小樽のおすすめスイーツ10選！食べ比べてお気に入りを見つけよう

小樽は札幌の北西にある都市で、北海道の人気観光スポットの一つ。札幌からは快速で約30分とアクセスがよく、札幌からの日帰り旅行にもおすすめです。

小樽はかつて「北の商都」と呼ばれ、貿易や金融業などで栄えた都市。小樽運河や運河沿いの倉庫群、大正から昭和にかけて造られた歴史的建造物など、見どころがたくさんあります。そんな小樽を訪れたら、楽しみたいのがスイーツ。小樽には美味しいスイーツショップがたくさんあり、観光を楽しみながらソフトクリームやケーキなどのスイーツが楽しめます。

新感覚のチーズケーキ「ドゥーブルフロマージュ」で有名な小樽洋菓子舗ルタオは1998年（平成10年）の創業で、本店は小樽のメルヘン交差点と呼ばれるおしゃれなエリアにあります。周辺には小樽オルゴール堂や北一硝子などがあり、終日多くの観光客が行き交う人気スポット。

塔があるお城のような外観のお店で、1階はショップ、2階はカフェ。3階は無料の展望スペースになっていて、メルヘン交差点を一望できます。建物は夜になるとライトアップされ、お店の前の広場は絶好の撮影スポットとしておすすめ。

ルタオ本店の2階では、作り立ての生ドゥーブルフロマージュが味わえます。ドゥーブルフロマージュは、上層がレアチーズケーキ、下層がベイクドチーズの2層仕立てのチーズケーキで、とろけるようなふわふわとした食感が大人気。北海道産の濃厚なミルクと厳選した上質なチーズを使っていて、コクと上品な味わいが楽しめます。

その他にも小樽の本店限定のクリームブリュレ「ヴェネチアランデブー」もおすすめ。香り高いスリランカのムレスナ社の紅茶とともにゆっくりと味わいましょう。

くちどけのいいバームクーヘン「妖精の森」で人気の北菓楼（きたかろう） 。北海道砂川市で1992年に創業した和洋菓子店で、小樽本館は、上で紹介した小樽洋菓子舗ルタオ本店のすぐそばにあります。歴史のある建物が並ぶ堺町通りにあり、石の蔵を改装した趣のある建物。小樽市の都市景観賞の受賞経験もあるフォトジェニックなショップです。

バームクーヘン「妖精の森」は小樽本館の開店記念として誕生したスイーツ。北海道産の小麦粉や卵を使い、熟練の職人さんが一本一本、樫の木に巻き付けながら焼いています。

バームクーヘン「妖精の森」はオリジナルの製法で作られていて、焼き上げた後は1晩置いて熟成させているのだそう。そのためしっとりとして、ふわふわとしたくちどけのよさが楽しめます。お土産にも人気で、ホールタイプは高さの異なるものが3種類、個別包装された詰め合わせもおすすめです。

広々とした店内にはさまざまなお菓子が並んでいて、北海道の幸から作った「開拓おかき」も人気。函館産のいかや白糠産の柳だこ、標津産の秋鮭など北海道各地の味覚を楽しむことができ、お土産にぴったりです。

六花亭は北海道帯広市に本店を持つ老舗菓子メーカーで、看板商品の「マルセイバターサンド」は、北海道の定番のお土産として大人気。1933年（昭和8年）に創業した千秋庵という和菓子店が前身で、1977年（昭和52年）に社名を六花亭に変更した際に発売したのがマルセイバターサンドです。

北海道産の小麦粉で作ったビスケットにレーズンとホワイトチョコレート、北海道産の牛乳から作るバターをサンドした風味豊かなお菓子で、パッケージも十勝で最初に作られた当時のものをデザインしているのだそう。

六花亭 小樽運河店は、小樽運河の小樽港に面したところにあります。倉庫を改装したおしゃれな建物で店内は広く、2階はカフェスペースに。吹き抜けの広々としたカフェスペースで、カウンター席やテーブル席があり、1階で買った商品と無料のコーヒーサービスでゆっくりとくつろぐことができます。

カフェスペースのおすすめは「雪こんチーズ」。賞味期限が2時間と短いためイートイン限定商品で、お土産用には販売されていないスイーツ。ココアのビスケットにベイクドチーズケーキをサンドしたもので、サクサクとした食感が大人気です。

プリン専門店アンデリスは、小樽のメルヘン交差点から徒歩5分ほど、赤い窓枠と白い壁が印象的なかわいいショップ。フランス料理のシェフとして研鑽を積んだ店主が2007年にオープンしたプリン専門店で、北海道のプリン専門店の先駆けとして知られています。

北海道で生産される濃厚な牛乳や卵、新鮮なフルーツなどを使った独創的なプリンを作り続けていて、店内には常時8種類から12種類のプリンが並んでいます。「余市ウヰスキー」や「3種類のチーズプリン」「ベルギーショコラ」など、滑らかでふんわりとしたプリンが人気。

中でもおすすめなのがプリン大福。やわらかい求肥にぷるぷるとしたプリンと生クリームを包んだスイーツ。普通の大福より一回り大きく、手で持つと壊れてしまうくらい柔らか。昔ながらのしっかりとしたプリンで、生クリームとの相性も抜群。プリンは甘さ控えめなので食べやすく、とても美味しいと評判です。

ベルギーチョコを混ぜたホイップクリームとプリンを求肥に包んだチョコプリン大福もあります。限定販売なので、見かけたら味わってみてください。2019年９月には、小樽運河の近くに2号店がオープンしています。

酪農王国として知られる北海道は、濃厚な牛乳で作る乳製品が美味しいと全国的にも知られています。中でも小樽は、北海道で初めてソフトクリームが販売された「ソフトクリーム発祥の地」。小樽にはいくつものソフトクリームショップがあり、観光の途中に楽しめます。

小樽ミルク・プラントは、小樽の中心部から公園通りという坂道を300メートルほど上ったところにあります。白壁の豪邸のような建物ですが、それもそのはず、この建物はもと小樽保証牛乳株式会社（現・北海道保証牛乳株式会社）の本社で、1936年（昭和11年）に建てられました。現在は小樽市の歴史的建造物に指定されています。

明るく広々としたお店で、ソフトクリームは10種類以上も。バニラやチョコ、ストロベリーなどの定番から、夕張メロン、北海道ミルク、巨峰など北海道らしいメニューも並びます。サイズはレギュラー・ロング・ジャンボ・NYジャンボの4種類があり、NYジャンボは30センチもの長さ！ずっしりとしていますが、軽い食感であっという間に完食してしまうとか。

1番人気はレインボーで、チョコ・ミルク・ストロベリーが3層になった昔ながらのソフトクリーム。優しい味で、子供にも大人気だそうです。

小樽名物のぱんじゅう。小樽にはぱんじゅうを販売するお店がいくつもありますが、中でも西川ぱんじゅう店は55年以上続く老舗。小樽駅や小樽運河に近い小樽都通りにあります。黄色と青色の屋根が目印の昔ながらのお店で、店内の壁一面にお店を訪れた人の名刺やサインがぎっしり。

ぱんじゅうとは今川焼とたこ焼きを合わせたような和菓子で、小麦粉を焼いて丸い形に仕上げています。中にはクリームや小豆餡が詰まっていて、優しい味わい。外はカリッと焼かれ、中はもちもちとした食感です。

西川ぱんじゅう店では、つぶあんやこしあんの他、チーズや抹茶あん、クリーム、ゴマ餡などのぱんじゅうを販売中。北海道産の小麦粉を使い、餡は毎日お店で仕込むのだそう。ぱんじゅうは時間が経つと、皮が水分を吸って柔らかくなってしまうので、お土産用というよりはその場で食べるのがおすすめ。こちらのお店ではタイミングがよければ、焼き立ての熱々が食べられます。

小樽あまとう本店は小樽駅から徒歩４分、小樽運河に向かう途中にある甘味処。1929年（昭和4年）に創業した小樽の老舗で、80年以上も地元の人や観光客に愛されています。通りに面した2階立てのお店で、1階はショップ、2階は喫茶店。赤いビロードのソファが並ぶノスタルジックな雰囲気の喫茶店。観光の途中の休憩スポットにもおすすめです。

メニューはパフェやクリームソーダ、クリームあんみつ、ぜんざいなど多彩。パフェはSサイズがあり、小さなパフェを食べたい人にも好評です。

おすすめは小樽名物のクリームぜんざいとクリームしるこ。自家製の小豆餡の上に、濃厚なソフトクリームがたっぷりと乗っています。クリームぜんざいはつぶあん、クリームしるこはこしあんなので、好きなほうを選べますよ。ころんとしたかわいい求肥もちが付いていて、餡との相性も抜群。ほっとする優しい甘さです。

ショップでは人気のクリームぜんざいやチョコレートパフェ、ゆず茶クリームなども販売しています。冷凍で発送してくれるので、お土産にもおすすめ！

パスコロは小樽で行列ができるジェラート専門店。札幌駅と小樽駅の中間、JRほしみ駅南口からまっすぐに歩いて3分ほどのところにあります。黄色い壁と白い屋根のカフェのようなかわいいお店で、店内にはイートインスペースが6席ほど。お店の前にもベンチがあるので、外でジェラートを食べるのもおすすめです。

パスコロは本場イタリアから取り寄せたジェラートマシーンを使って、作り置きはせず毎日フレッシュなジェラートを作っているそう。着色料や添加物は使わず、本物の味が楽しめます。

ジェラートの種類は多く、選ぶのに迷ってしまうほど。しぼりたて牛乳・メロン・ブルーベリー・ラズベリーなど北海道ならではの味も楽しめます。その他にも抹茶・柚子・桜・すいか・かぼちゃ・さつまいもなど季節の味もおすすめです。

ジェラートは、カップ・コーン・ワッフルコーンがあり、値段は300円～400円。入れ物にたっぷりと入れてくれるので、シングルでもボリュームがあります。非常になめらかでくちどけもよく、甘さ控えめのすっきり味のジェラート。観光の途中に立ち寄ってみてください。

小樽和菓子工房 游菓は小樽駅から徒歩5～6分、小樽運河のそばにある和菓子店。小樽市の指定歴史的建造物である旧塚本商店の1階にある落ち着いた雰囲気のお店で、小樽生れの店主さんが作る美味しい和菓子を販売しています。店内のショーケースには名物の大福やどら焼きがたくさん並んでいて、選ぶのに迷ってしまうほど。

どら焼きは、小樽地鶏の卵や北海道産の小麦粉などを使っていて、ふわふわとした食感。おすすめは「おてもりどらやき」で、抹茶クリーム・生クリーム・粒あん・苺クリーム・カスタードの中から好きな中身を選んで、お好みのどらやきを自分で作ることができます。

かわいいフルーツ大福も人気で、定番のいちごをはじめ、冷凍みかんやマスカット、パイナップルなど季節限定の味も楽しめます。中でも冷凍みかんがまるまる1個入ったみかん大福が人気！1個から買えるので、食べ歩きにもおすすめですね。

北一硝子 三号館は小樽の人気観光スポット。明治に作られた石蔵の倉庫を改装し、ガラスショップやお酒・ワインの販売店、体験工房、カフェやレストランなどが作られています。三号館北一ホールは、石油ランプが灯る幻想的な雰囲気のカフェ。北一硝子は今から100年以上も前に石油ランプの製造から始まったお店で、そのシンボルともえいる石油ランプが店内に167個もかけられています。

店内にはスタインウェイが置かれ、ピアノ演奏が楽しめます。コーヒーやケーキ、ビールを味わいながら、リラックスできる空間として人気。

さまざまなスイーツの中で、最も人気があるのが「びっくりシュークリーム」。名前の通り、びっくりするくらい大きなシュークリームで、中にはカスタードクリームがぎっしりと詰まっています。外側はザクザクとした食感で、カスタードクリームとのバランスも抜群。

その他にも特製シフォンケーキやクリームぜんざい、牛乳スフレとクリームなども。夏限定でハスカップソーダやかき氷も楽しめますよ。

小樽はスイーツが美味しいと人気の街。観光をしながら、ソフトクリームやケーキなどさまざまなスイーツが楽しめます。いろいろなお店を訪れて、食べ比べをしてみるのもおすすめです。こちらで紹介したお店を訪れて、小樽名物を堪能してください！

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