- 開催場所:
- 青森県青森市
- 開催期間:
- 8月2日~7日
- 電話番号:
- 017-723-7211(青森観光コンベンション協会)
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東北地方で行われる祭りといえばねぶた祭ですよね!迫力満点のねぶたが街を練り歩く姿、メディアなどで目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。そんな大人気のねぶた、青森県で行われるねぶた祭は地域によって違いがあるんです。今回は青森市、弘前市、五所川原市のねぶた祭についてご紹介します!
まずご紹介するのは、言わずと知れた青森市の「青森ねぶた祭」です!
毎年8月2日~7日の間に行われ、日本のみならず世界からも観光客が訪れるねぶた祭。
毎年300万人もの人が集まると言われています。
ねぶたは、最大で高さ5m、横9m、奥行き7mと規定が決められています。
重さはなんと4トンにもなるそうです!
1000個ほどの電球が取り付けられ、お囃子とともに夜の街を練り歩くのです。
間近で見るとすごい迫力なんですよ!
ねぶた祭では、「ラッセラー」の掛け声とともにハネトたちが跳ね回ります。
ハネトは誰でも参加可能なので、ぜひ一緒に楽しみましょう!
参加するために必要な衣装は市内各地で販売・レンタルされています。
草履で跳ねるのは慣れないと大変かもしれませんが、足の痛みもねぶた祭の醍醐味ですよ。
圧巻なのは、最終日に行われる海上運行です。
その年に賞をとった6台のねぶたが花火とともに海の上を進む姿はなんとも幻想的。
北国の夏を彩ったねぶた祭は、冷めやらぬ熱気とともにフィナーレを迎えるのです。
青森市から南西約50kmの距離に位置する城下町、弘前市。弘前で行われるのは「弘前ねぷたまつり」です!
実際に比べてみると、青森のものとはずいぶんと趣が違うことに気付くはず。
もちろん人形型のねぷたもありますが、弘前ねぷたといえば勇ましい武者絵が描かれた扇型のねぷたが有名なんです。
扇型ねぷたの正面に描かれた絵は「鏡絵」と呼ばれ、水滸伝や三国志などの勇壮な武将の姿を見ることができます。
一方で、裏面の「見送り絵」には可憐な美人画が描かれているんです。
弘前ねぷたを見るときには、これらの艶やかな絵を見るのも楽しみのひとつ。
運行見物の際には、趣向をこらした数々のねぷた絵に注目してみてくださいね。
「ラッセラー」と叫びながら激しく跳ねる青森ねぶたとは違い、こちらは「ヤーヤドー」の掛け声とともにゆっくりと街を運行します。
毎年約80台ものねぷたが登場するのですが、この数は県内最多。
次々に現れるねぷたをぜひお楽しみください。
青森市から西へ約40kmの距離にある五所川原市。
五所川原のねぶたは「立佞武多」と呼ばれ、その名の通り立ち上がった大迫力の姿が特徴なんです。
ご覧ください、この姿!最大で20m以上の高さを誇るねぶたが出陣する様子は圧巻の一言。
天をつらぬく巨大なねぶたが街を練り歩きます。
運行するねぶたは約15台で、掛け声は「ヤッテマレ!」。同じ青森県で行われるねぶたでも、掛け声は地域によってそれぞれなんですね。
周囲が暗くなり照明が灯ると、ねぶたはより神々しさを増します。
実はこの立佞武多、電気の普及により街に電線がはられたことや火災が原因で一時は姿を消していました。市民の手により、約80年の時を経て1998年に巨大ねぶたが復活したのです。
五所川原市民の熱意とともに蘇った立佞武多、そのエネルギーをぜひ実際に体感してください。
ひとくちに「ねぶた祭」と言っても地域によって個性は様々、それぞれ異なる魅力があります。
東北の夏が熱気に包まれる祭期間中、各地に足を運んで違いを楽しんでみてはいかがでしょうか。
北海道在住の旅行大好きな30代女子です。
旅行では主に世界遺産や絶景スポット巡りをしています(*^_^*)
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