マダガスカルの首都アンタナナリボでフレンチを!おすすめレストラン3選

9,690

views

0

横っ飛びするキツネザルのシファカや、幻想的な古代樹バオバブで知られるマダガスカルは、実は食も豊富。旧宗主国のフランスの影響で、町中にはたくさんのフレンチレストランが並び、ローカルな食事でも他のアフリカ諸国とは違って一手間かけられていたりします。今回は、首都アンタナナリボからオススメのフレンチレストランを3つ、ご紹介します!

1.ロッシーニ

1軒目は、アンタナナリボのオシャレ地区イソラカにあるロッシーニ。この辺りには各国のレストランの他、ブティックやホテルなどが集まっています。

まずは、地ビールTHREE HORSES BEERとモヒートを注文。付きだしでゼブ牛のミニ串焼きが付いてきます。

こちらはゼブ牛のステーキ。何種類かソースがあり、ワインソースをチョイス。お肉がやわらかくて美味しい♪

白身魚のバニラソース。マダガスカルではバニラの生産が盛んで、日本に輸入されているものも多いんだそう。バニラというと、ソフトクリームぐらいしかイメージにありませんでしたが、これが意外に淡白な白身魚に合うんです。

ロッシーニ(La Rossini)
住所:
Lot 1B 78 - Isoraka, 101 Tananarive, Antananarivo
アクセス:
アンタナナリボ・イヴァト国際空港から車で45分
電話番号:
+261 340501588
料金:
白身魚のバニラソースAR21,500など

2.クデタ

2軒目は、Le Rossiniと同じくイソラカ地区にあるこちらのお店。純粋なフレンチレストランというより、ダイニングバーというような感じです。

地元の人なのか、あるいは観光客なのか。とっても人気があって、混みあっていることが多いお店でもあります。

まずはワイン!フルボトルだと2500円~と、料理に比べると少し高いかな?という印象。それでも、フランスや日本と比べたら大分安いんですけどね。

サラダと前菜のカルパッチョ。アンタナナリボでは、意外にもカルパッチョで食べることができるほど新鮮な魚が手に入るんです!暑い国で交通網も発達していないのに、どうやってるんでしょう…。

メインはゼブ牛のステーキ。ステーキがフレンチと言えるかは「?」ですが、ソースに凝っているのがほとんどなので、まあマダガスカル版フレンチといったところでしょうか笑
またゼブは全体的に少し噛み応えがあるイメージですが、こちらのお肉は比較的やわらかいことが多かったです。

こちらはスイーツも美味しい。フルーツをたっぷり使ったタルトや、名産のチョコレートを使ったケーキなどがあり、意外に上品な味付けで、ここがマダガスカルということを忘れてしまいます。

クデタ(KUDeTA)
住所:
Isoraka, ANOSY, 101 Tananarive, Antananarivo
アクセス:
アンタナナリボ・イヴァト国際空港から車で45分
電話番号:
+261 202261140
営業時間:
月~日10:00~翌5:00
料金:
ゼブのフィレ肉AR17,700など

3.サカマンガ

同名のホテルに併設されている、アンタナナリボで人気のレストラン。タイミングによっては満席で、予約なしだと入れないこともあります。小さなプールもあり、プールサイドで食事をとっている人もいます。

まずはサングリアから。ヨーロッパではよく見かけるサングリアにマダガスカルで出会えるとは…。フルーツの甘さ&酸味がベースのワインに合い、とっても爽やか!暑いマダガスカルではオススメのカクテルです。

こちらは前菜のフォアグラとリンゴのタルト。普段食べ慣れていないフレンチに四苦八苦。リンゴの酸味にフォアグラのクリーミーな味わいが絶妙にマッチ!

ゼブ牛のタルタル。こちらもフランスでよく見る一品。しかし、牛も生で食べられるほどに鮮度がいいんですね!卵のクリーミーさとフレッシュな牛肉の濃厚な味わいが印象的。ソースを変えてみたり、様々な薬味を加えたりして味を変えられるのもいいですね。

メインは白身魚のフィレ。盛り付けもオシャレで、彩りも鮮やかです。

こちらのオススメスイーツはワッフル、ということでアイスクリームを添えたものをチョイス。しかもこれ、結構大きいんです。他にチョコレートフォンデュもオススメだそうです。

サカマンガ(La Sakamanga)
住所:
Rue Andrianary Ratianarivo Ampasamadinika
アクセス:
アンタナナリボ・イヴァト国際空港から車で40分
電話番号:
+261 202235809
料金:
マグロのタルタルAR15,000など

最後に

アンタナナリボのフレンチレストラン、いかがだったでしょうか?純粋なフレンチというよりはマダガスカル流にアレンジされたものが多いかもしれませんが、それでも一人1000~2000円程度でフレンチを食べることができるのは驚きです。観光の合間に格安フレンチに舌鼓を打つのもいいかもしれませんね。
なお、アンタナナリボは治安に難がある場所も多いので、暗くなってからの移動はタクシーなどをオススメします。

石塚皓

2014年7月より、元教師の妻と世界一周の旅を始め、2016年3月に無事、帰国した33歳の元会計士。1年8カ月かけ48カ国を回る中で出会った絶景やオススメのグルメ情報など、旅に関する情報を発信していきます。

この記事を読んだあなたにオススメの記事
  • マダガスカルで絶対行くべき観光スポット10選

    インド洋に浮かぶ絶海の孤島マダガスカル。いつかは訪れてみたいと思う方も多いのではないでしょうか?今回はそんなマダガスカルで訪れるべきスポット10選をお届けします!

  • アフリカ・マダガスカルで人気のお土産おすすめ3選

    インド洋に浮かぶアフリカの孤島マダガスカルには、古代樹バオバブ、世界遺産のツィンギー、固有種であるキツネザルなどなど 見どころがたくさん。一方でその独特の生態系をモチーフにしたものや、マダガスカルならではの素材を作ったものなど、個性的なお土産もあるのです。今回はマダガスカルのお土産情報をお届けします。

  • マダガスカル島で稀少動物に会える人気観光スポット保護区!...

    「最後の楽園」とも呼ばれ、未だ手つかずの大自然が残るマダガスカル島。島に生息する固有種は動物や植物共に、いまだに新種が発見されるほどの豊富さです。ぜひ島国の自然の神秘を感じてください!

  • マダガスカルの秘境!ツィンギ・ド・ベマラハ厳正自然保護区

    雨の浸食により数万年もかけて尖った石灰岩がある、666平方キロメートルもの面積を持つマダガスカルの「ツィンギ・ド・ベマラハ厳正自然保護区」。1990年、世界遺産に登録されました。高温で乾燥している針状の岩の上という過酷な環境で、懸命に生きる動植物の姿は一見の価値ありです!

  • マダガスカル・アンタナナリボでキツネザル園レミュール・パ...

    インド洋に浮かぶマダガスカルにはバオバブの並木道や世界遺産ツィンギーなどなど、たくさんの見どころがあります。ですが、首都アンタナナリボにも素敵な見どころがあるんです。その名はレミュールパーク。マダガスカルでしか見ることが出来ないキツネザルが放し飼いにされていて、とっても近くでキュートな彼らに会うことが出来るんですよ!

  • 【マダガスカル】フレンチ以外も!アンタナナリボおすすめレ...

    マダガスカルの食と言えば、意外に美味しいのがフレンチ。旧宗主国フランスの影響で、フレンチを格安で楽しむことができ、またその料理も高レベル。ですが、アンタナナリボは首都だけあって、フレンチだけではなく各国の料理が楽しめるんです。今回は、アンタナナリボのオススメレストラン(フレンチ以外)の情報をお届けします!

このエリアの新着記事
  • アフリカ・マダガスカルで人気のお土産おすすめ3選

    インド洋に浮かぶアフリカの孤島マダガスカルには、古代樹バオバブ、世界遺産のツィンギー、固有種であるキツネザルなどなど 見どころがたくさん。一方でその独特の生態系をモチーフにしたものや、マダガスカルならではの素材を作ったものなど、個性的なお土産もあるのです。今回はマダガスカルのお土産情報をお届けします。

  • マダガスカル・アンタナナリボでキツネザル園レミュール・パ...

    インド洋に浮かぶマダガスカルにはバオバブの並木道や世界遺産ツィンギーなどなど、たくさんの見どころがあります。ですが、首都アンタナナリボにも素敵な見どころがあるんです。その名はレミュールパーク。マダガスカルでしか見ることが出来ないキツネザルが放し飼いにされていて、とっても近くでキュートな彼らに会うことが出来るんですよ!

  • 【マダガスカル】フレンチ以外も!アンタナナリボおすすめレ...

    マダガスカルの食と言えば、意外に美味しいのがフレンチ。旧宗主国フランスの影響で、フレンチを格安で楽しむことができ、またその料理も高レベル。ですが、アンタナナリボは首都だけあって、フレンチだけではなく各国の料理が楽しめるんです。今回は、アンタナナリボのオススメレストラン(フレンチ以外)の情報をお届けします!

  • マダガスカルで絶対行くべき観光スポット10選

    インド洋に浮かぶ絶海の孤島マダガスカル。いつかは訪れてみたいと思う方も多いのではないでしょうか?今回はそんなマダガスカルで訪れるべきスポット10選をお届けします!

  • マダガスカル・モロンダバおすすめシーフードレストラン2選!...

    絶海の孤島に位置するマダガスカル。四方を海に囲まれたこの国では新鮮なシーフードを格安で味わうことが出来ます。バオバブで有名なモロンダバも例外ではなく、海岸を歩いていると獲れたての魚やエビを山のように積んだ船が漁から戻ってくるのをよく見かけます。今回はモロンダバの絶品シーフードレストランの情報をお届けします。

  • マダガスカルの秘境!ツィンギ・ド・ベマラハ厳正自然保護区

    雨の浸食により数万年もかけて尖った石灰岩がある、666平方キロメートルもの面積を持つマダガスカルの「ツィンギ・ド・ベマラハ厳正自然保護区」。1990年、世界遺産に登録されました。高温で乾燥している針状の岩の上という過酷な環境で、懸命に生きる動植物の姿は一見の価値ありです!

  • マダガスカル島で稀少動物に会える人気観光スポット保護区!...

    「最後の楽園」とも呼ばれ、未だ手つかずの大自然が残るマダガスカル島。島に生息する固有種は動物や植物共に、いまだに新種が発見されるほどの豊富さです。ぜひ島国の自然の神秘を感じてください!

今週の人気記事