大宮で食べてほしい名物TOP20！ご当地グルメから人気お土産までまとめてご紹介

大宮の名物を紹介します。埼玉県の大宮は鉄道博物館があるエリアです。元々は武蔵野国一宮の氷川神社の鳥居前町や、中山道の宿場町として発展。明治以降、一時衰退しましたが、駅の誘致を進めてからは国鉄の工場ができるなど、鉄道の町として再び脚光を浴びました。1990年代にさいたま市として浦和市などと合併しましたが、大宮の周辺は今も独自の発展を遂げています。そんな大宮には名物といわれるグルメが目白押し。個性的なものを20個厳選しました。

大宮ナポリタンは、大宮の名物グルメです。元々鉄道の町といわれた大宮。現在も鉄道博物館が大宮にあるなど、その雰囲気が残るこの町では、そんな鉄道関係に従事している運転手や車掌、あるいは工場の労働者に至るまで、ナポリタンスパゲティをよく食べたという記録があります。そんなエピソードから大宮ナポリタンというご当地グルメを開発しました。この料理を出す条件として、旧大宮市内に店舗があることと、埼玉県産の野菜を最低1種類はナポリタンに使用するということで、このブランドを名乗ることが許されます。

大宮アルディージャのオレンジ、あるいは氷川神社の朱色をした鳥居にもちなんで開発された新しい名物は、数多くのお店で食べることができますが、その中でもイチオシが大宮駅の西口にある「洋食ひいき屋」。こちらは本格駅なイタリアンのお店で、本場のイタリアを彷彿とさせるようなメニューが並んでいます。その中でも昔懐かしい太麺ロメスパとして大宮ナポリタンを提供。看板メニューとして高い人気を誇ります。本来イタリアのナポリにも存在しない日本のオリジナル料理ナポリタンを、イタリアンと共に味わうのもなかなか楽しいところです。

島国でもある日本の魚介類といえば基本は海の幸ですが、川や湖の魚を出しているお店がいくつかあります。埼玉県ではさいたま市の東側にある吉川市においてナマズの里と呼ばれているほど、多くの店でナマズ料理を提供。そんなナマズ料理は大宮でも食べることができます。たとえば大宮駅で販売されている大宮弁当には、ナマズの天ぷらがおかずの中に入っています。ナマズが駅弁の具材になるのは非常に珍しいこと。それだけ埼玉ではナマズが多く水揚げされていることがわかります。大宮に来る機会があればぜひナマズ料理にチャレンジしましょう。

大宮駅の近くには、ナマズをはじめとする川魚料理を出している店がありますが、その中で代表的な店は「かのうや」。ナマズの天ぷらを1300円で提供しています。この他色々な川魚の料理を提供しており、大分県産「のんきどじょう」を使ったから揚げや鯉を使った洗い、なめろうなど。そして、最も力が入っているうなぎについては多種多様の料理を扱っており、うな重やひつまむし、白焼きや肝焼き、馬黄といったメニューを提供しています。また魚ではありませんが、爬虫類のすっぽんも扱っており、すっぽんの鍋や雑炊も食べられます。

いも恋と呼ばれているお菓子は、埼玉の名物として人気があります。｢彩の国認定優良ブランド品｣との認定も受けることができたこの商品は、外の見た目は白い饅頭です。しかし、その白い部分は餅粉に山芋をまぜ、もちもちした感覚でその中には2層構造となっています。下の部分にはサツマイモを輪切りにしたものがそのまま入っており、その上には、吟味・厳選した北海道産の粒あんをのせています。この異なる3種類の味が口の中に混ざり込むと大変相性がよく、世代を選ばない菓子として大変好評。贈答用として大切な人向けのお土産としての人気も高いです。

機械を使わない手作りのこのお菓子は、埼玉の川越に本社と工場がある「菓匠右門（かしょうもん）」で製造されています。また、大宮駅に ecute（エキュート）大宮店があるので、そこで入手可能。ぜひ名物のお菓子類を購入してみてください。なお、このいも恋は完成後に急速冷凍を行い、美味しさを閉じ込めています。そのため、90日間の日持ちがして、長期保存が可能です。食べる際に電子レンジ、もしくは個包装のシートのまま蒸すことで美味しく味わえます。なお、菓匠右門では、他にも芋ぼて、芋おこわといった芋関係のお菓子を製造しています。

日本全国にいろんなうどんがある様に、埼玉の大宮にも名物といえる武蔵野うどんのお店がいくつかあります。鉄道の要衝の地であり、ショッピングの町としての顔もある大宮は様々な年代が訪れる地。そのためあまり好き嫌いの無いうどんも名店が並んでいます。店によっていろんなスタイルのうどんがあり、多くは汁そばスタイルですが、中にはつけ麺タイプのうどんを出しているお店もあります。また中に入っている具についても店によって個性が分かれるところですから、いろいろなうどん専門店を調べながら好みに応じた店を探すのが良いでしょう。

そんな大宮にある数多くのうどん店の中でもイチオシが、「地粉屋手打ち駕籠休み」というお店。こちらは大宮の中でも武蔵野うどんの代表店といえ、非常に評判の高い店。黄色い看板が特徴です。メニューには店主がこだわっていることがわかるコメントが続いていて、うどんへの熱い思いが伝わります。つけ麺スタイルで出している麺は小麦の風味が感じられ、見た目からして麺に力強さを感じます。実際の食感は柔らかさの中にしっかりコシがあるので、食べごたえはばっちりです。そして出汁は上品な味わいで、一緒に味わうとそのうまさが見事に調和しており、人気がある理由が頷けます。

ラーメンはカレーと並んだ国民食として、全国に名店やご当地ラーメンが存在します。もちろん大宮駅にもラーメン店が多数あり、おすすめのおいしいラーメン店が軒を連ねています。いわゆるご当地ラーメンのような何らかの「定義」があるラーメンではなく、各店とも個性豊かなラーメンを提供しています。昔ながらの中小店舗の多い東口、あるいはオフィスビルや商業施設が並んだ近代的な西口どちらも甲乙つけがたいほどのラーメン店がそろっています。中には行列の絶えない店もあるので、ゆとりを持って並ぶか、またはすぐに入れそうな店などをあらかじめリサーチしておきましょう。

さて、そんな大宮のラーメン店の中でイチオシなのが「ガラ喰楽学校 （がらくたがっこう）」 というお店。大宮駅の西口にあり、アクセスも近くて人気と評判が高いです。学校と書いているだけに、メニューの表記も1年1組とか3年3組といった表記となっています。1組が濃厚醤油ラーメン、2組が豚骨どろっとつけ麺、3組があっさり旨塩らぅめんに。年の違いは基本が1年、味玉をつけると2年、さらにチャーシューをつけると3年となっています。3種類の味から好みのものを選んでください。このほかにもチャーシュー丼やライス、餃子、ビールセットなどが選べます。

大宮は餃子の名物の町でもあります。鉄道の町として栄え、最近では都心のベッドタウンとしての顔も持ち、非常に住みやすい町として埼玉県ではトップクラス。昔ながらの日本式の中華料理店や本格的な中国・台湾料理のお店があり、また比較的新しいスタイルの餃子専門店まで大宮の町なら選び放題です。餃子のスタイルもみんなが大好きな焼き餃子はもちろん、水餃子も出しているお店があって、いろいろ食べ比べができます。ラーメンのサイドメニューの印象も強い餃子ですが、大宮に来ればあえて餃子をメインに据えてみて、いろいろな店の餃子を食べ比べてみるのも楽しいかもしれません。

大宮に数多くある餃子の店の中でも、「食堂多万里」はイチオシのお店。大宮駅からも非常に近い場所にあり、店の外も店内もレトロな雰囲気・昭和の香りが漂っていて、どこか懐かしさすら感じられます。ラーメンがメインですが、餃子400円は昔ながらの味が守られていて地元で愛されています。香ばしく焼き上げられている焼き餃子はみんなが大好きな味。もちろん本来のメインであるラーメンとの相性は問題なくセットで食べるのには最適。そのほか餃子単独を注文し、ビールと一緒に飲むのにも良いでしょう。この他中華丼などいろんな丼物や焼きそば、カレーなどもあり、好みが違うグループも行きやすいです。

「氷川団子」は大宮にとっては欠かせないほどの名物。これは大宮の地名の由来になった武蔵一宮氷川神社の参道にある老舗のだんご屋だからです。場所はJR大宮駅の東口をまっすぐ歩いて、一の鳥居と二の鳥居の間に交差した場所を左に曲がります。氷川参道平成広場を神社方向に歩いて行き、やがて現れる氷川神社の二の鳥居をくぐって間もなくすると、お店があります。また大宮駅からだと遠回りになりますが、一の鳥居まで向かってから参道を歩くのも良いでしょう。日本最長クラスといわれている氷川神社の参道をのんびり歩いてから、神社由来のだんご店に行くのも楽しいです。

氷川だんごは、色々なメニューがありお好みで選べます。最もシンプルなものはしょう油というメニューで5本380円、10本750円です。このだんごに海苔が巻かれていたものを、海苔付きという名前で販売しており、5本430円、10本850円、両者をミックスしたものもあります。そして海苔付と梅茶がセットになった磯辺焼きだんごは390円となっており、これは参拝の途中でお茶休憩するのにちょうど良いメニュー。このほか酒まんじゅうや揚げまんじゅうなどもあります。また店内で食事も、きしめんや吸い物付の丼なども出していますから、昼食に利用するのも良いでしょう。

大宮には手打ちそばを名物にしているお店がいくつかあります。これも全国的に食べられる物。うどんと違い、職人の技がより光るそば打ちは、食べる前から期待が膨らむような気がします。大宮は東京に近いため全国から選りすぐりのそばを集めやすいのも強いところ。店によっては石臼で挽くところから始めているところもあり、美味しい十割そばや二八そばを出しています。大宮に限らず主要な駅には大抵駅そばがありますが、大宮駅のそば屋は「駅そば」とわかりやすく書いてあります。駅そば屋なので味の期待はあまりできないものの、そばのほか栃木の佐野ラーメンなど、メニューの種類は豊富です。

大宮の手打ちそばで、ぜひおすすめしたいのは「吉草（きっそう）大宮本店」。ここは和食の居酒屋という業態ですが、そばにもこだわりがあり、専門店でも珍しい、そばの刺身というメニューがあります。これはそばを板状にして出しており、ワサビと醤油で味わうもの。またそばを専門にしたコース料理もあり、こちらは11品のそばづくし。そばの実なまこから始まり、そばあられサラダ、そばがき出汁、そばの実揚げと野菜のてんぷらなどが出た後、締めに手打ちそばが登場します。アレルギーなどがある場合は無理ですが、そうでなければこのそばづくしを大宮で味わうのも良いでしょう。

埼玉（大宮）には不思議なグルメがあります。それは豆腐ラーメンと呼ばれる物。これはラーメンの上にひき肉と豆腐のあんかけがのっている物で、見た目は麻婆豆腐のようにしか見えません。しかし、麻婆豆腐が入っている麻婆ラーメンとは別物。実は味が全く違っており、その見た目とは裏腹に辛くもなくさっぱりと食べられるので、意外と好き嫌いが無い味わい。麺の太さは店によって違いますが、主にちぢれ麺で出している店が多いです。ところでこの豆腐ラーメンの歴史は意外に古く、1970年にさかのぼりますから半世紀近く存在しているメニュー。そのため根強いファンが多い名物でもあります。

イチオシの店は、「トーフラーメン高揚」。ここは考案者の店といわれており、発祥の店はレストラン大手門という別の店といわれています。というのは、現在は高揚の店主がもともと大手門のコックであり、本来は賄いとして大手門勤務時代に作ったからという背景があるからです。そのような事から埼玉B級ご当地グルメ王決定戦では、このふたつの店が共同出店するという形態をとっています。そんなお店の豆腐ラーメンはもちろん主力メニューですが、通常のラーメンなどが数種類と、見た目がそっくりな麻婆豆腐のマーボ丼などがあります。

大宮の名物には洋食系の物も多く、実は大宮ナポリタンの他にもオムライスが有名です。実はこのオムライスを出しているのは「伯爵邸」という喫茶店。昔ながらのお店で昭和の時代からタイムトリップしたような外観と店内です。この店の名物はオムライスで、来店する多くの人が注文するというほどの存在感。メニューは「懐かしのオムライス」という名前で、サラダとスープがついて850円で提供しています。その内容はとにかくボリュームが大きいこと。こだわりの絵皿の中に大きな黄色いオムライスが横たわります。ちょうど真ん中あたりにのったケチャップも含めて、その名の通り懐かしい情景といえます。

昭和の純喫茶という面持ちの店内は、どことなくゴージャス。そして喫煙も許されていますから、愛煙家も安心して利用可能です。またさらに驚くことに24時間営業しているという点。これは深夜に食べ損ねることなくオムライスにありつけることを意味します。オムライスの他にもナポリタンやミートソースといった往年の喫茶店メニューのほか、タコライス、牛ステーキにサイコロステーキと、がっつり肉を食べることも可能。ゴーヤチャンプルや沖縄そばなど、沖縄系のメニューもいただけます。もちろんコーヒーや紅茶だけというドリンク利用もできますし、またアルコール類も用意しています。

大宮を含め、埼玉には海が無いためか、なまずなど淡水系の魚を出している店が多いです。うなぎ屋も例外ではなく、大宮駅の周辺には老舗のうなぎ店やリーズナブルに提供しているお店などがあります。古いお店では140年くらいのキャリアがあるところも。また定番のかば焼きだけに限らず、内臓部分を串焼きにして出しているお店もあります。この他お持ち帰り用のうなぎを出しているお店もおすすめ。さらにうなぎ会席を出しているお店は、割高ですが完全個室となっていますから、特別な記念日や重要な商談・接待などで利用できます。

大宮で食べるうなぎ専門店では、「うな鐵大宮店」がイチオシ。最近は高級食材となっているうなぎがリーズナブルにいただけるお店として人気があります。うな丼は味噌汁と新香がついて1480円。うな重は肝吸いと新香がついて2230円から4段階選べます。また蒲焼定食、白焼定食も選べます。また、お酒の肴にもおすすめな串焼きも色々そろっています。例えばうなぎ肝焼き、うなぎ短尺、うなぎレバ焼きなど。お得な7本コースもありますから、うなぎのいろんな部位を食べながら味わいの違いを楽しむことも可能。その他、うなぎの骨のから揚げもあり、うなぎのあらゆる部分が食べられます。

神や仏に祈ると願いがかなうという意味を持つのが「満願成就」ですが、この名前をお菓子の名前として採用したのが、「梅林堂（ばいりんどう）」。正月などの縁起物としておなじみの鯛の形をした小さなマドレーヌで、小ぶりなので人形焼にも見えます。神仏への祈願の日数（満願）その結果、願いごとがかなう（成就）という非常におめでたい名前のお菓子は、紅白の袋に個別包装しているので、祝の席の贈答品に最適。結婚式のギフトなどにも良さそうです。3匹入りから販売しており、50匹入りまで販売していますから、職場のバラマキ土産にもピッタリです。

この満願成就を製造販売している梅林堂（ばいりんどう）は、1864年創業の老舗。初代が京都で菓子修行をしたのち開いたお店で、現在は6代目の時代。元々熊谷に本社を持っていますが、埼玉県内や群馬県に多店舗展開しており、大宮でもエキュート大宮店があるので、駅に行けばこのお菓子の購入ができます。梅林堂ではこのほか、塩豆大福、チーズケーキの明治8年、和風パイまんじゅうの武州路、埼玉銘菓の五家宝などを製造販売していますから、セットで購入したいところ。ぜひ、大宮のお土産に検討してみてください。

肉汁うどんも、大宮では食べておきたい名物。場所は大宮駅から車で10分ほど西側にある「藤店うどん大宮店」。ロードサイドのお店ですが、あまりの人気ぶりに巨大な駐車場が一杯になるほど。そしてこのタイプの店では、あまり見かけない行列ができるほどです。そして、80%の注文数を誇る肉汁うどんはつけ麺タイプ。せいろの上にはうどんが、丼にはスープと白ネギ、そして分厚く切られた肉がスープを覆うように入っています。見た目からしてそのまま肉汁として食べても美味しそうな雰囲気があります。

肉は国産の黒豚を使用しており、スープはカツオの風味の出汁を使っており、味わいは甘辛い関東風。そして肉のほか白ネギそして油揚げも、汁が染み込みジューシーな味わい。食べてみると何の違和感もなく美味しくいただけますから、人気があるのも頷けます。そして、うどんにもこだわりが。武蔵野うどんをベースにしながらも独自で開発した麺で、甘辛い肉汁との相性の良い麺を作り上げました。サイズは、並と大から選べます。また、肉汁のほかにもきのこ汁というメニューもあります。肉が苦手とかあっさりヘルシーなものを目指したいのなら、こちらがおすすめです。

大宮から見て南東の位置にあるのが鳩ケ谷と呼ばれる場所。ここには、鳩ケ谷ソース焼きうどんというご当地グルメがあります。これはこの地に工場があることがきっかけとなりました。それは1935年から存在するブルドックソース鳩ヶ谷工場。この工場と鳩ケ谷市商工会が共同で、2008年焼うどんソースが開発されました。そしてそのソースを活用するため埼玉のうどんとコラボさせ、埼玉B級ご当地グルメ王決定戦に積極的に参加していきます。この活動を開始した2年後の2010年にはグルメマップが作られ、メディアへの積極展開が功を奏して、ご当地グルメとしての地位を確立しました。

鳩ヶ谷ソース焼うどんは、日本5大焼うどんのひとつとされ、地元鳩ヶ谷では、いくつもお店がありますが、「魚がし居酒屋よっちゃん」はその中でもイチオシのお店。こちらは元々魚屋が居酒屋になったこともあり、季節の鮮魚がおいしくいただけるのですが、シメとしてこの鳩ヶ谷ソースやきそばがおすすめです。焼うどんの完成後に生卵をのせ、その上からマヨネーズをかけ、最後にねぎを振りかけますから、見た目はまるでお好み焼きのよう。旨い魚を食べた後から酒の肴につまんだり、最後のご飯ものとして食べたり自由自在。ちなみに鳩ヶ谷ソース焼そばには明確な定義が無く、ブルドックの同名ソースを使うだけです。

炊き肉とは、元々鹿児島で開発された肉料理。2015年以降に関東にも進出し、最近は人気メニューとして注目されつつあります。この炊き肉ですが、登場時には牛肉がドーナツ状に重ねられ、見た目スイーツの盛り付けのように見えます。中心部分だけ加熱されており、生の肉をその中心部に入れて中にあるネギなどの具材と一緒にいただくというもの。見た目の斬新な盛り付けから、焼いたねぎなどの旨みとともに食べたときの味わいはお見事。すぐに次の箸が進んでしまいます。大宮駅東口すぐの所でも食べられるので、ぜひ味わってみましょう。

「竹庭TOMORi 大宮店」は、全室個室のお店。他の人の視線を気にせずに肉炊き鍋が味わえます。肉がメインながらもそれ以上に野菜を食べることになるので、ヘルシーな食べ物としてダイエット中の女性を中心に人気上昇中。また、見た目が独特なのでグループで利用すればより盛り上がること間違いありません。さらにもうひとつの名物鉄板とろ肉鍋があり、こちらはオリジナルの創作鍋。チーズが含まれていて、まろやかさとふわとろさが加味されますから、肉のうまみがさらにパワーアップしているのを実感できるでしょう。

全国各地の名物として、ほぼ必ず名前が登場するのがプリン。大宮でもそんなプリンが名物となっています。場所は大宮駅から見て北東の位置、氷川神社の参道沿い近くにある「檸檬堂（れもんどう）」。ここは市販のプリンとはひと味も、ふた味も違うプリンを提供しています。主力の檸檬堂プリンは通常のプリンと比べて大人の味を意識しており、洋酒を入れて味わいに彩が添えられています。小さな瓶に入っていて、付属のスプーンですくいながら味わうタイプ。カラメルソースが付属で入っていますので、最初はそのまま味わった後お好みで入れるようにしましょう。

プリンにはこのほか、洋酒が入っていないカスタードプリンと季節限定のプリンがあります。季節ものはバニラの香りを強化し、クリームチーズ、マスカルポーネ、サワークリームを使用したコクのある逸品。もう一つは400年ぶりに復活したという河越抹茶を使用したグリーンなプリンです。抹茶の濃い苦みが特徴ですが、特製のカラメルと大納言小豆と共に味わうとちょうど良いバランスとなっています。まさしく和スィーツの極み。この他にもフィナンシェ、アマレッティーなども販売しています。イートインのスペースもあり、その場で食べたり、お土産に持って帰ったりとシチュエーションに合わせて利用しましょう。

大宮の北西方面、高崎線で5駅ほど先には鴻巣（こうのす）という場所があります。ここには、こうのす川幅うどんというご当地料理があります。これは非常に幅が広いうどんで、ある理由から作られました。それは町のすぐ北側を流れる荒川が日本一の川幅となっており、その長さは2537メートルに及びます。そのことから、2009年から町おこしを目的として開発されたうどんです。麺の幅が8センチメートルというのが特徴で、食べごたえも荒川の流れをイメージして滑らかな食感に工夫しました。また細かい設定は店舗ごとに違います。

埼玉県のB級グルメ王にも輝いたことがある、こうのす川幅うどんは駅の周辺にいくつかありますが、イチオシが「久良一 (くらいち)」です。このお店は元祖とされていますので、発祥の味を楽しんでみてください。提供されるうどんは3種類ですが、見た目はどこにでもあるうどんと変わりません。ところが一旦箸を中に入れて麺を引き上げると、幅広の麺が顔を出します。あまりの幅の広さのためにすするというよりも、かぶりつく感じで食べると麺のぷりぷり感が口の中に広がります。お持ち帰り用もあるので家庭でもこの味が楽しめるでしょう。