- 住所:
- RN1 Imerintsiatosika
- 営業時間:
- 9:00~17:00
- アクセス:
- アンタナナリボから車で30分~1時間(混雑状態による)
- 電話番号:
- +261 20 22 234 36
- 料金:
- 2人までだと1人25,000アリアリ、3人以上だと20,000アリアリ。ガイドへのチップは別料金。
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インド洋に浮かぶマダガスカルにはバオバブの並木道や世界遺産ツィンギーなどなど、たくさんの見どころがあります。ですが、首都アンタナナリボにも素敵な見どころがあるんです。その名はレミュールパーク。マダガスカルでしか見ることが出来ないキツネザルが放し飼いにされていて、とっても近くでキュートな彼らに会うことが出来るんですよ!
キツネザルはマダガスカルに生息する固有種(一部は同じくインド洋の島コモロにも生息)。体調は30センチ程と小型のものから、1メートルを超えるものまで様々です。
名は体を表すと言いますが、キツネザルについても言い得て妙。その顔はキツネなのかサルなのか…でも中にはとってもかわいいのもいるんですよ!生物学的には「原猿類」に分類され、私たち人間やゴリラのような「真猿類」とは区別されています。要は進化する前のサルであって、遠い祖先なんだとか。
マダガスカルはもともとゴンドワナ大陸という超大陸の一部を構成しており、1億6500万年前の大陸移動の結果、大陸から分離して現在に至ると考えられています。そのため独自の進化を遂げたものが多く、キツネザルもその一つです。
キツネザルの中でも比較的よく知られている種類の一つがこのベローシファカ。以前、テレビのCMでも使われていたそうですが、シファカは地上を移動する際にピョンピョンと飛び跳ねるんです。マダガスカルではベレンティやキリンディ自然保護区などで見ることが出来ますが、もちろんレミュールパークにも彼らはいます。運が良ければ下の動画のような姿も見ることが出来るかも?
出典:youtube
レミュールパークは首都アンタナナリボ郊外にあり、中心部からだと車で30分~1時間程度。アンタナナリボは渋滞が多く、混雑具合によって時間は変わってきますので、あくまで目安程度に。なお、ローカルなバス「タクシーブルース」でも行くことができます。ガイド代込みの入場料は、2人までだと1人25,000アリアリ、3人以上だと20,000アリアリと少し安くなります。
このレミュールパークには、私営の施設でありながら代表的なキツネザルが9種類います。中には夜行性のものもいるので、日中訪れてもスヤスヤ寝ているところを見れるだけというものも。
レミュールパークの特長は、なんと言ってもキツネザルが放し飼いにされていることです。動物園のように檻の中にいるわけではないので、より自然に近い状態で、しかも間近にキツネザルを見ることが出来ます。
それではここからは筆者が訪れた際に、実際に撮影した写真を載せていきます。ぜひレミュールパークを訪れた気分を味わってみて下さい笑
こちらはタケキツネザル。その名の通り竹林に住んでいます。小さくてとってもかわいい!
こちらはシファカ、しかも横っ飛びの瞬間!ガイドさんによっては、追いかけまわして無理やり横っ飛びさせてくれるそうですが、かわいそうなのでやめておきました…写真は自ら飛んでくれたものです。
これも馴染みがあるのではないでしょうか?尻尾に輪のような柄があり、とてもかわいいワオキツネザル。ですが、見た目とは逆に少し荒っぽい性格なようで、あまり近づかないようにとガイドさんに言われました、残念。
マフラーを巻いているかのような出で立ちのこちらは、名前もそのままシロクロエリマキキツネザル。日本語名はとても分かりやすいものが多いですね。この時は木に吹き付けてある塩を舐めていたそうです。
レミュールパークにはマダガスカルホシガメという、甲羅に放射状の模様があるリクガメもいます。もちろんマダガスカル固有種で、世界で最も美しいリクガメと呼ばれているとか。
他にも色々と見ることができ、9種類中、8種類のキツネザルを見ることが出来ました。レミュールパークの前にキリンディという自然保護区を訪れていたのですが、こちらのガイドの丁寧な説明もあって、改めてここに来ておいて良かったなというのが正直な感想です。
アンタナナリボ郊外にあるレミュールパーク、いかがでしたか?マダガスカルは日本から遠く離れているので、ただでさえ訪れるのが難しい場所にあり、中でもベレンティやキリンディなど、野生のキツネザルを見ることが出来るスポットはアンタナナリボからも遠く離れています。また自然相手のため、訪れたからと言って必ずしもたくさんのキツネザルを見ることが出来るとは限りません。ですがレミュールパークでしたらアンタナナリボから近く、自然に近い姿を見ることが出来ます。アンタナナリボに行く機会があったらぜひレミュールパークを訪れてみて下さいね♪
2014年7月より、元教師の妻と世界一周の旅を始め、2016年3月に無事、帰国した33歳の元会計士。1年8カ月かけ48カ国を回る中で出会った絶景やオススメのグルメ情報など、旅に関する情報を発信していきます。
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