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- 日本からキルギスへの直行便はなく、ロシアやウズベキスタン、韓国などを経由するのが一般的。
中央アジアに位置するシルクロードの国キルギス。2014年には「シルクロード:長安-天山回廊の交易路網」として世界遺産にも登録されている自然の美しい国ですが、キルギスの気候はどういったものなのでしょうか?今回は気温やベストシーズンなど、キルギスの基本情報をお届けします。
中国、カザフスタン、ウズベキスタンなどと国境を接するキルギス。海を持たないキルギスは典型的な大陸性気候であり、その特徴としては寒暖の差が激しいことが挙げられます。夏と冬、また一日のうちでも昼と夜では気温が大きく変わります。
日本と同じく北半球に位置するため、大まかに言えば7~8月が夏場になります。この時期、最高気温は30℃を超える一方、12~2月にかけては冬となり、氷点下になることも多くあります。またキルギスは全体的に高地に位置しており、特に標高の高い地域では最低気温が-20℃になることもあります。
キルギスは年間の降水量が少ない国であり、明確な雨季や乾季といったものはありません。3~5月にかけては比較的雨が降る時期ですが、それでも月平均の降雨日数は8日程度。従ってキルギスを訪れるうえで雨についてはそれほど気にする必要はないでしょう。
筆者は2015年2~3月にかけて、キルギスに計1か月ほど滞在しましたが、雨に降られたのはわずか数日。到着当日に豪雨に遭ったのには驚きましたが、それ以降は天候に悩まされることはほとんどありませんでした。
先述の通り、キルギスの降水量は年間を通じて少なく、また台風などが発生することもありません。自然災害としては、むしろ地震によるものが考えられます。2008年及び2011年には比較的大きな地震が発生しており、それぞれ死者も発生しています。
高低差が激しいキルギスでの適した服装を説明することは難しいですが、首都ビシュケクで言うと、気温が30度程度になる6~9月は日中、半袖で十分。しかしながら夜は10~15℃程度まで気温が下がるため、長袖の上着を持って行った方がいいでしょう。
冬になる12~3月は日中でも0~10℃、夜には氷点下10℃近くになることもあります。この時期にキルギスを訪れる場合はダウンジャケットや厚手のコートなど、十分な寒さ対策が必要です。
キルギス観光のベストシーズンは、気温が上がる春から夏にかけての4~9月です。特に6~7月にかけては高山植物が咲き始め、自然の美しいキルギスの中でも、きわだった景観を楽しむことが出来る季節です。また8~9月の夏真っ盛りの時期についても、30℃を超える気温ながらも乾燥しているため、過ごしやすい時期です。
この時期には、天山山脈の北に位置するイシククル湖で泳ぐこともできます。旧ソ連圏の国々からたくさんの観光客が訪れ、冬の間は閑散とする湖畔の町チョルポン・アタも一気に活気をおびてきます。
ところで、冬の寒さが厳しいキルギスで12~2月にかけての冬場は一般的にいいシーズンとはされていません。筆者はこの時期に滞在しましたが、雪化粧を施した山々はとても美しく、またカラコルなど山岳地域ではスキー場も楽しむことが出来ます。あまり知られていませんが、意外なことに冬は冬で楽しむことが出来る、というのが筆者の感想です。
キルギスの基本情報として気候に関する情報をお届けしました。日本ではなかなか情報が少ないキルギスであり、筆者も訪れて初めて知ったことがたくさんありました。世界的に有名な観光名所こそありませんが、自然の美しさや人々の優しさはとても印象的で、もう一度訪れたい国の一つです。ただし、やりたいことによって訪れる時期が大きく変わってくるので、キルギス旅行の前には十分に時期を検討してみて下さいね。
2014年7月より、元教師の妻と世界一周の旅を始め、2016年3月に無事、帰国した33歳の元会計士。1年8カ月かけ48カ国を回る中で出会った絶景やオススメのグルメ情報など、旅に関する情報を発信していきます。
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