約4000坪もの広大な敷地内に、江戸時代から明治時代の伊勢路の建築物が移築・再現されているおかげ横丁。伊勢神宮内宮へ向かう門前町の中ほどにあり、お伊勢さんの「おかげ」という感謝の気持ちを持つという意味があり、平成5年にオープンしました。
54店舗もの飲食店やお土産屋が軒を連ねています。有名なのは、赤福本店でいただく伊勢名物の「赤福」です。本店ではできたての赤福もちをお茶と一緒にいただくことができます。赤福はおみやげとしても人気があります。おもちが2個入った赤福ぜんざいは、本店とは別店舗でいただけます。
また伊勢のソウルフードとして有名なのが、「ふくすけの伊勢うどん」です。濃い色のタレで味も濃いのかと思いきや、あっさりした味です。コシのあるうどんが普通になっていますが、伊勢うどんはやわらかい食感で優しいお味です。
伊勢のお土産として赤福に負けず劣らず歴史があり人気なのが、しぐれ煮の名店「貝新」。江戸時代創業の老舗有名店です。桑名の名産のはまぐりなどを秘伝の煮汁で炊き上げられています。おかげ横丁にある「貝新 水谷新九郎」では、その場で食べられるものとおみやげとして様々なしぐれ煮が販売されています。店先からたまり醤油の香ばしいいい香りがして食欲をそそります。
また伊勢路の伝統文化を体験できる体験講座もたくさん行われています。通年行われているもの、例えば招き猫の絵付けやキャンドル作りなどと、四季ごとに行われる季節を楽しむ体験、例えばこいのぼりを作る、七夕飾りを作る、もちをつくなど、とても楽しいイベントが行われているので、観光に訪れたら是非参加しておきたいですね。