- 住所:
- Şahinefendi/Turkey
- 入園無料。自由に見ることができます。
- カッパドキア発のブルーツアーで行くことができます。
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シャーヒンエフェンディ村に住むメフメットさんは、1963年頃から自分の畑でモザイクのかけらや柱などを見つけていました。しかし、博物館や県の偉い人に連絡しても何の反応もありませんでした。 2002年、探検家が近所の畑で遺跡の一部を発掘して事態は急変。ネヴシェヒル博物館による、保護のための発掘作業が始まりました。 ここでは、カッパドキア地方には珍しいモザイクが発見されています。
ユルギュップから23km離れたシャーヒンエフェンディ村に行くと、村の入口には“シャーヒンエフェンディ村へようこそ”と大きな看板がかかっています。看板の下を通ると、すぐに左へ入れる道があります。この突き当たりがソベソス古代遺跡です。
メフメットさんが最初に畑で遺跡の一部を見つけたのは、探検家が自分の畑を勝手に掘り返しているときでした。
実は、古代の本でローマ時代、ビザンチン時代のカッパドキアの都ソベソスがこの辺りにあったと書かれていたものの、見つかっていなかったのです。
予算不足のためか発掘作業は進んでおらず、2年に一度、3カ月間だけしか行われていないそうです。
発掘途中のような状態を、いつでも自由に見ることができます。
早く作業を進めてほしいものですが、作業が順調に行われていれば見学はさせてもらえなかったかもしれません。
発掘現場の向こうの小屋には管理人さんのような人がいて、私たちが行くと、ロープは引っぱらないように、とだけ言いに来ました。
遺跡に入ってすぐにあるのがローマ風呂跡です。
床暖房システムになっています。床には大理石が使われました。
浴室下のボイラー、洗い場、涼み部屋、温部屋、浴槽、脱衣場などが見つかっています。
風呂の入口にはサンダルのモザイク画があります。
たくさんのモザイク画が見つかった場所は、ローマ時代の約400㎡の大きさの会議室だったといわれています。
会議室は4世紀中頃から5世紀前半に造られました。
現在モザイク画は屋根で保護されています。
ビザンチン時代は、この上に柱を立てチャペルが建設されました。
見つかったコインから6世紀中頃のものだと言われています。
会議室の周りからはビザンチン時代の墓が100基ほど見つかりました。
遺跡の説明が書かれていますが、トルコ語、英語の他になんと日本語も。
ただ、”る”の文字が□に\線を入れたものになっています。
いかがでしたか?
なぜ栄えていたソベソスは滅びてしまったのでしょう。
カッパドキアにはまだまだ土に埋もれたままの遺跡が残っているはずです。
今も宝を探す探検家が、カッパドキアのどこかで発掘作業をしているかもしれません。
トルコのカッパドキアで7人の子供たちと生活しています。
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