侶は殺生や煩悩への刺激を避けるために肉食を断ち、代りに植物性の素材のみで調理した精進料理を開発しました。この精進料理は通常の肉などを使った料理と比べて、調理の技術が複雑であったので、その結果日本料理の技術向上にもつながります。そんな洗練された精進料理は、僧侶だけでなく、一般人の口にも入るようになりました。ベジタリアンやビーガンといった菜食主義の文化が評価されている現代において、精進料理は和歌山の名物でもありヘルシーな料理として人気が高まりつつあります。
現在の精進料理は、会席仕立てとなっており、肉類が入っていないだけで見た目も華やか。味ももちろんおいしいものとなっています。高野山ではこの精進料理を出している寺院・お店がいくつかあり、宿坊を持つ持明院もそのひとつ。そして宿泊者向けの精進料理のほか昼食プランとしても提供していますから、日帰りで高野山に観光に来たときにも利用しやすいです。個室でいただくデラックス精進料理は3の膳まであり、すべてにおいて最高クラス。胡麻豆腐、野菜のてんぷら、そして炊き合わせなど、植物性の物だけで作りましたから、肉を断ちたい人、ベジタリアンの人、あるいはハラルを順守するムスリムの人にも最適です。
見た目がいかついだけでなく、肉食で獰猛なため、海のギャングとの異名を持つウツボ。このウツボは食用として食べる地域は日本でいくつかありますが、紀伊半島もそのひとつ。郷土料理として古くから食べられています。淡白な味わいで栄養分やコラーゲンが豊富で、厚い皮の部分は旨みとゼラチン質を多く含みます。冬場が漁のメインで漁獲されたウツボは、干物にするのが一般的。そのため、主に南部の地域ではウツボを三角の状態に開いたウツボを干している光景を見ることができます。干物にした後は、揚げ煮にして佃煮にするのが一般的。和歌山県尾南部紀南地域では名産品として販売しています。
そして最近は、干物の他にもうつぼが食べられる機会が増えました。冬場の限定メニューとして水揚げされたばかりのウツボを使い、独特の臭みを取り除き、そして小骨もすべて取りさってから調理。唐揚げにしたり、塩焼にしたりして食べられます。そしてウツボの造り(タタキ状にしたもの)も提供。このほか鍋料理などでも食べられます。いくつかあるお店の中でも、田辺市にある「この葉」でもウツボ料理が食べられます。見た目だけで判断して、食べるのを避けるのはもったいないウツボ料理。冬の旬の時期が到来したら、だまされたと思ってぜひ一度チャレンジしてみましょう。
いわゆる「粉モノ」と感じる名物の食べ物は和歌山にもあります。せち焼きと呼ばれる御坊のご当地グルメですが、お好み焼きに似ているというイメージ。これは肉や魚、キャベツが入った焼きそばを作り、その上に卵を投下してそれをかき混ぜながら半熟になるまで火を通します。その後ソースやマヨネーズ、かつお節といったお好み焼きで使うようなトッピングや調味料を上からかけて完成。見た目はお好み焼きのようですが、生地に小麦粉が一切入っていないので食感が異なります。小麦なしなのでグルテンフリーのように見えますが、焼きそばは普通の小麦粉入りの物を使っていますので注意しましょう。
せち焼の「せち」とは、せちがうという御坊地域の方言。無茶苦茶にするという意味合いがあります。そこで玉子を使って無茶苦茶「せちがう」するということでこのような名前がつきました。このせち焼きを初めて提供した店は、やましたで1960年頃のこと。2011年に「せち焼」を商標登録しました。メディアなどにも登場することから、地元だけでなく県外からもこのせち焼を求めてやってきます。メニューはイカせち、ブタせち、肉(牛)せちが、それぞれ750円。すべての具が入ったミックスせちが、800円となっています。またマヨネーズは20円アップ。お好み焼きに似て非なるオリジナルグルメのせち焼を、御坊に来る機会があればぜひ一度味わってみましょう。
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