小樽のおすすめ回転寿司＆寿司屋15選！北海道で絶品寿司を食べ比べよう

小樽は、毎日たくさんの新鮮な魚介類が仕入れられています。冬が寒い北海道ならではのこの環境もあって、日本全国の中でも小樽でしか味わうことができないネタはたくさん。初めて小樽を訪れた人も、あまりのネタの新鮮さと美味しさに驚くことでしょう。そちらを踏まえた上で、厳選した15店のお寿司屋さんのこだわりや人気メニューを参考に、小樽ならではの美味しいお寿司を堪能してみてください。

小樽市で人気の「回転寿し 和楽」は、小樽駅から15分ほど離れた場所にお店があります。2002年に創業した和楽は、料亭を思わせるような数寄屋門の入り口が特徴。数寄屋門には「和楽」と書かれた看板と赤い暖簾が掲げられ、建物は大正時代を思わせる石蔵となっています。店内へ入ると、圧迫感のない天上高の空間が広がり、よく晴れた日には大きな窓から暖かい陽の光が差し込んできます。食事をゆっくり楽しめる空間にこだわる「和楽」は、上質なネタと職人さんが手でお寿司を握ることも、創業当時からのお店のこだわりです。

回転寿司店でありながら手で握られる和楽のお寿司は、甘さを抑えたシャリの上に旬な魚介類が乗せられます。お寿司のネタは季節ごとに限定メニューが用意されますが、定番人気はやはり「本まぐろ」。大トロと中トロ、赤身の3種類はどれも肉厚で口の中で溶けるほどの柔らかさです。他にも、今にも弾け飛びそうなつやつやの「いくらの軍艦」や、軍艦からはみ出すほど盛り付けられた「うに」は、いくつも食べたくなる濃厚な味わい。北海道らしいお寿司が食べたい人は、「ずわいがにの握り」と「生ほたての握り」もおすすめです。

「函太郎 小樽店」は、古くから小樽運河沿いに建ち並ぶ倉庫内にある回転寿司店。建物は三角屋根が特徴で、隣にはLAOXの大きな看板があるので、迷わずお店を訪れる目印にもなります。さらに、お店が観光エリア内にあることから、地元の人達の来店は少なく、ゆっくりお寿司を食べたい人にはとくにおすすめです。また、こちらのお店では、回転寿司店でありながら、北海道産の上質な魚介類を仕入れていることもあり、他のお店では味わうことができない美味しいお寿司を、リーズナブルな価格で食べられます。

多くのお寿司の中でも1番の人気メニューは「本まぐろ三昧」で、赤々とした肉厚の大トロと中トロと赤身は、まぐろ好きにはたまらない逸品です。そして、北海道ならではの魚介を使った天ぷらの握りは、「ずわいがに」と「大海老」の2種類が大人気。どちらもサクサク食感の衣で包まれ、中の身は柔らかくてお子様でも食べられる1品に。また、北海道の海鮮をたっぷり味わいたい人には、いくらやウニ、ネギトロや甘エビなどがこぼれ落ちるほど乗せられた「海宝こぼれ巻き」がおすすめです。

ウィングベイ小樽の2階には、地元の魚屋さんが手掛けた回転寿司店の「魚一心 小樽店」があります。入り口にはドアがなく開放的な店構えをしていて、店舗の入り口には暖簾や提灯が飾られています。魚一心小樽店は、ウィングベイ小樽の1階にも系列のお店がありますが、そちらは回転しないお寿司や料理を提供しているお店となりますので、間違えないように気をつけましょう。同じ魚屋さんが運営するどちらのお店も、ネタの鮮度や産地にこだわり抜かれ、いつお店を訪れても旬な北海道の幸をいただくことができます。

厳選された食材で握られた本まぐろの「大トロ」は、しっかりと脂が乗っていて肉厚。食べ応えはもちろんのこと、口の中に広がるトロの脂身は旨味が凝縮されています。他にも、シャリ3個分の長さがある「穴子」は、身の食べ応えもあることから1皿だけでもお腹を満たすボリューム感です。また、女性や小さなお子様に人気の食後のデザートでは、「イチゴパフェ」や「雪見だいふくぜんざい」など、甘くて美味しいスイーツばかり。さらに「魚一心 小樽店」では、毎月第3の土曜に「まぐろの解体ショー」が行われていますので、まぐろが好きな人は、解体ショーも楽しんでみましょう。

2018年に誕生した「うずしお 高島店」は、小樽駅からは3キロ離れた場所にあります。今年で3年目を迎えたこちらのお店は、地元では有名な「若鶏時代なると屋」の系列店であることから、店舗の看板には「なると屋」の象徴でもある可愛らしい鳥のイラストが描かれています。そして、お店は黒塗りの建物が特徴で横に長いです。店内には回転レールの前に備え付けられたおひとり様席と、ご家族での来店にぴったりなボックス席を用意。お値段も回転寿司店ならではのお手頃価格のため、お財布にも優しいお店です。

「うずしお 高島店」では、回転レーンにお寿司が書かれた紙が乗っていて、注文してからお寿司が握られます。1つずつ丁寧に握られるお寿司は、北海道らしい旬なネタを使った「ぼたんえび」と「ずわいがに」、寿司屋の定番「本まぐろ」、肉厚で長さのある「穴子」やレモンを絞っていただく「えんがわ」など、新鮮なネタを使ったお寿司の種類は豊富です。また、季節ごとに限定のお寿司も用意され、その中には「浜茹でしゃこ」や「活ほたて」も。その他にも、「ほっきサラダ」や「サーモン親子」などの珍しい軍艦巻きは、うずしお高島店ならではのおすすめメニューです。

小樽駅から1キロほどの場所には、産地直送の魚介類を使ったお寿司が味わえる「とっぴー 小樽運河通店」があります。 とっぴーは、仕入れる食材を新鮮なものだけにこだわり、その食材の美味しさを最大限に引き出す職人の腕前はお店の魅力です。また、周辺にある回転寿司の中でもネタのボリューム感は地元でも評判。小樽近郊の魚介類を思う存分味わいたい人は、「とっぴー 小樽運河通店」はおすすめです。ちなみにお店の1階部分は駐車場となっていますので、車でアクセスしてみましょう。

お店で仕入れられた新鮮な魚介類は、定番のまぐろや海老、イカや白身魚などの握りメニューはもちろんのこと、いくらやウニ、さらにはたち白子といった軍艦巻きなど、1つ1つのお寿司はどれも美味しいです。そして、とっぴーでは魚介類がこぼれ落ちるほど盛り付けられた「こぼれシリーズ」が大人気。他にも、小さな木製の船に乗せられて運ばれてくる「特大のぼたんえび」や、蟹の身と旨味が凝縮された「茶碗蒸し」は、お店を訪れた際に味わってもらいたいおすすめメニューです。女性やお子様には食後のデザートもおすすめとなっていますので、合わせて注文してみましょう。

「浅草橋ビアホール」は、大正時代の建物を再利用しているレストラン。建物は小樽市指定歴史的建造物にも指定され、そのレトロな雰囲気は、観光客に人気があります。店内へ入ると、テーブル席やカウンター席以外に掘りごたつ席も用意され、外国の人達が気軽にお店を利用することができるように、メニューは英語表記。誰もがゆっくりと食事を楽しむことができるように、無料のWi-Fiも整備されています。毎日たくさんの人達が訪れる「浅草橋ビアホール」は、ランチ限定でお寿司が食べ放題です。

ランチバイキングでは、地元の海の幸や山の幸をお腹いっぱいになるまで味わうことができます。内容は、甘エビやサーモン、しゃこにとびっこのお寿司、それに加えて1品料理やデザートなど100品以上。お値段は1980円で、3歳以下が無料となっていますので、小さなお子様のいるファミリーにもおすすめです。浅草橋ビアホールのバイキングは、海鮮焼きがセットになったメニューと、海鮮焼きにさらにずわいがにがセットになったバイキングメニューも用意されていますので、お好きなコースを選択してみましょう。

小樽駅から徒歩8分の「握 群来膳」は、ミシュランの二つ星を獲得したお寿司屋さん。店構えはお寿司屋さんに見えないガラス張りで、いつも客席は満席になるほどの人気ぶりです。あまりにお店が有名であることもあって、来店時には予約が必須となります。そして、客席の目の前に設置されたネタ箱には、数日間寝かされた旨味の凝縮した魚が。熟成させて旨味を引き出した「群来膳」のネタの数々は、お店のこだわりです。店内には、個室席も整備されているため、ランチデートで利用してみましょう。

熟成させた美味しい寿司ネタは、握りや軍艦、1品料理とメニューのバリエーションも豊富。握り寿司は、ボタンエビと鮭、ウニとタラバガニといくらが各2貫ずつ付いた「北海づくし」がおすすめです。また他にも、旬な食材を仕入れてその日によっても内容が変化する「おまかせ握り」と、北海道の新鮮なネタをふんだんに乗せた「特選ちらし」は、限定30食の早い者勝ちメニューとなっています。「握 群来膳」は、地元で作られたガラス食器や上品な陶器のお皿にお寿司が盛り付けられているので、SNS映えする写真を撮影したい人にもおすすめです。

小樽で2本の指に入るほど有名な「みよ福」は、昭和37年にオープンした老舗のお寿司屋さん。お店は、カウンター席が8席と小上がり席が1卓のこじんまりとした造りで、客席と店主の距離が近いこともあって、訪れるお客さんは常連さんばかりです。お店のマスターは気さくな性格もあって、利益度外視の優しい料金設定は初めての人でも利用しやすい環境と言えるでしょう。またお店の混雑状況は電話で確認することもできますので、お昼時に来店しようと考えている人は、事前に電話で確認をしてください。

老舗のお寿司屋さんが握るお寿司は、創業当時から3種類のみ。「生」「上」「特」は、お寿司の内容が異なりますが、カニとほたてといくらはどのメニューにも含まれています。3つのメニューの中でもとくにおすすめなのが「特」で、アワビにしゃこ、ウニに甘エビ、本まぐろの大トロなどが合わせて10貫セットになって1900円と、他では決して味わえない破格の料金設定です。小樽でお得に美味しいお寿司をいただきたい人は、観光の合間に「みよ福」を訪れてみてください。

小樽運河の近くにお店を構える「寿司処旬」は、地元の人達に親しまれている人気のお寿司屋さん。お店は、マスターとの会話を楽しむ常連さん達で賑わいをみせ、畳の敷かれた小上がり席には家族連れの姿も見かけます。また、寿司処旬ではお店の名前にも付けられているように、いつも旬なネタを仕入れるのがこだわり。そのこだわりからも分かるように、熟練の技を使って、魚介類の旨味を最大限に引き出しています。美味しいお寿司を食べながら、マスターとの会話を楽しめるのも、このお店ならではのおすすめポイントです。

寿司処旬の人気メニューは、季節ごとにネタが変化する「旬にぎり」です。こちらのメニューは、1貫ずつ握ってお皿に盛り付けてくれるコース料理となっていますので、マスターおすすめのお寿司を味わいたい人は、旬にぎりを注文してみましょう。また他にも、ウニといくらと海老が3貫セットのお寿司や、大トロとアワビ、ボタンエビとかに、あなごやいくらなど、お店こだわりの贅沢なお寿司は、テイクアウトをすることができますので、ご家族へのお土産にお寿司を購入してみましょう。

小樽市稲穂にある「伊勢鮨」は、小樽駅のタルシェ1階にもお店を出店しています。お店は、椅子のない立ち食いスタイルで、電車を乗り換えるちょっとした時間に気軽に立ち寄ることも。その立ち寄りやすさから、観光客もたくさん訪れています。店内は、照明の明るさと木の温もりを感じる優しい空間が広がっていて、立ち食いスタイルながらじっくりとお寿司を堪能することができるでしょう。また、伊勢鮨本店を訪れる前にお試しとして、駅中店を訪れてみるのもおすすめです。

お店で食べられるお寿司は、全16貫の「おまかせ握り」がおすすめ。内容は、季節の旬な魚を仕入れて握ってくれるため、訪れるたびに違ったお寿司を味わうことができます。おまかせ握りは、素材の旨味を感じるためにも、何も付けずにそのまま食べるのがおすすめです。他にも、赤身と中トロと炙りを3貫ずつ盛り合わせた「まぐろづくし」は、マグロ好きにはたまらない逸品。ただし、お寿司のセットだけではなく、自分の好きなお寿司をおこのみで注文することもできますので、小樽駅をご利用の際にはふらっとお寿司を食べに訪れてみましょう。

小樽駅から徒歩8分の「宝すし」は、創業から40年を越える老舗のお寿司屋さん。先代からお店を引き継ぎ、2代目の夫婦が営む宝すしは、落ち着いてお寿司を食べてもらえるように照明の明るさが抑えられています。その心地よい明るさは、訪れる人達を和ませ、デートやお祝いごとなどの食事にもおすすめです。また、お店の雰囲気だけではなく、盛り付けるお皿にもこだわりが。高級感溢れる黒塗りのお皿は、新鮮なお寿司をさらに美味しく感じさせてくれるでしょう。

「宝すし」のお寿司は、注文したお寿司によって盛り付け方も異なり、自分のテーブルに運ばれるお寿司はSNSにも映える逸品ばかりです。お店のおすすめは、うにといくら、穴子やまぐろなど、北海道の新鮮な魚介類を盛り込んだ全14貫の「おまかせ握り」。あまりに豪華なネタを使ったお寿司は、宝すしならではのお寿司と言えるでしょう。お寿司以外にも、肉厚でぷりぷりの「ほたて」、あわびをお酒で蒸し焼きにした「蝦夷あわび焼き」は、お酒と一緒に美味しい海鮮料理を食べたい人におすすめです。

小樽駅からすぐの「すし処 浜谷」は、ひのきを使った心地良い空間が広がるお寿司屋さん。客席はカウンター席8席と、お店の奥に小上がり席12席が用意され、小さいお店ながら落ち着いた優しい雰囲気に包まれています。お店のこだわりは、北海道近海で水揚げされた魚介類を毎日市場から調達すること。そのこだわりもあって、客席前に設けられたネタ箱の中には、季節を感じる旬な魚が並べられています。他にも、お米は北海道で作られた「ほしのゆめ」を使用し、細部にいたるこだわりはこのお店のおすすめポイントです。

すし処浜谷のお寿司は、9貫盛りの「上握り」と、10貫盛りの「特上握り」が定番の人気メニュー。握りの盛り合わせは、季節によって内容が少し変化するため、訪れた時期の美味しいお寿司をいただくことができるでしょう。また、「本日のおまかせ」というメニューも用意されていますが、こちらのメニューは料金が「時価」となっていますので、お値段が気になる人は事前にお店に確認してみてください。お寿司以外にも、「特上ちらし」や「鮭いくら丼」、「茶碗蒸し」や旬の魚介類を使った「天ぷら」などもおすすめです。

小樽駅から10分ほどのお寿司屋通りには、地元の人達から長年親しまれている「おたる政寿司 本店」があります。お店は1階から4階まで客席が用意され、1階にはカウンター席を。2階から4階のフロアにはテーブル席や個室席まで揃っているので、利用シーンに合わせて席を選ぶこともできます。ただし、職人さんが握る姿を目の前で見たい人は、1階のカウンター席を選びましょう。また、どの客席も落ちついた雰囲気の空間が広がっていることもあって、お店で仕入れた活きの良いネタのお寿司をゆっくりと味わうことができます。

職人さんが自ら市場で買い付けた新鮮なネタは、お寿司やお刺身、天ぷらや焼き物など、バリエーション豊富な料理へと変わります。その料理の中でも大人気のメニューは、12貫のお寿司「匠」。内容は、口の中で溶けるほど柔らかな「トロ」や北海道ならではのネタ「ぼたんえび」、さらに「ほたて」に「ホッキ貝」など、季節の旬な魚介類を使ったお店イチオシのメニューです。また、カウンター席限定の「三代目おまかせコース」は、料理の内容が来店時のお楽しみとなっていますので、新鮮で美味しい料理をいただくためにカウンター席を予約しましょう。

小樽運河へと向かう途中には、蔵のような店構えのお寿司屋さん「魚真」があります。地元では安くて美味しいと有名な魚真は、休日平日限らず行列ができるほどの人気ぶり。度々テレビで取り上げられることもあって、著名人もお忍びでお店を訪れています。長い行列ができてしまうランチ時には待ち時間も長くなってしまうため、人混みなどが苦手な人は混雑時を避けて訪れましょう。また、「魚真」は小樽駅からも3分とアクセスしやすいので、観光客にもおすすめです。

小樽の近海で水揚げされた新鮮な魚介類を使ったお寿司は、握りと丼物とちらしの3本立て。定番人気の「マグロの握り」は、お肉のように真っ赤で見ただけでも鮮度の良さが分かります。握りのメニューは、「上握り」と「特上握り」、「小樽握り」と「魚真握り」の4種類。どの握りにも土瓶蒸しがサービスでセットになっていますので、自分の好きなネタが盛り合わされたメニューを選びましょう。ちなみに魚真では、お寿司以外の焼き物メニューとちらし寿司も好評です。

小樽市花園には、江戸前寿司の技術を先代から受け継いだ「幸寿司」があります。現在は、先代から受け継いだ2代目の店主と3代目の息子さんがお店を運営。親子で営むお店らしいアットホームな雰囲気が店内に広がっています。落ち着いた雰囲気に包まれた幸寿司では、「お客様に提供する料理は全て美味しいものでなくてはいけない」というのが創業当時からのこだわり。そのこだわりもあって、お寿司のお供でもある「ガリ」や「醤油」は、お店オリジナルの自家製となっています。

1つ1つにこだわり抜かれた幸寿司のお寿司は、うっすらとしたピンク色が特徴の「トロ」をはじめ、サーモンやエビ、いくらやうになど、季節の旬なネタが常に仕入れられています。どのお寿司を味わってもハズレはありませんが、とくに人気のメニューは「幸握り」。トロやエビなどの定番お寿司の他に、あわびやヒラメの握りが全部で10貫セットになり、鮮度抜群の美味しいお寿司をじっくり味わうことができるでしょう。また、北海道ならではのお寿司を食べたい人には、「しゃこの握り」と「タラバガニの握り」もおすすめです。

小樽でおすすめのお寿司屋さんを15店に厳選してご紹介していきました。今回選び抜いたお店は、近海で水揚げされた新鮮な魚介類を使ったお寿司を味わうことができ、どのお店もいつもたくさんの人達で賑わいをみせています。これから初めて小樽近辺を訪れる人達は、お店の特徴やおすすめメニューを参考に、ここでしか味わえない絶品のお寿司を堪能してみましょう。なお、記載内容は公開時点での情報です。お出かけの際は事前確認をお勧めしています。