中央アジアの国キルギスにそびえ立つ聖地スレイマン・トー。この山は何千年にも渡って聖なる山として崇められ、現在においても多くの中央アジアの人々が巡礼に訪れる場所です。今回は、キルギスで初めてユネスコの世界遺産に登録されたスレイマン・トーをご紹介します。
中央アジアに位置するキルギス。タジキスタン、カザフスタン、ウズベキスタン、そして中国と国境を接し、古代シルクロードのオアシスの道でもあったキルギスは、日本ではあまり馴染みがない国の一つかもしれません。
キルギスの誇るものと言えば「大自然」。高さ7,439mを誇る天山山脈や、琵琶湖の9倍もの広さを持つイシククル湖などが有名です。また馬に乗っている人も多く見かけ、彼らが遊牧民の末裔であることを感じさせられます。
そんなキルギスで初めてユネスコの世界文化遺産に登録されたのが、こちらのスレイマン・トー。これだけの大自然を誇る国にしては、自然遺産ではなく文化遺産だということは、ちょっとした驚きではないでしょうか?
スレイマン・トーは聖なる山とされ、地元の人々の崇拝の対象となっています。そもそもの歴史は石器時代にさかのぼり、線で描かれた絵画が刻まれた礼拝所などもあります。その後、中央アジアにイスラム教が伝播し、多くの人が改宗していきましたが、イスラム教徒にとってさえこの山は聖地とされています。中央アジアのイスラム教徒にとっては、この場所への巡礼は聖地メッカ巡礼と同じものと考えられているほど重要な場所だそう。
「スレイマン」とはイスラム教の聖典コーランに登場する預言者の一人で、この山にはスレイマンの墓とされる場所もあります。スレイマン・トーには各礼拝所やモスクをつなぐ道が整備されており、誰でも簡単に歩いて回ることが出来ます。
興味深いことに、イスラム教徒にとっても、そうでない人にとっても、この山は聖なる山であり続けています。数千年以上にわたり、信仰の対象であり続けたスレイマン・トーは、中央アジアで最も完全に原型を留めている聖山とされているとか。
頂上にはキルギスの国旗がはためいています。国旗に描かれているのはユルタといって、遊牧民のテントのような住居なんです。国旗のデザインまで、さすが大自然の国!といったところでしょうか。
眼下に広がるオシュの市街。オシュは首都ビシュケクに続く第2の都市ですが、あまり高い建物は見当たりません。
こちらは山の中腹に作られた博物館。この辺りで発掘された資料や歴史についての展示があります。
中央アジアの聖なる山スレイマン・トー、いかがでしたか?宗教を問わず、現代に至るまで多くの人を惹きつけるスレイマン・トーですが、現世的なご利益として不妊、頭痛、背中の痛みがなくなったり、長生きできるといったものもあるそうです。オシュを訪れたらぜひ、スレイマン・トーに登り、数千年の歴史に思いを馳せたり、ご利益をお願いしたりしてみて下さいね!
2014年7月より、元教師の妻と世界一周の旅を始め、2016年3月に無事、帰国した33歳の元会計士。1年8カ月かけ48カ国を回る中で出会った絶景やオススメのグルメ情報など、旅に関する情報を発信していきます。
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