イランのマスジェデ・ナスィーロル・モスク観光で感動!万華鏡のような世界!
15019views- 住所:
- Esfahan, Iran
- アクセス:
- 日本からドーハ経由でテヘランまで飛行機で約20時間半、テヘランからイスファハーンまでバスで約6時間
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「世界中の美しさの半分が、このイスファハーンに集まっている」当時を生きたヨーロッパ人にそう言わしめたきらびやかな都市、イスファハーン。砂漠の国に花開いた魅惑の街は、今も訪れる人々を幻惑させるほどに妖しく美しくたたずんでいます。
紀元前のアケメネス朝の時代までさかのぼることのできる、由緒正しい街イスファハーン。16世紀にはサファビー朝の首都に定められ、さらなる栄華と発展を極めました。その繁栄ぶりは、当時のヨーロッパ人に「イスファハーンは世界の半分」と言わしめたほどでした。
大河ザーヤンデ・ルードの恵みで周辺に肥沃な農耕地を持つことができたことで発展。街はイスラム建築の宝庫で、歴史的・文化的にも大変貴重となっていて、街並みの美しさは「イランの真珠」とたたえられるほど。
街のあちらこちらで見られるイスラム建築の涼やかな壮麗さ、緻密さは、見ているだけで幻惑されたような気分になってしまうことでしょう。
イスファハーンの象徴であるイマーム広場は、周囲をさまざまなモスクや回廊型のアーケードに取り囲まれた、南北513m、東西156mの空間。王の謁見式場や市民のバザール会場など、さまざまな催しに利用され、イスファハーンの中心地となっています。
広場南にあるイマーム・モスク、別名「王のモスク」は、サファビー朝5代皇帝アッバース1世の時代に建造されたものです。
外観も内部も、ため息が出そうなくらい美しく夢幻な装飾で覆われていて、イラン建築の最高峰と言われるほど。
見つめていると、何か胸が騒ぐような、陶然と吸い込まれてしまうような…。不思議な気持ちでいっぱいになることでしょう。
イマーム広場西には、アーリー・カープー宮殿があります。宮殿の本体は破壊されてしまっていますが、門にあたる部分が現存。突き出したバルコニー部分が、王の立った場所です。広場が一望できて、王の特等席にふさわしいと言えます。
広場東にあるのが、シェイフ・ロトフォッラー・モスク。王族専用の礼拝場所だったものです。
こちらも、内部にはこの世のものとは思えないほど緻密な世界が広がっています。平面に描かれる装飾だけでも圧倒されるのに、立体表現まで加えられてしまうと、もう言葉を失ってしまうほどですね。
国土の大半が砂漠であるイランには大きな川がほとんどありませんが、標高1590mの高原にあって比較的雨の多いイスファハーンには、ザーヤンデ・ルード川というイラン最大の内陸河川が流れています。この川にかかる橋は長大で見事なものが多く、こちらのハージュ橋もそのひとつ。
イスファハーンにある橋にも言えることですが、橋の下はこのように日差しを遮る空間となっていて、市民が思い思いにくつろげるスペースが!
橋の歩行者が歩く部分には、こんなふうに望楼も張り出していて、単なる「交通のため」ではなく憩いの場所としての機能も果たしているのが見て取れますね。
イスファハーンはまた、伝統工芸の中心地でもあります。特にペルシャじゅうたんの産地としてよく知られており、美しく良質なペルシャじゅうたんが並ぶ様は、イスラム建築に見事に調和。「世界三大織物」のひとつを、じっくり堪能してくださいね。
「世界の半分」と言われたイスファハーンですが、その美しさは「世界の半分以上」が集まっているとしか思えないほど。まさに楽園というにふさわしいこのきらびやかな街に、ぜひ一度は訪れてみてくださいね。
北海道在住の旅行大好きな30代女子です。
旅行では主に世界遺産や絶景スポット巡りをしています(*^_^*)
もちろん、ご当地グルメもはずせないポイントのひとつ♪
その中でもわたしのおススメなトコをアップしていきます☆
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