フィンランド・ヘルシンキで北欧雑貨ショップに行こう!オシャレアイテムに会える店6選
88791views- 住所:
- Törnävänsaari, Seinäjoki Finland
- アクセス:
- ヘルシンキからセイナヨキ駅まで電車で約3時間。当日はセイナヨキ駅から会場まで臨時バス運行。
- スケジュール、チケット価格等はWebでご確認ください。
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いつまでも沈まない太陽、自然に囲まれた会場、雨に降られてもお構いなし。そんな北欧ならではの野外ロックフェスティバルを楽しんでみませんか?
Provinssiとは1979年から始まったフィンランドの中西部の街、セイナヨキで毎年6月に開催されている野外ロックコンサートです。夏の間、フィンランドではこのようにいくつかの大規模な野外コンサートが開催されますが、その幕を切って下ろすのがProvinssiなのです。
David Bowie, Red Hot Chili Peppers, Nightwish, Muse などフィンランド国内外を含め多くのアーティストが出演者名に名を連ねています。2007年にはMUCCという日本のバンドも出演したのだとか。
開催期間は年によって変わり、2014年は2日間で約26,000人、2015年は4日間で79,000人の来場があった人気の野外ロックフェスティバルです。
このProvinssi、通常はオープンエリアのところを会場にするので、エリアの周りにフェンスを置き、会場内にステージを設置するなど開催前から約1週間で準備します。
また当日には数百人の地元の学生ボランティア、約400人の地元のスポーツクラブメンバーにも支えられ、この野外ライブが運営されるのです。
次にProvinssiの楽しみ方を色々な角度でご紹介しましょう。
出典:youtube
フィンランドで一番人気のあるラッパー、Cheek。
興味のあるアーティストがいたら名前をクリックすればYoutubeで確認することができます。
ワールドワイドで活躍しているアーティストはもちろん、今まで知らなかったフィンランドで人気のアーティストを発掘するチャンス!
Provinssiの会場は、通常は市民の遊歩道になっている川沿いも含めた広いエリアに5つから6つのステージが設置されます。メインステージで大勢の観客と共にライブ感を味わうもよし、アーティストとの距離が近い小ぶりのステージで楽しむもよし、密着間の高い屋根付きステージで楽しむもよし、エリア内を歩きながら気に入った曲が聞こえてきたらそのステージに足を運ぶもよし。色々な楽しみ方ができるのです。
熱気あふれるステージ、本物の火が噴き出る演出もあり。それがProvinssiなのです。
野外ライブに来たからにはもちろんライブを楽しむのが一番の目的。それに加えてProvinssiでは別の楽しみ方もあります。
Provinssiは毎年6月に行われます。夏至を過ぎたばかりのこの時期、パフォーマンスは2時頃まであるのはそんなに暗くならないから。11時半頃まで日が沈まない長い北欧の夏の日を満喫できるのもここならではの体験です。
川沿いのエリアという特徴を活かして2015年にはターザン気分を体験できるアクティビティーもありました。これは少し勇気が要りそうですね。アクティビティーは年によって変わります。どんなものがあるかは来てからのお楽しみ。
Provinssiはいわばお祭り。こんなキャラクターがやってきたり、ひときわ目を引く仮装をして参加している人もちらほら。フィンランド人がシャイだというイメージはProvinssiに来てみたら覆されるかもしれません。
こちらはVIPチケット購入者用のスペース。会場近くの喧騒から離れ、川のせせらぎを聞きながらビールをいただくのもいいですね。
お昼過ぎに始まり、夜中まで長時間にわたる野外ライブ。時には腹ごしらえも必要です。毎年約20店舗の屋台が出ます。街でおなじみのレストランやカフェの名前を見かけることもありますが、この時だけのポップアップレストランも。多くは手軽に食べやすいハンバーガー、ソーセージ、ケバブなど。2015年はこのようにジャマイカ料理の隣にネパール料理と国際色豊かでした。
こちらはオープンカフェ。日が落ちると気温も下がってくるのでカフェでひと休みしながら暖を取ることもできます。
ちなみにアルコールも売られていますが、販売エリアには未成年者は入ることができないので予めご了承ください。
人口61,000人のセイナヨキの街に約80,000人の参加者が来たらどうするか?
もちろんホテルに泊まる人もいますが、数が限られているため参加者の多くはこのようにテント持参で参加します。ちなみにProvinssiはなぜか雨が降る年が多いのですが、そんなこともものともせず、心底ライブを楽しむ、これぞロックの神髄。
テントを持っていない人は近くの学校に泊まるプランもあります。このプランではマットレスや布団は貸し出されるそうですが、シーツ、布団カバー、枕カバーなどは持参する必要があります。
そして2016年に初めて導入されるのがこの可動式ホテル。フィンランド初導入とのこと。2人から4人まで宿泊でき、電源もUSB差込口も完備、鍵もしっかりかかります。これならシーツ類を持参する必要もなく、また雨が降っても安心して眠れそうですね。
いかがでしたか?
爽やかなフィンランドの夏にアツい野外ライブを楽しんでみませんか?
フィンランド中西部セイナヨキ在住。
アルヴァ・アールト設計の建築群に興味があり、地元でガイドをやっています。
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